ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

FREAKS OF THE LEGEND/V.A

 
 前回,引っ越しも終わり,パソコンも無事復旧と書いたのですが・・・1テラのハードディスクに何とか移行させようといろいろと弄っているうちに,パーティションワークスの操作ミス(だと思うですが・・・)でCドライブのデータをすっ飛ばしてしまいまして,えぇ,月曜日は久しぶりにまったりと自転車に乗ろうと思っていたのに,朝からまたもや復旧作業になってしましましたです。
 とりあえず1からインストールできるOSがVISTAしかないので,とりあえずVISTAを1テラのハードディスクにインストールして,パーティションワークスで何とか120ギガのハードディスクのCドライブを復旧できないかとパーティションワークスをインストールしようとしたのですが,なんとシリアルナンバーがない。そうか,シリアルナンバーはメールで届いているんだったと,ひとまずOutlook2000を無理無理でインストールして(しかし,不思議と動くので,未だに使っているんですけど。),バックアップデータからOutlookを復旧させてみたところ,なんとよりによって2日前までのデータがバックアップされていなくてシリアルナンバーが入手できない。さてどうしたもんかいな?と思いつつ,とりあえずCドライブが復旧できるかどうかが一番大事だから,ここはバージョンが下がってもパーティションワークスを買ってきて,インストールしてみよう!というわけで,近所のビックカメラパーティションワークスを買って,インストールして外付けドライブにつないでいる120ギガのハードディスクの復旧作業を試みたのですが,やはり駄目でした。
 というわけで,いそいそとVISTAの環境を整えるしかなく,ネットに繋いで,プリンタを繋いで,Dドライブに保存していたデータを移行させて何とか作業が終わったのが,もう夕方でございました。しかし,一番心配していた,メディアプレイヤーのデータ(というかWMAファイル)なんですが,普通はコピーしても使えないことが多いのですが,今回はなぜかコピーでも大丈夫だったので,本当にホッとしましたです。だって,あれだけ大量の音楽データを再度入れ直すのなんて・・・考えただけで嫌になるよね。
 しかし,前回の反省でデータをDドライブに移行させておいて本当に良かったです。今度も近いうちにDドライブを作って移行させることを考えているのですが,問題はVISTAを買ったものの,実はWindows7のアップデート権付きだったので,Windows7に無料でアップデートできるんですよね。Windows7VISTAよりも動作が軽いと評判なので,とりあえず繋ぎでVISTAを使うということで,マニュアル類は買わずに(あまりにもXPと操作が違っていて,よく分かんないんですよね。),この際,一気にWindows7にしてしまおうかなぁなんて思っています。

 さて,というわけで久しぶりに音楽ネタで,今回はFREAKS OF THE LEGENDっていうライヴDVDを紹介したいと思います。このライヴは今年の1月19日に,80年代のライヴハウスシーンでポジパンだったり,メタルコアだったりしていた人たちが現在の音を聴かせるというか,見せるというかそういうライヴなんですけど,まず,ZIN率いるMadame Edwarda (おぉ,ポジパン!),当時はGASSTANKその前はExecuteのBAKI率いるMOSQUITO SPIRAL,今も昔もジュネ率いるAUTO-MOD,そしてその昔ALLERGY,はたまたDe-Luxの宙也率いるLOOPUSという本当に濃い4バンドの演奏が納められています。
 基本的に,LOOPUS以外,どのバンドのヴォーカルもメイクをしているのですが,オフショットのインタビューもあり,地顔と地声が拝めるところも素晴らしいのではないでしょうかなんて思ってみたりもします。
 DVDはジュネのトークから始まるんですが,ジュネって普段はこんな声なんだと思ってしまいましたが,まぁ,それはそれで置いておいて,一番目はMadame Edwarda なんですが,ZINの年の取らなさは一見の価値があるというか,本当にスゲェと思ってしまいましたです。
 オープニングのS.Eの流れる中,ZINが敬礼しながら始まると,1曲目の“Marionette”が始まると,あぁ懐かしのズンドコしたドラムにノイジーで切り裂くようなカッティングのギター,呪術のようなヴォーカルとまさにポジパンここにあり!っていうかんじですね。素晴らしい,様式美でございます。
 2曲目の“Soir?e”は少しテンポアップしているのですが,やはり当時のポジパンらしい,ズンドコドラムが炸裂する私好みのナンバーです。しかし,この曲で凄いのはギターがヴァイオリンのようなフレーズを弾くのですが,ZINがそれに合わせてヴァイオリンを弾く真似をすると本当にヴァイオリンを弾いているように見えてしまうんですよね。
 3曲目の“Lorelei”は,キレイなギターの分散和音から始まり,ZINの静かなシャウトがあり,バックダンサーがもわったかと思うと,テンポアップして,やはりズンドコドラムにノイジーでハードなカッティングのギターになってしまうのね。でもいいです,こういうのが好きだから。というよりも,このバンドがバラードなんて演るはずもないし,似合うはずもないしねぇ。
 4曲目の“悪の華”は,ノイジーなギターのカッティングから始まり,ドラムとベースが重ためのリズムを刻み,ZINも語りかけるような感じで歌っていて,言葉の羅列とアクションが相乗効果を生み出していますです(ヴォーカルへのエフェクトもいい感じで決まっていますです。)。
 5曲目の“Edwarda”でMadame Edwardaは終わりなんですが,スピーディーなギターのカッティングで始まる,これもカッコイイ曲です。さすがバンド名を使っているだけあるぞ。この曲はギターのカッティングが非常に印象的だなぁ。こういうカッティングに弱いんだよなぁ,私は。
 次はBAKI率いるMOSQUITO SPIRALなんですけど,GASTANKのときは白塗りメイクに長い髪を振り乱して・・・という感じだったのですが,白塗りメイクは変わらないのですが,スキンヘッドでシャウトしまくるんだぁ。初めて見て,聴きましたが,カッコヨイぞ。
 1曲目の“ISOLATION”は,パンクというよりもハードロック寄りの音で,もうノリノリでございますよ。客席も拳振り上げまくっていますです。
 2曲目の“LOVE IN VEIN”スピーディーでシンプルなロケンロールナンバーでございまして,シンプルなリフなんだけど,王道!っていう感じで,文句なしです。
 3曲目の“STRAWBERRY BLOOD”はイントロのうねりまくるベースラインにやられた・・・と思いつつ,その後のドラムとギターのたたみ込むような演奏にBAKIのシャウト・・・年齢なんて関係ないよなぁ。変わらないよなぁ,やり続けてきた人のカッコヨサって奴はって思いましたです。
 4曲目の“MONSTER”は,BAKIのシャウトからまさしくメタルコア的な音でグイグイと引っ張ってくれるナンバーです。ギターのシンプルなリフがメチャカッコイイです。やっぱりこういう音は大好きなんですよねぇ,相変わらず。
 ラストナンバーの“SAVING GRACE”では「ジュネ,どうもありがとう。みんなが集まることができて。」とBAKIが一言言うんですけど,いいですよねぇ,長く続けてきた者同士というか,長く続けてきたからこその言葉の重みというか。曲はミドルテンポのロケンロールなんですけど,ギターの分散和音やシンプルなリズム体が逆に曲の拡がりを生み出していますです。う〜ん,ラストナンバーにふさわしい曲だと思います。もっと聴きたいっていう余韻を含ませてくれますね。
 次は御大ジュネ率いるAUTO-MODなんですが,これがカッコイイんですよ。打ち込み系の音もピッタリっていう感じで。
 で,1曲目の“Messina”がシーケンスの音とともに静かに始まるのですが,ジュネのパフォーマンスも思わせぶりでいいなぁと思いつつ,セリアのカウンターテナーがメチャカッコイイです。セリアのいないAUTO-MODは魅力が半減するとまで2ちゃんで書かれていたこともありましたが,確かにセリアのコーラスが入るだけで,曲が締まるんですよねぇ。やはり人間に肉声はすげぇなぁって思いましたです。えぇ,もちろんバックの音もジュネのヴォイスも冴えているんですけどね。
 2曲目の“Merry-go-round”もアルバムと同様のS.Eから始まり,アルバムよりも更に重ためのリズムでユキノのギターもカッコヨイですし,ジュネとセリアの絡みのパフォーマンスもカッコイイし,文句なしでございます。
 3曲目の“Belzebuth”アルバム同様のヘヴィな音でタイゾーの怪しげな踊り(というよりも暗黒舞踊という奴ですか?)もピッタリで,音とビジュアルが渾然一体となって,ジュネのシャウトもユキノのギターソロもアルバムバージョンよりイカしていますです。
 ラストナンバーは大名曲の“Requiem”なんですが,過去のバージョンと大きく異なり,イントロはまさにセリアの独壇場といった感じで,セリアがメチャクチャカッコよいでございます。これを見る(聴く)だけでも,このDVDを見る価値があると言っても,私的には過言ではございません。本編のアレンジは昔と違っていわゆるデジロック的なアレンジなのですが,そのせいか20年以上前の曲なんですけど古さを感じないですね。やっぱり私的には名曲ですね“Requiem”は。
 トリは宙也率いるLOOPUSですが,このバンドも初めて聴くんですけど,やっぱ上手いわ。多分,この4バンド中ではDe-Luxが一番売れたというか有名なんではないかと思うのですが,メンバーがしっかりしていますです。しかし,宙也も年だと思うんだけど,いつまでも変わらないというか若いよなぁって思ってしまいましたです。
 1曲目の“Fascinate Love”はいきなりグルーヴィーなドラムと重ためのベースライン,それに絡むギターがフェンダージャガーだなんて渋いぜ!と思いつつ,冷ややかな感じで静かに始まり,サビで思い切り盛り上げてくれる,まさにライヴ向きのナンバーになっています。カッコイイぞ!宙也!
 2曲目の“紅蜘蛛−Scarlet Spider−”はベースの変拍子っぽいリズムで始まり,フリーキーなドラムとシンプルなギターのコードワークがいい感じです。ゴリゴリに盛り上がるという感じではなく,ジワジワと盛り上がる感じというか。こういうのもありだよなぁ。
 3曲目の“Biorising”は,3曲目にしてズンドコドラムとは?これは来るか?と思っていたら,来たよ来ましたよ,ノリノリの曲が。ステージ上の空間を切り裂くような宙也のシャウトもいいんですけど,静かにそして熱く盛り上がりまくってしまいますよ。○○風ではなく,もうLOOPUSの音としか言いようがないでございます。カッコヨシ!
 4曲目は“El Dorado〜a cappella by CHU-YA(original from ALLERGY)”なんですが,宙也のアカペラだけなんですけど,これが非常にいいインターバルになっています。しかし,アカペラだと音が落ちたり,リズムが狂ったりする人もいますが,そんなことはないですね。上手いです。
 ラストナンバーの“メランコリア”は80年代洋楽テイスト(というか,80年代ニューウェイヴ)が感じられる,静かに,しかしジワジワと熱く盛り上げるナンバーで,他のバンドが振り切った演奏をする中,円熟(というのも若干違うような気もしないではないけれど)というか大人感を感じられるような曲でございます。

 しかし,継続は力なりではないけれど,80年代のパフォーマー達が現在もこうやって第一線でやっているっていうだけで,なんかオジサンとしては感動してしまいますです。特にAUTO-MODはやっぱり,一度解散しながらも再結成を経て,東京アンダーグラウンド(というかゴスシーン)の中心人物になっているんだよなぁ。こうやってステージ映像を見ると改めて凄いバンドであり,ジュネの凄さを感じてしまいましたです。

 そういえば,明日の予定は掃除とワイシャツのアイロンがけだけだなぁ。もう,これ以上,パソコンが壊れることもないだろうから,明日ことはプレトレで1か月振りに2時間でもいいから(本当は3時間ぐらい)走りに行きたいなぁ。しかし,先週,腰がなぜか痛めたので,少し考えた方がいいのかしらと思いつつ,腰が痛くても自転車に乗るのは関係なかったし,ここは一発,私の気分転換ということで,ゴリゴリと走った方が,体にも心にもいいんだろうと思うので,だなんて言い訳ですかね。まぁ,今の時点では痛くないし,風呂でウエストひねり100回やっても問題なかったし,大丈夫でしょう。むしろ心配は天気かな?