いや〜,しかし週末になるとよく降るなぁ。というわけで今日も雨でございます。明日は少しは曇りぐらいで何とかならないかなぁと思いつつ,キーボードを叩いております。とはいえ,実はこの間の火曜日はお休みをいただいて,またもやがっつり走ってきましたです。西の方は雨に降られそうだし,山の方も雷とかが怖いので,あっさり東方向の海岸線を走ることにしました(それに,西方面と山の方は既に100キロライドをしているので,東方向の海岸線で100キロライドをやってみたかったのもあるんですよね。)。というわけで,降水確率が午前中40パーセント,午後30パーセントなので大丈夫だろうと,あいかわらず根拠のない自信に基づき,いつものように走り出し,休憩(昼食を含む。)を入れて朝8時30分から午後3時30分の7時間で120キロ走ってきましたです。休憩がトータルで1時間程度なので,1時間に20キロは走ったことになるので,最近は安定して1時間20キロで走れているなぁという感じですね。で,Do It Myselfホムセングローブのロングライドの感想ですが,これが良かった。バーエンドバーの関係でも全然手が痛くならないし,路面があまり良くなくて手がしびれたりする道だったんですけど,それもなくなりましたし(これはバーエンドバーの影響もあると思いますけど。)。Do It Myselfホムセングローブ最高!という感じでしたね。バーエンドバーを握った時の違和感もハサミでパッドの角を取って段差をなくしたら,そんなに気にならなくなりましたしね。うんうん,本当,今年の夏はこいつで行くぜぃって感じでございます。しかし,今回はひた走ったあげく,島へ渡る有料の橋があったでの渡ったのですが,軽車両50円と書いてあるのに,自転車はタダとのことだったのでラッキー!と思ったのですが,歩道を通るように指示されたので,少し残念でしたが,平日の島なんて歩道上にだれもいるはずはなく,非常に楽しく走らせてもらいましたです。しかし,島はやはり坂が急なので結構足にきたみたいで,帰りに道路が合流するところで少しスピードを出すために力を入れて漕いだら左足のふくらはぎがつってしまいましたです。まぁ,そのまま歩道で少し休んだら回復したので,その後はそんなにペースを上げずに(と言いつつ25キロぐらいは出してしまうんですけどね。)帰りましたが,ときどきふくらはぎの筋肉がピクピクするので,おっかなびっくりでしたけどね。まぁ,帰りにそろそろ休憩を入れようと思っていたところに最後の峠にさしかかってしまったのも足の疲労の原因だとは思うので,これから暑くなるし,早め早めの休憩で体調を管理しながら走るようにしないとね!と思いましたです。
さて,今回は6月30日に発売(といっても,私はネット予約をしたので,それよりも早く手に入れさせてもらっていますが・・・)された,SOUL FLOWER UNIONのマキシ・シングル“死ぬまで生きろ!”を紹介させていただきます。まいどのことながら,SOUL FLOWER UNIONのマキシ・シングルは聞き応えがあるのですが,今回も新録2曲にライヴ音源6曲でほぼ45分というお買い得感が高いうえ,今回のライヴ音源は個人的に好きな曲ばかりなうえ,これからの季節にピッタリの曲が多いので,やるな中川敬!とニヤリとしていまいましたです。
まず,1曲目はタイトルチューンの“死ぬまで生きろ !”という曲で,最近のSOUL FLOWERお得意のラテン系ナンバーで,いきなりイントロのスチールドラムの音から心を持って行かれてしまいましたが,そこでいきなり「死亡率100パーセント,生きるとはそういうこと」なんていう言葉が軽やかに唄われています。ネット上で「死亡率100パーセント」という言葉に過剰反応を示していましたが,生まれれば死ぬのは当たり前のことなので,死亡率100パーセントという言葉にそんなに過剰反応することはないと思ったのですが,今生きていることに感謝して死ぬまで(思いっきり)生きるのは我らの掟とさわやか(笑)に唄う中川敬にカッコヨサを感じましたね。しかし,パンタの「死んだら殺すぞ」といい,死が身近にないのに(ないからこそ?),いきなり死に向かってしまう時代だから,こういうことがテーマになってしまうのかなぁなどと思ってしまいましたです。
2曲目は先日亡くなった浅川マキさんのカバーで“かもめ”という曲で,この曲は上村美保子が唄っているのですが,びっくりしたのは普段のコーラスは高い声なのに,こういう曲を唄うときには低い鼻に掛けた声も出していることでしたね。というか,イントロの三線とフィドルが絡むところから,なんかイイ感じでございますですね。しかし,この曲を聴いて驚いたのは,歌詞の中で主人公の男が主人公の女の胸をナイフを突き刺して,女の胸に赤いバラの贈り物というところがあるのですが,この発想は私が昔書いた曲の彼女を突き刺して,真っ赤な君の服はとてもキレイだよ」という歌詞と同じじゃないかぁというか,やっぱり70年代初期フォークフォロワーとしては,そういった思考回路も染みついているのかしらと思ってしまいましたです。
3曲目からはライヴ音源で,まずは“殺人狂ルーレット”という曲なんですが,この曲は大好きな曲で,Screwball Comedyというアルバムの2曲目の曲で,ちょうど仕事で鬱々としていた時期にこのアルバムが発売され,けっこうネガティブな歌詞なのに,それを吹き飛ばすアッパーな曲にかなり救われたような気がします。まさに「回るだけのルーレット,見てるだけの運命か?なんならやってみな!」 ということですよね。
4曲目は“アル・ファジュル“という曲で,この曲はLOROSAE MON AMOURというアルバムの2曲目の曲で,イントロの「人の分まで踊ろう,夜明けまで。ピアノは奥野真哉先生です。」という中川敬のトークで始まるのですが,やはり奥野真哉のキーボードがあってSOUL FLOWER UNIONだよなぁと相変わらず思わせてくれる,奥野真哉のナイスプレイでございます。しかし,「人の分まで踊ろう!」という歌詞は凄いなぁと改めて思ってしまいましたです。えぇ,私も人の分まで踊ってやるですわよ。
5曲目は“酒と共に去りぬ“という曲で,この曲もLOROSAE MON AMOURというアルバムの5曲目の曲で,酒飲みの私としては「夢とぼろをまとえば,とまれ朝が始まる。追いかけて,またつまづいて,たどり着く道に立つ。酒と共に去りぬ。」と唄われると,そのとおり!と思いっきり同意してしまうんですけど。この曲からちょっとノリノリ路線を一休みして,ちょっとしっとり路線なんですけど,こういう路線になると,バンドの演奏力がよく分かるのですが,本当,SOUL FLOWER UNIONNはスタジオ盤とほぼ同じクオリティーで演奏してくれる(というか,ライヴながらのおまけもありますし。)ので,上手いよなぁと思ってしまいましたです。
6曲目は“夏到来“という曲で,Screwball Comedyというアルバムの5曲目の曲で,この曲は本当にこれからの季節にピッタリの曲なんですよね。大きなリズムに乗って中川敬が「叩きつけたままの熱情が孤独の空で暴れてる。迷い込んだ月の黄昏にだれもが夢を重ねてる。」という目の前に画が浮かんでくる言葉が続き,サビで「夏到来,満天下で唄っている,漂っても浮かんでいる。漂っても。」という歌詞を唄われると,もうそれだけで気分は夏って感じですね(私にとってはですけど。)。
7曲目は“夕立ちとかくれんぼ“という曲で,ワタツミ・ヤマツミというアルバムの7曲目の曲で,フルートとギターの絡みが美しい(ゲスト表示がなかったので,奥野真哉が弾いているのかな?)曲です。本当,抽象的な歌詞なんですけど,ちょっと寂しくて,なんかなんとも言えないんですけど,私的にはもの凄く好きな曲です。こんな雨の日に「夕立,鬼を襲った。」と唄われると,なんかいいなぁと思ってしまいましたです。
ライヴ音源最後の8曲目は“外交不能症”という曲で,NEWEST MODEL当時のシングル杓子定規のカップリング曲ですが,私はCounter-Censorshipというシングル集で初めて聴いた曲です。NEWEST MODELのころは本当にトゲトゲしいというか殺気立った演奏(特にSOUL-CIALIST PARTY OF THE SOUL-FLOWER UNION: LIVE! 1992.12というライヴビデオでの演奏は鬼気迫るものがありましたです。)だったのですが,さすがにもう皆さんいい年になっていますので,そんなにトゲトゲしくなくてイイ感じですが,この時期にこの曲をあえてリリースするのは,SOUL FLOWERなりの異議申立てなのかしらと深読みしたりして。まさに「だれも一方通行を逆行できない」,「だれもその覗き穴を覗こうとしない」現状で「国挙げてインポになりかけ」だもんなぁ,まさに。7月11日の参議院選挙の投票には必ず参加し,民主党の単独過半数を阻止しないとなぁ。消費税率10パーセントは分かる。だって財源がないんだもん。でも,低所得者層には還付するって,これがまたどうやって実現するの?っていう安易なばらまき案を提案する政党なんて信用できないです。そんなことをするなら所得税の高額所得者分を引き上げたらどうなの?と思いますが,そうすると高額所得者の国会議員の皆様には都合が悪いんでしょうね,全く。
ラストは“死ぬまで生きろ !”のインストですが,スチールドラムとフルートの絡みがよく聴こえて,非常にいいですねぇ。非常にさわやか。なんかこういうのを聴いて,いいなぁと思えるようになったのは,私も歳を取って激しいロケンロールだけではなく,良いモノは良いと素直にポップなものを抵抗なく認めることができるようになったからかなぁと思ってもみたりします。
なんか12月には新しいアルバムも出るようですので,年末の楽しみが1つ増えたというものでございますです。
話は変わって,最近,自転車ネタが多いので,今回はパソコンネタということで。昨年の引っ越しでOSをクラッシュさせてしまったおかげで,OSがXPからVistaにアップしたわけですが(7も持っているのですが,7だと動きそうにないソフトがあるので,まだVistaのままなんですよね。),それまでメールソフトとスケジュール管理ソフトはOutlook2000を使っていたのですが,VistaではOutlook2000は動かないため,標準ソフトのWindowsメールとカレンダーを使っていたのですが,メールソフトは標準ソフトのくせになんかやたらと重いし,メールを開いても中途半端な大きさでしか開かないし,カレンダーは連動していないのでなんか使いにくいなぁと思いつつ,一度環境を構築すると移行させるのが面倒なので,まぁいいかとそのまま使っていたのですが,先日のWindows Updateの際,ついでにWindows Liveメールとカレンダーをダウンロードしてみました。さて,どうなることやらとドキドキしながらインストールして,まぁデータが移行しなければ,またシコシコとメールを送信する形で移行すればいいさ(Outlookのときはそうするしかなかったので。)と思っていたところ,さすがmicrosoft謹製のメールソフト同士,あんがいあっさりデータも環境も移行してくれましたです。これはラッキーと思い,早速使っていますが,Windowsメールよりも起動が早いし,メールを開くと頭に表題が少し大きなフォントで表示されて全体的に見やすいし,カレンダーとも連携しているしで,これはアップデートして大正解!という感じでございました。しかも,カレンダーも,実は私の部屋には紙のカレンダーがないので,予定を入力したカレンダーを毎月印刷してカレンダー替わりにしているのですが,前のカレンダーは欄外に小さく「2010年○月」と表示されるだけだったのですが,新しいのはその表示に加えて,カレンダーの枠内にも薄く色で大きく「○月」と表示されているので,非常に見やすくなっていますです。これもナイスですねぇ。やっぱ,たまには勇気を持ってアップデートも大切だなぁと思ってしまいましたです。
そうすると次はVistaから7へのアップデートか?ということなんですが,そうすると現在使っている一太郎2005というワープロソフトが使えなくなるので,どうしようかなぁと思いつつ,こうなりゃOpen Officeで全部行くか?と思いましたが,あと大きなネックは年賀状宛名ソフト(住所録がかなり重要)とCD-R作成ソフト(ライン音源を編集して音楽用CD-Rを作成するソフト)がどうなるかだなぁ。年賀状作成ソフトはCSVで書き出して移行することもできるけど,CD-R作成ソフトはなぁ・・・しかし,この2つは98SE時代から使っているソフトなので,ひょっとしたらとかいう思いもあったりするんですけどねぇ。どうしたもんやら。