ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

POWER ROCK GENERATION/子供ばんど


 え〜っと,前回,NIKONのCoolpix2100という私のデジカメを何とか補修して,末永く使うんだぃ!みたいなことを書いていましたが,結論から言えば,やっぱだめでしたわ。プラスチック補修パテで電池フタの留め具部分を補修したのですが,やはり電池の押す力にはかなわず,あえなくぶっちぎれてしまいましたです。念のため,肉厚にして補修し直しては見たのですが,やはり同様にぶっちぎれてしまったので,残念ながらCoolpixはあきらめることにしました。で,PanasonicLumix LZ7という乾電池仕様のデジカメをサクッとアマゾンでSDカードと一緒に買い,早々と届きましたです。なんと言っても光学6倍ズームで,画素数を落とせば9倍までいけるので,子供の運動会のときは便利そうだと思っています。まぁ月曜日の結婚式と月末の子供の運動会で使ってみて,またレビューでも書いてみましょうかね。しかし,下の子供がCoolpixをお気に入りのようで,新しいデジカメを買ったらほしいと言っていたので,下の子供にあげることにしましたが,私も次男ですが,カメラが欲しくてたまらない時期があったよな・・・と思い出したです。まぁ,デジカメなのでフィルム代がかからないので好きに使わせてもなんの問題もないですしね(えぇ,カメラを使っていたときにはフィルム代だの現像代だのに泣いていましたですよ。)。

 しかし,今年の夏は暑かったですよね,というかまだまだ暑いんですけど,つい「アッツイナァ・・・」と口ずさんでしまったら,頭の中で子供ばんどの“サマータイムブルーズ”が鳴り出してしまい,ふと気がつくとアマゾンで“WE LOVE 子供ばんど”とこのCDの購入ボタンをサクっと押してしまっていた8月下旬。“WE LOVE 子供ばんど”については以前に書いたので,今回は子供ばんど2枚目のアルバムである“POWER ROCK GENERATION”について語りたいと思いますです。
 子供ばんどと言っても知らない人もいるとは思いますが,詳しいことを書いていると長くなってしまいますので,ググってみてください。というよりも気になったら聴いてみることをお勧めします。特に“WE LOVE 子供ばんど”と“POWER ROCK GENERATION”は入手可能ですし,なんと言ってもライヴ感あふれるプレイはハードロックが好きな人であれば,いつのまにか一緒に歌ってエアギター!になると思いますです。
 というわけで,前置きはこのくらいにして本論に入りましょうかね
 1曲目の“Rock&Roll Singer”はディストーションのかかったギターのルート音を使ったフレーズから,ヴォーカルのうじきつよしの「1,2,3,4!」というシャウトとともに他の楽器がドカンと入ってくるカッコイイナンバーで,1曲目から思いっきりノセてくれますです。特にうじきつよしの「オイラはロックンロールシングァ!,ギター片手にロックンロールシングァ!金もなけりゃ,家もない,地位や名誉は無関係!おいらにゃロックンロール,いかしたロックンロール,ロックさえありゃいつでも,いい気分!」という歌と歌詞はまさに昔はロケンロールが商売にならなかった時代(オリジナルリリースは1981年です。)の歌詞ですよね。最後は「夢はアメリカ!」で終わるのですが,この後リック・デリンジャーとの出会いを経て,5枚目のアルバムをアメリカでレコーディングするとは夢にも思わなかったですよ(しかし,私はその5枚目のアルバムが発売された後は徐々に子供ばんどから離れてしまうんですけど。)。
 2曲目の“今夜は眠れない”は「オマエのことが気になって眠れないんだよ!」という分かりやすいラヴソングをロングトーンのギターの後ろでドラムのやまとゆうのドラミングが栄えるナンバーで,間奏のうじきとタニヘイのツインリードもカッコイイです。しかし,ラストにギターで救急車のサイレン音を入れているところは子供ばんどらしいというか。
 3曲目の“可愛そうなエンジェル”は,子供ばんどには珍しい裏打ちのミディアムテンポのロケンロールナンバーです。間奏のブルースハープとギターのユニゾンの後で,うじきとタニヘイが交互にソロを取るところもカッコイイです。
 4曲目の“私はディレクター”は担当ディレクターの「はい,テープ138」という台詞たけの,これも子供ばんどらしい洒落というか。うん,こういう遊びの部分が好きだったんですよね。
 5曲目は,私的にはこのアルバムの1つめのハイライト(というかLPだとSideAのラストナンバーでしたしね。)“アル中ロックンローラー”でございますよ。はっきり言って,弾けきった湯川トーベンのヴォーカルは最高です。私がベースを弾きたいと思ったのもベースを弾きながら歌い踊るトーベンを見たからなんですよね。歌詞の方も「おいらアル中ロックンローラー」と歌いながら酔っぱらいの勝手な理屈を歌っているのですが,やはり後半の多分最初はアドリブだったと思われるシャウト部分でしょうかね。「青春は10代のうちだけじゃねえんだよ。焼き鳥の1本や2本あれば酒は飲めるんだ,馬鹿野郎。青春をなめてんじゃない。オマエ若いと思って油断してるんじゃないの。」とか,本当に最高で,心にしみるシャウトでございますよ。で,最後に「子供ばんどは永遠に不滅でぇ〜す!」と入るのですが,今となってはちょっと寂しいかな。でも当時の私はYeah!って感じでしたけどね。
 6曲目の“DREAMIN’(シーサイド・ドライブ)”はイントロのフランジャーのかかったギターカッティングで始まるナンバーで,タイトルどおり夏のシーサイド・ドライブを歌った歌なので,さわやかに流れていくと思わせておいて,間奏ではやまとゆうの叩きつけるようなドラムの後にコーラスが入ったあと,短いんだけど怒濤のギターソロが入っていますが,最高に盛り上がりますですよね。
 7曲目の“私のあさがお(勲章のテーマ)”は表彰式の時にかかる曲(曲名を忘れましたすいません。)をジミ・ヘンみたいなギターソロで弾いている曲で,なかなかカッコイイです。
 8曲目の“ロックンロールの勲章”は粘りのあるギターのフレーズから始まるミディアムテンポのロケンロールなんですけど,この曲がカッコイイんですわ。「どこからか聞こえてくるのさ。いつだって歌っているから。オイラはイカレタロックンロールスター。」と歌いつつ,「さぁ見てくれ,この胸の中にロックンロールの勲章がピカピカに輝いてる!」と本当に誇らしげにシャウトするうじきにやられたですよ,本当に。カッコイイです。
 9曲目の“ハードレイン”はめずらしく,どストレートなラヴソングをポップな曲でスピーディーに飛ばしまくるカッコイイ曲です。でもラヴソングといっても,振られた情けない男が雨の夜,走り回っているという曲なんですけどね。
 10曲目の“ジャンピング・ジャック・フラッシュ〜サティスファクション”なんですけど,えぇ,タイトルのとおりストーンズのカバーですが,これが個人的にはストーンの10倍はカッコイイナンバーになっていると思いますです。ストーンズのサティスファクションはどっちかというとゆったり目の曲なんですけど,子供ばんどバージョンはひたすらアップテンポでハードに演ってくれていますです。歌詞も「こんな程度じゃ満足できない。こんなくらいじゃどうにもならない。そうさ,そうさ,そうさ・・・」となにげに子供ばんどらしいフレーズで訳詞をしていたり。最高です。しかし,サマータイムブルースにしても,この曲にしても,ロックンロール・フー・チー・クーにしても,子供ばんど風味にアレンジしてあるいて,個人的には先に子供ばんどのナンバーを聴いてその後に原曲を聴いて「アレッ?」と思うことがしばしばあったですよ。
 ラストナンバーの“なぜか心が”はなぜかアカペラナンバーです。「いつもと同じ駅前通り。よく見て通れば10円拾うこともある」という子供ばんどらしいというかなんというかな感じの曲で終わります。

 個人的にはこの次の33回転シングル3枚連続発売形式コンセプトアルバムのジャイアントにも大好きな曲が多いのですが,いかんせん33回転シングルなもので音があまりよくない(と言っても若い人には分からないだろうけど。)ので,リマスタリングして再発してくれないかなぁ〜。そのときにはついでに4枚目のダイナマイト・ライブ!のテープバージョンを是非リマスタリングして同時発売してくれたら,私は間違いなく「カートに入れる」ボタンをクリックしてしまうと思いますです。

 で,話は変わりますが,最近,私が使っているものがなんかよく壊れていますが,今度はカーステが壊れてしまったです。まぁ,元から付いていた安物純正カセットなので,これを機会にMP3が聴けるCDプレイヤーにしてみましょうかね。というか,ネットで調べてみたら,カセットもCDも値段は変わらないのね。イイ時代になったもんだなぁ・・・