ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Who TH eRockers/TH eROCKERS


 天気もよく,イイ感じの土曜日の午後を単身赴任先のアパートでマッタリと迎えているフルカワでございます。ゴールデンウィークは終わってしまいましたが,合間合間に夜勤だの休日出勤だのが入っていたので,あまりゴールデン・ウィーク感のなかったフルカワですが,その反面,ゴールデン・ウィーク明けも体調はそのままで仕事へ移行できているので,それはそれでまぁいいかという感じもしたりしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,土曜日はプレオの半年点検の予約が取れたので,いそいそとディーラーへプレオを持って行き,点検が終わるのを待っていたのですが,ディーラーの人が来たのでなんだろうと思っていると「車検のときに点検パックに入ってもらうのを忘れていたので,どうしますか?」ということだったので,財布の中には2万円くらいしか入っていなかったのですが,2万円はしないので,まあ入っておくことにしました。それから更に待っていると,またもやディーラーの人が来たので,終わったのかな?と思っていると「車検のときに修理したエンジンのオイルにじみが直っていないので,もう1回修理したい。保証期間内なので無料ですが2日程度預かることになります。」とのこと。う〜ん,どうしようかなぁと思いましたが,プレオが壊れると困るので,次に自宅へ戻る時に修理してもらうことにしましたです。とはいえ,土曜日の午後に入庫して,日曜日の午後5時くらいになるということだったので,それじゃあ単身赴任先に戻るのは一般道なら午後8時30分ころ,高速で午後7時30分ころになってしまうので,食材の買い物をどうしようかなぁと思ってしまいましたが,今週,仕事を頑張って,来週の金曜日は休みを取って,金曜日のうちに入庫することにしようということにしましたです。月曜日からは仕事で,はい来週のために頑張らせてもらいましたです。水曜日の定時退勤日以外はアパートに帰ったのは木曜日まで連日午後9時過ぎということで,若干,金曜日は体がヘロヘロになってしまったので,金曜日は午後8時に上がらせてもらいましたです。
 今日の午前中はいつものように朝ごはんを食べた後はワイシャツにアイロンをかけ,掃除をしながら洗濯をし,徒歩で買い物に行き,昼ご飯を食べてからはプレオに乗って1週間分の食材を大型スーパーへ買いに行き,その片付けを済ませてからブログネタを打っていますです。夕方には午前中に洗濯したワイシャツも乾いているでしょうから,アイロンをかけておこうと思っています。明日は休日出勤ですが,天気予報は雨朝晩くもりということで,どちらにしてもパナモリで走りに行けそうにない天気ですので,休日出勤の仕事をこなしながら,その合間に通常の仕事をして,来週金曜日は休みが取れるように準備しておこうと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からはTH eRockers大人買いしてしまいましたので,紹介したいと思いますです。TH eRockersは今は俳優となっている陣内孝則がヴォーカル,ギターが谷信雄に鶴川仁美,ベースが穴井仁吉,ドラムが船越祥一の博多出身のバンドで,1980年にデビューし,1981年のラストアルバムとして何故かカバーアルバム(2年間で3枚アルバムを出せば,そりゃあ最後は失速するよね・・・)を発表し,1982年6月に解散してしまいましたが,その後,何度か再結成しているバンドです。この頃はシナロケを筆頭にして,ルースターズとか,A.R.Bとか博多出身のバンドが多くて,博多めんたいロックンロール!とか言われていたよね・・・と少し遠い目をしてみたり。フルカワがTH eRockersを知ったきっかけですが,当時は子供ばんどのファンだったのですが,子供ばんどが所属していたキャニオンレコードのSEESAWレーベルが所属アーティストで1980年7月に日比谷野音で行ったライヴREAL ROCK SEESAW SCENE VOL.1のビデオコンサートがあり,子供ばんど目当てに見に行ったら,子供ばんど以外にはJohnny,Louis&CherとTENSAWとTH eRockersが出演していて,メチャクチャ早いビートで息つく間もなく次々と演奏される曲,あの頃では珍しい真っ赤なスーツを着てジャンプしまくっているヴォーカルにやられてしまったのですが,当時は金がない中学生だったので,レコードを買うこともできなかったのですが,オッサンになったこともあり,今,あるうちに買っておかないとまた買えなくなるかもしれないというわけで,再発された3枚のオリジナルアルバムを大人買いさせてもらいましたです。このアルバムは1980年9月にリリースされ,千葉県の寺で全て一発録り,3時間でレコーディングされたものです
 1曲目の“HEY DJ!”という曲は,いきなりど派手なバンドサウンドでたたみ込むようなアップテンポなロックンロールナンバーです。勢い一発という感じもなくはないのですが,ファーストアルバムの1曲目としてはインパクト大な曲ではないかと。
 2曲目の“I LOVE YOU SO MUCH”という曲は,ギターカッティングから始まって,あとはひたすらシャウトなロックンロールナンバーです。男性ユニゾンのコーラスというかシャウトがこれまたカッコイイですね。間奏の短いけれどロックンロールなギターソロもカッコヨシです。
 3曲目の“非常線をぶち破れ”という曲は,ベースの太い音がブイブイ響いてくるこれまたスピーディーなロッケンロールです。「頭の中の非常線をぶち破れ!」というストレートなメッセージがシンプルなロックンロールに乗って,こっちにビシビシ伝わってきます。
 3曲目の“愚者”という曲は,ここで少しテンポを落としつつもやっぱりロックンロールなナンバーです。若いんだけど,今とあまり変わらない陣内孝則の声がいいねぇと思ってしまいました。ちょっとドラムが走り気味な感じのところもあったりしますが,一発録りなので逆に勢いを感じさせてもらいましたということで。
 4曲目の“TO BE OR NOT TO BE”という曲は,ハイスピードなドラムから始まり,後は怒濤のロックンロールナンバーで,勢いだけでラストまで突っ走っているのですが,これがまたカッコ良いです。陣内孝則のヴォーカルも言葉を吐き出すようにシャウトしているのですが,これがまたカッコ良いです。間奏では吹かれているブルースハープもカッコヨシです。
 5曲目の“キャデラック”という曲は博多の山善こと山部善次郎がやっていたザ・ドリルの曲のカバーですが,オリジナルはもちろん聴いたことはないのですが,TH eRockersハイテンポのロックンロールで,「俺はオンボロキャデラック!」とシャウトされるとひたすらカッコ良いです。特にミュートさせたギターカッティングでスピード感をアップさせたり,ところどころ挟み込まれるスピーディーでコンパクトなギターソロなど,短い曲なのですが,やたらカッコヨシな演奏がちりばめられています。
 6曲目の“ショック・ゲーム”という曲は,ギターのカッティングから始まり,たたみ込むようなバンドの音に乗って,これまた陣内孝則がたたみ込むようにヴォーカルを乗せているのですが,これがカッコ良い。早口すぎて何を唄っているのか分かりにくいところもありますが,これだけ小気味良く演ってくれていれば文句なしです。
 7曲目の“MIDNIGHT TRAIN”という曲は,これまたハイテンポなロックンロールなのですが,ひたすらシャウトしまくっている陣内孝則のヴォーカルも良いのですが,ミュートを使ったカッティングでこれでもかっ!っていう感じでスピード感を感じさせるギターがカッコ良いです。
 8曲目の“ムーンナイト・ラブ”という曲は,・・・これはまんまエディ・コクランの“C'mon Everybody”のパクリでは?と思いつつも,まぁカッコイイからいいかぁということで。え〜っとパクリは博多の十八番ということで,SONHOUSEの時から脈々と受け継がれているなぁと思いつつも,これに何も言わなかったレコード会社もエライというか開き直りのカッコヨサがありますです。
 9曲目の“HEY HEY HEY”という曲は,軽やかなギターのカッティングに乗って,バンドの音も軽やかでスピーディーなロックンロールを演奏しています。もちろん,ヴォーカルも軽やかに,そしてスピーディーに唄いまくっているのですが,これがまたカッコイイです。ギターソロは短めなのですが,ゴキゲンに弾きまくっていて,珍しくフェイドアウトで終わっています。
 10曲目の“プシー・キャット”という曲は,フェイドインで始まり,ギターカッティングを繰り返しながらスピードアップしていく感じがカッコ良いです。ヴォーカルは吐き捨てるようにシャウトしていますが,珍しく少しダークな感じの曲なので,こういう感じも良いのではないかと。
 11曲目の“1999“という曲は,ブルースハープから始まるので,少しテンポを落とした曲かと思いきやそんなことはなくて,スピードアップしたロックンロールで,叩きつけるようにヴォーカルがシャウトしていて,バンドの方も最初は控えめな演奏でしたが,徐々にヒートアップした演奏になっていてカッコ良いです。
 12曲目の“歌うたい”という曲は,早めのハイハットから始まり,ギターのカッティングが始まると,んんん?これはピストルズの“The Great Rock'n'roll Swindle”と同じコード進行?と思いつつも,ひたすらスピーディーなロックンロールに甘めの音のギターソロを聴いていると,そんなことはもういいやって感じなります。唄メロのところはもちろんピストルズではありませんしね。
 13曲目の“SEVENTEEN”という曲は,ラスト2曲ということで,ひたすら速い曲で来るかと思いきや,イントロはハイスピードでしたが,唄が始まると少しテンポダウンし,サビでまたハイスピードに戻るというアレンジになっているおかげで,サビのスピード感が半端なく速く感じてしまいます。いや〜ロックンロールやね〜という感じの曲に仕上がっています。
 ラストナンバーの“フェナー先生”という曲は,前の曲のスピード感を維持したまま,ラストナンバーに飛び込むという感じでカッコ良いです。「隣人を愛せよとあなたは諭してくれた。だけどみんなに馬鹿な奴だと蔑まれるだけ。」なんて歌詞や「愛の宣教師ティーチャーフェナーは愛してくれる。いつでもどこでも誰とでも。」なんて歌詞も最高ですが,最後まで津端ってくれるところがさすがだなぁと思ってしまいましたです。
 ボーナストラックはREAL ROCK SEESAW SCENE VOL.1からの音源で1曲目の“1999”という曲は,ちょっと演奏は荒いのですが,ライヴでもスピード感を落とすことなく,突っ走っているところや,ライヴならではのシャウトしっぱなしのコーラスもカッコ良いです。
 ボーナストラック2曲目の“気をつけろ”という曲は,これは未発表曲なのですが,TH eRockersにしては珍しくパンキッシュな曲で「上っ面な東京からの報道」なんて歌詞で始まるのにはちょっとビックリしましたです。基本的に歌詞にメッセージっぽいものがないTH eRockersですが,こういう曲もあったんだなぁと。いつものTH eRockersのナンバーよりも遅め(それでも充分速いのですが・・・)なのは歌詞を詰め込んでいるからかなぁと思ってもみたり。
 ボーナストラック3曲目の“可愛いあの娘”という曲は,これまたエディ・コクランの“Summertime Blues”じゃないですか!と思ってしまいましたが,スピード感が半端ない演奏とシャウトとしかいいようのないコーラスはメチャカッコ良いです。しかし,この日のライヴには子供ばんども出ていたので,子供ばんども“Summertime Blues”を演ったと思うのですが,この2曲を聴いた人は何を考えたのかなぁと思ってしまいましたです。
 ボーナストラックラストナンバーの“キャデラック”という曲は,ライヴならではの少し粗めの演奏がメチャカッコイイです。間奏のギターも長くなることはなく,きっちり短い間奏にカッコイイフレーズを押し込んでいます。逆に短くフレーズを押し込んでいるからこそカッコイイのかなぁと思ってもみたり。
 しかし,ビデオコンサートで見たときには,もっと速かった様な気がしましたが,こうやって聴いてみると,普通に速いという感じでしょうか。まぁ,あの当時はそんなに速い曲ってなかったから,メチャ速く感じたのかもしれませんし,その後フルカワ自身がメチャ速い曲を聴くようになって,それに慣れてしまったからなのかよく分かりませんが,今聴いてもカッコ良いのは間違いないです。そういう意味では,今の役者としての陣内孝則しか知らない人(がほとんどだとは思いますが・・・)に,もともとこんなカッコイイロックンロールを演っていた人なんだぜ!って言ってやりたい気持ちになってしまいましたです。

 ところで,単身赴任先に引っ越す際,新しく買ったノートパソコンがBluetooth対応だったので,音響機器についてはBluetooth接続の物を買って使っていたのですが,Windows10の春のアップデートをした後から,クリエイティブのスピーカーは普通に使えるのですが,フィリップスのヘッドホンの調子が悪くて,ノートパソコンで認識はするものの,ヘッドホンから音が出ないという感じになってしまいましたです。正直,大きい音で音楽を聴きたいときはヘッドホンがないと近所迷惑なので,キチンとしたメーカのそれなりの値段のものを買っても3年ぐらいで壊れてしまうのなら(というか,自宅では安い中華メーカーのBluetoothヘッドホンを使っていますが,それで全く問題がないので。),もう安いのでいいかと思いながらアマゾンで調べていると,丁度タイムセールでBluedioという聴いたこのない中華メーカーのT2S Turbine 2というBluetoothヘッドホンが2500円以下で売っていたので,レビューを見てもそんなに悪いことが書いていない(安っぽいとかいう評価がありましたが,安っぽいのではなく安いのだから,それは仕方がないんじゃないの?と思ってしまいましたです。)ので,サクッとカートにインさせてもらい,ファミマに届いたというメールが届いたので,昨日の夜に近所のファミマへ受け取りに行きましたです。で,使ってみたのですが,音が悪いし,出音がモノラルだしと,どういうこと?と思っていると,どうもヘッドセットとして認識されていてヘッドホンとして認識されていなかいようでした。
 さて,どうすればヘッドホンとして認識してもらえるのか添付のマニュアルを見てみたのですが,そんなこと中華メーカーのマニュアルに書いてあるわけもなく,試行錯誤してみたところ,どうやら電源を入れてすぐに電源ボタンを押すのを止めるとヘッドセットとして認識され,Ready Connectとアナウンスが流れるまで電源ボタンを押しているとヘッドホンとして認識するようでした。どうしてこういう設定になっているのかは分かりませんが,まぁ,とにかくきちんと使えるようになったのでいいかということで。
 しかし,安い中華ブランドのヘッドホンですが,低音も比較的しっかり出ますし,問題はないのかなぁと思っていますです。1年もたないかもしれませんが,2500円以下で買ったので,まあそんなもんでしょうということで。値段なりにプラスチックパーツが多いので,まぁ使っていれば物理的に壊れることもあるでしょうし,この値段なら,壊れたらサッサと買い換えるという選択もしやすいですしね。