ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

HEART BREAK KIDS/子供ばんど


 梅雨ではあるものの,何となく土日の降水確率が下がっているおかげで毎週コンスタントにプレトレに乗れて嬉しいフルカワでございます。この間の日曜日も週の半ばまでは降水確率が結構高かったのですが,土曜日になってみるとそこそこ降水確率が下がったので,北方面峠コースを走らさせてもらいましたです。で,その午前中の話なんですが,ハンドルのガタが出るので,大きめのモンキースパナをホムセンで購入し,締めたら治ったと書きましたが,またもやハンドルのガタツキがでるようになってしまい,う〜ん,やっぱりもう限界なのかな?と思い,メンテ本を読むも,さすがにクイルタイプの締め方は書いていなかったので,ネットで調べてみると,なんと前回締めたのはロックナットで,上ワンっていう奴を締めないと駄目なことが判明しましたです。で,ネットの解説はママチャリだったので,上ワンを締めるための工具が別に必要な感じだったのですが,とりあえずプレトレのロックナットを全部外して確認するか!というわけで,どこでもベープを腰から下げ,いそいそと駐輪場へ行き,プレトレを整備スタンドに乗せ,ロックナットを外してみると,ラッキー!上ワンもモンキースパナで締めれるタイプでした。ネットではハンドルがゴリゴリしないように上ワンを締めなさいとあったのですが,どの程度の感覚がハンドルがゴリゴリしないのかがよく分からないので,ハンドルのガタが出ないように上ワンを締め,ロックナットもきちんと締め付けると,無事にハンドルのガタツキがなくなりました。で,午後からは北方面峠コースを80キロほど走らせてもらい,復路の向かい風がきついなぁと思いつつも楽しく走らさせてもらいました。しかし,今年の夏は涼しいのかなぁ?休憩&補給のコンビニでは300ミリリットルのカフェオレから500ミリリットルのミルクティーに飲むものが変わりましたが,それでも家から持って出たVAAM1本で往復走れています。そういえば,家はまだ扇風機を出していないし,夜寝るときは毛布がないと朝方寒くて目が覚めてしまうもんねぇ。7月になったけど,まだそんな感じですし,明日も降水確率が20パーセントなのでもちろん走りに行きますけど,夏本番にはまだまだかなぁ?という感じなんでしょうかね。というか,昨年までは猛暑すぎということもあったのかもしれませんけど。
 で,ハンドルのガタツキのことですが,ブログをアップする前に銀行へ行く用事があったので,プレトレに乗って銀行まで行ってきましたが,全くハンドルのガタツキはありませんでしたです。うんうん,まだまだプレトレで走れるねぇと思いつつ,トレックの2015年モデルの発表を楽しみにしているフルカワだったりします。アルミマドンが105の11速になって,カラーリングもイイ感じなら心が揺れてしまいそうな今日この頃だったりしますです。まぁ,プレトレに乗って5年ですもんねぇ。よく乗っていることは間違いないのですが,やはり遠距離通勤で普段は自転車に乗れないので,プレトレを日常使いにすると言っても,全く乗らなくなる可能性がありますからねぇ。少し考えてしまいますです。

 で,話は変わって,今回も子供ばんどのアルバムで,1983年5月に発売された“HEART BREAK KIDS”を紹介したいと思います。夢はアメリカ!ということで,湯川トーベン脱退後,アメリカへ武者修行に行き,レコード会社もキャニオンレコードからエピックソニーに移籍し,発売されたこのアルバムですが,個人的には私が買った子供ばんどの最後のアルバムになってしまいましたです。アルバム発売前にライヴで“JUKE BOX ROCK'N' ROLLER”を聴いていたので,期待して聴いてみたのですが,少し肩すかしを受けた感じを今でも覚えています。アルバムとしては悪くないんですけどね。詳しくは後ほど。
 1曲目の“JUKE BOX ROCK'N' ROLLER”という曲は,ドラムとハンドクラップから始まるのですが,明らかに音が良くなっているのには感動しましたねぇ。歌詞は自虐的な歌詞(ジュークボックスのように同じ唄を唄うロケンローラのことを唄っている内容)なんですけど,これまでの子供ばんどにはなかったそこはかとなくハードな雰囲気が。確かに当時の雑誌ではうじきとタニヘイのギタープレイでヘビーメタルやハードロック系のくくりに入れられることが多かったのですが,でもあからさまなヘビーメタルやハードロック系とは一線を画していたような感じがしていたのですが,何となくそっちに近づいてしまったような感じですね。
 2曲目の“あの娘が一番 (SHE IS "NO.1")”という曲は,もろアメリカンハードロック的な少し重ためのリズム乗せて,ハードなギターがガシガシカッティングされていて,非常にカッコヨイ曲になっています。うん,でもこれが子供ばんどでなければねぇという感じがしないでもない。
 3曲目の“NEW YORK! NEW YORK!! NEW YORK!!!”という曲は,イントロのギターのカッティングからカッコヨイ曲で,ニューヨークに行きたいと言ってニューヨークの地図を持っていた友人がいつのまにかその地図をなくしてしまっている(要するに夢をなくして)っていう曲なんですけど,ちょっと歌詞がシリアス過ぎかなぁとそれまでの子供ばんどの曲と比較して思ってしまいました。でもね,ハードロックの曲としてはカッコイイんですよ,本当。
 4曲目の“FIRST AID KIDS”という曲は,ちょっとテンポアップしたロケンロールで,いきなりうじきつよしが英語の歌詞で唄い出すという,思わずえぇ!っと思ってしまう曲です。日本語詩のところも結構,真面目なラブソングなんですよね。こういう歌詞って,バラードぐらいだったのになぁと思いつつ,間奏のギターソロはやっぱりカッコイイんですよねぇ。「生きてることを伝えて,愛していくって伝えて。」とか子供ばんどに唄われてもなぁ・・・と少し困ったような記憶があります。
 5曲目の“17's KISS”という曲は,イントロのギターとベースがユニゾンしていくところがいいねぇと思って聴いていると,歌詞は普通のラヴソングになってしまうところが少し淋しいなぁと。「17歳のバースデイ,明日迎える前にKiss me pleas,Kiss me honey」なんて歌詞,子供ばんどでなくても唄えるでしょ?みたいな感じです。
 6曲目の“YOU'LL SUCCEED”という曲は,やまとゆうのズンドコしたドラムで始まり,全編英語詩をうじきつよしが唄うという異色作ですかねぇ。間奏ではキーボードがソロを取ったりと,思いっきりアメリカンハードロックになっていますです。かっこいい曲なんですけどねぇ,子供ばんどでなければねぇ。
 7曲目の“ONE WAY”という曲は,バラード系でアコギ1本でうじきつよしが唄いだす,個人的には名曲の“WALKIN'AWAY”みたいな感じの曲ですね。こういう曲調でこういう歌詞はいいですねぇ。うんうん,子供ばんどらしいというか,シリアスに唄うときはバラードでっていうのはこれまでも定番でしたしねぇ。間奏の泣きのツインリードギターもカッコヨシです。
 8曲目の“TAKE A CHANCE”という曲は,タイトなドラムとカッティングがカッコヨイ曲ですが,曲全体としてはあんまり印象に残らないというか,ドキドキ感がない曲だなぁと。多分,私は初期の子供ばんどが大好きなので,そこからのイメージチェンジというか変わろうとしている子供ばんどに付いていけなかっただけなんでしょうけどね。
 9曲目の“DIRTY HERO”という曲は,イントロのギターからしてヘヴィな感じで,重たいリズムのアメリカンハードロックな曲になっています。子供ばんどっていうメガネを外して聴けば,カッコイイ曲なんですけどね,どうしても子供ばんどっていうバンド名である以上,子供ばんどとして聴いてしまうと,物足りないというか,なんか違うなぁと思ってしまう自分がいます。
 ラストナンバーの“さよならBOY”という曲は,確かアメリカに行く前の「夢はアメリカ,さよならトーベンツアー」のラストナンバーだったような気がします。そのときも少し毛色が違う曲だなぁと思いつつも,トーベンが抜けて,アメリカへ武者修行に行くんだから,少しセンチメンタリズムな歌詞になるのも止むなしか?と思いましたが,こうやってアルバム1枚聴いてみると,こういう路線にシフトすることの予告だったんだなぁと思ってしまいましたです。本当,びっくりするぐらいシリアスな曲なので,ラストナンバーにはピッタリなハードロックなバラードナンバーなんですけど,つけいる隙がないというか,ガチガチな感じがするというか,子供ばんどであるが故に何かが違うんだけどなぁという違和感が残る曲になっています。
 結局,私は子供ばんどのメチャハッピーでところどころにユーモアがちりばめられ,しかもポップっていうセンスが大好きだったんでしょうね。多分,その辺を体現していたのが湯川トーベンでと野尻はっちで,その二人が最前線から退いてしまったので,真面目なうじきつよしが真面目にロケンロールのレコードを作ったのがこのアルバムなんでしょう。だからこそ,トーベンが子供ばんどを脱退した後に結成し,たったの2枚しかアルバムを残さなかったアルファベッツの音はあんなにもキラキラでポップでハードで,なおかつユーモアもちりばめられていたんだろうなぁと思います。実は先日,Youtubeで活動再開した時の子供ばんどの映像を見たのですが,サマータイムブルースなどの初期の曲を演っているときのハッピーな感じは相変わらずでしたが,新曲のマンモスの唄は非常にメッセージが重たくて,新しいアルバムは買わなくてもいいかな?と思ってしまいましたです。ミュージシャンが発するものが時代によって変わっていくことは当然ですし,仕方ないと思いますが,聴く方も続けて聴くかどうかは自由なので,仕方ないと思ってしまいましたです。

 さて,届かなかったメガネのストラップがやっと届きましたです。やっぱり非常に便利です。職場で「フルカワさん,それっておしゃれですか?」って聴かれましたが,すかさず「年です。」と即答してしまったため,聴いた方を苦笑いさせてしまいましたです。で,今回,買ったストラップで世界はグローバルなんだなぁと改めて思ってしまいましたです。まず,アマゾンのマーケットプレイスで知らずに買ったら,販売会社がカナダで発送は香港だっていうこと。で,エアメールで届いた商品は発売元が日本でメイドインチャイナって,どんなジョークなのよと思いつつ,パッケージがどう見ても100均の商品パッケージ(後でネットで発売元を確認したら,100均に商品を卸している会社でした。)で,材質を見てみると,んんん?ステンレスだから買ったのに,なんと「メッキ,鉄」って書いてあるではありませんか。ニッケルメッキって肌に触れる部分が結構剥がれやすくて,メッキが剥がれると服とかに色(というかサビですか?)が付くので,やられたかなぁ(よく考えると100均の商品を540円で買わされたのか?っていうこともありますし。)と思いつつ,まあ通販なんてそんなこともあるよねというわけで,アマゾンの評価をいずれも「1」にしたところ,今日の午前中,携帯にいきなり「通知不可能」の表示から電話がかかってきて,なんだなんだと思って出てみると,なんとマーケットプレイスの販売会社で,要するに発送した商品に入っていた材質説明が間違っている,送った商品はステンレス製で間違いないので,評価を「1」にしたのを取り消してほしいということをたどたどしい日本語で話してくれました。メールも送ったということでしたが,残念ながらスパムメールとして削除されていたので,もう一度送ってもらうことにしましたが,正直,本当かよって思ってしまいましたです(残念ながら仕事柄,あちらの国の方のことは信用していないので。)。とはいえわざわざ電話してきて一所懸命説明するし,返金するとまで言うので,正直,こちらとしてももう使っているし,ステンレスだって言うのなら最初にこちらが望んでいる物なので,返金は不要だし,評価も取り消しますよということで,電話を終わらせ,評価の方は書き直し,ついでに商品のレビューも書き直しました。最初のレビューはステンレスとあるが,ニッケルメッキだったという内容でしたが,一部変更してパッケージにはニッケルメッキだが販売店の説明はステンレスということですという,非常に曖昧な内容にしましたけどね。正直,本当にステンレスかどうかなんて,2〜3か月使ってみて,メッキが剥がれるまでは分からないもんねぇ。まぁ時間が経ってメッキが剥がれたら商品レビューを書き換えてあげればいいだけですし,メッキが剥がれなければ良い買い物ができた(アマゾンでステンレスボールチェーンを検索すると大体1000円前後なので。)ということで。メッキが剥がれれば,次はパーツ買いして,間違いなくステンレスボールチェーンのメガネストラップを作ればいいだけですしね。
 しかし,本当,メガネストラップは便利ですねぇ。職場でメガネの置き場所を探すこともなくなりましたし,新幹線の中でメガネを落とす(Memopadを使うとき,メガネを外さないと小さめの文字が読みにくいので,メガネを外してワイシャツのポケットに入れていました。)こともなくなったので,非常に便利だなぁと思っていますが,年齢不詳だけど年なんだなぁ・・・とシミジミ思ってしまいましたです。