ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ウクレレ栗コーダー/栗コーダーカルテット


 最近,MOVOの電池の消費が早いような気がしてきたので,ROWA(バッテリー用のサードメーカー)のサイトを見ていたら,MUVO用どころかJORNADA用もあったので,どうしようか(昔見たときは,代引きとか振込しか入金方法がなかったので)と思っていたのですが,クレジットカードも使えるようになっていたので,MUVOにしてもJORNADAにしても既に現行ラインではないので,買えるときに買っておかないとなくなるよなというわけで,両方とも買わせていただきました。MUVO用が1960円,JORNADA用が4380円でしたが,これで延命できるなとちょっと一安心。まぁ次の4月でMUVOが丸2年,JORNADAに至っては丸6年も電池を使ったことになるので,4月にROWAのに変えて,今使っているバッテリーはそれぞれ長期外出時の予備バッテリーにしましょうかね。
 しかし,JORNADAはもう使って6年になるのか・・・本体は壊れないし,Windowe CEだからと割り切って使っているので,私的には十分なマシンだし,後継機種がないので6年も使いっぱなしだけど,全然壊れない(コンパクトフラッシュがクラッシュしたことは何度かありましたけど)のは驚きだよな。せっかくヤフオクで入手した予備機(そういえば,予備機を落としたときにはバッテリーが付いていなかったので,HPのネット通販でバッテリーを買っていたのを思いだした。)がまだまだ活躍の場がなさそうだな。それはそれでいいことなんですけどね。

 で,話を変えて,今回は栗コーダーカルテットの“ウクレレ栗コーダー”を紹介したいと思いますです。最初にこのタイトルを見たとき,ウクレレがメインで,栗コーダーカルテット(以下「栗コーダー」といいます。)のあのチープな感じの縦笛が減っているのかと思ってちょっと買うのを控えていたのですが,ネット上でハイウェイ・スターのプロモを見て,全然変わってないじゃんと思い,速攻で仕事帰りに買いました。通して聴くと,よく知っている曲が栗コーダ流にアレンジされて,なんていうか・・・栗コーダーだなぁという仕上がりになっています。私的には買って損はない!と思うんですけどね。
 1曲目の“アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章”はモーツアルトの有名な曲で,クラシックをあまり(というかほとんど)聴かない私でも,あ〜この曲知ってるという曲ですが,その曲を栗コーダーがポップかつチープにやっていて非常に楽しめるナンバーになっています。本当に,重たさがないんですよね。で,微妙なリズムの跳ね具合が気持ちいいです。
 2曲目の“冷たくしないで”はエルヴィス・プレスリーのカバーなんですけど,イントロの綺麗なウクレレのデュエットからいきなり,ロケンロールなエルビスナンバーになる落差も最高ですね。これも有名は曲なので多分,聴いたことある曲ですけど。しかし,ロケンロールといってもまた〜りとした栗コーダー風味のロケンロールですので誤解のないように。
 3曲目の“夢の人(I've Just Seen A Face)”はビートルズのカバーですが,これはアンソロジーにも入っていたので,確かそのときに触れたような気がしますので,今回は省略させていただきますが,これも非常に栗コーダー風味でいいでございますよ。
 4曲目は,実はこれが一番楽しみでこのアルバムを買ったんですな“ウルトラセブンの歌”でございますよ。ウルトラマン数あれど私的には全てにおいてウルトラセブンが一番ですので,あの重厚なセブンの歌を栗コーダーがどんな風に料理するのか楽しみだったんですよね。イントロの管楽器の重厚さはそのままで,おぉ!栗コーダーもセブンに敬意を表してこのまま重厚にやるのかと思っていたら,最初の「セブン!セブン!・・・」のところがいきなりウクレレ2本のチープな音になってしまうところには苦笑いとともにやられた〜!ってな感じですよね。2番目からはチューバが入ったり,3番目から縦笛がメロディーを吹いたりしていつもの栗コーダーらしい展開になったりと,1曲で3度おいしいです。この曲のためにこのアルバムを買ってもおしくないですね。
 5曲目はジョン・レノンの“Power To The People”ですけど,元ネタは拳を握って「Power To The People!」てな感じですけど,栗コーダーらしく軽やかにやっていますです。
 6曲目もジョン・レノンの“The Luck Of The Ilish”という曲なんですけど,私は元ネタを知らないので,コメントが難しいのですが,タイトルどおりアイリッシュぽい曲で,縦笛の澄んだ音が非常にすがすがしい曲ですねとしか言いようがないです。もちろん栗コーダー的にはOK!ですけどね。
 7曲目はなんとディープ・パープルのカバーで“ハイウェイ・スター”でございますが,これもスゴイよ,聴かなきゃ損だよ。全然ドライヴ感のない,また〜り感倍増のハイウェイ・スターなんだもん。スゲーとしか言いようがないです。ネットでプロモが公開されていますので,栗コーダーを聴いたことがない人やディープ・パープルが好きだった人はぜひ!しかし,CMの「ぎゅ!ぎゅ!ぎゅ!ぎゅ〜!」のスモーク・オン・ザ・ウォーターのパロディにしてもディープ・パープル大人気?
 4曲目はクィーンの“ボヘミアン・ラプソディ”が元ネタなんですけど,残念ながら元ネタを知らないので,なんとも言いようがないんですけど,非常に綺麗な曲です。うん,ぜひ聴いてみてください。
 9曲目はゴダイゴの“ガンダーラ”なんですけど,イントロは確かにガンダーラで,元ネタよりももっと妖しげになっているのですが,歌メロがちょっと元ネタと違うというかベースラインを吹いているので,分かりにくいかも?サビの部分からはちゃんと歌メロを吹いているので分かるとは思うのですが。私的には歌メロ部分よりもイントロの妖しげな部分に力を入れて作ったのではないかと思いましたけど。
 10曲目はスターウォーズから“帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)”なんですけど,すごいです!ここまでペナペナなダース・ベイダーのテーマは初めて聴いたですよ。これもぜひ聴いてほしいですね。しかし,この曲が流れながらダース・ベイダーが「コーホー」とか言いながら現れたら大笑いというか,ダース・ベイダーもスキップするのでないかい?
 11曲目はペンギンカフェ・オーケストラの“サイモンの夢”という曲なのですが,元ネタをあまり知らないので(ペンギンカフェ・オーケストラはヴェンチャーズのカバーのWalk Don't Runしか聴いたことがない。)あれなんですけど,元祖環境系というか,綺麗なメロディーで今さらながら元ネタの素晴らしさに驚いています。機会があったらアルバムを探してみようかな?
 12曲目はみんな知っている“となりのトトロ”でございますよ。これは結構元ネタに近い感じでやっていますね。やっぱジブリの関係ですか?でも栗コーダーの雰囲気に元々合っていると思うので,問題なしです。
 ラストナンバーはこれもジブリから“もののけ姫”で,縦笛のアンサンブルが非常に印象的なイントロで始まり,ウクレレがちょっと物憂げな歌メロを綺麗に弾いています。これも元ネタを忠実にやっているような気がするのは,やはりジブリだからですか?まぁ,元々がゆっくりとした曲なので,曲調が合うということもあるんでしょうけど。
 子供らも栗コーダーは結構好きなのでMP3にエンコードしてCD-Rにして車の中で聴かせたら結構受けてましたね。というわけで,お子様の情操教育にもいかがですか(これは嘘)。

  しかし,話は全然変わるのですが,遠藤ミチロウのボックスがとうとう完成して,タイトルは「飢餓々々帰郷」だそうで。速攻でいぬん堂で買ってしまったですよ。で,買ってから気付いたんですけど,ミチロウのサイン入りらしい。ウォー!知らんかったとはいえ,めちゃラッキーですな。それにTHE LOODSというか西村茂樹の関係も着々と進んでいるようなので,これも速攻で入手するしかないな。しかし,これだけネット通販で欲しいものがあるとクレジット用の口座にきちんとお金をチャージしておかなきゃな!