ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

ウクレレ栗コーダー2〜UNIVERSAL 100th ANNIVERSARY〜/栗コーダーカルテット


 連休明けでフル勤務だったので,正直,今週は体が重いなぁという感じでしたが,何とかまぁ週末までたどり着きましたです。しかし,連休中は風が強かったものの,結構楽しくプレトレで走らせてもらったので,辛い仕事もなんのそのという感じで乗り切れたというのが正直な話でしょうか。天候とか家族サービスとかいろいろありましたので,先週の日曜日も含めて3回走りに行きましたが,合計350キロ強走ったので,自分でもまぁよく走ったんじゃないの?という感じですね(実際,連休明けに職場の同僚にフルカワさん,連休中は自転車に乗っていたの?」と聴かれ,「350キロくらい走ったかなぁ。」と答えると,「どんだけ走れば気が済むの・・・」という顔をされてしまいましたです。)。この間の日曜日は西に東にと走ったので,北方面峠越えに行くかぁというわけで,イソイソと北方面峠越えコースを選択したのですが,うぉう相変わらず風が強いぜ!というわけで,行きは向かい風だったのですが,峠を登りながら,このまま風の向きが変わらなければ,帰りの峠の下りは楽しいなぁと,帰りのご褒美を楽しみに向かい風にも負けずに峠を登り,片道40キロまで走ってから,途中のコンビニでいつものようにトイレ&栄養補給をし,さぁ,Uターン!というときになって若干風向きが変わってしまったので,帰りの楽しみが・・・と思ったのですが,何とか峠の下りは向かい風とまではならず,気持ちよく峠を下らせてもらいましたです。サイコンでは最高速度が50キロになっていたので,まあまあ良い風だったのではないでしょうか。しかし,バイパスがある関係であんまり自動車が通らない峠なんですが,今回は結構,自動車が走っていて,大体40キロぐらいで下って行くので,自動車に後ろに着かれると本当に嫌なんですが,ドライバーに良い人が多かったのか,私が直線部分以外は車道の真ん中寄りを走っていたからなのかは不明ですが,直線部分まで追い抜くのを待ってくれるドライバーばかりで本当に助かりましたです。これが,コーナーが続いているところで無理矢理抜かれた日には,多分,今頃は病院のベッドの上だろうと思いますので,助かりましたです。あとうれしかったのは,北方面コースは帰りの河川敷沿いの道で逆風にいつも泣かされているのですが,この日は少し弱めの追い風だったので気持ちよく走らさせてもらいました。正直,峠の登りを含め,70キロ走って疲れてきているところの残り10キロで何も遮る物のない河川敷沿いの道での向かい風ほど泣きたい気持ちになるものはないので,そういう意味では本当,連休の終わりを飾るナイスライドだったのではないかと思いますです。

 で,今回も前回に引き続き,栗コーダーカルテットなんですが,今回は栗コーダーカルテットの最新作“ウクレレ栗コーダー2”を紹介したいと思いますです。今回は,ユニバーサルピクチャーズ100周年を祝うコンセプトアルバムということで,ユニバーサルの歴史的名作を中心に選曲していて,聴いたことのある曲が,まさに栗コーダーカルテットの音で聴けるという,なんか不思議なアルバムになっています。
 1曲目の“第三の男”という曲は,ウクレレのカッティングで始まり,リコーダーがビールのコマーシャルでも使われているあのメロディーを奏でているのですが,これがいいんだ。ビールのコマーシャルでも栗コーダーバージョンを流してくれないかなぁと切に思ってしまいました。飄々としたメロディーがリコーダーやウクレレで奏でられることで,更に飄々さがアップしているので,本当,アルバムのオープニングに相応しい曲になっていると思いますです。
 2曲目の“ムーンライト・セレナーデ”という曲は,「グレン・ミラー物語」からのセレクトで,正にモダンジャズの名曲なんですが,これをピアニカのチープな音が主旋律を奏で,サックスが重厚なバックの音を作っていたパートをリコーダーが軽やかに流れていくという感じで,原曲の重厚な感じからは遙か遠くに来てしまったという感じなんですが,個人的にはこういうチープな音をあえてセレクトしたアンサンブルも大好きなので,栗コーダーらしいなぁと思ってしまいましたです。
 3曲目の“ケ・セラ・セラ“という曲は,「知りすぎていた男」からのセレクトで,原曲をきちんと聴いたことがないので比較のしようがないのですが,風のようにサラッと流れて終わってしまうという感じでしょうかねぇ。最初の2曲で結構有名どころがきた(というか,私があんまり映画(特に洋画)を見ないせいなんでしょうけど。)ので,こんなものではないかと。
 4曲目の“マリオネットの葬送行進曲”という曲は,「ヒッチコック劇場」からのセレクトで,これも原曲はクラシックなので,重厚な曲だったのですが,本当,軽めのアレンジでサラッと終わってしまいますが,なんかヒッチコックの苦笑いが浮かんできましたです。
 5曲目の“シャレード”という曲は,映画を見た記憶はなく,なんかこの曲は聴いたことがあるなぁというレベルなのですが,ウクレレでポロンポロンと弾かれるメロディーも,リコーダーでヒューヒューと吹かれるメロディーもどちらもイイ感じです。しかも,この曲では拍子木のような音のパーカッションが,栗コーダーにしては軽快なリズムを作っているのですが,それもなんかイイ感じです。楽器の編成上,元々リズムが強くないのですが,拍子木のような音でリズム感を作ってしまうというところがアレンジの妙を感じてしまいましたです。
 6曲目の“刑事コロンボ”という曲は,「うちのかみさんがねぇ。」というコロンボの台詞はよく覚えているのですが,こういうテーマ曲だったっけ?という私の記憶のいい加減さが・・・しかし,原曲は忘れ去っているものの,栗コーダーらしいアレンジには脱帽でございます。
 7曲目の“エンターテイナー“という曲は,「スティング」からのセレクトで,これまたコマーシャルで使われていたよなぁと思いつつ,ペナペナのウクレレの音やリコーダーで奏でられるメロディーラインは妙にコミカルで,なんか聴いているだけで楽しくなってしまいますねぇ。途中でいろいろな楽器が主旋律を交代しながら演奏しているのですが,そこにも懐の深さを感じさせていただきましたです。
 8曲目に“ロック・アラウンド・ザ・クロック“という曲は,「アメリカン・グラフィティ」からのセレクトで,ロケンロールの原曲と言われている名曲を,栗コーダーのこの構成でどう演奏するのか?と楽しみにしていたのですが,裏切られることはやはりありませんでした。ロケンロールなのにウクレレで演奏しているもんだから,なんだかハワイアンを聴いているような気になってしまいますが,ギターでゴリゴリ演奏されていた部分をウクレレやリコーダーできちんと際限してくれているので,「あっ,ここも。あっ,ここも。」という感じで非常に原曲との比較を楽しんでさせてもらいましたです。
 9曲目の“大草原の小さな家“という曲は,確か某国営放送で放送していたことは覚えているのですが,あんまり見た記憶がないので,どんな曲だったっけ・・・と思いながら聴いたのですが,やはりメロディーに聞き覚えがなくてすいません・・・という感じなのですが,それでも少し切ないメロディーをハーモニカ(栗コーダーの場合はブルースハープではなく,やはりハーモニカと呼びたい。)の切ない音で吹いているのが,らしいなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“ジョーズ”という曲は,いやあの重たい曲をどうすんのよ?と思っていたのですが,栗コーダーのペナペナの音できちんと再現されていて笑ってしまいましたです。この曲が映画で流されていたら,出てくるのはサメではなく,サメの風船(というか,浮き輪か?)になってしまうのではないかというくらい,聴く側のイメージを覆す曲になっています。
 11曲目の“カヴァティーナ”という曲は,「ディア・ハンター」からのセレクトで,これも原曲は聴いた覚えがないのですが,ウクレレをポロロンと鳴らしてメロディーを弾いているのですが,メロディーラインだとしっとりした感じの曲なんだろうなぁと思うのですが,いかんせんウクレレで奏でているので,そこはかとない音の軽さがしっとり感を少し薄めてくれていますです。
 12曲目の“お前を離さない“という曲は,「ブルース・ブラザース」からにセレクトで,この映画は私にとっては神のような映画で,洋画で唯一私がDVDを持っているものですが,ジョン・ベルーシーとダン・エイクロイドがステージ上に飛び出してくるときのテーマ曲なんですけど,あの黒くてファンキーな曲をどうするのかと思いきや,ウクレレとリコーダーだけでファンキーではないのですが,気分をウキウキとさせてくれる曲に仕上げてくれています。多分,おもちゃのピアノだと思うのですが,そのチープな音でメロディーを奏でたり,後半ではパーカッシヴに弾いてみたりと,さすが!としか言いようのない使い方をしているところが見事,墓場の下でジョンが笑っているのではないかと思ってしまいましたです。
 13曲目の“E.T.のテーマ“という曲は,映画はめちゃ有名なんですけどね,こういう感動をありがとうな映画って私は見ないので,どういう曲だったっけ?と思いながら聴いてみたのですが,あぁ〜このメロディーラインは聴いたことがある!という曲で,少し切ない系のメロディーをリコーダーが奏でると,宇宙までは行けないけれど,近所の河原までは行けそうな気になりますねぇ(褒め言葉ですので,誤解のないように。)。しかし,楽器の音色を考えた上での組み合わせの妙とはこういうことなんだなぁと思わせていただきましたです。
 14曲目の“バック・トゥ・ザ・フューチャー”という曲は,映画は見に行ったのですが,どんなテーマ曲だったっけ?と思いつつ,聴いたのですが,う〜ん,こんな感じだったかなぁ,ところどころ聴き覚えのあるメロディーがあるよなぁ・・・うんうん,なんかこういう曲だったよなぁ・・・主人公が自動車型タイムマシンに乗って・・・というシーンを思い出してみたり,聴きながら映画のラストシーンが少し蘇ってきましたです。
 ラストナンバーの“ジュラシック・パークのテーマ“という曲は,これも映画を見ていないので,どんな曲だったっけ?と思いながら聴いたのですが,あんまり記憶にないなぁと思いながら,栗コーダーのラストらしいというか,ウクレレ栗コーダーなのに,リコーダーだけのアンサンブルをラストに持ってくるのは,栗コーダーらしいなぁと思ってしまいましたが,リコーダーのアンサンブルが素晴らしいので,もう好きにしてくださいという感じだなぁと思っていると,中盤からウクレレもアンサンブルに加わり,少ししっとりとした音色を聴かせてくれています。看板に偽りなしの演奏で良かったと胸をなで下ろさせていただきましたです。
 しかし,ゴミのようなK-POPとやらが跳梁跋扈している日本の音楽業界に,こういうバンドがまったりと音楽活動をしてくれているというだけで,なんか心が癒されますよねぇ,本当。栗コーダーの4人の皆様には,できるだけ長く,この音を出し続けてほしいなぁと思ってしまいましたです。

 しかし,今日の午前中は子供の参観日に行き,帰ってから掃除と洗濯を済ませ,自分で昼ご飯を作って食べて,それからこのブログを書いているのですが,なんか外はやたらと良い天気なんですよね,風は強いものの。明日は風が吹こうがどうしようが,雨さえ降らなければプレトレで走りに行こうと思っているのですが,こう天気が良いとブログをアップさせたら,少し流してこようかなぁ,それともリアルあさひに点検に持って行こうかなぁと思ってみたりもしていますが,どうしようかなぁ。
 話は変わって,来週の土曜日は子供の運動会であることが発覚したので,土曜日は潰れてしまうなぁ,掃除とブログのアップは日曜日かなぁ,そうすると自転車に乗る時間はちょっとないかもしれないなぁと思いつつ,気になっているのが,プレオの6か月点検の案内がディーラーから届かないので,どうしたもんかなぁと思っているんですよねぇ。まぁ走行距離は大したことはない(というより,そもそも乗っていないし。)ので,どうしたもんかなぁというのが正直な気持ちです。これまでは案内のはがきを持参すると洗車等が無料だったので,洗車をしてもらうついでに半年点検をしてもらっていたような感じでしたが,この際,12か月点検まで飛ばしてしまうのが良いのか,それともきちんと受けておくのが良いのか,悩ましいなぁと思っています。まぁ,ディーラーから遅ればせながらでもはがきが届けば,半年点検に出すんだろうなぁと思ってはいますけどね。