ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

アンソロジー -20Songs in early 10years (1994〜2004)-/栗コーダーカルテット


 6月も中盤になって,雨もけっこう降って,ジメジメ・ムシムシでバテ気味です。昨日はさすがに体がしんどくて,19時過ぎには仕事をやめたのですが,新幹線に乗る前に,少し勤務場所の中古レコード屋を物色してみました。しかし,特にめぼしいものがなかったので,ちょっと残念でしたけど。
 こう,ジメジメ・ムシムシだと家でボーッとしているときには,あまりハードなものは聴きたくないよな・・・ということで前々から買おうと思っていた栗コーダーカルテットのアルバムを買いました(というわけで,MUVOには入れていません。JORNADAには入れるかも。)。
 
 そもそも私が栗コーダーカルテットを初めて耳にしたのは,某NHK教育テレビでプチプチアニメという子供向けの5分間のアニメをやっていて,その中の一つの「ジャム ザ ハウスネイル」っていうクレイアニメ(話は変わるが,このほかにも「ニャッキ」っていう奴も面白かったし,「ロボット パルタ」はテクノっぽくて凄く好きだったです。)で,音楽を担当していたのが栗コーダーカルテットで,エンディング・テーマを栗コーダーカルテットもりばやしみほ(hi-posi)が担当していて,これも結構よかったんですけど,一番はやっぱり岡村靖幸トリビュートアルバムでの“友人のふり”ですかね。何がスゴイって,これほど全然リスペクトを感じないトリビュートアルバムはないんじゃないかと思うんですけど(“あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう”を演った直枝政広と“だいすき”を演った朝日美穂はまぁ愛情は感じましたけど。),その中で一番,インストでありながら岡村ちゃんへの愛を感じたのが,栗コーダーカルテットだったんですよね。で,もっと聴きたくなってタワレコとか行ってみたのですが,そのころは何故か見つからなくて,この間,たまたまフラっとタワレコに行ってみたらなぜか,栗コーダーカルテットのコーナーがあって,何枚かCDも置いてあって,どれにしようか悩んだんですけど,ベスト盤的なこのアルバムにしました。

 今も聴きながら書いているんですけど,いや〜非常によろしいですよ。自転車に乗って汗をかいて,少し疲れているんですけど,扇風機の風を受けながら(我が家にはクーラーなどという文明の利器はない(がパソコンだの,MP3プレイヤーだのはある不思議な家庭です。)。),栗コーダーカルテットを聴くと,非常になごんでしまうというか,これでビールがあれば最高だなぁ・・・という感じですよ。
 というわけで,いつもなら全曲あーだこーだと書くのですが,インストなので私的にお気に入りの曲のみをというか,よく考えてみたら全曲気持ちいいので,特にお気に入りの曲だけにします。
 1曲目の“仔犬のテーマ(ペジエ)”心地よいです。2曲目の“マヨネーズ第二番”も心地よいです。3曲目の“うれしい知らせ”はポップで気持ちいいです。4曲目の“シーベックシーモアアイリッシュで気持ちいいです。5曲目の“オリオンビール”はビール飲みたくなっちゃいます。気持ちいいです。6曲目の“写真の中の君”は可愛い感じで気持ちいいです。7曲目の“I've just seen a face”は栗コーダーカルテットビートルズです。力の抜け具合が気持ちいいです。9曲目の“泣くなよスノーマン”は可愛くて気持ちいいです。11曲目の“鉄道ワルツ”はほのぼのとしていて気持ちいいです。14曲目の“友人のふり”は岡村ちゃんへの愛を感じます。最高です。15曲目の“あめふりりんちゃん”は某NHK教育テレビの「お母さんといっしょ」の歌ですけど,インストでもかわいさ全開です。りんちゃんのアニメが浮かびます。19曲目の“Some Happy Day”はデルタブルーズの曲なんですけど,ブルーズらしくないところが気持ちいいです。ラストの“ピタゴラスイッチ オープニングテーマ”も某NHK教育テレビの番組のオープニングテーマなんですけど,あっさり31秒で終わる潔さが気持ちいいです。
 お〜,なんか書いていたら20曲中,ほとんど捨て曲なしじゃないか,私的には。というわけでたぶん夏のお供には非常によいアルバム(多分,冬に聴けば聴いたでいいと思うけど。)ですので,見かけたら速攻で購入することをお勧めしますです。

 しかし,栗コーダーカルテットラフィン・ノーズのAAレコードセレクションを両手に持ってじっとレコード屋で悩んでいる私はきっと不審な奴だったんだろうな(というか,どういう趣味をしているのか,こいつは?って,きっと思われたんだろうな。)。
 えぇ,どうせ大人買いができない小心者ですよ,私は・・・