ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

IN A MODEL ROOM/P-MODEL


 いや〜今朝は目が覚めてビックリですよ。雪が積もりまくって一面銀世界なんだもん。しかし,今日が休みでよかったよ。これが明日だったら新幹線が徐行運転でダイヤが乱れまくりで,どうにもならんもんなぁ・・・(というか運休ならあっさりと休むんだけど,なまじっか動いていると,ごった返したホームで人に揉まれながら行かないといけないよなぁ。)。
 で,今回はHEATWAVEの“TOUR OF“LOVE”2005”について書こうとしたんだけど,まだよく見ていないので,これは次回に回そうと思っています(しかし,12月31日は嫁の実家に行っているので多分(電波状態が悪いので)アップすることができないと思うので,来週にLooking back to 2005ということで今年を振り返りたいので,そうするとHEATWAVEは来年のネタとして取っておくことにしよう。
 んで,このDVDはTHE LIVE GOES ONというシリーズらしいんだけど,来年にはTHE GROOVERSも出すそうな!動くTHE GROOVERSが見れる!ということで速攻でアマゾンで予約しました。届くのが楽しみだなぁ。で,このシリーズは「時代を超えて生き続けていくアーティスト達による最高のパフォーマンスをお届けする」とあるので,個人的にはSOUL FLOWER UNIONかSOUL FLOWER MONONOKE SUMMITを出してほしいと思うのはわがままでしょうかね。

 で,前置きはともかくとして,今回は今は亡きP-MODELのデビューアルバムについて書くことにします。この“IN A MODEL ROOM”が発売されたのは1979年で,ヒカシュープラスチックスとともにテクノポップと呼ばれていましたが,ヒカシューやプラスチックとは異質(やはり,この2バンドはポップっていう言葉がピッタリだけど,P-MODELはどちらかと言えばパンクな感じがします。あと,P-MODELは基本的にヘタウマな感じではなく,テクニックもきちんとしていた。)な感じがありますが,ヒカシューP-MODELが一緒のイベントに出て,アンコールのことでケンカになったということも本で読んだこともあるので,まぁ仲は良くなかったんでしょうね。
 で,1曲目は“美術館で会った人だろ”はチープなリズムボックスとシンセの音で始まりつつ,ギターがずっとリフを弾いていてメチャカッコイイ曲です(とうか,基本的にはこのパターンなので,以下,同様のアレンジの曲は省略します。)。テーマは多分,メンヘルで壊れちゃっている人のことだと私的には思うんですけど,違っていたらすいません。
 2曲目の“ヘルス・エンジェル”は甘やかされている子供に対する唄だと私は思っているんですけど,はっきり言ってパンクな歌詞です。
 3曲目の“ルームランナー”ですが,若い人はルームランナーなんて言っても知らないと思うんですが,昔の健康器具で部屋のなかで走るまねごとができる機械ですが,別に健康器具のことを唄っているのではなく,健康志向をバカにした唄ですね。
 4曲目の“ソフィスケイデッド”はちょっと重めで,ノイズっぽいシンセでセンターに定位する音はないんですけど,多分,マス・イメージに対する唄だと思いますです。
 5曲目の“子供たちどうも”はギターのリフから始まる,ロックナンバーで「どもども,どもども子供たち」で始まるんですが,内容的には抑圧されている(と思われる)子供たちに対する唄で,2曲目の“ヘルス・エンジェル”の対になるのではないかと思っています。
 6曲目の“KAMEARI POP”は地域問題に関する唄だと思うんですけど,タイトルがポップというわりにはちっともポップでないです。ちなみに,このタイトルはリザード浅草六区に対向しているのかしらとちょっと思ってしまったです。
 7曲目の“サンシャイン・シティー”はアッパーなロックンロールですが,日本そのものの唄だと私は思っているんですけど。多分タイトルは,池袋サンシャイン・シティーから取ったのではないかと時期的には思うんですけどね。
 8曲目の“偉大なる頭脳”はちょっと私には何がテーマなのか分からないんですけど,やっぱメンタル的な唄なのかもね。
 9曲目の“ホワイト・シガレット”は喫煙者の唄というか,多分,思いっきり嫌煙家から見た喫煙者の唄ですね。喫煙者の私としてはなかなか耳が痛い唄です。
 10曲目の“MOMO色トリック”はパンクっぽいカッコイイ曲です。目に映るものの色をピンクにチェンジすれば,誤魔化せるぜっていう内容の唄ですが,なぜ,こういう視点の歌詞になるのか,私の想像をはるかに超えていますです。でラストナンバーの“アート・ブラインド”シンセにリズムボックス,ボーカルにはボコーダーというテクノの定番アイテムを駆使した名曲ですが,「ミライハキレイニ,アート・ブラインド」という歌詞が凄すぎますね(実際出てくる歌詞はこれだけですし。)。

 で,個人的にはIN A MODEL ROOMも好きなんですが,セカンドのランドセルや3枚目のポプリとかも好きなんですよね。でも手に入れていないので(お金が無くてレコードの試聴までしかできなかった。),いつか見つけたら,速攻で大人買いしようと思っています。