ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

大島渚/大島渚


 先週の3連休,ちょっと家の整理をして,多分,もう聴かないテープ(元音源があるので)の処分と整理をしていたら,自分の古いテープとか,いろいろ出てきたので,パソコンで取り込んで,CD化していました。
 どうせ,読んでいる人も少ないだろうから,そのうち自分の自主制作テープのことも語ってもよいかもしれない。

 で,話は変わるけど,私的には土曜日にアップすることが多いんですけど,昨日は自分にとっての懸案事項であったが,ジョルナダ710のコンパクトフラッシュ512MB化をとうとう実行してしまったので,ジョルナダの環境構築に時間を取られ,こっちはお休みにしました。しかし,やっぱり256MBから512MBに増やすと,使っても(というよりも音楽データを)使っても,容量がなくならないよね。結構,突っ込んだけど,まだ100MB以上余ってるもんなぁ・・・で,今まで使っていた256MBのコンパクトフラッシュはデジカメに(撮影可能枚数が500枚だって。メモリーよりも電池が先に逝ってしまいそうだな。),デジカメの64MBはデータ用に,個人データ用に使っていた32MBはデジカメのデータを写真屋さんに持っていくときに・・・と使い回し,大きいメディアはやっぱりいいねぇ〜と実感しています。

 で,話を戻そう。で,テープを整理していたら,“大島渚”のこのテープが出てきたんだよね。“大島渚”と言っても,映画監督ではなくて,イラストレーター(というよりも最近は漫画家かな)として有名な“みうらじゅん”がやっていた(今もなのかは不明)バンドです。
 このバンドを初めて見たのは,日本音楽至上最大の過ち的な番組であった”イカすバンド天国(通称「イカ天」)でした。この番組で「チェルノじゃん,チェルノじゃん,スキスキ〜」って歌っているのを見て,なんか知らんけど,えらい格好よかったんですよね。で,このときはこの一部分しか聴いてなくて,その後,大晦日になぜか,日本レコード大賞(この番組も全く権威がなくなってしまったよね)の後に武道館を借りてイカ天大賞をしたんですけど(もちろんテレビ放映あり),これに大島渚がノミネートされていて,この「チェルノじゃん,チェルノじゃん,スキスキ〜」という曲が「カリフォルニアの青いバカ」という曲で,結構,長く聴けて大満足でした。
 その後,フラフラとレンタルCD屋を物色しているときに,このCDを発見し,レンタルしてテープにダビングしたおかげで,今もこうやって聴くことができるというのも,あの頃の時代かなぁ(しかし,さっき,検索したら,みうらじゅんの楽曲は全部MP3でダウンロードできるじゃないか。今度,全曲ダウンロードしようっと!)。

 で,このアルバムはミニアルバムという形で,「テレグラム・ゲロ」,「若い」,「お釈迦様」,「ジェレミー」,「THE DAY OF CHRISTMAS」,「カリフォルニアの青いバカ」の全6曲入りで,1曲目の「テレグラム・ゲロ」なんてT.Rexの「テレグラム・サム」の影響をもろに受けた(これを最近ではパクリと呼ぶのであろうが,元曲に対する愛があれば,パクリとは呼びたくないです。)感じで,なぜにゲロなのか?という疑問はありますが,みうらじゅんだからまぁいいかって感じですね。2曲目,3曲目は,みうらじゅんらしい毒のある歌詞で,4曲目の「ジェレミー」はこれまでの3曲と異なり,ちょっと泣かせる感じがこれまたイイカンジです。4曲目の「THE DAY OF CHRISTMAS」は,バブルなあの頃にカウンターパンチって感じの曲でしょうか。あの頃,クリスマスイブって言えば,レストランで食事して,指輪をプレゼントして,シティーホテルにお泊まりってイメージだったんですが,そんなものは関係なく,ただひたすらにどうしようもない男の唄で,これもまた訳もなく胸を打ちました。
 で,ラストナンバーは「カリフォルニアの青いバカ」で,通して曲を聴いたら,いいのなんのって,特に「付き合う女はボディコンで,鳩のフンぐらししか脳がない。IQ低くて愛敬もない。それで降られりゃ世話ないぜ。カリフォルニアの青いバカ」っていうところは,もう最高に私の脳天を突き抜けましたです。
 
 で,あのころは,なぜにみうらじゅんがバンドなのか?という疑問を持っていましたが,後に「アイデン&ティティ」を読んで納得しました。というか,根っこが音楽で,表現方法がイラストであったり漫画であったり,文章であったりしただけなのね。
 しかし,「カリフォルニアの青いバカ」のパワーは多分,今,聴いても,衰えることはないと思うので,聴いてみたい人は,「みうらじゅん 大島渚」で検索して,聴いてみてください。