ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

BLOOD MOVIE/つしまみれ


 今週の木曜日,仕事帰りの電車の中で,さて,巡回しておいたスレでも見ようかとジョルナダを取り出し,その後,おにぎりを食べようと思って(人間ドックの診察医から午後8時以降に食事をするのであれば,それまでおにぎり1個を食べて,家ではおかずのみという指導をきちんと守っているので。),ジョルナダの電源を入れたまま,ディスプレイをたたんで鞄の中に入れておいたのですが,おにぎりを食べ終わって,ジョルナダを開くとなんとディスプレイが真っ白ではありませんか。あぁ〜とうとう逝ってしまったかなぁ,家にある代替機は,とても代替機にはしたくないジャンク品(パーツ取りには使えると思うのですが・・・)なので,ジョルナダ卒業かなぁと思いつつ,大体ディスプレイの不調は各種ネジが緩んでいることが多いので,家に帰って増し締めをしてもダメだったら考えようということで,家に帰ってから増し締めをしてみたたところ(中には思いっきり緩んでいるネジもありました。),無事復活しましたです。とりあえずは良かったのですが,代替機にもならないジャンク品しか手元にないのもなぁ(そろそろジョルナダから卒業しようという意志が微塵もないところがさすがですな。)と思い,ヤフオクを見てみると,ジャンク扱いなんだけど,少なくとも今の代替機よりはキレイで程度の良さそうなジョルナダがあるではありませんか。落札できないのを覚悟で(ヤフープレミアムに入っていないので,5000円以上の入札ができない。)入札したのですが,今のところ最高入札者なので,どうなることやらという感じです。入札締め切りまであと1日あるので,大体残り1日で値が上がって落札できないということが多いので,今回も無理かなぁと思っているのですが,最近のスマホやアンドロイドタブレットの人気からすると,ひょっとしたら落とせるかも?という淡い期待を抱きつつ,明日の入札締め切りを待ちたいと思いますです。

 さて,今回は前回に引き続きつしまみれネタで,CDと同時に発売されたDVDの“BLOOD MOVIE”を紹介したいと思いますです。つしまみれのDVDは10周年記念の“バンドは水物”しか見たことがなかったのですが,“バンドは水物”は全曲演奏5時間ライヴということで,つしまみれにも余裕がないというか緊張していたというか,非常に鬼気迫る映像で見ていて辛いものがあった(まりなんて,ほとんど笑顔が見られないんだもんなぁ。)のですが,今回がGIVING BLOOD TOURの最終日である2011年6月14日の渋谷wwwのライヴをほぼフルパッケージしているのですが,ツアー最終日ならではの余裕とパワーが全21曲にぎっしり詰め込まれていて,私的にはこっちの方が見ていて楽しいなぁという全体的な印象を受けましたです。
 ライヴハウスらしいシンプルなセットをバックにメンバーが出てきて,やよいのとみずえのタイトなリズムにまりのクールなギターカッティングで1曲目の“うつ病”が始まり,髪を切ったダンシングベーシストやよいが,ステージ上を踊りながら「うつ病!」とシャウトし,まりのノイジーなギターソロ,叩きまくりのみずえのドラムに圧倒されたまま1曲目が終わってしまいます。
 2曲目の“J-POP”という曲は,ご存じ,J-POPを批判しつつ,自分たちの素晴らしさをコッソリとアピールする曲なんですが,バカっぽい声で唄うまりの後ろでニコニコ笑って唄いながらパワフルなリズムを叩き出すみずえは相変わらずスゲェなぁと思いながら,「みんなが聴くから聴くのよ,ジャパニーズポップ」という至極当たり前なんだけど言葉に出せなかった言葉をこれでもかと吐き出してくれています。
 3曲目の“キッチンドランカー”という曲は,みずえのパワフルなドラムソロで始まり,とりとめのない歌詞を吐き出しながらノイジーなギターを弾くまりも凄いのですが,その後ろで,これでもかっ!とばかりにパワフルなドラムを叩きまくるみずえがカッコエエです。というか,つしまみれはやっぱやよいとみずえという強力なリズム体があるからこそ,ハードなナンバーもポップなナンバーも全てつしまみれになってしまうんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“Doing Noting”という曲は,スピィーディーでノイジーなロケンロールナンバーなんですが,強力リズム体がバシッとブレイクを決めてくれるところなんて本当,カッコイイです。バンドってやっぱいいなぁと思わせてくれましたです。
 5曲目の“猫は本当はやさしい生き物じゃない“という曲は,つしみまみれが初めて作ったオリジナル曲という触れ込みなんですが,メンバー全員が楽しんでニコニコ笑いながら演奏している様は本当にほほえましく映像を見させてもらいました。特に“バンドは水物”では邪魔に感じた「ニャー」っていうお遊びのテロップもなく,シンプルにライヴ映像を流す今回のDVDには非常に好感が持てましたです。
 若干のトークを挟んで,6曲目の“フレンチトーストランデブー”という曲に入るのですが,まりのアルペジオから始まり,急転回なみずえのハードなドラミング,そして不安定なメロディーからサビのウルトラポップなメロディーと,つしまみれらしいごった煮的な曲が素晴らしい。加えて歌詞も,30女の誕生日というあまり唄になることのないテーマが唄われているところもつしまみれらしいリアリティを感じてしまいましたです。
 7曲目の“Bryan”という曲は,モータウン系の跳ねるリズムにポップなメロディーが組み合わさっているのに,間奏はノイジーという不思議な曲なんですが,みずえがニコニコ笑いながら唄い,バシッとブレイクを決めてくれるところは本当カッコヨイし,つしまみれのバンド感をがっちりと感じてしまいましたです。歌詞はアメリカツアーのときのロードマネージャーのことを唄いながら,ロケンロールピープルは1つさ!というメッセージになっていますが,ポップなメロディーを相まって,ガンガン言いたいことがこちらに伝わってきます。
 8曲目の“ラムシープ”という曲は,暗転したステージの上でみずえとやよいが重たいリズムを叩き出し,ちょっと歌謡曲フレイバーの入ったメロディーをギターとヴォーカルで奏でるまりをバックライトが照らしだし,サビからはやよいとみずえのリズム体がハードなリズムを叩き出し,まりは脈絡のない言葉を紡ぎ出し,混沌とした世界にたたき込んでくれます。
 9曲目の“なmellow”という曲は,イントロのメロウなベースラインで始まり,唄もメロウなメロディーで始まったと思ったら,途中からみずえがまさにエンヤトットのリズムを叩き出し,いわし漁師の家族の唄(笑)というか,いわしでなめろうを作るという,だからなんなんだというバカっぽい歌詞を唄いまくる怪作としかいいようがない曲なんですが,バカっぽい歌詞を唄うまりの横でハードなリズムを刻むリズム体の2人はプロだなぁと思ってしまいましたです。
 モジャーレコード設立についてのトークを挟んでの10曲目の“ソナタ・ド・アラーム”という曲は,曲の終盤のような乱打(というかアラーム音をイメージしているのか?)の後,ブレイクを挟んで,つしまみれお得意の早口なスピーディーなポップなロケンロールが炸裂するのですが,やよいのダンシングベースとみずえのシンギングドラムも決まりまくっていてカッコヨシですな。
 11曲目の“グレープフルーツガール”という曲は,ストレートでポップでシンプルで3人のコーラスワークが可愛く響く,本当,つしまみれらしい極上のポップナンバーなんですが,途中でみずえがタメの効いたドラムを決めてくれるのですが,これがまたカッコヨシです,相変わらず少したどたどしいまりのギターソロもなんかカワイイです。
 12曲目の“ソラタカク”という曲から怒濤のハイスピードロケンロールナンバーが続き,客席は盛り上がりまくり,みずえとやよいは唄い踊りながらハードなリズムを叩き出し,疾走感を加速させながら,13曲目の“Sex on the Beach”に突入するのですが,イントロのまりのハードなギターリフを聴いただけで,気分が盛り上がるのですが,ここにやよいのベースとみずえのドラムが加わると,盛り上がらないわけはないというわけで,3人でひたすらハードなリズムを加速させていく様は非常にカッコヨイですし,客席の狂ったような盛り上がりも最高でございます。
 と盛り上がったところで,次の14曲目にこの曲が来るのかという感じで,中期つしまみれの名曲(迷曲?)“良いテンポです。”がみずえのドラムから始まるのですが,そこにまりのノイジーなカッティングとやよいが踊りまくりながら横ノリのリズムを刻むと,縦ノリも嫌いではないけど,つしまみれのこの横ノリが好きになった理由なんだよなぁと改めて実感させてもらいました。最近は縦ノリのリズムが多いのですが,またこういう横ノリの曲を沢山作ってほしいなぁと思いつつ,まりの「良いチンポです!」のシャウトを聴くと,あぁつしまみれと本当に思ってしまいましたです。
 15曲目の“まつり”という曲からは正にツアーファイナル終盤という感じのメンバー一丸となった怒濤のハイスピードなロケンロールナンバーが続きます。“まつり”では,ひたすら畳みかけるようなまりのヴォーカルにグイグイ追いつめられ,16曲目の“岩壁の上の一本指総長”では,まりのコードカッティングと同時に客席から人差し指を立てた小節が幾重にも突き立てられ,やよいのはいずり回るようなベースラインが加わった後,みずえのハードなドラミングが加わり,一気に客席全体もヒートアップし,そのまま17曲目のメジャーデビュー曲の“タイムラグ”に突入します。汗を飛び散らせながら踊り弾きまくるやよい,唄いながらパワフルに,そしてタイトにドラムを叩くみずえ,そしてギターをかき鳴らしながら飛びはね,唄いまくるまり,と本当につしまみれの良いところがてんこ盛りに盛られたように感じられる演奏です。
 18曲目の“献血ソング”という曲で本編は終了するのですが,最後にこのダウナーな曲を持ってくるのか?と思いつつも,ツアータイトルからするとまぁ,順当な選曲かと。つしまみれなりの世界(社会)に対するラヴソングというかメッセージソングなんですが,たいしたことはできなくてもいいんだ,小さいことを1つずつ,少しでも行っていくことが,少しでも良い世界に繋がるのではないか?というシンプルかつ強固な,メッセージが献血をしている自分というシチュエーションを通してビリビリ伝わってくる名曲(迷曲?)です。
 19曲目からはアンコールで,ここで来るか!という感じで“バカ元カレー”が演奏されます。個人的にはこの曲も中期つしまみれの名曲だと思っているのですが,分かれたバカな男を踏み台にしてこれから生きていくわという,男から見ると勘弁してくださいという曲なんですが,ここまであっけらかんにサラッとポップに唄われると,仕方ないなぁという気持ちにさせられてしまいますです
 20曲目の“脳みそショートケーキ”という曲も中期つしまみれの名曲で,ハイスピードな横ノリの曲ですが,みずえのパワフルなドラムソロで始まり,やよいのベースが絡みつき,まりは相変わらず客席に飛び込み,客にマイクを持たせてシャウトしまくり,これで盛り上がらないわけはなく,ハウリングを起こしまくっても関係ない!っていう思い切りの良さがそのままカッコヨサに繋がっています。
 ラストナンバーの“ハイパースイートパワー”は2度目のアンコール曲で,ステージ上の電気が既に付けられてしまっているのですが,3人が本当に楽しそうにポップなこの曲をニコニコと満面の笑みで唄って,演奏しているだけで十分ですという感じです。本当,こういうつしまみれのキュートな面がアルバムでも出ればなぁ(そういう意味ではそういった面が前面的に展開されたミニアルバムの“脳みそショートケーキ”は私的には名盤としかいいようがないのですが・・・)と思っています。
 メジャーから離れ,独自路線で頑張っているつしまみれには,本当,本人達が言っているとおり解散することなく,婆さんになるまで3人でロケンロールしてほしいなぁと思っていますです。

 話は変わって,しかし,こう寒いと髪の毛を切りに行くのが面倒だなぁという感じなのですが(切ると寒いしな。),本当,いい加減自分的にも伸びて限界という感じなので,今日は少し朝早く起きてブログを書いて,午後から髪を切りに行こうと思っていますです。で,ついで,美術館で気になる展覧会をしているので,それも見に行きたいなぁと。そうすると明日は天気が良ければ走りに行けるなぁと。結局はプレトレで走りたいだけかい!という感じですが,走りたいだけなんだから良いんですよと自己納得させていますです。しかし,今日は雨でそんなに寒くないのですが,明日からはまた寒くなるらしいので,髪の毛を切ったら頭が寒いかなぁと思いつつ,いや,せっかく切りに行く気になったんだから,切りに行くんだと自分に言い聞かせて,切りに行くことにしましょうね,掃除と洗濯を済ませてから。
 そうそう,実はこの間の土曜日,なぜか早速,整備スタンドやタイヤレバーを使ってしまったのですが,詳細は次回にレビューも含めてということで。