ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Sex on the Beach/つしまみれ


 しかし,まだ5月だっていうのによく雨が降るなぁ。この間の日曜日は天気さえよければゴリゴリに走ろうと思っていたのですが,あいにくの雨で・・・仕方がないので,ディーラーにも月に50キロは乗ってくださいねと言われているので,土砂降りの雨の中,プレオで走っていましたです。まぁ,それはそれでまぁまぁ楽しかったのですが,やっぱり天気の良い日にスカっと自転車に乗りたいものだなぁとつくづく思ってしまいましたです。正直な話,今日はメチャ天気が良いのですが,なぜか夜勤明けで体はだるいし,午前中は掃除をしていましたし,午後はブログを書きたいし,そろそろ自転車を掃除しないといけないし,ペダルを漕ぐとシャリシャリ言っているので,チェーンとかに給油もしないとけないなぁと思っています(とうとう安いけどメンテ本を買ってしまったのさぁ)ので,とても今日は走りに行っている場合ではないと。そうこうしていると,明日の午後は子供らのエレクトーンの発表会なので会場までプレオで乗せていくようにと指示が出されましたので,午後は走りに行けないし・・・よ〜し,こうなったらアイロンがけも今日のうちに済ませて(とりあえず洗濯は午前中に掃除をしながら済ませた。),明日の午前中に2,3時間走りに行ってやるかぁと思っていますです。やはり,休みの日は50キロ程度はスコーンと走らないと休み明けになんかモヤモヤしてしまうんですよね。これって中毒なのかなぁ。まぁ体に悪いことではないので,気にしないんですけどね。

 で,今回は5月12日に発売になった,つしまみれの新しいアルバム“Sex on the Beach”を紹介しますです。つしまみれについては,私のブログでいろいろ書いていますし,ググってもらえれば詳しい情報がいくらでも出るので,割愛させていただきます。ちなみに今回のアルバムタイトルは「浜辺でセックス」というつしまみれらしい意味ではなく,カクテルの名前から取ったそうなので,一応ご安心を(何を安心するんだか・・・)。
 というわけで,1曲目はタイトルナンバーの“Sex on the Beach”なんですが,イントロのまりのヘヴィーなギターリフにやられたぁと思ったら。やよいのうねりまくったベースライン,シンプルだけどパワフルなみずえのドラムがドカドカと入ってきて,はっきり言ってカッコヨスギでございます。歌詞だけ読んでいるとなんか,しっとりとしたラヴソングみたいなんですけど,つしまみれがそんなストレートな曲を作るはずもなく,ひたすらヘヴィーに演りまくってくれています。これ,ライヴで演られたらたまらんなぁと思ってしまいましたです。
 2曲目の“チキンサンドイッチ”は最初ベースのチューニングでもしているのかと思いきや,みずえのドラムが入り,そのまま前のめりの演奏が始まるのですが,これも彼とのデートにチキンサンドウィッチを作って持って行くのさぁ!という歌詞なんですけど,この歌詞をこんなハードなメロディーとリズムに乗せるかぁ?と思いつつ,そこのギャップがつしまみれらしくて良いと思ってしまいましたです。
 3曲目はシングルで先行発売された“ストロボ”なんですが,2曲ほどハードな演奏が続いたところでこの曲が入るのは,はっきり言ってナイス選曲!と思ってしまいました。導入部分以外は結構シンプルながらもハードな演奏なのですが,前の2曲が思い切りハードなナンバーだったので,つしまみれ流のポップソングをより堪能できるような気がしますです。
 4曲目の“J-POP”は,はっきり言って私的には大ヒット曲でございますです。なんてったって「論理なんて知らない,耳になじむ旋律,アメリカのお古ビートよ,愛だ恋だ薄っぺら」って思いっきりサビで唄ってくれるんだもんなぁ。曲も凄くて,最初はかなり性急なビートでガシガシやっているのですが,さっきのサビのところではなんていうか思いっきりみんなのうたっぽいメロディーとテンポになったと思ったら,急展開で元のビートに戻ったりと,メチャカッコヨシでございます。
 5曲目の“桃だろう”は音的には“おちゃっすか”と“うめうまいタネデカイ”で歌詞のコンセプトは“敵のテーマ”といったところでしょうか。「鬼たちはせっかくの酒盛りだったのになぁ。桃太郎が邪魔した。生まれもっての悪は何!?悪者はだれ?戦う理由は何?」などと,どちらかというと鬼たちへの感情はこれくらいしか現れていないのですが,むしろこの部分を唄いたいためにこの曲をやっているのではないかいと思ってしまいましたです。
 6曲目の“パンバスケット”はウルフルケイスケがワウのかかりまくったカッコイイギターカッティングで参加している曲で,イントロのみずえのハイハットの音を聴くだけで,もうすでに横乗り感が出まくっているのですが,そこにウルフルケイスケのワウのかかりまくったギターカッティングがはまりまくっています。歌詞の内容はパンを食べていて,座ってパンバスケットを壊してしまったという,ただそれだけの歌詞なんですけど,それがさも意味があるかのように唄う詐欺師のようなまりのヴォーカルにやられてしまってください。
 7曲目の“自転車”はアルペジオを効果的かつ気持ちよく使った音にシンプルなバックに乗って,まりがノビノビと唄っている曲です。歌詞も彼氏と自転車に二人乗り(コラコラと今なら思ってしまうが,学生のころは少し憧れてしまうものだなぁ。),彼氏と電車に乗って1つのヘッドフォンの片方ずつで2人で聴いているとか,よく描かれがちなシーンをまりの少しズレた視線で切り取っているので,あまり古くさく感じないですね。
 8曲目の“姫事情”はイントロはハードな感じなので,このまま行くのかと思いきや,さすがつしまみれ,そのまんまで行くわけはなく“さくらんボーイ”のような和物系のメロディーで「十二単衣に着替えたい。十二単衣が良い。」とどこかに耳なじみのあるメロディーで唄われると,なんとなく和んでしまいましたです。
 9曲目の“おばあちゃんのブラジャー”は“おじいちゃんのおズボン”に対抗するものなのか?“おじいちゃんのおズボン”は叔父ー・オズボーンになってしまい,限りなくハードロックになってしまいましたが,果たして“おばあちゃんのブラジャー”はどうなってしまうのかと思っていると,思いっきり横乗りのダンサブルな曲で「ちちバンド,ちちバンド,ちバーン」って歌い始めるので,つい笑っていると,ヘヴィメタ風味のコードワークになったりとこの辺の変幻自在のリズム体がやっぱりつしまみれの強みだなぁと思っていると,サビの「ちちバンド,ちちバンド,ちバーン」からのリフとかこぶしの回し方とかが思い切り,これヘヴィメタの様式美だよねぇと,またも笑みがこぼれてしまいましたですよ。まったく本気なんだかふざけてるのかよく分かんないんだけど,そこがまた魅力だったりするんですよよね,,つしまみれの。
 10曲目の“Nezumi Sensation”はアルバム中,唯一の英語詩の曲なんですが,本当は“寝ずにディ●ニー”っていう日本語の曲なんですけど,歌詞に「ディ●ニー」って出ると,某アニメ制作会社がうるさいらしいので,こういう形にしたらしいのですが,シンプルなパンクチューンで非常にカッコヨシです。日本語の奴もこっそり聴いてみたいと思いつつ,某アニメ制作会社は自分はパクるくせに,本当,細かいんだから困ったもんだよなぁ。
 11曲目の“ラッパ練習中”は,次の曲のためにトランペットとかの練習をしている音を録音した,ちょっとお遊びっぽいトラックなのですが,管楽器はサポートメンバーに演ってもらったのかと思いきや,なんとみずえが吹いているとのことなので,ちょっとびっくりしてしましました。
 12曲目は,そんなみずえのトランペットとトロンボーンの音が炸裂しまくる(というか,あまりにも上手いので,ひょっとしたらサンプリングかも?なんて思ったりもしますが。),ポップでキュートでスカコアちっくな“ラッシュアワー”なんですが,ちょっとひねた曲もいいんですけど,直球どストレートな曲でまりが伸びやかに唄うのも良いですな,本当。
 ラストナンバーの“人生圏外”は自主制作CD−R(4th demo CD-R「BRAIN-A-LA-MODE」)に収録されていた曲で,タイトルからして秀逸なので,いつの日か聴くことができるだろうか?と思っていると,まさかこんな形で聴けるとは思いませんでした。つしまみれ得意の変拍子でブレイク決めまくりのメチャカッコイイ曲です。というか,この曲をラストに持ってくるとはちょっとびっくりですが,いきなり「人生圏外,人生中盤30代であなたがなくしたものは何だろう。」などと淡々と唄われると,すでに40代の私の人生は思いっきり人生圏外ではなかろうかと思ってしまいましたです。
 2ちゃんとかでは,売れ線狙いだとかであんまり評判のよろしくないこのアルバムなんですが,私的にはこれまで1位だった「脳みそショートケーキ」を追い越して堂々の1位という感じですね。前作の「あっ海だ}はつしまみれの変な部分やハードな部分を強調しすぎていて,何回も聴くのはちょっと辛かったのですが,今回のアルバムは,つしまみれのキュートな部分と変な部分が上手い具合にミックスされて,非常に聴きやすく(とは言っても,やは一般の人からしたらハードな曲が多いんですけどね。),楽しめるアルバムになっていますです。そんなに売れることはないのだろうけど,80歳で海産物になるまで,試行錯誤しながらこれからも楽しませてくださいねぇなどと思ってしまいましたです。

 などと,ウダウダと書き連ねているうちに今回のつしまみれのネタが終わってしまったでございます。話は変わって,プレトレの話なのですが,実はプレトレはママチャリ系クロスバイクなので当然のようにステンレス製の泥よけがついているのですが,泥よけの端に付いていた黒いやつが撮れてしまったので,どうしたものかと思いつつ,最初は単に黒のタッチアップペンで塗っただけ,それだけだとすぐにはがれるので,下地としてシリコン系ボンドを塗って,その上からタッチアップペンを塗っていたのですが,やはりシリコン系ボンドは固まるまでに重力で下に垂れるので,なんか中途半端というか,シリコン系ボンドがのっているところとのっていないところがあったりして,なんだかなぁという出来映えで,もうこうなったら軽いFRP製の泥よけに付け替えようかしらと思っていた今日この頃なんですが,やはりDo It Myselfな私としては,このまま何もせずに付け替えるのは何となく納得できない(いや,別に納得して全く問題はないんですけど。)ので,どうしたものかと思いつつ,こうなれば金属用エポキシパテで成形するか?というわけで,いそいそとホームセンターへ行き,金属用エポキシパテで成形したところ,おぉ均等にのっている(エポキシパテなんだから当たり前なんですけど・・・)ということで,この上からタッチアップペンで黒く塗って,耐久性にも問題がないのであれば,これで行こうと思っていますです。しかし,これでも駄目なら,FRP製の泥よけに換えてもいいなぁなどと思っている私でございました。