ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

SONGS TO LEARN&SING/ECHO&THE BUNNYMEN


 年末から何か急に寒くなったなぁ・・・なんて思っていたら,一気に冬になってしまいましたですよ。ほんの1月前までは長袖Tシャツでいたなんて信じられないですな。

 てなわけで,新年一発目は何か寒いので,クールな音を聞きたくなったので,ECHO&THE BUNNYMEN(以下,めんどくさいので「エコバニ」と省略しますです。)について書いてみたいです。
 エコバニはその昔,ネオサイケデリックホープ+ボーカルのイアン・マカロックがいい男だったので,結構売れたんですけど,私も結構,髪が硬いので,イアン・マカロックみたいな頭をしていたですよ(顔は当然,ダメダメだけどさ)。
 音的にはドラムと動き回るベースが基本的な音を作り,その上を硬質なギターカッティングが重なり,その上にシャウト系のボーカルが重なるという感じでした。私的にも結構,この音,特にドラムが生のはずなのに,わざとドラムマシンっぽい音にして,クールな感じを増幅させていて,大好きだったのと,ドラムマシン+アコギでライブをしたり,4チャンネルマルチトラックカセットレコーダーでバンドサウンドを構築していた私にとっては,ドラムマシンっぽいドラム,そしてベースがリード的に流れ,ギターはカッティングで盛り上げるという感じが凄く参考になりました(あんまり,いわゆるギターソロ的なものがないのも,このバンドの特徴でしょうかね。しかし,カッティングそのものがギターソロみたいなもののように私は思いましたけど。)。
 そういえば,エコバニの“ECHO”っていうのは,もともとドラムがいなかった時に使っていたドラムマシンのメーカー名らしいので,それもなんか私的にはヒットしたというか・・・

 で,個人的には,1stアルバムの“Crocodiles”が一番好きなんですけど,このアルバムにしたのは,個人的に好きな曲が目一杯詰まっているからなんですよね。
 1曲目の“RESCUE”から始まって,3曲目の“DO IT CLEAN”,5曲目の“BACK OF LOVE”6曲目の“THE CUTTER”,7曲目の“NEVER STOP”とか,本当にエコバニで好きな曲というかヒット曲が目白押しで,たまんないですよね。
 特に個人的には“RESCUE”のキンコンキンコンとしたギターの音も好きだし,“DO IT CLEAN”のイアン・マカロックのシャウト,“BACK OF LOVE”のこれでもかっていう感じのギターカッティング,“NEVER STOP”のドラマティックな盛り上がりとか,本当に昔はよく聴いたなぁ〜って思い出してしまいました。
 で,はっきり言えば,このアルバムでいえば,8曲目の“THE KILLING MOON”以降は,硬質な感じが少し薄らいで,私的には・・・って感じになってしまったので,それ以降はあんまり聴いていないんですけどね(しかし,このアルバムは11曲入っているんだけど,8曲目まで自分的には捨て曲なしなんで,言うことないけどね。)。
 
 でも,こうやって初期エコバニのあの硬質な音を聴くと,80年代初期の4ADだのラフ・トレードだのの,あの頃の熱かった(好きだった)イギリスのインディーズレーベルを聴きたくなってしまったので,またそのうち,レコード屋漁りでもしてみようかなっと考えてしまう私です(とか言いながら,お手軽にAmazonで済ませたりしてね。)。