ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

AFTER 5 CLASH/角松敏生


 この間は洗濯機が壊れただの,サイコンのブラケットが落ちただの書きましたが,時期的にはそういう時期なのかも。というのも,この間の土曜日,風呂上がりにドライヤーを使っていると,ときどき止まるので,電源コードを弄ってみるとどうやら電源コードの根元が原因のようだったので,日曜日は天気も悪いし,ドライヤーをばらしてみると,特に電源コードに問題はないようなのですが,やはり不安定な状態で。どうしたもんかなぁと思いつつも,熱源ですので,漏電で火事になるとシャレにならないので,髪の切りに行ったその足で家電量販店で買うことにしましたです。で,髪を切りに行く前にサイフをみたところ,サイフのファスナーを開けるために付けていた,子ドムの修学旅行のお土産のストラップから糸がでているではありませんか。ん?と思いながらよく見ていると,中のひもが擦れて,あとほんの少しで切れてしまう状態でした。出先でバラバラになったストラップをばらまくようなことにならなくてよかったなぁと思いつつ,さてどうしたもんかと思いつつ,余っていた100均のカラナビを付けてみたのですが,どうもしっくりこないので,まぁ,ボチボチ考えようかなぁと思いながら,散髪屋さんへ向かったのですが,向かうと途中に手芸屋があることを思い出し,いい歳をしたオッサンが一人で手芸屋に入ることに全く抵抗のない私としては,これは良いパーツがあるかも?と思い,手芸屋の店内を物色したところ,200円でサイフと同系色のハンドストラップがあるではありませんか。これは買うしかないということで,サクっと購入し,カラナビをその場で外し,ハンドストラップに交換してみたのですが,これがなかなかイイ感じになったので(というか,茶系統のサイフに銀色のカラナビは違和感がある上に音もカチャカチャしてなんとなく気に入らなかったので。),当面は(というかストラップが壊れるまで。)この感じでいこうと思いましたです。
 で,髪を切って,家電量販店へ行き,今度はドライヤーを物色したのですが,今はドライヤーも安いのね。1980円で機能的に十分なものがあったので,これまたサクっと購入させていただきましたです。そういえば,これまで使っていたドライヤーは遙か昔に結婚式に出たとき,引き出物(というか,好きな物の中から選んで,それを送ってもらうという,荷物にならないナイスアイディアなもの。)でもらった奴なので,ずいぶん前の話(というか,そもそももらい物だし。)だよなぁと思いつつ,今回買ったドライヤーも大事に使わせてもらいますよと思いましたです。で,最近, AKGのヘッドフォンの調子が悪い(センターの位置が何となく気持ち悪い。)ので,火曜日,新幹線の時間まで少し時間があったので職場近くのビックカメラへ言ってみましたです。最近はカナル型しかないなぁと思いつつ,探してみるとAKGカナル型でないのがありましたです。早速視聴をしてみると,全然音が違う。さすがに5年以上使っているので,もうダメかなぁと思って,買おうかどうしようか悩んでいると,K313のオレンジは3000円ぐらいするのに,なぜか緑は1980円であるではありませんか。これは買うしかないというわけで,サクっと買わせていただいて,帰り道から使ってみたのですが,いや〜やっぱり新品のヘッドフォンは良いよねと思ってしまいましたです。さらに,ジョルナダのディスプレイがあまり調子が良くなかったのですが,今朝,本当に調子が悪くなったので,これはディスプレイ取り用のジャンク品の奴と交換するしかあるまいというわけで,サクっと交換させていただきましたが,ディスプレイの調子が良いと,やはり気持ち良いですねぇ。しかし,これでジョルナダのパーツ取り用のジャンク品も使い切ってしまったので,これで液晶が駄目になったら,もう次を探すしかないかなぁと思いつつ,今回のディスプレイ交換であと2年ぐらいは頑張れるのではないかと思っていますけど。個人的な願いとしては,Windows RTで触手が伸びそうな奴が出るといいなぁとは思っているのですけどね。

 さて,今回も引き続き角松敏生ということで,1984年4月に発売された4枚目のアルバム“AFTER 5 CLASH”を紹介します。はっきり言って,私が角松敏生にはまってしまったのは,このアルバムのタイトルナンバーである,“AFTER 5 CLASH”を聴いたからなんですよねぇ。4月から働きに行くという直前にスタジオライヴのこの曲を聴いて,午後5時まで働いて午後5時からは「AFTER 5 CLASH」という言葉にやられてしまったからなんですよね(しかし,そのことが甘かったことは,後に理解するようになるんですけどね。)。というわけで,思い入れたっぷりのレビューをば。
 1曲目の“If you…”という曲は,軽やかなギターのカッティングのフェイド・インから始まり,ホーンを交えた軽やかなリズムでアルバムの世界へ誘う,1曲目に相応しい曲になっています。角松敏生の唄も「If you wanna dance tonoight.If you wanna do baby, Love me tonight」と軽やかに始まり,サビのスラップベースとドラムの作りだす気持ちの良いズンドコ感もいいですねぇ。海岸線からオフィス街の夕方,オフィスから出てきて,さぁどこへ行こう,何をしようという感じにさせる曲になっていますです。
 2曲目の“Midnight Girl”という曲は,ミディアムテンポのバラードなんですけど,イントロの白っぽい音のキーボードの音がたまらないですねぇ。飲み屋街の片隅で出会った少し酔った女の娘の唄なんですけど,シチュエーションとしてはそんなにカッコヨイものではないのですが,角松敏生が抜群の言葉選びでカッコよく感じるシチュエーションの歌詞にしています。そういえば,飲み屋でバイトをしているお気に入りの女の娘がいたよなぁ,よくあの店に通ったよなぁと少し遠い目になってしまいましたです。
 3曲目の“Airport Lady”という曲は,タイトルからも分かるとおりスチュワーデス(今だとCAですか。)の唄です。ジェット機のエンジン音から始まり,軽やかなホーンセクションのリフが気持ちを盛り上げてくれますねぇ。正直,飛行機って今まで国内線に2回しか乗ったことがないので,スチュワーデスへのあこがれの気持ちというのはよく分からないのですが,そんなことはどうでもいいくらい,畳みかけるようにカッコヨイリフを決めてくれるホーンセクション,気持ちよくスラップしているベース,軽やかに唄うヴォーカルと,雨が降りそうなジメジメした天気を吹き飛ばしてしまうくらい爽快なナンバーに仕上がっています(が,それは気持ちの問題であって,窓の外はジメジメの梅雨の空なんですけどね。)。
 4曲目の“Maybe it's love affair”という曲は,ちょっと遊んだつもりの女の娘に捨てられるシチュエーションという情けない内容なんですけど,こういう未練タラタラな歌詞は非常に共感できますねぇ。えぇ,遊びでもいいので,少し付き合ってみたいんだよぉ〜と思いつつ,本気になって泥沼というのは,非常に私にとっては分かりやすい感情ですねぇ。しかも,これをバラードでなく,軽やかなミディアムテンポのファンクナンバーにしてしまうところにやられたなぁ・・・という気持ちになってしまいましたです。
 5曲目の“Will you wait for me”という曲は,角松敏生お得意のバラードナンバーなんですが,イントロのピアノの乾いた音からカッコヨイのですが,メロディーも非常にキレイで素晴らしいです。シチュエーションとしては,長く付き合ったんだけど,少し離れてみないかということなんですけど,男の強がりというか,まぁそういう感じを受けたりもするんですけどね。「君ほどのやさしさに,もう二度と会えないと。信じたい,それだけさ。」と思うのなら,どうして手を離してしまうのか,当時リア充でなかった私には分からなかったのですが,お互いにやりたいことがあって,離れざるを得ないことがあることは歳を取れば少しは分かるようにもなりましたけどね。でも,まぁ私は基本的にグダグダな人間なので,こういう粋なことは今でもできないんでしょうけどね。
 6曲目の“Step into the Light〜After 5 Crash”という曲は,新生角松敏生を感じさせる曲になっています。特に““Step into the Light”はシンプルな8ビートにブリブリのシンセベースが絡み,角松敏生は唄わず,女声コーラスがクールに鳴り響く中,英語でラップしまくるという,これまでの生音ファンクからエレクトリックファンクやラップの影響をもろに感じさせてくれます。この流れが次に大きく繋がっていくだなぁと思いましたです。そして,その盛り上がりのままタイトルナンバーである“After 5 Crash”へ突入するのですが,これがもうクールなファンクでメチャカッコヨイのですよ。唄も「ビルの谷間に吸い込まれ消えて行く。言葉もいらぬ,この街は冷たく。」っていう歌詞でグッと曲の世界に引き込まれ,「今だけのやすらぎに誰もよいしれ,闇の中隠されたまま夜明けまでさわぐ。After 5 Crash!踊り出せLonely Guy」って唄われると,なんか自分のことを唄ってもらっているような錯覚に陥り,一人ディスコで踊り倒していた自分を思い出してしまいましたです。
 7曲目の“Never touch again”という曲は,ドラムのシンプルなリズムで始まり,そこにカッコヨイスラップベースが絡み,ホーンがベースとユニゾンのリフを奏でると,グイグイと曲の中に引きずり込まれてしまいますです。唄が始まってもベースとホーンが曲をグイグイと引っ張り,特にベースがメチャ唄っていてカッコヨイです。間奏では角松敏生もラップっぽいシャウトを聴かせてくれ,ちょっと違うぞと思わせてくれるナンバーになっていますです。
 8曲目の“I need you”という曲も角松敏生お得意のバラードなんですが,この曲は本当に直球ドストレートなラヴソングになっています。「もうはなさない,今夜こそ言えるようで。」とか「あなたのことを今は縛りたくないと強がる君の姿,あまりに愛しすぎる。」とか「愛するほどに切ないと君は泣いた。」とか,本当,おいしい言葉がこれでもかとてんこ盛りになっていますが,いいんです,こういうシチュエーションをあまり経験することがなくて,ドラマの中の話だったとしても,夢を見るのは自由なんだから。
 ラストナンバーの“Heart Dancing(あいらびゅ音頭)”という曲は,祭り囃子のようなパーカッションの音で始まり,まさに音頭という感じの曲になっています。歌詞はシンプルに一人じゃ寂しいから,あの娘に気持ちを伝えてみなよという非常に分かりやすい内容になっています。「君の心もいつかはきっと,あのコの胸にとどくはずさ。今はこころ躍るよ。」と前向きに応援してくれているのですが,現実はそんなに甘いものじゃないからこそ,ストレートに応援されると少しは頑張ろうかなと思うわけで(で,ダメだったら“If you…”を聴きながら,クールに踊るのさというわけで。
 このアルバムはジャケットもガラっと変わり,これまでは海!夏!という感じのジャケットになっていましたが,ビルの夜景に紅いハイヒールになっていて,唄われる内容が街で働いている男の子や女の娘ということを明確にしています。やはり街(町だったりもしますが・・・)の中で日常生活を送っているので,たまにウィークエンドに海なら良いけど,普段は雑踏の中で生活しているんだからねという角松敏生の意志が伝わってくるような気がしましたです。

 しかし,雨と言えばサビなんですが,キャッツアイのサイコンのスポーク側に取り付けるセンサー用の磁石って,これが結構錆びるのはVELO5を使っていたときに十分分かったので,MITY8に交換したときには,クリア系の接着剤でコーティングしていたのですが,取れてしまったので,どうしようかなぁと思いつつ,まぁアリ物でなんとかするかというわけで,またもやクリア系接着剤でコーティングすることにしたのですが,前回は薄めに塗って伸ばすときに失敗してしまい今ひとつ汚くなってしまったので,今回は表面張力に頼るかというわけで,思いっきり盛らせていただきましたです。センサー用の磁石の上に5ミリぐらいの透明のドームができてしまいましたが,十分,センサーが反応するのでまぁいいかと。しかも今回は数個の気泡ができてしまった以外は本当にキレイなドーム型の盛り上がりになったので,これも少し気持ちが良いかなという感じで。
 まぁ走ってみて,センサーが上手く反応しなければ,そこはさっさと剥ぎ取って,次の方法を考えるだけですけど,フロントを浮かして手で回してみた限りでは,問題なく反応していたので,大丈夫だとは思うのですが,やはり,がっつりと走ってみないと分からないもんね。しかし,ここのところは週末は雨なので,いつになったら良い天気になるんだろうかと思っていますです。明日の予報も降水確率60パーセントなので,大人しくしておくしかないかなぁと思いつつ,これで3週間プレトレで走れていないので,明日から7月なんだからそろそろ晴れてくださいよと思っているフルカワでございました。