ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

断絶/井上陽水


 昨日まで山の中の町は雨が続いていて,ジメジメしてやだねぇ~と思っていたのですが,自宅のある街は非常にいい天気で,これはそろそろ扇風機を出さないとダメだなぁということで,取り急ぎ扇風機を出し,気持ち良い風を受けながらパソコンのキーボードを打っています。そういえば,山の中の町のアパートで使っているサーキュレーターの調子が悪いので,クレジットカードのポイントで新しいサーキュレーターをもらったのですが,もらってみるとサーキュレーターがなかなか壊れなくて,新しいサーキュレーターはまだ段ボール箱の中・・・まぁ腐るものでもないし,まぁいいかということで。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気予報で降水確率の上下動があったものの,何とか午前中にはくもりで午後の降水確率が20%になったので,今後の雨予報を確認し,夕方までほぼ雨が降らないことを確認してからパナモリで走りに行きましたです。とはいえ,山の方へ走りに行くと,山の天気はなんとやらなので,今日は平地メインで走りで行きましょうかねということで,海岸線方面(とはいえ,山の中の町から出発するので,峠は超えないといけないんですけどね。)を走りに行くことにしましたです。どんよりと曇ってはいるものの,雨は降りそうにないねということで,パナモリで楽しく走り出したのですが,海の方から山に向けての風が強すぎる・・・これは心が折れそうだけど,まだ往路なので,復路が追い風になるのであれば,頑張れるのではないかということで(まぁ,復路も向かい風になることもないではないですが・・・)頑張らせてもらいましたです。前回はコンビニない山の中へ走りに行ったので持参したバランスパワーで補給しましたが,今回はコンビニで補給できるので,それを心の支えにして往路を走らせてもらいましたです。走りながら,今回は何で補給しようかなぁ,紙パックのカフェオレは飲むとして,久しぶりにアンパン系が食べたいなと。そうするとデニッシュアンパンだよなぁということで,紙パックのカフェオレとデニッシュアンパンで補給するのを人参に走らせてもらいましたです。
 往路最大の難所というか,最後の最後に峠を登って,少し下ったところの信号のある横断歩道(もちろん押しボタン式)でUターンして,峠を下りながら,一路,コンビニへ。というか,往路が向かい風なら復路は追い風ということで,Uターン地点からコンビニまで距離があるのですが,きついなぁと思うことなくコンビニまで走らせてもらいましたです。コンビニへ到着して,まずは紙パックのカフェオレを手に取り,さて,次はデニッシュアンパンだねということでパンの棚へ行くと,あるじゃないですかデニッシュアンパンが。というわけで紙パックのカフェオレとデニッシュアンパンをレジに持って行き,200円とちょっと支払ってから,コンビニを出てから美味しくいただきましたです。曇っていたので暑いというほどではないのですが,峠を上っているので,そこそこ汗はかいているので,カフェオレが染みるなぁ・・・デニッシュアンパンのあんが染み込むなぁと思いながら美味しくいただきましたです。
 復路は風向きが変わることなく追い風でしたので,足が売り切れることもなく,粛々と走らせてもらいましたです。復路最大の難所の距離は短いものの結構斜度が高い峠があるのですが,追い風ということもあり,いい感じで上っていけたので,これは普段よりも重めのギアで上れるかも?と思いましたが,やはり斜度がきつくなると,そんな余裕はなく,いつものように一番軽いギアでペダルをくるくる回しながら峠を上らせてもらいましたです。ここまであまり信号で止まっていない(というか信号がない)ので,水分と塩分を補給しておこうということで,少し下りながらバス停のあるところを探して,そこで停車して,VAAMを飲んで塩タブレットを口に含んで,いい感じでアパートまで走らせてもらいましたです。冬に降水確率20%で雨に降られて,山の中の町では降水確率20%でも走りにいくのはどうか?と思っていましたが,冬とそれ以外の季節は分けて考えた方が良いのではないかと今回思いましたです。やはり,冬は冷たい空気が流れ込めば,それで天気が急に変わってしまうのですが,この時期は冷たい空気が流れ込むことは当たり前ですがないので,そうすると天気が急に変わることもないのかと。そういう意味では,曇で降水確率が20%のときは,今後の雨情報を確認しながら走るかどうかを決めることにしようと思いましたです。
 月曜日からは仕事でジタバタしている間にあっという間に週末になってしまいましたです。今週は自宅に戻る週なので,仕事から帰った後はアパートの掃除と洗濯をしてから山の中の町を後にし,途中の丸亀製麺で期間限定の鬼おろし肉ぶっかけとおにぎりをを晩ごはんに食べようかと思っていたら,鬼おろし肉ぶっかけを注文したところで,さておにぎりはどれにしようかなと思ってみてみると,おにぎりもいなり寿司もなく,さてどうしたものかと思いつつ,それならさつまいもの天ぷらで代用してみては?ということで,鬼おろし肉ぶっかけとさつまいもの天ぷらを食べましたが,なかなか美味しかったです。晩ごはんを食べた後は,2時間くらい走ったところでいつものコンビニでコーヒーブレイクを入れつつ,自宅までプレオで走らせてもらいましたです。今日はゆっくり起きた後,朝ごはんを食べ,自室でウダウダした後,スラックスをクリーニングに出しに行き,引き落とし用の口座に入金へ行き,自宅に戻って一息入れた後,昼ごはんを食べ,予約していた散髪に行って来ましたです。正直,相変わらずボサボサになるまで切りに行かないので,今回も正直,嫌になるほどボサボサになっていたので,髪を切ってスッキリしてブログネタを打っています。
 明日の天気はくもり夕方から晴れで,午後の降水確率は10%,最高気温は28度の予報で,パナモリで走るには良い天気ですが,プレオで山の中の町へ帰るだけですので,そういう意味ではくもりは少しありがたいかな?と思ってもみたり。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは初期の井上陽水ということで,1972年5月にリリースされたファーストアルバムの“断絶”を紹介したいと思います。なぜにいきなり初期の井上陽水なのかということなのですが,井上陽水は好きなのに,なぜかアルバムとしては“陽水ライヴもどり道”と“氷の世界”しか持っていない(正確には,私を井上陽水の世界へ引きずり込んだ“White”という個人的には名作と言いたいアルバムも持っていたのですが,カセットテープで持っていたため,「お金がなくてカセットテープが買えない,けど,これはエアチェックしたい!」というときに消してしまったんですね。今から考えると馬鹿ですけど。)ので,何となく初期の井上陽水を聴きたいなとシンプルに思ったという程度です(フルカワなんてこんなもんです。)。というわけで聴いてみようぜ,レッツゴー!ということで。
 1曲目の“あこがれ”という曲は,オルゴールの音で始まり,さてどういう展開になるのかと思っていたら,ピアノをバックに朗々と井上陽水が唄い始め,そこにアコースティックギターが加わるのですが,シンプルな音に透き通った井上陽水の声が入ると,これはフォークじゃないよなぁと思ってしまいました。というか,1枚目の1曲目でこれだけ井上陽水のカラーが出せるのは凄いなぁと覆ってしまいました。
 2曲目の“断絶”という曲はタイトルナンバーで,アコースティックギター2本で始まり,アレンジ的にはフォークを意識しているなぁと思っていると,バンドの音が入ってきて,そこに「夜中にデートした!」といきなり井上陽水がシャウトするのですが,これがカッコいいんですよ。アレンジは比較的フォーキーなのですが,井上陽水のシャウトはロックとしかいいようがない音になっています。あと,全体にフェーザーがかけられていて,音をシュワシュワさせているところも面白いなぁと思いました。
 3曲目の“もしも明日が晴れなら”という曲は,アコースティックギターアルペジオで始まり,そこに優しい声で井上陽水が唄い始めるのですが,井上陽水のヴォーカルの存在感が大きすぎて,バックのアレンジも悪くはないのですが,井上陽水のヴォーカルしか耳に残らないのですが,それはそれで良いアレンジなんだろうと思いました。
 4曲目の“感謝知らずの女”という曲は,「1,2,3」のカウントで始まるロックンロールなナンバーです。アコースティックギターのガシャガシャしたカッティングがい感じで鳴っています。そこに少し甘い声で井上陽水が唄い始めるのですが,これがまたバックの音に合っているんですよねぇ。曲の途中で井上陽水が自分の声でコーラスをしたり,ダブリングをしたりしていますが,1人の声でもカッコいいのに,これが2人になると,どうにもこうにもカッコいいです。
 5曲目の“小さな手”という曲は,打って変わったアコースティックギターのフィンガリングに乗せて,井上陽水が切々と唄うのですが,こんな震えるような声で唄われると,こっちに言葉が突き刺さるなぁと思いながら聴かせてもらいました。シャウトしてもカッコよし,震えるような声で唄ってもカッコよしということで,井上陽水の声は偉大だなぁと思って聴いていると,途中からサックスが咽び泣くように吹かれ,そこに井上陽水が「ア~!」とシャウトを入れるところは何気にジャジーだなぁと思ってしまいました。
 6曲目の“人生が二度あれば”という曲は,アコースティックギター1本をバックに唄い始め,ストリングスがアコースティックギターと唄をそっと支えるように入っているのですが,このストリングスの控えめさ加減が素晴らしいなぁとシミジミ聴かせてもらいました。歌詩の方は両親のことを唄っているのですが,後に言葉遊びのような歌詩を書きまくる人と同じ人とは思えないシリアスな歌詩になっています。
 7曲目の“愛は君”という曲は,いきなりバンドの音に乗って唄い始めるのですが,曲の立ち上がりは静かに唄い,サビで爆発するようにシャウトするのですが,このシャウトが本当,カッコいいです。歌詩の方は結構シンプルな歌詩なのですが,井上陽水が唄うと,これが意味深に聞こえるところが素晴らしいです。
 8曲目の“ハトが泣いている”という曲は,アコースティックギターのカッティングで始まり,この感じで行くのかと思っていると,バンドの音に切り替わり,軽やかなリズムをバンドとベースが組み立て,そこにホーンが気持ちよく絡み,そこに意味があるのかないのか分からない歌詩を井上陽水が唄うという,まさに後の井上陽水のスタイルの萌芽が既にここで聴くことができます。
 9曲目の“白い船”という曲は,アコースティックギター中心のアレンジで,タイトルからしてフォーキーですが,井上陽水の唄もフォーキーな感じに聴こえます。途中,ドラムのロールからバンドの音が入ってくるのですが,そこで弾かれるフィドルが非常にいい感じで鳴っていて,その部分はフォーキーな感じが吹き飛んでしまいます。
 10曲目の“限りない欲望”という曲は,シンプルな8ビートの曲で,ドラムが気持ちの良いリズムを刻み,そのリズムに乗って井上陽水が甘い声で唄っているのですが,これがまたリズムによく乗っていてカッコいいです。曲の中盤からはドラムにフェーザーがかけられてシュワシュワした音になっているのですが,これがまたカッコいいです。
 11曲目の“家へお帰り”という曲は,アコースティックギターとパーカッションをバックに井上陽水がしんみりと唄っているのですが,音がシンプルな分,井上陽水の声が染みるねぇという感じです。間奏では口笛が吹かれているのですが,この口笛がいい感じを更にアップさせています。しかも,最後はオルゴールの音で“傘がない”が流れ,しかもレコード針が上がる音で終わるので,これでアルバムが終わるのかと思ってしまいました。
 ラストナンバーの“傘がない”という曲は,“家へお帰り”から少し間を開けて始まるのですが,ピアノで始まり,重たいドラムが入って,むちゃブルージーな感じで始まるのにはびっくりしてしまいました。個人的なイメージではアコースティックギター1本のイメージだったので,こんなバンドの音だったなんて・・・というか,カッコいいじゃないですか!この音も。歌詩の方は「社会情勢よりもこの雨の中,どうやって君に会いに行こうか?」という内容ですが,時代を感じる唄だよなぁとシミジミと思ってしまいました。
 アルバムを通して聴くと,井上陽水の唄(というか声ですかね?)を中心に音が組み立てられていて,間奏でもソロらしいソロもなく,非常にコンセプト(井上陽水の唄を聴かせる。)が明確なアルバムだなぁと思いました。そういう意味ではラストナンバーの“傘がない”は結構,バンドバンドした音になっていて,このアルバムの中では少し違う感じの曲になっているのですが,それはそれでカッコいいのでまぁいいかということで。

 ブログを打つ前に散髪へ行ってきましたが,私が切りに行っている散髪屋さんは結構人気があって,午前中であれば予約しなくても切りに行ける(というか,午前中は予約を受け付けていない。)のですが,開店直後は確認の電話をしても繋がらないことが多く,電話が繋がったとしても「もういっぱいです。」ということが多いので,午後に予約を入れて切りに行くようにしました(特に今は自宅のある街に住んでいないので,その時に切りにいけなければ2週間先になってしまうため。)。
 というわけで,今回も先週の土曜日の午前10時ころに予約の電話を入れたのですが,どうもこの日はあまりお客がいなかったようで,「来週予約をしなくても,今からどうですか?」と言われたものの,山の中の町なので無理だよねぇということで「今,山の中の町から電話をしているので・・・」と答えると,「あぁそうでしたか。」ということで,無事に今日の午後で予約が取れましたです。やはり,時間(というか,場所か?)に制限があるので,予約ができるっていうのは本当に便利だなぁと思いました。とはいえ,髪を切ってもらっているときにも予約の電話が入ってきたりするのですが,不幸にも予定が合わなくて,お店に来れる日がどんどん先になる人もいるようなので,タイミングよく電話をすることも大事だなぁと思っています。とはいえ,私が山の中の町に住んでいることをお店の人も知っているので,ありがたいことに多少は融通を効かせてくれるんですよね。本当に感謝です。というか,こういう店なので,お客さんが多いんだろうなぁと思ったり。
 あと,来週ですが,遠方の昔の知人から「新型コロナウイルスも5類になったので久しぶりに会わないか?」とのお誘いがあったので,土曜日にプレオとJRを乗り継いで会いに行く(というか飲みに行く。)ことになりましたので,土曜日ではなく日曜日にブログをアップする予定です。