ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

駒沢あたりで/加川良


 予報では夜遅くに雨が降るということもあり,どんよりと曇っていて,風も少し強い感じですが,その分,少し涼しいかな?という感じの山の中の町のアパートで過ごしています。まぁ,梅雨入りするわ,台風は来るわで,なかなかスッキリした天気にはなりませんが,まぁ仕方ないかなと思っているフルカワです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は本当,いい天気!という感じの天気でしたが,プレオに乗って山の中の町まで戻らせてもらいましたです。まぁ,天気が良いので,プレオの窓は全開で,頭脳警察をガンガンかけて,一緒に唄いながらプレオで走らせてもらいましたです。いつものようにセルフのガソリンスタンドで給油し,道の駅で音楽をCD-RからカーナビのSDカードに切り替えて,今度は初期のThe Street Slidersを聴きながら,またもや一緒に唄って山の中の町まで戻り,大型スーパーで1週間分の食材を買ってからアパートに戻らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,日々ジタバタしながら過ごしているうちにあっという間に週末になってしまいましたが,そろそろ休暇を取得しておこうかな?ということで,水曜日は午後から打合せが入っていなかったので,休暇を取らせてもらいましたです。とはいえ,ノー・プランで休暇を取ったので,何をしようかな?と思いましたが,そういえば,そろそろ献血ができるよなということで,献血カードを見てみると,献血可能時期になっていたので,これはカントリーマアムを食べに行こうということで,献血ルームへ行きました。前回,行ったときは,まだ新型コロナウイルスが5類になっていなかったので,マスクを着けて行きましたが,今回はノー・マスクで行ったものの,すでに5類になっているということもあり,ノー・マスクでも何も言われることなく,サクサクと献血させてもらいましたです。しかし,カントリーマアムを食べに行ったものの,今回はカントリーマアムがなかったので,甘じょっぱさがたまらない雪の宿を食べさせてもらいましたです。献血が終わった後は,今回は辛いものフェア中ですということで,休みの日の昼ごはんに食べられるねということでレトルトのルーロー飯をもらいましたです。献血した後も何か飲んでおくようにということだったので,体に良さそうなコーンスープを飲んでいると,これもどうぞといいことで,献血キャクターのけんけつちゃんの焼印入りどら焼きももらったので,これまた週末のおやつにさせてもらうことにしましたです。さて,献血を無事終え,いろんなものももらっていい気分になったものの,まだアパートに戻るには早い時間なので,どうしたものかな?と思っていたのですが,そういえば,風呂場で使っているサンダル(アパートには洗濯機置き場に流用したためか,室内ではなく,風呂場の中に洗面台が設置されているのですが,そうするとどうしても朝は風呂場の床が濡れているので,サンダルを履いて洗面台を利用しているので。)が「履いたら調子が悪くなるんじゃないの?」と思えるくらいカビが生えているので,今,使っているサンダルは廃棄して,新しいサンダルを買おうということで,まずはホムセンへ行ってみました。今,使っているサンダルもホムセンで買ったので,似たようなサンダルがあるのでは?と思いましたが,そのホムセンでは普通のサンダルか,クロックスもどきのサンダルしかなく,クロックスもどきは,水はけが悪そうで,これまたカビが生えやすそうだなぁということで買うのはやめ,ホムセンを後にさせてもらいましたです。それでは次は大型スーパーに行ってみるかということで,テクテクと歩いて大型スーパーへ行き,まず,新しくできた3COINSへ行ってみたのですが,よさそうなサンダルはあったものの,フリーサイズで25センチしかなく,これは足がはみ出してしまうなぁということであきらめ,次に履物売り場へ行ってみたのですが,やはり普通のサンダルかクロックス(もどきも含む。)しかなく,これは妥協するしかないかもと思いつつ,100均へ行ってみたところ,パーツが底と足の甲へかける部分しかなく,しかも多分EVA素材のサンダルがあるではないですか。しかも,サイズはフリーサイズで27センチということで。これ,これ,こういうのが欲しかったんだよねぇということで,100均でサンダルを買い(ついでに風呂場の床を掃除するブラシも買わせてもらいましたです。),ぼちぼちアパートに戻っても良い時間になったので,アパートに戻らせてもらいましたです。アパートに戻ったところ,献血ルームから案内が届いていて,その内容はというと,「今,B型が不足しているので,献血に来てほしい。今は辛いものフェア中ということと,このハガキを持って平日に献血すると,更に記念品がもらえる」という内容でした。ということは,けんけつちゃんの焼印入りどら焼きが記念品だったということなのねと思いつつ,はがきがなくてもB型だったからけんけつちゃんの焼印入りどら焼きがもらえたのかな?と思ってもみたり。
 昨日は山の中の町で過ごす週末なので,仕事帰りにドラックストアで食パンを買って帰らせてもらいましたです。今日はゆっくり目に起きて,朝ごはんに昨日買って帰った食パンを焼いて食べ,弁当用の冷凍食品を食べきったので,冷蔵庫の冷凍スペースの霜取りをしておこうということで,霜取りのヘラでガンガン冷凍スペースの霜取りをさせてもらいましたです。冷蔵庫の霜取りを済ませた後はワイシャツにアイロンをかけ,洗濯を済ませてから,大型スーパーへ1週間分の食材を買いに行き,アパートに戻って冷蔵庫に買ってきた食材を片付けたら,さて一息入れましょうかねということで,アイスカフェオレを作って,献血ルームでもらったけんけつちゃんの焼印入りどら焼きを美味しくいただきましたです。昼ごはんを食べた後,少し眠たくなったので昼寝をしてから,ブログネタを打っています。明日の天気はくもり後晴れ,明け方まで雨,午後の降水確率は10%,最高気温は28度の予報で,なんとかパナモリで走りに行けるのではないかと思っています。本当,今年はまともにパナモリで走れていないので,お願いしますという感じでしょうか。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回で加川良は最後ということで,テイチクのブラックレーベルから1978年にリリースされた“駒沢あたりで”を紹介したいと思いまう。前作はメンフィスのミュージシャンとのレコーディングでしたが,この作品ではレイジー・ヒップというバンドとレコーディングをしています。レイジー・ヒップは、1970年代後半に関西地区を拠点に活動していたバンドで,メンバーはスチールギターマンドリンの長田和承,その後エキゾティックスや上々颱風でも活躍する ギターの安田尚哉,ベースの山本正明,ドラムスの野口実智男,ヴォーカルの岩本千秋で,サザン・ロックやウエスト・コースト・ロック系の音を出していたということです。
 1曲目の“女の証し”という曲は,アコースティックギターとスライドギターで始まり,そこに力強いドラムとベースが入ってきて,それに乗って,加川良が語りかけるかのように唄い始めるのですが,バンドの音も含めて加川良の唄としか言えない曲になっているねぇとしか言えない曲に仕上がっています。特にサビの「もちろん貸しは返してもらうつもり。今までずっと奪われてきたんですもの。その分,生き長らえてみせてあげる。もちろんお釣りは返すつもり。」のところはゾクゾクするくらいカッコいいです。
 2曲目の“駒沢あたりで”という曲はタイトルナンバーですが,加川良ではなく,菊田修一の作品なのですが,イントロから軽快な感じで,そうすると加川良の唄も軽やかに転がるように唄っているのですが,字余りな歌詞をつらつらと唄っているのですが,風景が浮かぶような歌詞ですが,決して四畳半な光景ではなく普通の生活の光景なところに,“姫松園”から遠く離れて,ここまで来たんだねぇとシミジミしてしまいました。
 3曲目の“ビール・ストリート”という曲は,ファンキーな感じかと思えば,ギターのアルペジオから始まり,そのまま加川良が唄い始めるのですが,やっぱりシンプルなギターと加川良の声ってよく合うねぇとシミジミ聴かせてもらいました。アコースティックギターとヴォーカルだけなのですが,フォーキーと言うよりも,加川良の唄としか言えない唄が素敵です。ところどころ,スティール・ギターやキーボードが入ったりしますが,あくまでもそっと支える感じで入っているだけになっていて,それがまたいい感じになっています。ちなみに歌詞から,曲のタイトルはメンフィスの地名でしたということで。
 4曲目の“愛をうたってみせるほど”という曲は,エレクトリックギターのアルペジオで始まり,そこに加川良の唄が入ってきて,そっとバンドの音も入ってくるのですが,加川良得意の女性言葉の歌詞が炸裂しています。徐々にドラムがしっかりしたビートを刻み始め,加川良の唄も熱を帯びてくるのですが,歌詞が女性言葉のせいか,激しくシャウトする感じではなく,熱を帯びながらも少しクールな感じを残しています。しかし「愛をうたってみせるほど,私の道は始まってはいない。」っていう歌詞は元唄うたいとして深いなぁと思ってしまいました。
 5曲目の“ばびぶぶべべ”という曲は,エレクトリックギターのリフから始まり,ピアノとベースとドラムがロックンロールなリズムを刻む中,加川良が唄い始めるのですが,これがカッコいいんですよ。加川良がブルージーに唄い,エレクトリックギターは弾きまくりで,前作の“南行きハイウェイ”の延長線上の曲になるんでしょうけど,曲のこなれ方が違うなぁと思ってしまいました。しかい,「男は貧乏,女は泥棒,上手くやっていけるわ。」なんて歌詞は加川良らしいなぁと思ってもみたり。しかし,最後まで聴いても,この曲のタイトルが“ばびぶぶべべ”なのかは不明です。
 6曲目の“オレンジ・キャラバン”という曲は,ちょっとデキシーランドっぽい感じで始まり,そんな音をバックに加川良が柔らかに唄ってくれるのですが,「あれはヒロシのオレンジ・キャラバン。誰もが一度は乗ってみたい。あれがヒロシのオレンジ・キャラバン。空を深く吸い込んで,地平線を跨いでみたい。」というわけで,オレンジ色のキャラバンに乗ってツアーに出るみたいな唄なのかな?と思ってしまいました。間奏ではエレクトリックギターは気持ちよくソロを弾いているのですが,その後ろでエレクトリック・ギターを支えているスチールギターの音がメチャいい音だなぁと思ったり。
 7曲目の“祈り”という曲は,エレピで静かに始まり,そこにベースとアコースティックギター加川良の唄が同時に入ってくるのですが,これが非常にいい感じで,音数的には少ないのですが,音が薄いわけではなく,シミジミと聴かせてくれています。そこに(多分)岩本千秋がコーラスで入ってくるのですが,これまたいい感じで。サビが終わったところでドラムとエレクトリックギターが入ってきて,いきなりエレクトリックギターがソロを弾くのですが,これがもう泣きのギターでめちゃカッコイイです。タイトルになっている「祈り」という言葉は一切出てこないのですが,歌詞と唄と演奏の全てが「祈り」になっている曲だなあと思いました。
 ラストナンバーの“君におやすみ”という曲は,イントロからスティール・ギター全開の曲で,そこに加川良の唄が入ってくるのですが,加川良の唄とスティール・ギターの絡みが絶妙です。旅に出ている唄なのかなぁと思える歌詞になっていて,「もしも,新しい朝にめぐり逢えたら,走るデッキにもたれハーモニカでも吹くのはいいな。迷ってないなら,もうやってくる,君のためにやさしいメロディ作りたいな。」なんて歌詞は自分も旅に出たくなってしまう歌詞だなぁと思いました。
 このアルバムのジャケットですが,黒い枠に白地でタイトルなんかが入っているのですが,その真ん中に,レゲエっぽいニットキャップをかぶり,満面の笑みの加川良が写っているのですが,こういう笑顔ができるので,こういう音になっているんだなぁと思ってしまうジャケットになっています。

 更に小ネタで加川良ネタなのですが,実は私が“親愛なるQに捧ぐ”が欲しいなと思ったときにはちょうどCDがない時期で,仕方なくAmazon MP3で買ったのですが“こがらし・えれじい”が入ってなかったんですよね。考えられるのは,“こがらし・えれじい”は福田善之という人が作詞し,それを西岡たかしが補作し,作曲した曲なのですが,西岡たかしの許諾は問題なく取れたと思うのですが,作詞した福田善之が劇作家の方であれば許諾を得ることも簡単なんでしょうが,そうでなければ難しかったのかな?と。その後,CDも再発され,それには当然“こがらし・えれじい”は入っているものの,この1曲のためにCDを買い直すのもなぁと思っていたところ,前回の“南行きハイウェイ”のジャケットをAmazonで確認し,ついでに“親愛なるQに捧ぐ”のAmazon MP3を確認したところ,なんとMP3版にも“こがらし・えれじい”が入っているではありませんか。ということで,速攻で250円で購入し,MP3をWAVEに変換して,CD-Rに焼いて,Windows Media Playerリッピングして,ファイル名やプロファイルの曲順等を書き換えて,できましたよ!完全版の“親愛なるQに捧ぐ”が!いや~うれしいですねぇ。やっぱり“偶成”と“夕焼けトンボ”の間には“こがらし・えれじい”が入ってなくちゃね。 
 それから,ここのところ探していたVAAMですが,自宅の近くの別のドラッグストアに行ってみたところ,なんと新しいVAAMがあるではありませんか。普段,行っているドラッグストアは粉末のVAAMならあったので,最悪,粉末を買うしかないかな?と思っていたのですが,自宅のある街でも無事,ペットボトルのVAAMが買えることが分かって,ホッと一息といった感じでしょうか。山の中の町では普段利用していないドラッグストアでVAAMを発見していたものの,いつも使うドラッグストアはどうだろう?ということで,丁度買うものもあったので行って確認してみたところ,あるじゃないですが,新しいVAAMが。これで山の中の町でも普段利用しているドラッグストアでVAAMが買えることが分かったので,週末に買えなくても仕事帰りに買うこともできるな!ということで,いったい,このドラッグストアにVAAMがない!騒動は何だったのかという気もしないではないのですが,まぁ,自宅のある街でも,山の中の町でも問題なくVAAMが買えるということがはっきりしたので,これはこれで良いのではないかということで。