ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

南行きハイウェイ/加川良


 昨日までの雨は何だったんだというくらい気持ちよく晴れている自宅のある街ですが,風が強いので部屋の中は暑くはなくていい感じです。暑くはないのは良いのですが,中身の少なくなったティッシュペーパーのパック(捨てるのが簡単なので,紙のボックスではなく,ビニールパックを愛用してます。)が風で吹っ飛んでしまうのはご愛嬌ということで。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は曇であったものの,午後の降水確率が10%でしたので,これは走りに行くしかない!ということで昼ごはんを食べてからパナモリで走りに行きましたです。寒くないというか,ぼちぼち暑くなってきたので,本格的に山の方へ走りに行くか!ということで,ほぼ1か月走っていないので少し無謀な気もしましたが,まぁ何とかなるだろうということで。路面の良い平坦路を気持ちよく走らせてもらったところで,山の方へ入って行きました。久しぶりの山の中は自動車も少なく,他に走っているロード乗りもおらず,相変わらずぼっちを満喫しながら走らせてもらいましたです。さすがに山の中なのでコンビニはないもの農家がやっている産直市みたいなのがあるので,そこまで走って休憩&補給することにしましたです。とはいえ,コンビニではないので菓子パンは売っていないので,バランスパワーを持参して,あとは量が多めの缶コーヒーを買って,それで補給し,塩分補給タブレットも口に入れてから,復路を出発しましたです。産直市の手前で結構下ったので,復路は当然上りからということで。とはいえ,ここの上りが一番きついので,ここを上ってしまえば後は比較的なだらかなのでどうにかなるだろうと思いながら坂を上りましたが,いや~久しぶりだと足に来るなぁということで,この坂で結構,足を使ってしまい,後はアパートに帰るまで上手く足を持たせながらはしるだけだなぁと思いながら粛々と復路を走らせてもらいましたです。足を持たせるためにチンタラ走っていると,後ろからロードバイクが追いついてきたので,お先にどうぞということで抜いてもらったのですが,そうこうしていると何台かのロードバイクが少し間を開けながら抜いていったので,グループライド?にしてはえらい間隔が開いているし。とはいえ,ソロの人がこんなに走っているわけでもないし,なんなのかな?と思いながら,山を抜けてコンビニの近くで抜いていったロードバイクがコンビニの駐車場へ入って行ったのでそちらを見てみると,私を抜いていったロードバイクの皆様が止まって休憩していたので,やっぱりグループライドだったのねということで。そこから先は路面の良い平坦路なので少し小雨がパラッとしましたが何とか雨に振られて濡れることもなくアパートまで走らせてもらいましたです。やはり,コンスタントに走っておかないといけないなぁとシミジミ思いましたです。
 月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタしている間に週末になり,自宅に帰る週ということで,昨日は仕事を終えてアパートに戻ってから洗濯と掃除を済ませ,プレオに乗ってアパートを出発し,晩ごはんは丸亀製麺も考えていたのですが,食べようと思っていたメニューが販売中止になってしまったことと,少し早めに出発することができたことから地場のうどんチェーン店で食べることにして,カツ丼セットを美味しくいただきましたです。今回,セットについているミニうどんに少し一味を入れてみたのですが,これが甘じょっぱいカツ丼と少しピリ辛のうどんのつゆのコンビネーションがめちゃウマで,今度からカツ丼セットを食べるときにはミニうどんに一味を少し入れようと思いましたです。晩ごはんを食べた後は一路自宅までひた走りつつ,いつものように残り1時間のところにあるコンビニで缶コーヒーで一息入れ,残りは一気に自宅まで走らせてもらいましたです。前回,自宅に帰ったときは,厳戒体制でここにも,あそこにも警察官が立っていて・・・みたいな感じでしたが,今回はそんなことはないだろうから普通に帰れると思っていたところ,バイパスの電光掲示板にお祭りの関係で午後10時まで交通規制の文字が。今日は6月の第一金曜日なので毎年のお祭りをやっているよねと思いつつ,交通規制をしているところは自宅までのルートとは少し離れているし,影響がありそうなところは午後10時を過ぎてから走るので,まず大丈夫だろうということで,迂回することなくいつものルートを走らせてもらいましたが,混雑することなく,自宅まで走らせてもらいましたです。
 今日は,ゆっくり目に朝起きてから,朝ごはんを食べ,自室でウダウダした後,スラックスをクリーニングに出しに行き,そろそろ野菜ジュースとかがないなぁということでスーパーまで買いに行き,自宅に戻って一息ついてから昼ごはんを食べ,昼寝をした後,ブログネタを打っています。明日は晴れ時々曇りの予報で,最高気温は29度,午後の降水確率は0%ということで,パナモリで走るには絶好の天気ですが,まぁ明日はプレオで山の中の町へ戻るということで。とはいえ,天気が良ければ,ご機嫌な音楽を聴きながらプレオの窓を全開にして走れるので,それはそれでいいんでないかい?ということで。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も加川良ということで,ベルウッドからテイチクのブラックレーベルに移り,1976年にリリースされた“南行きハイウェイ”を紹介したいと思います。このアルバムは石田長生がプロデューサーで,なんとメンフィスで現地ミュージシャンを起用し,そこに石田長生中川イサトも参加してレコーディングという,本当,URCから遠くに来たもんだ・・・という感じになっています。
 1曲目の“転がりつづける時”という曲は,オルガンと加川良のハミングから始まり,そこに太い音のベースとシングルコイルのギターのシャラーンとした音が入ってきて,静かに加川良が唄い出すのですが,これがゾクゾクするほどカッコいいです。バックの音に全く負けていない加川良の伸びやかな声が素晴らしいです。あと,ドラムがほぼ加工をしていない音なのですが,それだけに気持ち良い太い音で鳴っています。
 2曲目の“カントリーハット・ホップ”という曲は,軽やかなピアノで始まり,そこからバンドの音になるのですが,ピアノに負けないくらい軽やかに加川良が唄うのですが,これがまたいい感じです。メンフィスでレコーディングしているのに「高知へ引っ越したい。」なんて唄い加川良は最高だなぁと思ったり。音の方は今の埋め尽くすような音とは違ってわりと隙間のある音なのですが,一つ一つの楽器の音が太いので,全く問題なしです。
 3曲目の“高知”という曲は,2曲目で「高知へ引っ越したい。」と唄うどころか,そもそもタイトルが「高知」って?と思っていると,いきなり「あいつの住んでる高知へ行こう。」と唄い始め,サビで「南へ向かって高知だよ。飲んで,騒いで,女と踊って。大阪経由高知だよ。」なんてメンフィスまで来て唄う加川良は最高にカッコよいです。この曲は加川良の唄に負けないくらいドラム(特にスネア)の音が太くてカッコいい音になっています。
 4曲目の“ホームシック・ブルース”という曲は,ベースから始まり,そこにシングルコイルのギターが絡みついてくるのですが,これが本当,いい音で鳴っています。加川良の唄はラップというか,トーキングブルースというか(時代からすればトーキングブルースなんでしょうけど。)語るように唄っていてカッコよいです。静かに呟くように唄っているところとハードにシャウトしているところのバンドの音の落差もカッコよいです。しかし,加川良の唄とトーキングブルースの境界線はどこなんだろう?と「だから僕はかつて教訓なんて唄を唄ってた。」なんて毒を吐いている加川良を聴きながら思ってもみたり。
 5曲目の“あの娘に乾杯”という曲は,ファンクなノリで始まり,さて,これに加川良がどう絡んでくるのかと思っていると,これまたファンキーに加川良が唄ってくれているではありませんか。ギターのカッティングとピアノのソロもカッコいいのですが,やはり加川良のシャウトに耳を持っていかれてしまうくらい,加川良の唄がカッコよいです。というか,本当,「“教訓”からここまで来たんだねぇ。」という感じの音になっています。
 6曲目の“窓辺にもたれて”という曲は,エレクトリックギター1本で始まり,加川良の唄と同時にバンドの音が入ってくるのですが,スローな8ビートの曲に伸びやかな加川良の唄声とオルガンの音が染みるなぁという感じの曲です。どちらかといえばフォーキーな感じのタイトルなのですが,「砂埃に巻かれても振り返らないでほしい。僕には与えるものがないし,君は答えを欲しがっていた。君が望む明日が朝日を受けて始まろうと,僕が吐き出す優しさなんて夕日に全てて終わってしまう。」なんて歌詞で,加川良らしいなぁと思いつつ,思いっきりブルーズだよなぁとも思ってもみたり。
 7曲目の“アラバマ”という曲は,ピアノで始まるのですが,なんとなく「あ~アラバマだなぁ。」という感じです。ピアノとオルガンとギターをバックに加川良がゆったりと唄っているのですが,加川良のやさしい感じが思いっきり唄に出ているなぁと思いました。基本的には加川良から見たアラバマを唄っているのですが,旅をしているなぁという感じが伝わってきます。
 8曲目の“ジョーのバラッド”という曲は,ホーンも含めたバンドのタイトな音で始まり,そこに加川良がシャウトしながら入ってくるのですが,思いっきりR&Bな音に負けていなくて素晴らしいです。最後に「ねぇあんたは俺のために一度でも祈ってくれたことがあったかね。」とシャウトして終わるところもカッコよいねと思いました。
 9曲目の“地平線”という曲は,加川良の唄で始まり,このパターンは“夕焼けトンボ”のパターンだなぁと思いつつ,そこにアコースティックギターが軽やかに入ってきて,加川良の唄も更に軽やかになっていきます。そしてバンドの音が入ってくるのですが,トランペットの音が曲の感じに合っているなぁと思いながら聴いていると,またアコースティックギターとオルガンだけになったりするのですが,加川良の声がイキイキとしているので全く問題なしです。森田童子に同じタイトルの曲がありますが,その曲とは180度方向性が逆向きの曲になっているのは「さぁ,もう大丈夫。汽車の線路を探すんだ。さぁ,もう大丈夫。線路に耳を当てるんだ。」なんて歌詞からも分かってもらえるのではないかと思います。
 ラストナンバーの“北風によせて”という曲は,跳ねたバンドの音に女性コーラスと,メンフィスらしいR&Bな音だねと思っていると,字余りな感じの歌詞を加川良が唄い始めるのですが,バックの音がR&Bなのでフォーキーな感じというよりは加川良の唄という感じで素晴らしいです。なんとなく,ラストナンバーというよりも,まだまだ続いていくような感じの曲なのですが,ゆっくりとフェイドアウトしながら終わっていきます。
 このアルバムは音の方もメンフィスのミュージシャンによる演奏でめちゃカッコいいのですが,ジャケットもこれまでの加川良のイメージを一新したものになっています。これまでの加川良のアルバムはどちらかといえばほんわかした感じ(“親愛なるQに捧ぐ”はちょっと違う感じですが・・・)なのですが,このアルバムは真っ白いジャケットの左上にアルバムタイトルが,そして中央にはプールに入って笑っている加川良と,これまでと全く感じの違うけれど,カッコいいジャケットで,ある意味,音に合っているのかなと思っています。

 イブニングが休刊になり,連載していたマンガがコミックデイズに移行したこともあり,モーニングを買うのをやめてコミックデイズに移行してしまえ!ということで,今はコミックデイズでモーニングを読んでいますが,アンドロイドアプリで読むと結構,便利な機能があることに気が付きましたです。というのも,アプリ版のコミックデイズには「いつでもチケット」というのがあって,それを使えば最新作以外は読むことができるという便利なチケットなのですが,それはどうやったら手に入るのかよく分からなかったのですが,どうも,アプリを立ち上げれば1日につき1枚もらえるようで,それならば,とりあえず1日1回アプリを立ち上げれば「いつでもチケット」が貯まるじゃない!ということで,ここのところ,毎朝,アプリのアップデートのチェックをした後にコミックデイズを立ち上げ,日々,「いつでもチケット」をゲットさせてもらっています。
 「いつでもチケット」はウェブ版のコミックデイズでは利用できないので,あくまでもアンドロイドタブレットで読むとき限定にはなりますが,マイページ登録してあるマンガで,これ以前の話から読みたいなというときに使えるので,貯めておくと便利だなぁと思っています。
 それから,ウェブ版でもアプリ版でもコミックデイズでは複数の週刊誌と月刊誌が読めるのですが,これも最近は愛用していて,時間が余ったときに,ちょっとずつ読んでいますが,途中から読み始めたマンガが多いので,今ひとつ話の筋がまだ良く分からないマンガも多い(というかほとんど)のですが,まぁ,読み続ければ少しは分かってくるのではということで。もちろん,あまり読む気にならないマンガもあるのですが,これが定額料金,しかも電子書籍の良いところで,読む気にならないマンガはサラッとスクロールさせてもらっています。読んでも読まなくても料金は変わらない(それでも紙のモーニングを1か月買うよりは安い。)っていうのが大きいんだろうと思います。あと,山の中の町は雑誌は月に1回しかゴミに出せないので,捨てるときには結構重たい上,紙の種類ごとに分別し,かつペットボトルも同じ日なので,ゴミを捨てに行くときに雨が降っていると,傘を差したらとても1回ではゴミを捨てに行けず途方にくれていましたが,雑誌がなくなったことで,傘を差しても何とか1回でゴミを捨てに行けるようになったので,それもありがたいなぁと思っていますです。