ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

アウト・オブ・マインド/加川良


 窓から見える景色は,少し薄曇りながらも日差しはあって,とはいえアパートの部屋はそんなに暑くなっていなくて,Tシャツ1枚でいい感じで過ごせています。今週で5月も終わりということで,来週には6月になってしまうのですが,ついこの間,1月だったような気がするのですが,あっという間に今年も半分過ぎてしまったなぁという感じでしょうか。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日はめちゃいい天気で,パナモリで走るには絶好の日和ですが,自宅に戻っていたので,プレオで山の中の町へ戻るだけということで。とはいえ,天気が良ければ,プレオの窓を全開にして,お気に入りの音楽を聴きながら,走るのもいい感じだしね。とはいえ,街は厳戒態勢で,自宅を出発する時間帯がちょうど交通規制をしているということで,時間はかかるものの,交通規制がされていない方向へ回り道をして,大回りをして山の中の町へ戻ったのですが,大回りもしたし,ちょっと遅くなるかなぁ?と思いながらプレオで走っていると,交通規制や警察官が大量配置されているということで,いつもなら混雑してなかなか進まないなぁという感じの観光地の付近の道路に全く自動車が走っていなくて,見える人影は警察官のみという感じで,非常にスムーズに走ることができ,結局,回り道をいつもどおり(というか,いつもよりも少し早めに)山の中の町まで戻ってきましたです。アパートに帰る前に大型スーパーに寄って1週間分の食材を買いに行きましたが,前回,卵が割れて悲しい思いをしたので,今回は卵のパックを助手席に置いてアパートまで戻ったおかげで,今回が卵は無事に持って帰れm最多ということで。
 月曜日からは仕事ということで,いつものようにジタバタしている間に金曜日になってしまいましたが,今週末は山の中の町で過ごす週ということで,仕事の帰りにドラッグストアに寄って,土曜日の朝食用のパンを買って帰りましたが,今回も残念ながら塩バターフランスがなかったので,ホテルくるみブレドッドを買って帰りましたです。今日は朝はノンビリ起きて,朝ごはんを食べた後はワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をし,大型スーパーに1週間分の食材を買いに行き,アパートに戻って,一息ついてから昼ごはんを食べ,少し眠たくなったので昼寝をしてからブログネタを売っています。明日は晴れ昼過ぎからくもり,所によ夜遅く雨の予報で,午後の降水確率が10%,最高気温が26度ということなので,これで,やっと,久しぶりにパナモリで走りに行けるなぁと思っています。ただ,台風が近づいているようなので,天気予報には注意しておこうかとおもっています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは加川良でこれまで買っていなかったアルバムを買ってみたので,それを紹介したいと思います。というのも,加川良のアルバムも売っているうちに買っておかないと,いつの間にかなくなってしまうのではないかということで,URCレコード後,メジャーレーベルからリリースされたアルバムを買ってみました。今回は,URCレコードの次にベルウッドに移籍し,1974年にリリースされた“アウト・オブ・マインド”を紹介します。ジャケットは阪堺電車上町線姫松駅のイラストで,加川良が“姫松園"という曲で「早く帰ろう,あのアパートへ。早く帰ろう,あの四畳半。」唄っていたので,加川良が住んでいたこともあって選んだのかな?と思いました。
 1曲目の“ラブ・ソング”という曲は,静かにキーボードから始まり,そこにラップスティール・ギターが絡み,加川良らしい肩の力の抜けた唄い方で唄ってくれています。タイトルは“ラブ・ソング”なのですが,恋愛を唄っているのではなく,生きること,加川良の生き方を唄ってくれています。「北の果てから南の町へほっつき歩いて,なんと言われようとやめられないんだ。やめられないんだ。」,「本当,この先,僕は何をすればいいのかね。落ち着かないんだ。」という言葉から,シンガーとしてツアーをすることに意味を見出しながら,それでも,いつかはどこかで定住すること(家族を持つこと。)も考えないといけないと思い,揺れている気持ちがすごく唄に現れていると思いました。
 2曲目の“こんばんは お月さん”という曲は,加川良が「こんばんは!」と一言唄い,そこにアコースティックギターがジャラ~ンと弾かれ,曲が進んでいくのですが,これがギター1本なのですが,URCのときのようなフォーキーな感じは減っていて,加川良の唄になっているなぁと思いました。2コーラス目からはピアノが入ったと思ったらバンドの音になっていくのですが,加川良の唄とアコースティックギターがメインでバンドの音はあくまでもそれを支えるという感じの音になっています。途中でブルースハープだけになってしまうところがあるのですが,そこからバンドの音に戻るところも素敵です。「ゴミ箱バケツが笑ってる。靴の底なら悲しかろ。信号待ちだよ立ちんぼ。鐘が鳴る鳴る通りの向こう。いつだって消えることはできるんだ。このズボンのポケット中,うまくやれるはずさ。電信柱なんでもお見通し。月の光に潜り込むんだ。このままどこか連れてっておくれ。酔っ払ってひと踊り。ほらもう夜明けだよ。こんばんは,お月さん。そんなつもりじゃなかったんだ。」なんて歌詞は加川良ならではだなぁと思いながらシミジミ聴かせてもらいましたです。
 3曲目の“知らないでしょう”という曲は,アコースティックギターのフィンガリングで始まり,加川良の唄が入ってくるのですが,これが加川良の唄とアコースティックギターのフィンガリングが非常にいい感じにマッチしているのですが,不思議とフォーキーな感じではないんですよねぇ。あくまでも加川良の唄なんですよね。歌詞の中に「知らないでしょう」という言葉は出てこないのですが,「男は頭で恋をして,女は夜を知り尽くしている。そして僕は待ちくたびれている。もうブルースなんて歌わせないでおくれ。君がそばにいたら。」という歌詞が全てを物語っているのではないかと思いました。
 4曲目の“あした天気になあれ”という曲は,ピアノとラップスティール・ギターで始まり,加川良が「雨が上がって,ひだまりの中,時は転がり続け。僕はまた一つ乗り遅れ,国道に立っていた。」と唄い出すのですが,旅のことを唄っているんだなぁと思いながら聴かせてもらいました。「国道に立っていた。」なんて歌詞は友部正人の初期の唄にも出てくる言葉なのですが,友部正人の「国道」がヒリヒリした感じなのに,加川良の「国道」は優しい感じがするのは声だったり,唄い方だったりするのでしょう。この曲のサビはコーラスも含め,ユニゾンで大合唱みたいな感じなのですが,こういうアレンジを聴くと「もう,フォークじゃないな。」と思ってしまいましたね。「一番電車を見送って,目覚めの紅茶を飲んで。シャツの袖を捲くり上げ,オンボロ車に乗って。」なんて歌詞は,本当,さぁこれから旅に出るかという感じですよね。
 5曲目の“子守唄をうたえない親父達のために”という曲は,あれ,この声は高田渡じゃないですか。そして次は中川五郎,その次は村上律,その次は中川イサトが唄い,サビはみんなで唄っています。なぜか加川良が唄っていないのですが,赤ちゃんの声のS.Eをバックにギター1本でみんなで唄うなんて,こういう遊びができるのも素晴らしいなぁと思いました。
 6曲目の“あの娘と長崎”という曲は,アコースティックギターとラップスティール・ギターをバックに加川良が軽やかに唄ってくれています。友部正人にも“長崎慕情”という名曲がありますが,このころの唄うたいの心を掴むような場所だったんでしょうかね,長崎って。まぁ,少なくともフルカワにとっては原田知世の生誕地ですし,異国情緒が残っているあの独特な雰囲気の町(フルカワのイメージとしては「街」というよりもやっぱり「町」なんですよね。)は好きなんですけど。しかし,友部正人が「自分と東京と長崎」みたいな視点の歌詞だったのでちょっと内省的な曲(しかし,それが良い!)でしたが,加川良は「自分とあの娘と長崎」という歌詞なのでポップな曲に仕上がっています(でも,それが良い!)。
 7曲目の“2分間のバラッド”という曲は,知っている人は知っている,よしだたくろうのいわゆる「金沢事件」をベースにした曲で,ご機嫌なバンドサウンドをバックに,トーキング・ブルースっぽく唄いまくる加川良がメチャかっこいいです。レコ倫に引っ掛かりそうな歌詞は最初からピープ音で処理しているのですが,一体,何を唄っているのか気になるところですね。ただ,現実と違うのは20年も刑務所に入ったと唄っているのですが,歌詞の内容(と現実の金沢事件)からすると強制わいせつなら懲役20年はないんですけどねなんて真面目な話をしても仕方ないので,最後に「思い出した,思い出した,この話,北陸金沢での出来事さ。」唄う加川良の毒気に当てられたやってください。
 8曲目の“かかしのブルース”という曲は,エレピとエレクトリックギターで始まり,ブルーズというよりもファンクなリズムに乗って,加川良が気持ちよく,かつカッコよくシャウトしてくれています。歌詞は言葉遊びっぽいものが多いので,この曲は単純に加川良のシャウトとバックの音のカッコよさを楽しむ曲だと思いました。
 9曲目の“たかが私にも”という曲は,少しスローで重ためなバンドサウンドに乗って加川良が唄い出すのですが,「思いつきでもいいから腰を上げた方がいい。掴むものを掴んだら今すぐ出かけた方がいい。カレンダーは未だ風任せ,そして明日は裏返り。」なんていきなりブルーズな歌詞が全開な曲なのですが,この曲はじっくり加川良の言葉に耳を傾けてほしい曲ですね。本当,選んでいる言葉の組み合わせが素晴らしく,それを的確に支えるバックの音がこれまた素晴らしいです。こんな曲をラスト2曲目に持ってきて,ラストナンバーはどうするんですか?と思ってしまうような素晴らしい曲です。
 ラストナンバーの“つれづれなるままに”という曲は,アコースティックギターのフィンガリングだけをバックに加川良が唄っているのですが,これはこれでいいですよね,やっぱり。「窓から放り出せるものは,捨てて,昨日を捨てました。移り変わっていくものは,好きに流れて行けばいい。」という歌詞に,流行りに流されることなく,これからも加川良の唄を唄っていこうという気持ちが伝わってくる曲になっています。
 URCのときは本当,フォーキーな感じ(特にURCの最後のアルバムである“やぁ。”は基本的にアコースティックギター2本のライブ曲集でしたし。)でしたが,URCを離れ,改めて加川良の唄とは?ということを考えたのかなぁと思わせてくれます。私にとっては,「まぁ,御託はいいから,加川良の言葉,唄,そしてそれを支えるバックの音を聴いて欲しいな。」と思ってしまうアルバムです。

 話は変わってプチネタを3つほど。まず1つ目は自分としては悲しいニュースなのですが,自宅へ戻る週は晩ごはんを丸亀製麺で期間限定メニューを食べているのですが,5月の期間限定メニューはピリ辛担々サラダうどんとトマたまカレーうどんなのですが,前回,トマたまカレーうどんを食べたので,次はピリ辛担々サラダうどんを食べようかな?と思っていたのですが,なんと異物混入が判明し,ピリ辛担々サラダうどんの販売を中止したとのことです。う~ん,原因を究明をして改善ができたのであれば,販売を再開しても良いのでは?とも思いましたが,異物混入があったような商品なんて口にしたくないという人もいるでしょうから,企業としては仕方ない選択なんでしょうね。そうなると,今週末は何を食べるようかなぁと少し悩んでしまうフルカワでした。
 プチネタの2つ目ですが,炊飯器でご飯を炊くときは,基本的にタイマーをセットして炊いているのですが,ネットを見ていてついついタイマーをセットする時間が過ぎてしまう(普段は午後8時40分で,土曜日だけ午後零時40分)ことがあるので,どうしたもんかなぁと思いつつ,昔ならネットでフリーウェアのソフトを探して,インストールするということもできたけど,Windows11だと対応するフリーウェアのソフトがないので,どうしたもんかなぁと思いながらプリインストールソフトを見ていると,クロックというソフトがあり,単に時計なのかと思いながら開いてみると,なんとタイマーやストップウォッチ,更にアラームの機能があるではありませんか。ということで,早速,普段の午後8時40分と土曜日の午後零時40分の2つのアラームをセットしてみましたです。パソコンでネットを見ているので,音は聴こえなくても,画面上に表示されれば気づくよねということで,今日から使って見ましたが,パソコンでRadikoを聴きながらネットを見ているので,アラームの音はそんなに聴こえませんでしたが,画面上で表示されるので,問題なく気づくことができましたです。使っていなかったプリインストールソフトでも使ってみると便利なものもあるんだなぁと思いましたが,下手に使うとOneDriveのように失敗(端末上のデータをバックアップと称してアップされたあげく,OneDrive上のデータを削除すると,端末にデータが戻るわけではなく,そのまま削除されてしまう。)することもあるので,気をつけないといけないとは思っていますけどね。
 プチネタの最後は,前回,自宅近くのドラッグストアにVAAMがあるか見に行くと書きましたが,結論からすると自宅近くのドラッグストアにはありませんでした。山の中の町のドラッグストアにはまだ行っていないのでVAAMがあるかどうかは分かりませんが,別のドラッグストアにあることは現認していますので,まぁ山の中の町であれば,引き続きVAAMで補給はできるということで,問題は比較的長期の休暇で自宅にパナモリを持って帰るときですが,大型スーパーにVAAMとよく比較されるaminoVITALが売っているので,自宅で走るときにはaminoVITALを買うことにしましょうかね(売っていないものを探すことにもいい加減疲れましたし・・・)。