梅雨明けをしたはずなのに,なんか今週もよく雨が降ったなぁという感じですが,とりあえず今日はどんよりとした曇り空ではあるものの,雨は降っていないという感じです。とはいえ天気予報では夕方から雨となっていて,降水確率も60%にアップしていますので,夕方は雨が降るのかな?と思っています。
さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日はなんと午後の降水確率が30%に下がったので,これはパナモリで走りにいくしかあるまいということで,予定どおり,西方面海岸線コースを走ることにしました。事前にクリテリウムをやっている場所を確認しましたが,私が走っている道路よりも少し奥まったところのようでしたので,多分,交通規制もあまり影響を受けないだろうということで,自宅を出発しました。この日は久しぶりに夏を感じる天気で,暑いなぁと思いつつ,サーモスのボトルのおかげでぬるくならないVAAMを飲みながら,往路を走らせてもらいましたです。想定どおり,クリテリウムをやっている関係での交通規制は私が走っているコースに影響を与えることもなく,すんなりとクリテリウムをやっている付近を通過させてもらいましたが,さすがクリテリウムをやっていただけあって,この日は普段見ないようなロード乗りの数でしたが,そこはまぁ,お互い挨拶をしながら通り過ぎさせてもらいましたです。しかし,これだけ暑いと,もう300mlの紙パックのカフェオレじゃあ水分が足りないよなぁということで今日から500mlの紙パックのレモンティーでも飲むかね?と思いながら,少し向かい風気味の往路を走らせてもらいましたです。Uターン地点のコンビニに着いたので,さて,今日はアンパンとレモンティーで補給だ!と思いながらアンパンをゲットし,レモンティーを買おうとすると,んんん?500mlの紙パック飲料が売っていないではないですか。さて,どうしたもんかなぁと思いつつも,やはり水分補給はきちんとしておかないとねということで,最終的にはヨーグリーナ&サントリー天然水を代わりに買うことにしました。ヨーグリーナ&サントリー天然水は熱中症対策飲料ということで塩分も入っているということですし,容量も540mlなので問題なしということで。復路は若干追い風気味なので楽しく走らせてもらいましたが,やはり暑かっただけあって,残り1時間でボトルの中のVAAMを飲み干してしまいました。さすがに1時間残して水がないのはまずいので,赤くない自動販売機があれば水を買おう(これまでの経験上,某いろはすを飲むとなぜかお腹を下してしまうので。)と思っていたのですが,赤い自動販売機はあるものの,赤くない自動販売機がない・・・という感じでしたが,何とか赤くない自動販売機を見つけ,水を買って,まずはペットボトルから直接水分補給し,残りをボトルに入れて,残りの1時間もきっちり水分補給しながら自宅まで走らせてもらいましたです。
月曜日からは仕事ということで,いつもどおりジタバタしているうちにあっという間に週末になってしまいましたが,夕方になると雨が降るのはちょっと勘弁してほしかったですね。特に土砂降りの中,帰宅したときは,頭以外はずぶ濡れという感じで,部屋にある除湿機をフル稼働させて,バックパックやスラックスを乾かし,靴も少し乾かしておかないといけないので,翌朝,除湿機で頑張って乾かしていると,除湿機が水で満タンになって止まってくれたりしましたが,何とか靴も気持ちよく履けて通勤ができまいたです。もともと防水仕様の靴ですが,上から降り込んだら防水仕様でもどうしようもできないよねぇと思ってしまいました。今日はいつもどおりゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後は,いつものルーティンどおりワイシャツにアイロンをかけて,洗濯をして,買い物に言って,昼ごはんを食べてからブログネタを打っています。明日は天気予報ではくもり時々雨所により昼過ぎから夜のはじめ頃雷を伴うというなんのこっちゃ?という感じの予報で,降水確率も午前60%,午後50%,最高気温は29度と,どうにもこうにもパナモリで走りに行くのは難しそうな空模様なので,プレオのガソリンが残り少ない感じなので,プレオで走りに行って,ついでにガソリンも注いでおこうかなぁと思っていますが,まぁ,これからどんな感じで天気予報が変わっていくかですよね。前の週も降水確率50%から30%まで下がりましたし。30%まで下がればパナモリで走りに行けるんだけどなぁと少しは期待していたりするんですけどね。
フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回からは自宅のあったレコードをCD化したので,その中から友部正人の“CANTE GRANDE”を紹介したいと思います。このアルバムは,1976年にリリースされた“どうして旅に出なかったんだ”が差別用語が使われているということで発売禁止になり,その後,メジャーレーベルを離れ,自主制作の形で1980年に“なんでもない日には”というアルバムを発売し,インドやネパールを旅行した後,再びメジャーレーベルから1983年に“ポカラ”という旅行の経験を踏まえた作品をリリースし,1984年にリリースされたこのアルバムも,友部正人のインドやネパールを旅行を踏まえた第二弾目の作品になっています。
1曲目の“イントロダクション~君はこんな言い方嫌かもしれないけど”という曲は,イントロダクション部分は“ロックンロール”がループしながらフェイドアウトしていき,そのまま静かに“君はこんな言い方嫌かもしれないけど”が始まるのですが,これがテクノ風味なんですけど,友部正人に自然にフィットしています。やはり,友部正人の独特な声も影響しているのかなぁと思いながら聴かせてもらいました。女の娘のことを唄いながら,やっぱり旅に出てしまうのはやはり友部正人だなぁと思いながら,インドやネパール(ネパールかな?)を旅行している途中で出会った女の娘のことなのかなぁと思ってもみたり。
2曲目の“夜を着がえて”という曲は,打って変わってアコースティックギター中心のアレンジでそこにほんのりストリングスっぽくキーボードが弾かれている程度で,あとは友部正人の唄声が響くという感じになっています。「夜はずいぶん年老いた。こいつを着替えて出直しだ。」なんて歌詞はさすが友部正人!と思ってしまいました。基本的には失恋系のラヴソングなんですけど,友部正人らしい言葉の選び方のおかげで,生き方のことを唄っているようにも聴こえたりします。
3曲目の“ほたる”という曲は,大きなリズムのベースから始まり,ドラムが入って,そこにアコースティックギターのザックリとしたカッティングが入り,ポップな感じで,友部正人もシャウトとまでは行きませんが,それなりに声を張って唄っています。タイトルは“ほたる”ですが,ほたるのことを唄っているのではなく,自分を含めたほたるを見に来た人のことを唄っている唄になっています。いきなりの「もう帰ろうかというときに,必ず居なくなる人がいる。」なんて歌詞で始まるのですが,確かにこういう人って居るよなぁと思ったり。
4曲目の“サンディさんの髭の歌”という曲は,アコースティックギターでしっとりと始まり,「働き者の自然たちが,一休みするために帰ってくる。僕らは河原に腰をおろし,水浴びするヤギたちを見ている。夜明けに太陽を出迎えた人たちが今,自然たちにさよならを言う。」と唄い始めるのですが,ここで唄われている言葉だけで日本のことを唄っているのではないということが分かるのですが,「日本のことを唄っていないから,だから何?」というくらい,スッと風景が染み込んできます。多分,友部正人の言葉で,友部正人の声で唄われているからなんだろうなぁと思ってしまいました。
5曲目の“ボロ船で”という曲は,自転車のベルの音で始まり,軽やかなピアノの音に乗って「さようなら今日は楽しかったよ。あいつの嫌がらせも前ほどこたえなくなった。」なんて歌詞で始まり,サビは「突き当りにいる人達はいつも口ごもる。今まであった唄が歌えないから。ストーブの上でお芋を焼いて,テキーラの唄を唄うんだ。」なんて歌詞で締めてくれるのですが,そこが友部正人らしいなぁと思ってしまいました。ちなみにタイトルの“ボロ船で”となっていますが,別にボロ船のことを唄っているのではなく,「やがて取り壊されるボロ船で英雄の死を祝っている。」という歌詞で出てくるだけです。
6曲目の“旅のスケッチ”という曲は,軽やかなギターのカッティングから「カトマンズの上空は乱気流。」の歌詞で始まるとおり,友部正人が旅行で経験したことをそのまんま歌詞にしているのですが,それが唄として成立しているのはさすが友部正人だなぁと思ってしまいました。旅行を終え,またいつもの日常に帰っていくときの気持ちのことも唄っているのですが,「さあ,これで君の旅のスケッチは終わる。東京を走る金属の電車や,湿っぽい地下の通路には慣れたけど。」なんて,日常を捉える言葉の選び方が素晴らしすぎるなぁと思ってしまいました。
7曲目の“ルナ・ダンス”という曲は,ポップなバンドの演奏に乗って,友部正人がポップに「ぼくはいつも月を唄っていた。ぼくはいつも月と踊っていた。」と唄ってくれているのですが,「もしかしたら,ぼくが一番たくさん話をした相手はもしかしたらそれは月だったかもしれない。」なんて歌詞を聴いて,“はじめぼくはひとりだった”のアンサーソングなのかなぁと思ってもみたり。
ラストナンバーの“ロックン・ロール”という曲は,ロックロールというよりもフォーク・ロックなのですが,それでもいきなりの「ぼくが一番唄いたかったとき,ぼくの周りには唄いたい唄なんて全然なかった。だから僕は茂みに隠れたり,敷石を叩いたりした。ぼくがやっていることを唄っている唄なんて全然なかった。だから僕には昔を振り返る唄がない。ぼくは線路の上をどこまでも歩いていく夢を見たし,バスの窓から見える景色を何枚も取り替えた。」なんて唄われるだけでもうやられた~!って感じというか,そのとおりだなぁと思ってしまいました。ただ,私には友部正人だったり,加川良だったり,吉田拓郎だったり,井上陽水だったりと昔を振り返る唄があることは幸せなことなんでしょうね。そんな友部正人に「ぼくはぼくのやっていることを自分で唄にした。だれもぼくのやっていることなんて唄わないから。ぼくはぼくのやっていることを唄い続けた。だからときどきとても寂しくなるんだろう。」と唄われると,ストンと友部正人の気持ちがわかる反面,自分には友部正人の唄があったじゃないかと思ってしまいました。
しかし,こうやって友部正人を聴くと,シミジミいいねぇと思ってしまうのと同時に,森田童子のときはテクノ風味のバックの音に物凄く違和感を感じたのに,友部正人では全く違和感を感じなかったことには自分でも少し驚いてしまいました。
パナモリで走りに行く時,サーモスのボトルは中身の温度が変わらないので本当にありがたいのですが,問題はボトルケージが金属製なので,サーモスのボトルが金属製のため,段差を通り過ぎるときや路面が荒れているとき激しく金属音がしてしまうことなんですよね。それならボトルケージを金属製でないものに替えればいいんでないかい?ということも考えましたが,パナモリにはミノウラの金属製の細いボトルケージが似合うんだよ~!という自分の心の声にも抗えず,どうしたものかと思っている時,ふと仕事にペットボトルのお茶を持っていくときに使っている100均で買ったシリコンっぽいペットボトルカバーを使っているのですが,これをサーモスのボトルに被せればいいんでないかい?ということで,試しにサーモスのボトルに被せてパナモリのボトルケージに付けてみると少しきつい感じでしたので,シリコンっぽいペットボトルカバーではなくてニットのペットボトルカバーならいいんでないかい?ということで,ニットのペットボトルカバーを100均に買いに行ったものの,売り切れていたのですが,やっと売っていたのでサクッと購入させてもらって,サーモスのボトルに被せてみたところ,これは結構薄いよ!という感じでしたので,パナモリのボトルケージに取り付けてみたところ,そんなにきつくない感じでしたので,この間の日曜日に実戦配備してみたところ,これがいい!段差を通り過ぎるときや荒れた路面でもあの金属音がしない!また,ボトルケージから取り出しにくいということもなくて,110円で幸せな気持ちになってしまいました。
後はあれですね,ときどきボトルを取り出す時,うっかりフレームに当ててしまい,金属音がするのでヒヤヒヤしていたのですが,ニットのペットボトルカバーをしているので,うっかりフレームに当ててしまっても少しは安心ではないかと。というか,そもそもフレームに当てるなよ!という気もしないではないのですが,暑くて,バテ気味のときは勢いが付いてしまうことがあったりするんですよね。まぁ,自分でやったことですので,あきらめもつくか・・・ということで。