ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

POKHARA/友部正人


 やっと梅雨が明けて,ゲリラ豪雨もなくなったと思ったら,熱中症警戒アラートが点きっぱなしですが,まぁ,夏ですからそんなもんでしょう。昨日から4連休ということもあり,しかも日曜日は午後にマンションの管理組合の用事が入っているので,いつもより1日早めにブログをアップすることにさせてもらいましたです。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気予報どおり雨でしたので,午後からプレオのエンジンを回すことにしました。ここのところ北方面ばかり走っていますし,ガソリンの残りも心配(北方面は山の中なので,ガソリンスタンドも少ないため。)なので,西方面に走りに行くことにしましたです。雨も降っていますのでウインドウを全開にはできないので,少し開けるくらいにして,少し暑いかな?と思いながら走らせてもらいましたが,そもそも雨がけっこう降っていて気温がそんなに上がっていなかったので,いい感じで走らせてもらいましたです。走り出した時点でトリップメーターが350キロを越えていたのですが,入りだしてから400キロを越えたところで,そろそろセルフのガソリンスタンドがあれば,給油しておくかな?と思いながら走っていると,早速,セルフ式のガソリンスタンドがあったので,そこで給油することにしました。セルフ式のガソリンスタンドによっては,現金はお札しか対応していないところもあるのですが,給油に入ったガソリンスタンドは小銭にも対応していたので,財布に入っている小銭を全部と5000円を機械に投入してしっかりと給油させてもらいましたです。セルフ式の場合,ガソリンをきっちりフルタンクにできるので,なんか,セルフでないガソリンスタンドで給油したときよりも満タンから給油までの走行距離が伸びているような気がするのですが,ひょっとするとゴー・ストップが少ないところを走っていることが影響しているのかもしれません。まぁ,そんなこととは関係なく,単純に安いというのもありがたいですしね。というわけで給油を済ませ,またプレオで走り出し,若干山の中を走り,コンビニで休憩して,さて,Uターンしましょうかね,ということで,復路は給油をしなくて良いので,ひたすら走らせてもらいましたが,夕方からは雨もやんだので窓を全開にして気持ちよく走らせてもらいましたです。自宅の駐車場にプレオを止めて,さて降りようかねと思ったのですが,そういえば岡村靖幸のMP3CD-Rに“ぐーぐーちょきちょき”を入れていないことを思い出し,これは入れておかねばということで,岡村靖幸のMP3CD-Rをプレオから持ち出し,自宅に戻ってから“ぐーぐーちょきちょき”をリッピングして,新たにCD-Rに焼き直したので,次にプレオに乗るときに忘れずに持っていくようにしようと思いましたです。
 月曜日からは仕事ということで,あいも変わらずバタバタしている間にあっという間に過ぎてしまいましたです。今週は木曜日から連休に入ることから水曜日まででしたので,余計にあっという間に過ぎてしまったという感じでしたです。木曜日はゆっくり目に起きて,さて,この4連休はどうしたもんかなぁと思いつつ,週間天気予報を見てみると,毎日が晴れになっているではありませんか。日曜日は午後からマンションの管理組合の用事があるのでパナモリで走りに行けないので,そうすると,木曜日はパナモリで走りに行って,金曜日はいつもは土曜日にやっていることをやって,土曜日はパナモリで走りに行って,日曜日はパナモリの掃除&整備をして,マンションの管理組合の用事を済ませばいいんでないかい?というわけで,木曜日はパナモリで西方面海岸線コースを走りに行きましたです。この日も良い天気で熱中症アラートは出ていましたが,首にネッククーラーを巻いていたので,前回,ネッククーラーなしで走ったときよりもバテた感は少なかったような気がします(水分がなくなった後も,結局は首の後ろをしっかり直射日光からガードしてくれているのでそれなりに効果はあるのではないかと思っています。)。とはいえ,走っていればそれなりに涼しいですし,この日は往路が若干向かい風でしたので,そういう意味でも少し涼しいかな?と思いながら走らせてもらいましたです。しかし,熱中症警戒アラートが出ているのに,ロードバイクで走っている人が結構いましたが,まぁ天気さえ良ければ走るよな(自分もそうですし。)と思ってしまいました。そうこうしていると,休憩&補給ポイントのコンビニに到着したので,さて今日は紙パックの500mlのレモンティーにクリームパンだよねぇと思いながら,紙パックの飲料の棚で500mlのレモンティーを無事にゲットできたのですが,パンの棚に行ってみると,なんてこったいほぼ空っぽでないかい。残っているのはヤマザキのバターリングデニッシュだけなので,選択の余地はなく,買わせてもらいましたが,さすがデニッシュ系,中に何も入っていない(当たり前か?)ので少し残念な感じもしましたが,デニッシュ系のほんのり甘い感じを楽しみながらレモンティーで流し込まさせてもらいましたです。水分と糖分(ついでに塩分タブレットで塩分も)を補給できたので,復路を走らせてもらいましたが,往路が少し向かい風なら復路は少し追い風ということで,楽しく走らせてもらいましたです。残り1時間で自宅から持って出たVAAMを飲みきってしまいましたが,まだ氷が残っていたので,さすがサーモス!と思いながら,残り1時間水分なしは,塩を吹きまくったグローブやレーパンからすると厳しいねということで,赤くない自動販売機でミネラルウォーターを買ってボトルに入れ,自宅に戻るまできっちり水分補給しながら走らせてもらいましたです。そういえば,金曜日はスラックスをクリーニング屋に持っていきたいと思っていたので,この連休中の営業はどうなっているのか自宅に帰る前に確認しておこうということで,少し遠回りしてクリーニング屋で4連休中の営業日を確認したところ,どうも休む日はないようなので,それなら金曜日に買い物に行くついでにクリーニングに出しに行くことにして,自宅に帰らせてもらいましたです。
 今日はゴミを出しておかないといけないので,休みですが少し早めに起きて,朝ごはんを食べて,パジャマ代わりの半パンをジーンズに履き替えてゴミを捨てに行き,一息ついてから洗濯したワイシャツにアイロンをかけ,更に自室でウダウダしていると午前10時になったので,ボチボチ買い物に行きますか!ということで,まずはクリーニング屋にスラックスを出し,出していたスラックスを受け取り,次にスーパーに行き,買い物をしてから自宅に戻り,昼ごはんを食べてからブログネタを打っています。自室の中には相変わらず扇風機しかないのですが,一応天気予報では今日の最高気温は34度ということでしすが,まぁ,扇風機だけで過ごせているので問題なしということで。そういえば,去年は35度を超える日が何度もあったので,扇風機だけではなかなか厳しい日もありましたが,そういう意味では35度を越えなければ,何とかなるもんだなぁと思ってしまいました。明日の天気は,予報では晴れで最高気温は34度,午後の降水確率は0%ということなので,明日はパナモリで北方面峠コースを走りに行こうと思っています。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,前回から自宅のあったレコードをCD化したものを取り上げ,友部正人の“CANTE GRANDE”を紹介したのですが,そうすると,その前年の1983年にリリースされた“POKHARA”を手に入れたくなって,アマゾンでカートにインしてしまったので,今回は“POKHARA”を紹介させていただきます。前回紹介したとおり,このアルバムは,インドやネパールを旅行した経験を踏まえた第一弾ということでリリースされた作品なのですが,実は昔,“小室等の音楽夜話”というラジオ番組があって,この番組は月曜日から金曜日まで1人のアーティストの新しいアルバムを取り上げ,そのアーティストもゲストで出演するという番組で,それに友部正人がこのアルバムとともに出演したことを思い出してしまいました。ちなみに,この番組に谷山浩子が“たんぽぽサラダ”とともに出演し,“たんぽぽ食べて”を聴いたときにぶっ飛んでしまったことも思い出してしまいました。
 1曲目の“空から神話の降る夜は”という曲は,鈴の音で始まり,ベースとエレクトリックギターが爽やかになる中,友部正人が結構ポップなメロディーで「空から神話が降る夜は」と唄い始めてくれます。“空から神話が降る夜は”というタイトルなので,インドやネパールの旅の唄なのかと思ったら「自動販売機に差し込んだ100円玉の軽い音」なんて日本での生活をイメージさせる言葉であふれています。
 2曲目の“月夜の盗賊たち“という曲は,パーカッションで始まり,そこにベースとエレクトリックギターが軽やかになる中,友部正人が少しシリアスな感じで唄っているのですが,「スパイスきかせた紅茶には波の音がする。」なんて歌詞には旅を感じさせてくれます。サビでは打ち込みのハンドクラップが鳴らされているのですが,違和感なく鳴らされています。
 3曲目の“OUR FRIEND SHOKO”という曲は,テクノなキーボードの音で始まり,そのままそこに友部正人が唄い始めるのですが,全く違和感なく友部正人の唄うメロディーと歌詞とチープなキーボードの音が全く違和感なくミックスされています。というか,ここまで音数が少なければ,アコースティックギター1本でやっているのと同じだよねと思ってしまいました。そういう意味ではインナーで友部正人が書いている「心要最小限(「必要最小限」ではなく,心が要する最小限としているところが友部正人らしいと思いました。)の音で歌を仕上げていく」ということがこの曲を聴いて伝わってきました。
 4曲目の“私は今雨と遊んでる”という曲は,エレクトリックギターとベースの絡みから始まり,そこにキーボードが静かに弾かれ,ベースラインに沿ったメロディーを友部正人が唄い始めるのですが,「私は自分とあそんでた。恋人といるときも,私は自分とあそんでた。」とあくまでも誰と居ても最後は一人の人間で生きていくることを唄っているのではないかと思いました。なお,この曲はジャケットでは“私は今 雨とあそんでる”となのですが,インナーの歌詞カードでは“私は今 雨とあそんでた”となっており,いったいどちらのタイトルが正しいのか友部正人のサイトで確認してみると,“私は今雨と遊んでる”となっていましたので,とりあえず“私は今雨と遊んでる”が
正しいのではないかと。
 5曲目の“雪の砂”という曲は,やっとアコースティックギターの音が聴こえました。アコースティックギターのスリーフィンガーの音をベースが支えながら,その上を友部正人が唄っています。「実は昨日まで都会にいたんだ。みんあがマンハッタンって言ってるところ。」と唄っているので,アメリカでの経験なんだろうなぁと思いますが,それにしてもアコースティックギターとベースだけでどうしてこんなに幻想的な音になるんだろうと思ってしまいました。そして,その音は「おーいと叫びたくなるくらい何もなくて。雪がおもちみたいに積もってる。なんだか全然砂漠じゃないみたい。」という言葉がタイトルに繋がっているんだなぁと思ってしまいました。
 6曲目の“日が暮れてからの夕立ち”という曲は,ベースとパーカッションとエレクトリックギターが気持ちよく鳴る中,友部正人が拡がりのあるメロディーを拡がりのある声で唄っています。「1晩中でもできそうなとりとめのない話を,ほんの2,3時間で打ち切った後,ぼくは久しぶりに会った友達と1時間だまりこくっていた。」なんて歌詞が出てくるところが友部正人の凄いところだよなぁと思ってしまいました。本当,「心要最小限」の音だからこそ,友部正人の言葉がkんなにも立ち上がってくるんだろうなぁと思ってしまいました。
 7曲目の“シャンソン”という曲は,硬質なスネアの音にハンドクラップ,硬めのベースの音,空間系のギターとテクノ・ニューウェイヴ系な音に乗って,友部正人が「ぼくは生きてきた,死のうと思ったこともあったけど。」なんて生きることについてシリアスな歌詞を唄い出すのですが,この曲をラジオで聴いたとき,硬質なスネアの音をめちゃカッコいいなぁと思いましたが,今,聴いてもカッコよいです。というか,こんなテクノ・ニューウェイヴ系の音にこんなに友部正人の唄がぴったりはまるなんて,驚きですよ。でもやっぱり凄いのは友部正人の言葉を選ぶセンスではないかと。最後の歌詞なんて「ぼくは君を愛した。靴下を脱ぐように。」ですからねぇ。いったいどうすれば「当たり前に君を愛したこと」を「靴下を脱ぐように」なんて表現ができるのでしょうか。素晴らしすぎです。
 ラストナンバーの“遠来”という曲は,東京にいる僕がいろんなところにいる君のことを唄っている唄なのですが,最初は音数の少ないエレクトリックギターをバックに友部正人が唄い始めるのですが,少しリバーブが多めにかかった,これまでにない友部正人の音(というか,このアルバムに入っている音は,これまでの友部正人の音とは大きく違っているんですけどね。)3コーラス目からはベースとアコーディオンが入り,3コーラス目が終わったところから,タムを中心にしたドラムが入ってくるのですが,これがまた絶妙にリバーブがかかっていて,あくまでも友部正人の唄を邪魔しないという感じで,あくまでも「心要最小限」な演奏が素晴らしいです。というか,この曲は本当に歌詞が素晴らしいので歌詞を引用していませんが,気になった方はぜひ何らかの方法(You Tubeにもアップされていますし。)で触れてもらえるとありがたいかなぁと思っています。
 多分,インドやネパールに旅行したときのことは前回紹介した“CANTE GRANDE”の方に反映されているんだろうと思うのですが,このアルバムは音自体が大きく変わったというか,これまでアコースティックギターを中心に,バンドの音もあくまでもバンドの音でしたが,インドやネパールを旅行したことで友部正人の唄があれば何でもOK!という感じに変化したのではないかと,今回,改めて聴いて思ってしまいました。以前,森田童子のレビューを書いた時,テクノやバンドの音と森田童子の唄が合わないと書きましたが,それはきっと,森田童子の書く歌詞と,森田童子の声と,叙情的な音が1つのパックとして森田童子を作っていたからではないかと。そういう意味では友部正人は,友部正人の声と歌詞があれば,それで友部正人なので,なんでもありなんだなぁと思ってしまいました(THE GROOVERSがバックバンドをやっていたこともありましたが,全く違和感を感じませんでしたし。)。
 まぁ,絶頂期のTHE STALINの前座を一人でやってしまう方なので,その辺は全く問題なしということなのではないかと。

 愛用している音楽プレイヤーのSHANLING M0ですが,今のところ,32GBのマイクロSDカードを入れて使っているのですが,買った当初は32GBもあれば余裕だろうと思っていたのですが,Windows Media Playerに入れている曲をドカドカ転送して,しかも転送したら終わりではなくて,新しい音源を入手しては転送していると,いつの間にか残容量が少なくなり,残り数GBという感じになってしまいました。ボチボチ64GBのマイクロSDカードを買って,中身の入れ替えをしないといけないかなぁと思いつつ,アマゾンでCDを買うときについでに買えば送料も無料になるのでいいんじゃない?と思いつつ,最近は酔った勢いでアマゾンでCDを買ったりしていることもあり,マイクロSDカードを買うのを忘れていたのですが,この間,アレサ・フランクリンアリスタイヤーズのベスト盤をそろそろ買おうかなぁと思い,珍しく休日の昼間にアマゾンで買ったのですが,そういえばマイクロSDカードを買わなきゃということで,やっと64GBのマイクロSDカードを買わせてもらいましたです。
 アレサ・フランクリンの音源と一緒に届きましたので,もう自宅には現物があるのですが,問題はどの段階で移行作業をするかなんですよねぇ。こうなれば32GBのマイクロSDカードをギリギリまで使ってから移行作業をするのか,それとも,ギリギリまで使ってからだと移行作業(要はコピーですよね。)に時間が余計にかかるだけなので,そんなにギリギリまで使わないで移行作業をするのかの2択なのですが,まぁそこは自分のやる気次第だろうだと思っています。正直,コピーするだけなら,時間がかかるとしても,別に付きっきりの作業ではないので,夜,寝ている間にやろうと,休みの日に朝からやろうと,どうにでもできますもんねぇ。