ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

T.REX 5CLASSIC ALBUMS:Electric Warrior/T.REX


 今週は自宅でマッタリ・・・ではないな。自宅へは昨日の夜帰ってきたのですが,明日は休日出勤なので,今晩,また山の中の町へ帰らないといけないという全くマッタリできない週末のフルカワです。まぁ,休日出勤と自宅へ戻る週が重なってしまったのは仕方ないけど,次の自宅へ戻る週は3連休なので,少しはゆっくりできるかなぁと思ったりもしています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,土曜日はブログネタをアップした後,久しぶりにパナモリの掃除&整備をさせてもらいましたです。山の中の町にいる週は天気が悪かったり,休日出勤だったりして,パナモリで走れなかった期間が長かったので,掃除&整備の間隔が空いてしまった感じはありますが,やはりチェーンのオイルを貼り直し,フクピカで磨き上げてキレイになったパナモリを眺めながら,うんうん,やっぱりいいねぇと自画自賛してしまうフルカワでした。もう1つ嬉しかったのは,前回,掃除&整備をしたときに,チェーンオイルのキャップを壊してしまって困ったなぁという感じだったのですが,今回の掃除&整備では,自宅で使っていたかなり残りが少なくなったチェーンオイルを山の中の町へ持ってきたので,それを使ったところ,空っぽになったので,キャップを交換できたので,これで安心してチェーンオイルを保管できるということで。日曜日は天気予報が外れることなく良い天気でしたので,これは走りに行くしかないよねということで,イソイソと早めに昼ご飯を食べ,ちょっと山間を走るコースにしましたです。このコースは最初は広めのバイパスっぽい国道なのですが,途中からバイパスの側道をひた走って,また国道に戻って,また広めのバイパスっぽい国道になるというよく分からない道路なのですが,個人的にはバイパスの側道を走っているときの風景がいかにも山の中の町という感じなので,結構好きなコースです。というわけで,バイパスの側道で撮った写真を1枚アップしますです。

 バイパスの側道が終わると山間の国道を走るのですが,最初にこのコースを走ったときにはセンターポールがあるエリアで大型トラックに張り付かれて泣きたくなってしまいましたが,何度も走っていますので,センターポールがあるエリアは承知していますので,バックミラーで後方を確認し,大型トラックをやり過ごしてからセンターポールのあるエリアを通過しているのですが,今回はイイ感じでセンターポールがあるエリアの手前で大型トラックが追い抜いてくれたので,大型トラックをやり過ごすのを待つことなく,気持ち良く走らせてもらいましたです。折り返し地点のコンビニでアンパンにカフェオレで補給&休憩し,復路をスタートさせ,復路でもいい風景があれば写真を撮っておこうかな?と思いましたが,これは!という風景がありませんでしたので,写真を撮ることなく,粛々と走り,アパートまで戻りましたです。今回の走行距離は往復95キロでしたので,暑かったし,まぁこんなもんかなということでアパート周辺で距離を稼ぐことなくアパートに戻り,シャワーを浴びてスッキリさせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ですが,朝から雨で,前日までの予報では雨は降らないという予報でしたので,ベランダに洗濯物を干していたのですが,朝,雨の音で目を醒まし,慌てて室内に干し直させてもらいましたです。しかし,雨が降ると山の中の町は湿度が上がりまくるので,正直,やってられないという感じになってしまいましたので,午後8時までは頑張りましたが,これ以上は無理・・・ということで仕事は切り上げさせてもらいましたです。火曜日も雨で,営業所内は不快指数MAXという感じでやってられないなと思いつつ,外部業者との懇親会が夕方からあったので,それに出席し,半分以上仕事とはいえ,ビールを飲みながらの仕事なので,まぁいいか!ということで,おいしいビールを飲ませてもらいましたです。水曜日は雨は降らなかったものの,天気が悪く,やはりジメジメした感じでしたが,水曜日は定時退勤日だから!ということで,何とか午後6時で仕事を切り上げ,アパートに戻り,Tシャツにパンツ一丁という単身赴任ならではの格好でダラダラさせてもらいましたです。木曜日も雨で,いい加減腐ってしまうなぁと思いながら,それでも仕事はしないとねということで,火曜日と水曜日で溜まった仕事を片付けていると,暑さと湿度にやられた同僚が一人,また一人と帰宅し,ふと気がつくとフルカワだけになってしまいましたです。とはいえ,金曜日は自宅に帰るので,ある程度片付けておかないとねということで,高温多湿の不健康なオフィスで午後8時30分まで頑張らせてもらいましたです。金曜日は会議があったりなんだかんだでバタバタしてしまい,会議が終わってから自分の席に戻ると,仕事が山積みされていて,週明けに回そうかなぁと思いつつ,でも週明けは週明けで仕事があるので,とりあえず片付けてから帰ることにしましたです。何とか午後6時30分には片付いたので,それからアパートに戻り,洗濯をしながら簡単な掃除と持って変える荷物を準備し,洗濯物を干し終わってからいつものようにコンビニのイートインで晩ご飯を食べてから帰ろうとしたら,いつもより30分遅いことから弁当がなくなっていたので,カツ丼を食べてから自宅へ向けて出発しましたです。自宅へ戻るとなんかいつもと違うなぁと思いながら目をこらすと,上の子供が帰ってきていて,リビングで寝転がっているだけでしたとさ。
 今日はゆっくり起きた後,クリーニング屋にスラックスを出して,前回の出したスラックスを受け取り(実はこれが今回,自宅に戻った一番の理由だったりする。),夜,帰る前にプレオにガソリンを注ぎにいくのも面倒なので,ついでにガソリンを注ぎに行き,あとは晩ご飯を食べてから山の中の町へ戻るまで,自宅でウダウダしていようと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回でT.REXの5CLASSIC ALBUMSは終わりになってしまいますが,1971年にT.Rex名義として2枚目のリリースであり,T.Rexの人気を揺るぎないものにした“Electric Warrior”を紹介したいと思います。邦題は「電気の武者」というそのまんま直訳というタイトルですが,それでも,このアルバムのジャケットは文句なしにかっこよいです。
 1曲目の“Manbo Sun”という曲は,少し重ためのシンプルなリズム,にマーク・ボランのしゃがれた声に,ハイトーンのコーラスと1曲目からT.Rexだねぇと思わせてくれる曲になっています。間奏のギターソロも上手いわけではありませんが,いかにもマーク・ボランのギターという感じで個人的には大好きです。短いメロディーを繰り返しながら,徐々に気分を盛り上げてくれる感じはファンクにも通じるかなぁとも思ってみたり。
 2曲目の“Cosmic Dancer”という曲は,アコースティックギター1本で始まるフォーキーな曲で,そこに重厚なストリングスが絡み,ドラムとベースが入ってきても,マーク・ボランのヴォーカルは変わることなく淡々とした感じなのですが,それがまたカッコいいです。しかし,この曲を聴いて,マーク・ボランが普通に唄う声はちょっと低めだけど,ファルセットでシャウトやコーラスをするときとのコントラストがあって,やっぱりカッコいいなぁと改めて思いましたです。
 3曲目の“Jeepster”という曲は,ドタバタした感じのドラムに,ザックリとしたギターカッティング,そこにマーク・ボランの声。これですよ,これこれ,これがT.Rexのマジックなんですよね。演奏がそんなに上手いわけでも,ダンサブルでもないのに,このリズムの微妙な揺れとマーク・ボランの少し震えたような声があるだけで,なぜかテンションが上がってしまうんですよね。結構適当なギターソロやリフも素敵です。
 4曲目の“Monolith”という曲は,ハイハットだけで始まり,ワウを効かせたギターがギュワっと入ったと思ったら,バンドの音になり,女性コーラスが終始入っている中をマーク・ボランが淡々と唄うという,これもT.Rexお得意のパターンですが,いいんですよ,このお得意パターンが。しかも,ギターは意味もなく,単にマーク・ボランがワウをかけたかっただけではないかと思えるくらい,ギターにワウをかけまくっているのですが,このやりたいからやってみました感がT.Rexの魅力だなぁと思いましたです。
 5曲目の“Lean Woman Blues”という曲は,タイトルにはブルーズって入っているとおり,T.Rexには珍しく思いっきりブルーズになっています。しかし,マーク・ボランの乾いた声のおかげで,どう聴いてもマーク・ボランの解釈したブルーズになっています。間奏ではブルーズよりのギターソロを聴かせてくれるのですが,こういう型にハマった演奏もできるのねと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Get It On”という曲は私が語るまでもなく,T.Rexの大ヒット曲ですよね。いつ聴いても,シンプルな8ビートのリズムにマーク・ボランの後ろノリのギターカッティングが入るだけでご機嫌な気分になってしまいます。しかし,この曲の素晴らしいところは,マーク・ボランの後ろノリのギターカッティングの更に後ろでアクセントを付けているホーンやストリングスだねぇとシミジミ思ってしまいましたです。
 7曲目の“Planet Queen”という曲は,ベースとパーカッションとアコースティックギターのジャカジャカしたカッティングで始まる,マーク・ボランお得意の中途半端なメロディーラインの曲なのですが,Tyrannosaurus Rex時代と異なるのは,中途半端なメロディーを唄うマーク・ボランをコーラスがしっかりサポートして,浮遊感を出しまくっているところでしょうか。この浮遊感の気持ちよさもT.Rexならではではないかと。
 8曲目の“Girl”という曲は,アコースティックギター1本でマーク・ボランがしっとりと唄い出し,こういう感じの曲もいいねぇと思いつつ,そういや“Lady”もこういう感じだったねぇと思いながら聴いていると,柔らかなホーンが入って,コーラスの代わりにマーク・ボランのヴォーカルをサポートしているのですが,アコースティックギターにホーンというこのアレンジのセンスには脱帽です。
 9曲目の“The Motivator”という曲は,ちょっと“Get It On”っぽいリズムの曲ですが,こっちの曲の方が跳ねた感じに聴こえるのは,ホーンやストリングスが入っていない代わりにパーカッションの音が入っているからではないかと。間奏ではマーク・ボランのギターソロが入っていますが,このソロがまたクールな感じでカッコいいです。
 10曲目の“Life's A Gas”という曲は,アコースティックギターのゆったりとしたカッティングから始まり,そこのバンドの音が重なるのですが,ゆったりとしたリズムに身を任せて,ゆったりと唄うマーク・ボランを聴いていると,気持ちよさそうに唄っているなぁと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Lip Off”という曲は,ドラムとパーカッションで始まり,そこにマーク・ボランのシャウトが入るという,これまでなかった展開の曲で,次はこういう感じの曲もやるかもねと感じさせる曲になっています。マーク・ボランって割と淡々としたヴォーカルのイメージがあるのですが,この曲ではマーク・ボランがシャウトしまくりでハードに唄っているので,ロックンロールだねえと思わせる曲になっています。バックの演奏も混沌とした感じなのですが,その混沌としているところがまたカッコよいです。
 しかし,Tyrannosaurus RexからT.Rexの変化ってバンドサウンドだけかと思っていましたが,こうやって聴いてみると,バンドの音だけでなく,コーラスだったり,ホーンだったり,ストリングスだったりと,いろいろな音がごっちゃに入ることで混沌としながらも,マーク・ボランはクールに唄いながら音を引っ張っていくということなのかなぁと思ってしまいましたです。確かにTyrannosaurus Rexのときはパーカッションはいるものの,リズムの基本はマーク・ボランアコースティックギターでしたが,バンドになればリズムの基本はバンドに任せて,ギターはアクセント的に入れたり,好きなように弾いたりできますもんねぇ。とはいえ,個人的には全編ボラン・ブギーを楽しみたい人間ですし,一番最初に買ったT.Rexのアルバムがベスト盤(GREAT HIT)であることから,ボラン・ブギ満載感のあるベスト盤が好きかなぁと思ってみたり。

 ところで,前回,内示がないので単身赴任続行!と書きましたが,今週の火曜日に上司に呼ばれ,木曜日くらいに内示があると思うからということで予告があり(遅いよ!),木曜日に再度,上司に呼ばれ,内示がありましたです。新幹線通勤にはなりますが,何とか単身赴任は解消できそうです。ということは,引っ越し準備をしないといけないということだよなぁということで,今回から少しずつ荷物を自宅へ持って帰っていますです。大きな物はほぼリースなので良いのですが,服を掛けているスタンドやカラーボックスや机は捨てないといけませんし,食器も持って帰るのはステンレスタンブラー程度なので,いろいろ捨てないといけないなぁと思っていますが,それでもギリギリまでは生活をしないといけないので,どうしたもんかなぁと思ったり。で,今日,自宅から不動産屋に解約の関係で電話をしたところ,なんと驚愕の事実が。8月1日付けの異動なので,8月1日に引っ越しをしようかと思っていたのですが,不動産屋が火曜日と水曜日は休みなので,8月1日では立ち会えませんとのこと。後日,立ち会うということになると,また山の中の町へ戻ることになりますが,その際の交通費は自腹ということで,どうしたもんかなぁと。こうなると8月2日に引っ越しするしかないかなぁと思いながら,しかしそうすると,異動先への出勤が8月3日の金曜日になってしまうので,それもどうしたもんかなぁと思ったり。
 とはいえ,引っ越しをしないといけないことは間違いないですし,そういえば,山の中の町に引っ越して来たときも,とりあえず4月2日にいったん出勤し,翌日は休暇を取って,転入手続を取ったり,自宅へ荷物とプレオを取りに戻ったりしたので,そういう意味では8月3日の出勤になってもそれはそれでやむを得ないかな?と思っていますです。なんだかんだで3年4か月暮らした部屋を片付けなければ,山の中の町を出て行くことができないことは間違いないんですからね。