ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Blue Lights in the Basement/Roberta Flack


 昨日が仕事でしたので,日曜日のアップになってしまいましたが,単身赴任先のアパートでブログネタを打っているフルカワです。週間天気予報では今日の午後は降水確率が60パーセントだったので,午後から大人しくブログネタでも書こうかねと思っていたのですが,なんと昨日の予報から午後の降水確率が20パーセントまで下がり,レーダー・ナウキャストを見ても雲が抜けた感があるので,午後からはパナモリで走りにいけるのではないかと思っていますです。
 さて,今週のフルカワですが,日曜日は自宅で過ごした後,プレオでひたすら単身赴任先へ戻り,月曜日は週の頭だし,少し早く帰りたいなぁと思いましたが,結局,職場を出ることができたのは午後9時過ぎで,月曜日からヘロヘロになってしまいましたです。火曜日は,嫁さんに電話しないといけないことがあったので,少し早めに(といっても職場を出たのは午後8時過ぎでしたが・・・)退勤して,晩御飯を食べてから嫁さんに電話したら,結構,話が長くなってしまっいましたです。まぁ,嫁さんも自宅に1人ですし,私は私で隔週でしか自宅に戻らないので,いろいろ話したいこともあるんだろうなぁと思ってしまいましたです。しかし,会話が続かずに,結局,会話をするのを諦めた時代からすれば恵まれているんだろうなぁと思ったりもしています。水曜日は定時退勤日ですので,やり残した仕事はあるものの,何とか午後6時30分には職場を後にし(全然定時ではないんですけどね。),アパートに戻り,晩御飯を食べ,洗濯をし,一杯飲んで,サッサと寝させてもらいましたです。木曜日は残った仕事を片付けながら,新たな仕事を片付けていると,午後9時前になってしまいましたが,何とか仕事が片付いたので,まぁいいかということで。金曜日は,そろそろやらないといけないなぁと思っていた研修ネタを作り,明日は出勤しないといけないので,そろそろ帰ろうかなぁと思っていると,上司が私の机の前までやってきて,何だろう,今更仕事だったら勘弁してほしいなぁと思っていると「ビールが飲みたくない?」とのことでしたので,冷蔵庫の中は既に冷凍食材しかないので,二つ返事で飲みに行ってしまいました。しかし,しかし,失敗したのは,この上司は日本酒が好きなので,普段飲まない日本酒をお付き合いで飲まないといけないということで,多分,次の日に残るよなぁと思いつつ,しっかり飲んで,帰りに近所のコンビニで朝ごはんの食パンを買って帰りましたです。昨日は,弁当を作らなくて良いというか,食材がないので弁当を作れないので,普段よりも少し遅めに起きて,食パンを食べ,コンビニで昼ごはんを食べてから出勤しましたです。この日の予定は午後5時過ぎまで作業を行う予定だったのですが,イイ感じで作業が進み,なんと午後4時前に終わってしまったので,まずはアパートに帰って,炊飯器をセットして,速やかに着替えてプレオに乗って大型スーパーに買い出しに行き,戻っても午後5時過ぎだったので,カルピスを飲んで一息入れてからブログネタを打っておけば,日曜日の午後はパナモリで走りにいけるかも・・・ということで,Roberta Flackを聴きながらレビューを書かせてもらいましたです。ブログネタを書き終わったところで,丁度,午後6時30分だったので,メールをチェックして,晩御飯を作り,洗濯をして,一杯飲んでからおやすみなさいということで。
 今日は,朝ごはんを食べた後,昨日洗濯したワイシャツにアイロンをかけ,今,ブログネタを打っていますが,ブログをアップしたら掃除をし,徒歩で残りの買い物に行き,昼ごはんを食べた後,降水確率が下がったままだったらパナモリで走りに行きたいと思っていますです。今の天気は薄曇りという感じで,アパートの部屋の中に日差しが入ってきているので,このまま頼むぜ!という感じなのですが,果たしてどうなることやら。しかし,山の中の町も梅雨入りしてしまいましたし,来週は自宅に戻るので,できれば今日はパナモリで走りに行きたいと思っているんですけどね。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もRoberta Flackを紹介したいと思います。とはいえ,Roberta Flackは最後というわけで,1977年リリースの“Blue Lights in the Basement”を紹介したいと思いますです。
 1曲目の“Why Don't You Move in with Me”という曲は,軽快なエレピの音で始まり,そこに軽快なリズムを叩き出すドラムにスラップベースが加わり,明らかに思いっきりポップな感じで,Roberta Flackのヴォーカルもあまり憂いを感じさせず,あくまでもポップなメロディーをポップに伸びやかに唄っています。サビなんて「これでもか」って感じにポップに仕上がっていますし,何か明らかに変わったなぁと思える曲になっています。
 2曲目の“The Closer I Get to You”という曲は,ちょっとスローな感じのバラードなんですが,浮遊感のあるシンセの音がいいねぇと思いながら聴いているとRoberta Flackの唄が入ってくるのですが,これまたしっとりした感じで唄っているのですが,なんていうんだろう,これまでの憂いを秘めた感じがなくて,非常にポップに唄っているんですよねぇ。しかも男性ヴォーカルとデュエットしてますし。2曲目もこうなら,このアルバムはポップに行くんだねえと思わせてくれる曲になっています。
 3曲目の“Fine, Fine Day”という曲は,ちょっとレゲエな感じで,細かいピッキングのギターに,南国風味なコーラスで始まる曲で,あっという間に終わってしまったのかと思ったら,引き続き本編がちょっと重ために始まるのですが,バラードなんですけど,ポップさを感じる曲になっています。で,バラードかと思っていると,サビでは最初のレゲエな音になったりと,この構成にはちょっとびっくりしましたが,この構成でここまで聴かせられるのは流石だなぁと思いましたです。
 4曲目の“This Time I'll Be Sweeter”という曲は,イントロのキーボードの音も,ギターの音も,「メロウっていうのはこういう音なんだよ!」っていう感じで鳴らされ,その音の上をRoberta Flackがしっとりと唄うバラードなんですが,これがメロディーラインはキレイですし,そのメロディーラインを唄うRoberta Flackのヴォーカルも素晴らしいですし,文句なしのバラードになっています。
 5曲目の“25th of Last December”という曲は,ガットギターの静かなピッキングから始まり,ベースもウッドベースかなぁと思えるような控えめな音(ドラムも基本リムショットですし。)で,しっとりとしたバラードなのかなぁと思いながら聴いていると,Roberta Flackのヴォーカルが入ってくるのですが,淡々と唄っている感じなのに,どこかポップという不思議なヴォーカルで,ある意味凄いなぁと思ってしまいました。でもバックのしっとりとした音(特にガットギターのピッキング)はいいねぇと思ってしまいましたです。
 6曲目の“After You”という曲は,いきなりRoberta Flackのヴォーカルから始まるのですが,Roberta Flackのヴォーカルが入った時点で背筋がピンと伸びるような気持ちになってしまいました。サビでパーカッションが入ってくるのですが,そのチャカポコとした音が少しコミカルに聴こえたりもするので,しっとりとした曲調なんですが,妙にポップな感じがあったりする不思議な曲ですが,Roberta Flackのヴォーカルが全てをまとめているなぁと思ってしまいました。
 7曲目の“I'd Like to Be Baby to You”という曲は,ちょっとジャジーなピアノで始まり,これはしっとり路線で来るなぁと思っていると,Roberta Flackの唄が入るとやはりしっとり感があり,しかもちょっとジャジーな感じで,これまたいいねぇと思ってしまいましたです。間奏で力の入ったエレピのソロがあるのですが,これがまたカッコいいんですよねぇ。しかも観客の歓声をS.Eで入れてしまう芸の細かさもあったりします。
 8曲目の“Soul Deep”という曲は,イントロのコーラスに,ドラムのパターンから,思いっきりソウルナンバーって感じです。タイトルも“Soul Deep”ですしね。Roberta Flackにしては珍しいパワー感のある曲なんですけど,素直にカッコいいです。
 9曲目の“Love Is the Healing”という曲は,ちょっと浮遊感のあるピアノのコード感が気持ち良いなぁと聴いていると,Roberta Flackがしっとりと唄い始めるのですが,バックの音に合っていることもあるのですが,メロディーラインがキレイで文句なしですねぇ。シミジミ聴いてしまいましたです。
 ラストナンバーの“Where I'll Find You”という曲は,ストリングスでしっとりと始まり,「あぁ,これで終わりなんだね。」と思わせてくれるラストナンバーに相応しい曲になっています。Roberta Flackのヴォーカルもしっとりというよりも神々しい感じで,しっかり唄い上げる感じで,素晴らしいです。こういう曲を聴くと,やはり本物は違うなぁと思ってしまうんですよねぇ。 
 ジャケットも前回紹介した“Feel Like Makin' Love”のようなイラストではなく,青い照明に逆光気味に照らされたカップルが抱き合っている写真になっており,ジャケットもポップな感じに仕上がっています。1枚めのアルバムのあの強烈さはありませんが,中身がこれだけポップなら,こういうジャケットも良いんじゃないというか,A.O.R(には時期的には少し早いのですが・・・)だねぇと思ってしまいましたです。

 しかし,ここのところ音樂ネタが70年代のR&Bとかが多いのは,やはり聴きたく新譜がないことなんですよねぇ。などと思っていると,相対性理論を脱退してプロデュース業に勤しんでいた真部脩一が集団行動という名前で新プロジェクトを立ち上げ,6月28日にアルバムをリリースするということで,早速,アマゾンでカートにインさせてもらいましたです。ついでに,今年は原田知世デビュー35周年なので,“ロマンス”のリメイクシングルだけではあるまいと思って調べてみると,案の定,デビュー35周年記念セルフカバーアルバムを7月5日にリリースするというではありませんか。しかもタイトルが“音楽と私”。これってデビュー20周年に出した“music&me”のアンサーなのかなぁと思いつつも,いやいや日本語で言えるようになるまで15年かかったということさというわけで,これも早速,アマゾンでカートにインさせてもらいましたです。このアルバムは何が凄いって,セレクトされた曲が素晴らし過ぎるということで,“時をかける少女”に“ロマンス”,“地下鉄のザジ”に“ダンデライオン”,“天国にいちばん近い島”に“ときめきのアクシデント”,それから“くちなしの丘”とフルカワが大好きな曲が,沢山リメイクされています。しかも,初回限定盤にはなんと“雨のプラネタリウム”が追加収録されているというではありませんか。これは文句なしに初回限定盤を買うしかないですよね。後藤次利アレンジで非常に不評だったダンサブル路線がいったい,今,どういう音で復活するのか非常に楽しみでございます。
 というわけで,6月と7月は久しぶりに本当の意味での新譜が買えるなぁということで,少しテンションが上がっているフルカワでございます。