ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Feel Like Makin' Love/Roberta Flack


 6月になってしまいましたです。今週は自宅に戻って,というか,前回は結婚式があった関係でバタバタでしたが,今回は特に用事もないので,マッタリと自宅で過ごしていますです。この間の日曜日は天気が本当に良かったので,早めに昼ご飯を食べてから,半袖ジャージにレーパンで久しぶりに気持ち良く走らせてもらいましたです。久しぶりにパナモリに乗るので,平地メインで走ろうと思っていましたが,よく考えなくても山の中の町なので,平地メインとはいえ,峠を越えないと平地に出られないんですけどね。で,峠を越えてから信号のない湾岸道路を流し,冬場ならここで補給&休憩するコンビニ付近まで来たとき,一瞬,ここで往路は終わりにしようかなぁと思ったりもしましたが,日も長いし,この先の峠まで久しぶりに走りたいと思ったので,さらに10キロ増やして,その先の峠まで登らせてもらいましたです。結構,急な峠なので,久しぶりにパナモリに乗るのでどうかなぁと思いましたが,思ったよりも負担にならずに登り切り,峠を少し下ったところにある信号でUターンし,復路を走り始め,途中のコンビニで休憩&補給をし,引き続き湾岸道路を走らせてもらいましたです。で,湾岸道路を流して走って,信号待ちで止まっていると,後ろに派手なというか毒々しいカラーリングのロードがいたので,よく見てみると,どうもドッペルギャンガーのようで若いお兄ちゃんが乗っていましたです。ドッペルギャンガーとはいえ乗っているのは若いお兄ちゃんですし,こっちはアパートに帰るまで,まだ峠が1つ残っているので体力を温存しておかないといけないので,まぁ抜いていってくれればそれでよし!という感じだったのですが,信号が青に変わりスタートすると,ドッペルギャンガーがなぜか追い抜いてこない。それどころか,距離がどんどん離れるので,多分,全く整備していないチョイノリロード(というかドッペルギャンガーなので,ルックロードですか?)なんだろうなぁと思いつつ,やはりきちんと整備してあるだけでちがうんだなぁと思ってしまいましたです。で,この日は平地メインでリハビリだといいながら,結局,往復で95キロ気持ち良く走らさせてもらいましたです。
 月曜日からは当然,仕事なのですが,月曜日と火曜日は県内の営業所の担当者を集めた会議で,月曜日は懇親会も入っていたので,ほぼほぼ日常業務はできませんでした。ということで,火曜日の夕方から通常業務をすることになりましたので,えぇ,あとは水曜日の定時退勤日を除けば,火曜日も木曜日も退出時刻ギリギリの午後10時前まで仕事をさせてもらいましたです。金曜日は自宅へ戻るので,なんとか午後6時までには帰りたいなぁと思っていたものの,頑張ってはみたのですが結局午後6時30分で何とか仕事を片付け,アパートに戻り,洗濯と掃除をしてからコンビニで晩ご飯を食べ,プレオに乗って自宅へ戻ったのが何とか午後11時前だったので,それからウダウダしていると,あっという間に日付を越えてしまいましたです。
 今日は急いで起きる必要もないので,ゆっくり起きて,クリーニング屋に行ったり,昼寝をしたりしていると,あっという間に夕方になってしまいましたので,ブログネタをシコシコと打っていますです。

 さて,フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もRoberta Flackの紹介ということで,今回は1975年にリリースされた“Feel Like Makin' Love”を紹介したいと思います。これまでのアルバムジャケットはRoberta Flackが写り込んでいたのですが,このアルバムジャケットはなんとRoberta Flackは写り込まず,イラストになっているという,また音の変化を感じさせるジャケットになっています。
 1曲目の“Feelin' That Glow”という曲は,ドラムから始まり,そのままバンドの音になるのですが,ワウの効いた浮遊感のあるギターの音が印象的な曲なんですが,ゆったりとした感じが非常にフォーキーな感じです。これまでのアルバムではどちらかというとジャジーなアレンジが多かったような気がしますが,普通のポップな音作りになっていて,非常に聴きやすいというか分かりやすい音になっています。もちろん,Roberta Flackのヴォーカルはちょっとクールなのですが,ふわふわとしたバックの音と対照的で際立った感じなっていて,考えて唄っているなぁと思ってしまいました。
 2曲目の“I Wanted It Too”という曲は,ちょっと物憂げなコーラスがイイ感じだねぇと思いながら聴いていると,Roberta Flackの唄が始まるとしっかりとしたビートをバンドが刻みだし,それに呼応するようにRoberta Flackもリズムを意識した唄い方をしているので,テンポ的にはちょっとゆったりとしているのですが,非常にR&Bっぽい曲に仕上がっています。しかも,これまでの曲では,コーラスにしろ,ホーンにしろ,どちらかといえばRoberta Flackのヴォーカルの引き立て役みたいな形で控えめに入っていましたが,この曲では対等な感じでコーラスやホーンが入っていて,新鮮な感じを受けましたです。
 3曲目の“I Can See the Sun in Late December”という曲は,ドラムとギターのリフで静かに始まり,コーラスをかけたベースがイイ感じだねぇと思いながら聴いていると,Roberta Flackが随分と長いスキャットで唄っているので,「ひょっとしてこのまま?」と思っていると,きちんと歌詞を歌い出すのですが,非常に美しいメロディーラインをちょっとクールな感じで唄っているのですが,そこがRoberta Flackらしいなぁと思いつつ,バックのバンドの音が非常にしっかりとしたビートを刻んでいるので,これまでのジャジーな世界観はどうなってしまったのだろう?と思ってしまいましたが,個人的にはジャジーな感じもいいけど,やっぱりビートがしっかりしているほうが聴きやすいねぇと思ってしまいましたです。この曲は途中でフェイドアウトしてしまうので,終わってしまうのかと思いきや,そのまま再開し,バンドのインプロになってしまうのですが,ベースがところどころ思いっきり走り回ってしまうところにあえてジャズっぽさを感じてしまいましたです。
 4曲目の“Some Gospel According to Matthew”という曲は,打って変わってRoberta Flackの唄から始まり,ちょっと熱の入ったヴォーカルにちょっとクールなバックの音と,このアルバムのこれまでの曲とは違う展開なのですが,ベースとギターの絡みが非常にキレイだなぁと思いながら聴いていると,そこにRoberta Flackのヴォーカルが絡むと更にキレイだねぇと思ってしまいましたです。
 5曲目の“Feel Like Makin' Love”という曲はタイトル曲ですが,この曲でもRoberta Flackのヴォーカルから始まり,このアルバムでは珍しくジャジーな香りを漂わせつつも,しっかりとしたビートを感じさせるバンドのおかげでポップさを失わないギリギリのジャジーさになっています。Roberta Flackのヴォーカルはどちらかというと少しつぶやき系なのですが,曲の感じだとこうなんだろうなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“Mister Magic”という曲は,ちょっとゆったりめの曲なのですが,しっかりとしたビートを感じさせるバックの音に負けないようにRoberta Flackも唄いあげている感じがします。Roberta Flackが唄いあげるというのも正直珍しい感じもしますが,このアルバムでは何でもありだよという感じなので,こうい展開もちょっと嬉しいかも。
 7曲目の“Early Ev'ry Midnite”という曲は,しっとりとした感じで始まるのですが,ギターが印象的なスライドでアクセントを付け,少し難しいメロディーラインなんですが,Roberta Flackはそれを難なく唄っているので,さすがだねぇと思ってしまいましたです。曲自体は少しダウナーな感じなのですが,こういう曲だとRoberta Flackの声が栄えるのはなんでなんだろうねぇと思ってしまいましたです。
 8曲目の“Old Heartbreak Top Ten”という曲は,おぉ!ロックンロールというかR&B?という感じで非常にビートが立った音にRoberta Flackが伸び伸びと唄っているという感じで,ところどころ気持ち良いシャウトが入ったりして,サビのところなんて思いっきりポップで,ダンサブルで,こういう曲もいいねぇと思わせてくれる曲に仕上がっていますです。
 ラストナンバーの“She's Not Blind”という曲は,ピアノから始まり,Roberta Flackが切々と唄い上げる感じなのですが,途中からバンドがしっかりとしたビートを刻み,それに乗ってRoberta Flackが更にパワフルに唄うところはR&Bっぽくてフルカワ的には非常に聴きやすいねぇと思ってしまいましたです。間奏から入ってくるストリングスも非常に美しく,ラストナンバーに相応しい格調高い音になっているなぁと思ってしまいましたです。特に曲の終盤のドラマチックな展開はこれまでの淡々とした音作りとは一線を画していると思いましたです。
 しかし,このアルバムから結構,音がポップになりましたし,アルバムジャケットにRoberta Flackが出てこずにイラストになっていると書きましたが,このイラストがちょっと見ただけでは風景のようなのですが,よく見ると,横たわった女性の股間から木が生えているという,非常に意味深で隠微なジャケットになっているといますので,この点でも変わったねぇと思ってしまいましたです。

 ところで,来週の土曜日は休日出勤が確定しているんですよねぇ。で,もう6月ですから日曜日の天気が良ければ,ブログネタを単身赴任先のアパートでシコシコ打つより,やはりパナモリで走りに行きたい!というのが正直なところでございます。
 というわけで,次回は日曜日の天気が良ければタイムアップということで,生存報告になってしまうかもしれませんが,そこはよろしくということで。ただ,今のところ,週間天気予報では土曜日が曇りで降水確率が30パーセントなので,何となく日曜日は雨になってしまうのではないかと思ったりもしますが,そのときは・・・えぇ,単身赴任先のアパートからシコシコと通常どおりブログをアップさせていただきますです。まぁ,どちらにしても次回は土曜日ではなく日曜日にアップすることになるんだろうとは思っていますです。