ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Dr. John's Gumbo/Dr.John


 ふと気がつくと10月になっているではありませんか。天気は秋晴れではなく薄曇りですが,肌寒いという感じもないので,相変わらず半袖Tシャツで過ごしているフルカワでございます。多分,あと1,2週間すれば半袖Tシャツから長袖Tシャツに切り替わるのではないかと思いますが,まぁ,そこは気温しだいということで。 
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は天気が良かったので,午後からパナモリで北方面峠コースへ走りに行きましたです。天気は良かったものの,ロードで走っている人は少なく,というもの,風がめちゃ強いんですよね。往路は思いっきり向かい風で,河川敷の道では遮るものが全く無いので,思いっきり向かい風に吹かれましたが,無理に向かい風に逆らったところで足が売り切れてしまうので,そこはそれ,ギアを軽めにして負担をかけないように走らせてもらいましたです。上りの峠は向かい風が吹いていようと吹いていまいと速度が落ちるので関係ないね!ということが粛々と登らせてもらいましたが,向かい風で体が冷やされるので,逆にいい感じではなかったかと。しかし,さすがにこれだけ向かい風が強いとかなり時間を取られ,Uターン地点に着いた時点で2時間30分経過ということで,かなり遅いUターンになってしまいました。しかし,往路が向かい風なら復路は追い風ということで,気持ちよく走らさせてもらい,休憩地点のコンビニに着いたので,アンパンとカフェオレで補給して,また追い風の楽しい復路を走らせてもらいましたです。で,楽しく復路を走っていると,峠の下りに近づいて来たのですが,後ろから自動車が来たので少しペースダウンして先に峠に入ってもらって,その後ろから峠の下りに入らさせてもらいましたです。いや~追い風で峠の下りなので,気持ちよく走れるねぇと思っていると,なぜか先に行かせたはずの自動車に追いついてしまっているではありませんか。おかしいなぁと思っていると,どうも,自動車の前にはノーヘルのクロスバイク(か29インチのMTB)が走っていて,時折対向車が走ってくることから,自動車も抜くに抜けない感じでした。こういうときは自転車がスローダウンして自動車を先に行かしてやった方が安全なんだけどなぁと思いましたが,クロスバイクにそんな配慮ができるわけはなく,対向車が途切れたところでやっと自動車が抜いて行ったので,私もその後に付いてクロスバイクを抜かさせてもらいました。そうすると,クロスバイクは私に抜かれたのが気に入らなかったのか,追いかけて来たのですが,追い風で下りの峠という体力の差が出にくい条件ならば,クロスバイクに乗っているのが例えば元気があり余っている高校生であったとしてもロードバイクに追いつけることはなく,峠が降りた後も緩めの下り坂が続くので,頑張って追いかけてきたようですが,追いつかれることもなく,クロスバイクは途中で横道へ入っていったので,その後は自分のペースで走らせてもらいましたです。往路では向かい風で苦戦した河川敷の道も追い風なので楽しく走らせてもらいましたが,その結果,復路は約1時間30分で走りきったので,追い風スゲーというか,どんだけ風が強かったんだよ今日はと思ってしまいましたです。
 月曜日からは仕事で日々ジタバタと過ごしているとあっという間に金曜日になり,また楽しい週末を迎えさせてもらっています。今日はいつものようにゆっくり起きて,朝ごはんを食べた後はいつものようにワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をし,スラックスをクリーニングに出して買い物に行き,昼ごはんを食べてから少し昼寝をしてからブログネタを打っています。明日の天気は曇りの予報で,午後の降水確率は20%,最高気温は26度なので,このまま降水確率が上がらなければパナモリで走りにいけるなぁと思っています。

フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回もDr.Johnということで,1972年リリースされた“Dr. John's Gumbo”を紹介したいと思います。このアルバムはDr.Johnの作品では有名な作品で,プロフェッサー・ロングヘア等ニューオーリンズの著名なR&Bアーティストのカバーが曲の大部分を占めており、ドクター・ジョンによるニューオーリンズ音楽の入門書的な内容となっています。
 1曲目の“Iko Iko”という曲は,「イコイコ」ではありません,「アイコアイコ」です。ご機嫌なバンドサウンドに乗ってピアノが鳴らされ,これぞニューオリンズサウンドという感じの気持ちの良い跳ねたリズムが気持ち良いです。Dr.Johnもピアノを弾きまくりながら,しゃがれ声でご機嫌にシャウトしています。これまでの独自の怪しい音ではなく,気持ち良いくらい思いっきりポップに振り切っています。
 2曲目の“Blow Wind Blow”という曲は,これまた気持ちの良いご機嫌なビートに乗って,ピアノを弾きまくり,唄いまくっているという感じなのですが,弾きまくられているピアノが気持ち良いというか,1曲目の終わりにピアノだけになってしっとり終わるのかと思っていると,そのまま2曲目に自然に繋がっているのですが,そういったところも素敵です。
 3曲目の“Big Chief”という曲は,チープなオルガンの音でピロピロとした感じで始まり,スネアを連打するドラムにベース,控えめにカッティングするギターが入ってくるのですが,メインはあくまでもオルガンで,ひょっとするとインスト?と思っていると,Dr.Johnのしゃがれ声の唄が入ってくるのですが,曲の感じとしては少し薄めのR&Bという感じですかなぁと思っていると,スルッと終わってしまいました。
 4曲目の“Somebody Changed The Lock”という曲は,ブルージーなピアノで始まり,バンドの演奏が始まると,ブルーズよねぇという感じのゆったりしたテンポの気持ち良い演奏で,その音に乗ってDr.Johnも気持ちよさそうに唄い,ピアノを弾きまくっています。ホーンも入っているのですが,これがまたデキシーランドジャズ風味の演奏で気持ちよく仕上がっています。
 5曲目の“Mess Around”という曲は,これまたご機嫌な早めのテンポのR&Bでピアノの跳ねた演奏が気持ち良いねぇと思いながら聴いていると,バタバタしたバンドの演奏にハイスピードのピアノが気持ちよく絡みついて,その間をこれまたDr.Johnが気持ちよく唄い,その隙間を縫うようにホーンが入ってきたりと,思いっきりご機嫌な曲になっています。
 6曲目の“Let The Good Times Roll”という曲は,ブレイクを最初からカマしながら,いかにも黒っぽい音を聴かせてくれています。ドラムもベースもホーンも全てがR&Bという感じです。この曲ではピアノではなくホーンが前に出ていて,ピアノは少し控えめですが,この曲ならホーンが前に出ていたほうがカッコいいねぇと思ってしまいました。もちろん,Dr.Johnもご機嫌にシャウトしまくっています。
 7曲目の“Junko Partner”という曲は,跳ねたドラムから気持ちよく始まり,そこにベースとピアノとDr.Johnのヴォーカルが入ってきて,ドラムの跳ねたリズムに引っ張られて,全体が思いっきり跳ねた音になっているのですが,非常に気持ち良いです。感想で渋めのサックスがソロを取っているのですが,少しジャジーな感じで素敵です。ピアノも弾かれまくっている割には少し控えめなミックスになっているのですが,それがまた隠し味っぽくていい感じです。
 8曲目の“Stack-A-Lee”という曲は,ブルージーな3連のピアノから始まり,ピアノのリズムよりも1周りゆったりしたリズムでベースがリズムを刻んでいるのですが,これがもう,本当に気持ち良いです。というか,バンドの音やDr.Johnのヴォーカルはホンワカした感じなのに,ピアノだけ弾きまくりなのに最初は少し違和感を感じましたが,曲が進むに連れて,弾きまくりのピアノがメチャ気持ちよくなってくるところはさすがだなぁと思ってしまいました。
 9曲目の“Tipitina”という曲は,ピアノだけでゆったりと始まり,ひょっとしてピアノの弾き語り?と思っていると,本当にピアノだけをバックにDr.Johnが唄い出したので少しびっくりしつつも,これはこれで気持ち良いねぇと思ってしまいました。バンドの音が入っていないので,Dr.Johnのピアノだけを聴くことができるのですが,本当,ピアノがメチャカッコいいんですよねぇ。
 10曲目の“Those Lonely Lonely Nights”という曲は,打って変わってバンドの音が気持ち良いミディアムテンポのR&Bなのですが,ピアノの音が思いっきり前に出てきているのは間違いなくDr.Johnだからでしょう。とはいえ,ドラムとベースが作る心地よいグルーブに乗って,ピアノが,ギターが,ホーンが,それからDr.Johnのヴォーカルが気持ちよく鳴っているんだから,それでいいじゃない?という気持ちになってしまいます。
 11曲目の“Huey Smith Medley:High Blood Pressure/Don't You Know Just Know It/Well I'll Be John Brown”という曲は,3曲のメドレーなのに3分18秒しかないというふざけた曲なのですが,それはさておいて,非常に気持ち良いグルーヴで楽しませてもらいましたです。正直,どこまでが“High Blood Pressure”で,どこからが“Don't You Know Just Know It”で,どこからが“Well I'll Be John Brown”なのかよく分からないのですが,なんか楽しそうなので,それでいいです。
 ラストナンバーの“Little Liza Jane”という曲は,少しカントリー風味のR&Bでこういうのもありかなぁと思ったり。というか,とにかく楽しそうな音なので,それだけでいいですという感じです。Dr.Johnも力を抜いて唄っていますし,能天気な感じの女性コーラスも素晴らしいですし,お気楽に吹かれているサックスもいい感じですし,ラストナンバーにこういう演奏を持ってくるなんて素晴らしいなぁと思ってしまいました。
 というか,これまで変化球ばかりのアルバムだったはずなのに,ここでこれだけ直球どストレートなアルバムが来るとは思っていませんでしたが,これだけ直球どストレートだとメチャ気持ち良いねぇと思ってしまいました。というか,こんな直球どストレートな音が出せるのに,どうしてブードゥー教とのコラボレートとか思いっきり変化球な方へ行ってしまえるのか不思議ですが,そういう音を出したかったんですよねということで。

 フルカワが自宅で愛用しているデスクトップパソコンは中古の液晶ディスプレイを接続しているのですが,この間,少し困ったことが発生しましたです。というのも,古いドライバーを自動検出するDriver boosterというソフトを利用しているのですが,このソフトがディスプレイドライバーと有線LANのドライバーの新しいものがリリースされていますぜということだったので,そういうことならということで,先週の土曜日に両方のドライバーをアップデートしたのですが,ブログネタをアップした後,ネタリストの更新しておこうと思い,LibreOfficeのCalcを起動させようとしても反応しないので,おかしいなと思いながら再起動させたところ,ログインして起動はできるものの,デスクトップ画面がちらついて,全くマウスのコントロールが効かなくなってしまったではありませんか。さて困ったなぁと思いながら,多分,ディスプレイのドライバーと古い液晶ディスプレイの相性が良くないんだろうということで,アンドロイドタブレットでいろいろ調べながら試してみましたが,最終的にはシステムの復元を使って,ディスプレイドライバーがインストールされる前の復元ポイントで復元させて,無事に復旧しましたです。有線LANのドライバーはアップデートしても問題ないとは思うのですが,有線LANなんて使っていないので,ドライバーを更新してもねぇとは思いましたが,新しいものがあれば入れておきたいのは性分なのでアップデートさせてもらいましたです。
 ということで,今後はディスプレイドライバーの更新があっても更新はせず,その他のドライバーだけ更新しておこうと思っていますです。ちなみに,念の為,復旧した後に,再度,ディスプレイドライバーをアップデートしたところ,同じ症状が出たことから,速攻でシステムの復元で復旧させましたので,古い液晶ディスプレイとディスプレイドライバーの相性が悪いのは間違いないという結論が出ていますので,新しい液晶ディスプレイを買ったら,ディスプレイドライバーを新しくしようかな?と思っていますが,液晶ディスプレイなんてそんなに壊れるもんじゃぁないので,一体いつのことになるのやら。