ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Mandala 2000/RUINS


 台風も通りすぎ,やっと夏らしくなりましたねぇ。暑いのは暑いんですけど,もくもくとした入道雲がイイ感じですよ。この間の日曜日は,土曜日にプレトレの整備&掃除をしたものの,雨がザバザバ降ったので,久しぶりにプレオに乗っていましたです。どこを走ろうかなぁと少し考えましたが,普段プレトレで走っている北方面峠コースにあるバイパスが全線開通したので,普段プレトレでは走れないバイパスがどうなったのかを見ながら走ることにしましたです。まぁ,エンジンがありますので,坂だろうがなんだろうが走るのですが,う〜ん,やっぱり面白くないなぁ。やはり,プレトレでエッサホイサと峠を登ったり,イヤッホーと心の中で叫びながら峠を下っている方が楽しいんですけど,雨が降るので仕方ないよねぇ,たまにはプレオのエンジンも回しておかないとディーラーに怒られるしなぁというわけで半ば義務感のような気持ちで往復90キロほど走らせてもらいましたです。これで月50キロのノルマは達成できたのですが,プレオのトリップメーターを見てみると,大体2万6000キロといったところで,プレトレのサイコンが2万2000キロなので,あと4000キロで追いつくなぁと思いつつ,4000キロの道程はまだまだなので,当分は追いつくことはないんでしょうけどね。
 で,今日は午前中に掃除と洗濯を済ませ,午後,少し昼寝をしてからホムセンへCDの収納ケースを探しに行きましたです。実はこの間の日曜日もプレオに乗って出たのでホムセンへ立ち寄ったのですが,スライド式になっている収納ケースがなかったので,今日は別のホムセンへ行ってみたのですが,なんとラッキーなことに2つだけ残っていました。これは速攻で買っておかないとというわけで,残りの2個を正にカートにインして,帰ってきましたです。先週,カセットデッキとCDプレイヤーを撤去してできたスペースに買ってきた収納ケースが横並びで2つ入りましたです。うんうん,これで当分CDを買っても片付ける所があるなぁということで少しほくそ笑んでしまいましたです。とはいえ,あまり触手が伸びそうなCDが発売されていないんですよねぇ,困ったもんだ。

 で,今回もRUINSのアルバムで,今回はライヴ盤で2001年8月に発売された“Mandala 2000”サブタイトルで“LIVE AT KICHIJOJI MANDALA ?”とされています。全23曲をドラマーの吉田達也とベーシストの佐々木恒の2人だけ(20曲目から23曲目はエレクトリックバイオリンの勝井祐二がゲスト参加しています。)でどんな演奏を聴かせてくれるのか!?って感じですかね。
 1曲目の“Gharaviss Perrdoh”という曲じは,吉田達也のタイトなドラムで始まったと思ったら,佐々木恒の弾きまくりのベースが入り,このままこの勢いで行くのかと思ったら,途中で重たいリズムになり,ベースがノイジーなソロを取り,っていうか,これで2人の演奏なんですか?ベースのルート音も鳴っているのですが,ベースで延々ソロも取っているんですよねぇ。変拍子が多用されるのでループマシンじゃあ無理だと思いますし。
 2曲目の“Vrresto”という曲は,吉田達也の軽やかなリムショットの音に和音で爽やかにベースを弾いていると思えば,途中から急にハードコアな展開になったり,ハードコアな展開のところでは吉田達也の磨崖仏語がスパークしていますし,2曲目からこのテンションは凄すぎます。というか佐々木恒も負けずにところどころ磨崖仏語でコール・アンド・レスポンスしていたりして,スゲエなぁの一言です。
 3曲目の“Blimguass”という曲は,二人のハイトーンな磨崖仏語のコーラスから始まったと思ったら,ハイテンポでブレイクを入れつつ,ひたすら突進していく曲で,どうやったらドラムとベースの2人,しかもライヴでこういう音になるのか分からないというような音になっていますが,途中からベースが和音で渋く迫って来たので,このまま終わるわけはないよなぁと思っていると,終盤で派手に壊れていきましたとさ。素晴らしい。
 4曲目の“Kippssidamn”という曲は,いきなりのノイジーな展開かと思いきや,途中に細やかなフレーズを挟みつつ,それでもノイジーな展開で突き進み,いったいどういう頭をしていたら,こんな複雑な展開を覚え切れるんだろうと思いつつ,ひょっとしてアドリブかしら?と思いながら,でもカッコイイんだよねぇ。なんなの,この訳の分からないカッコヨサはって感じです。特に終盤のたたみかけるようなテクニカルな演奏はメチャカッコヨイです。
 5曲目の“Bupphairodazz”という曲は,最初から吉田達也の磨崖仏語ヴォーカルが全開の曲で,たまりませんねぇ。もちろん演奏も凄いのですが,こんあ凄い演奏をしながら,磨崖仏語で唄っているのって本当,凄いです。凄いだけでなくカッコイイんだから,本当,素晴らしいですよね。
 6曲目の“Ffilhizabmn”という曲は,タイトなリズムに弾きまくりのベースと非常にロックっぽい展開だなぁと思いつつ聴いていると,ベースラインのとんでもなさに驚かされたり。途中からやはり一筋縄ではいかなくなるのですが,そこがまたカッコヨシですが,多分,なんだこりゃ?と思ってしまい,カッコヨシまでたどり着けない人も結構いるんでないかいと思ってもみたりして。
 7曲目の“Questzalcoatl”という曲は,吉田達也のタムを多用したドラミングがカッコイイじゃないのと思っていると,途中でテンポを落とし,吉田達也の磨崖仏語によるヴォーカルが炸裂するに連れ,演奏の方もヒートアップしていき,ドラムを乱打しながらシャウトしている吉田達也が目に浮かんでしまいましたです(映像はYoutubeで見ているので。)。しかし,少しのブレイクを挟み,全く別の曲が始まったのかと思っていると,まだ同じ曲だったのには驚いてしまいましたです。いったい1曲の中にどんだけ詰め込むんだよってな感じがしないでもないですが,凄いの一言です。
 8曲目の“Classical Music Medley”という曲は,あの曲この曲クラシックの名曲をドラムとベースだけでカットアップするというとんでもない曲ですが,この2人がやるとちゃんと聴こえて,しかもロケンロールなんですよねぇ。本当凄すぎ。
 9曲目の“Pallaschtom”という曲は,最初から吉田達也の磨崖仏語がスパークしまくり,ブレイクしまくりながら磨崖仏語を吐き出していく様は凄すぎます。というかこのハイテンションでハイテンポなブレイクしまくりの曲はなんなんですか?カッコよすぎじゃありませんか。
 10曲目の“Jallamjikko”という曲は,叩きまくりの弾きまくりであっという間に終わってしまう曲です。もちろん磨崖仏語模索列しています。
 11曲目の“Impro 1”という曲は,正にインプロビゼーション!っていう感じの短い曲です。勢い一発っていう感じですが,その荒さがカッコヨイです。
 12曲目の“Dagdad”という曲は,少し重ためのリズムで始まり,もはやベースがベースの音をしていないことが多いんですけど?と思っていると終わってしまいました。
 13曲目の“Laiptchig”という曲は,これまた叩きまくりの弾きまくりで,磨崖仏語もスパークしまくりです。しかし,これを目の前で聴いたら(見たら)圧倒されまくりだろうなぁっていう音になっています。というか,2人だからここまで自由に演っても曲になっているのかなぁと思ってもみたり。
 14曲目の“Nivaftopoftz”という曲は,これも叩きまくりの弾きまくりで,勢いだけで最後まですっ飛ばしていっているような曲です。カッコヨシ。
 15曲目の“Impro 2”という曲は,タメの効いたドラムとベースラインが時々聴こえたりもしますが,基本ノイジーです。
 16曲目の“Znohjmo”という曲は,前の曲の勢いのまま始まり,吉田達也の磨崖仏語のヴォーカルも冴えまくっていますが,佐々木恒のベースが凄い。ノイジーな演奏からコードワークまで瞬時に切り替えながら,爆音からメロディアスな展開までパッチワークの如く切り貼りしています。っていうか,本当,どういう頭をしていたらこういう演奏ができるんでしょうかねぇ。
 17曲目の“Snare”という曲は,タイトルのとおり吉田達也はスネアしか叩かないのですが,そこに佐々木恒のベース音と混じるととんでもなくカッコヨイんですよ。本当,吉田達也はスネアだけなんですけどね。
 18曲目の“Impro 3”という曲は,前の曲の続きで吉田達也はスネア中心の音なんですが,佐々木恒がそこはもう自由自在に弾きまくっているのですが,それがカッコイイんですよ。音的にはもはやベースの音ではないところも沢山ありますけどね。
 19曲目の“Hyderomastgroningem”という曲は,そのインプロビゼーションの勢いのまま繋がっていくのですが,佐々木恒のベースに応えるような,吉田達也の叩きまくりのドラムにスパークする磨崖仏語が素晴らしいです。 
 20曲目の“Hardrock Medley”という曲は,うんうん聴いたことがありますねぇというロック・クラシックのフレーズをこれでもかとつなぎ合わせているのですが,聴いているとニヤニヤしてしまいますねぇ。勝井祐二のエレクトリックヴァイオリンもカッコヨイです。
 21曲目の“Impro 4”という曲は,吉田達也の磨崖仏語から始まり,叩きまくりのドラムに勝井祐二のエレクトリックヴァイオリンがノイジーに絡みつき,いったいどうなるんだろうと思っていると,途中でスペイシーな展開になったりと,自由自在なんですが,ヴォイスパフォーマンスを含め,これを即興で演っているっていうのが本当に信じられないんですけど,本当に即興なんだろうなぁ。
 22曲目の“Impro 5”という曲は,3人がもう好き勝手に演奏していて,正しくフリーダムな音になっていますが,敢えて言えば,ベースが曲の根っこを支えているかなぁという感じです。ノイジーではないのですが,自由に思うがままに叩いて,弾いてという感じが非常に伝わってきます。正しくインプロビゼーション!な曲です。
 ラストナンバーの“Yawiquo”という曲は,吉田達也の叩きまくりのドラムにシャウトしまくりの磨崖仏語,ロケンロールを感じさせるベースのリフとラストナンバーに相応しいストレートな曲になっています。まぁRUINSの曲としてはストレートという意味ですので,他のバンドからすれば十分,変態的に複雑な構成の曲なんですけどね。それがストレートなロケンロールに聴こえるって,いったいどういうバンドなのかが分かっていただけるのではないかと。
 正直,聴き手を選ぶ音ですが,パンク・ニューウェーヴ系の音を通過(更にノイズやフリージャズも聴いていればなお相性良し)してきた人であれば,感動というかなんというか,私的には一言「カッコヨスギ」だけなんですけどね。こういう世界に通用する音(と磨崖仏語)が日本から発信されていることを本当,誇りに思いますね。
 
 我が家には使っていない(というか上の子供の部屋に入れっぱなしになっていた)除湿機があるのですが,今週の月曜日の朝,いきなり嫁さんが上の子供の部屋(現在は空き部屋)からわざわざ私の部屋にドカンと置いて行ってくれました。さすがの私もカチンときた(だって,こんなものがあったらただでさえゴチャゴチャと物がある私の部屋がさらに狭くなってしまう・・・)のですが,嫁さんに逆らえないので,一人悶々としつつ,要らないということであれば,カセットデッキとかと一緒に大型ゴミ処理場へ捨てに行こうかなぁと思っていたのですが,今日の午前中,結構湿度が高くて嫌な感じだったので,除湿機って結構熱が出るので,どうしたもんかなぁと思いつつも,除湿機をキレイに掃除をしてスイッチを入れてやると,熱風は確かに出るのですが,それよりも除湿の効果が高くて,結構気持ち良いではありませんか。というわけで,除湿機を廃棄するのは止めにして,私の部屋を除湿させるために頑張ってもらいましょう。確かにこれから台風が来て窓は開けられないわ湿度は高いわでは死んでしまいそうになりますが,湿度だけでも下げられれば,少しは体が楽になりますしね。冬も洗濯物が生乾きのときに除湿機を使えば少しは乾きますしね。カセットデッキだけを捨てに行くのもなんだかなぁというわけで,倉庫へ行ってみると,よくよく考えると全く使わなくなった,私が独身時代に買った今となっては電気ばっかり喰って,部屋が暖かくならないセラミックファンヒーターが目に付きました。うんうん,これを捨てれば倉庫も少しスッキリするよねというわけで,今年の夏の廃棄処分はカセットデッキにCDデッキ,壊れたアイロン台に使わないセラミックファンヒーターになりましたです。これだけあれば,山の奥深くの大型ゴミ処理場に捨てに行く気力が湧くってもんですよ。
 なんか引っ越してから毎年,大型ゴミ処理場へ行っているような気がしないでもないのですが,まぁ捨てるっていう行為は結構精神的にはスッキリするし,良いのではないかということで。