ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Original Album Series Disc1 In The Midnight Hour/Wilson Pickett


 夏だよねぇ,というか一気に猛暑日なんですけど。とはいえ,実は今週は一足先に夏の休暇を取りまして(というか,カレンダーどおりにしか休みがないので,仕事の関係とかを調整して休むのですが,調整の結果,今週(というか,休日があったので来週月曜日まで)お休みをいただきましたです。),今週は本当,自由を満喫させていただきましたです。というのも,毎年嫁さんと休暇が合わないのは当たり前としても,子供が夏休みで家にいるので,昼ご飯は食べさせないといけないよねということだったのですが,今年は上の子供は家を出てしまいましたし,下の子供も研修旅行とかいうやつに行ってしまったので,火曜日から金曜日まで正しく一人,しかも嫁さんが子供がいないので,晩ご飯を作るのも面倒なので,適当に食べておいてということでしたので,正しく自由を満喫させていただきましたです。で,こうなるとやってみたいのが,これまでは子供の昼ご飯の関係があったので,午後半日しか走っていませんでしたが,朝から6時間毎日走ったらいつまで持つかということでございます。というわけで,自分の今年の夏の目標として,火曜日から木曜日でいつもの3つのコースで120キロ走り,金曜日は80キロ走って,土曜日はオフ日にするというのを立てましたです。
 まず,初日は北方面峠コースで6時間走りましたが,往路は良かったんだよね,往路は。問題は復路で真夏の焼け付く日差しを受けながら山の中のゆっくりとした上り坂が続くのに思いっきりの向かい風というシチュエーションで泣きたい気持ちになってしまいましたです。しかし,実感したのは,復路のシチュエーションでも40キロなら何とかなるかなぁという気持ちになるのですが,60キロだと非常に絶望的な気持ちになってしまうんだなぁということでした。とはいえ,家に着くまでがロングライドというわけで,両腕が思いっきり日焼けしましたが,まぁ無事に家にたどり着きましたです。この日の晩ご飯はつまみにしている平天が余っているので,これを食べないとねというわけで,鶏肉と平天とジャガイモと玉ネギを煮たものをメインディッシュにしましたです。当然,多めに作ったので,ツール・ド・フランスの録画を見ながら,一杯やるときのつまみにさせていただきましたです。
 2日目は東方面海岸線コースで6時間走りましたが,普段の片道2時間なら海岸線コースなんですけど,1時間増やすと山道が出てくるんですよね。で,また山道で真夏の日差しで焼かれながら向かい風という夏のトリプルコンボで走らせてもらいましたが,正直,途中でへばりまして,水分補給をさせていただきましたです。復路は追い風でまぁまぁのペースで走らせてもらいました途中で過去の経験を忘れて失敗してしまいました。というのも,今回は水分補給にどこにでもあるコカコーラの自販機のいろはすにしていたのですが(というのも,初日に自販機でエビアンかボルビックか要するに海外製のミネラルウォーターを飲んだら,なんかぬるいし,苦いしで,やはり日本人なら日本の水よねというのと,コカコーラの自販機はどこにでもあるので。),ふといろはすのミカン味が目に止まり,なんかおいしそうだなぁと思って飲み干し,走り出したのですが,その後,なんか胸がムカムカしてきて,そういえば昔,やはりいろはすのミカン味を飲んで同じような目に遭ったよなぁということを思い出してしまいましたです。で,仕方がないので,もう一度自販機でいろはすを買い直して飲み直したところ,体調も戻ったので,何とか家までたどり着きましたです。この日の晩ご飯は復路を走りながら何となく麻婆茄子が食べたくなり,メインディッシュは麻婆茄子丼にしましたです。いや〜自分で晩ご飯を作るから,食べたい物を食べたいだけ作れるのがいいねぇ。ちなみに麻婆茄子は多めに作って,前日と同様,つまみにさせていただきましたです。ちなみに,この日はさすがに日焼けした両腕が痛いので,家に帰ってから速攻でドラッグストアへ消炎剤を買いに行かせていただきましたです。
 3日目は西方面海岸線コースで6時間走りましたが,この日も忘れていたのさ,1時間余分に走ると復路がいつも向かい風の山道なのを。というわけで,この日も復路で真夏のトリプルコンボで,しかも120キロライド3日目ということで,そろそろ尻も限界ですか?という感じで,本当ヘロヘロというか,こんなに走れない(緩い登りが延々と続き,その上,向かい風が強くて20キロも出せない状態)のなら少し休憩を入れるか?と心がボキボキに折れそうになりながら,なんとか休憩ポイントのコンビニに着き,こうなればプラセボ効果でも構わないので,飲み物をいつもミルクティーではなく,ピンクグレープフルーツジュースローヤルゼリーが入っているエナジー系の飲み物のさせていただきましたです。プラセボ効果と追い風だったこともあり,残りの復路はなんとかボチボチ走れましたです。で,晩ご飯は復路で肉が喰いたい・・・と思ったので,一人焼き肉をさせていただきましたです。で,もやしを炒めた奴を残しておいて,楽しく飲ませていただきましたです。
 4日目はフリーダムの最終日ですが,大型ゴミの処分をしておかないといけないので,この日は午後から走ることにし,午前中は大型ゴミの処分でプレオを走らせ,残っていた麻婆茄子セットで麻婆茄子丼を食べてから,北方面峠コースを走らさせてもらいましたです。しかし,実感したのは,復路が山道で上り坂でも40キロならまぁ心が折れないってことですかねぇ。復路は相変わらずの真夏のトリプルコンボでしたが,後半で尻が痛いなぁと思いつつも,無事に家まで走らさせてもらいましたです。晩ご飯は復路で妙に魚とたまご豆腐が食べたくなり(たまご豆腐は嫁さんも子供もあまり好きではないので,普段は食卓に出てこない。),買い物に行くと,鰹のたたきが安かったので,鰹のたたきを自分で切っててんこ盛りにして,たまご豆腐も残しても仕方ないので,これまたてんこ盛りにして,おいしくいただきましたです。ちなみに,今日は昼ご飯代が要らなかったので,つまみは別枠で買わせていただきましたです。
 で,今日からは子供が帰ってくるので,自由な休みは昨日までで終わったのですが,日曜日とこの4日間で総走行距離が530キロとこれまでの歴代距離を更新させていただきましたです。今日はオフ日にしてブログを書いたり,買い物をしたり,プレトレの歳暮&掃除をして,日曜日と月曜日は天気が良ければ走ろうと思っていますが,どちらにしても午後半日しか走れないのですが,それでも1回でも走れば600キロ超えですね。いや〜なんか凄いなぁと自画自賛してしまいます。が,この4日間で自分とプレトレの限界を感じましたね。やはり週に1回程度であれば問題はないのですが,これだけ毎日走ると,やはりプレトレでは疲れる上に遅いっていうことがよく分かりましたです。というのも,私のプレトレはフロント3枚にしていますが,リアは7枚のままなので,足がへばってきたり,向かい風にさらされたとき,少しギア比を軽くして走りたいと思っても,そもそもギアが7枚なので軽くなりすぎてしまうか,それが嫌なら少し重さを感じながらそのまま走るしかないんですよね。そうするとどっちにしても疲れるし,結果的に遅くなってしまうということで。それに元々,こういう乗り方を想定して作られた自転車ではないですし,今のフレームが体に合っているかというと,プレトレを買ったリアルあさひでフィッティングなんてあるはずもなく(身長が170センチ以上ならMでもLでも変わらないですよ程度のアドバイスでした。),正直,弄って自分の体に多少合うようにはしていますが,やはり無理はしているんでしょうねぇ。こういう走り方をするのであれば,やはりきちんとした店でロードを買うしかないのかしら?と思いつつ,こんな走り方をするのは来年の夏まではないので,それまでに自転車通勤できるようになればねぇ・・・と思ってしまいましたです。
 でも,街乗りとか,普段使いには本当に良い自転車なんですけどね,私のプレトレは。

 というわけで,楽しい夏のロングライドの話はこれくらいにして,今回はネタギレの味方,Original Album SeriesのWilson Pickettを紹介したいと思いますです。当然,5枚のアルバムがパッケージされていますので,今回はその中から“In The Midnight Hour”を紹介させていただきます。そもそも,私はWilson Pickettのことはあまり知らなかったのですが,メスカリンドライブが“In The Midnight Hour”をカバーしていてカッコヨイなぁと思っていたところ,ネットラジオで原曲を聴いて,これまたカッコイイじゃないのと思い,いきおいでOriginal Aibum Seriesをアマゾンでカートにインさせていただきましたです。WikiWilson Pickettのことを調べてみると,もう2006年にお亡くなりになっていて,60年代のサザンソウルを代表する激情型シャウターということで。今回紹介するアルバムは1965年リリースです。
 1曲目の“In The Midnight Hour”という曲は,メスカリンドライブのカバーとは大分スピードが違うのですが,それでもイントロのホーンセクションの音を聴くだけでワクワクしますね。Wilson Pickettのヴォーカルも一言一言かみしめるように唄いつつもシャウトを決めてくれていて,カッコヨシです。しかし,この時代のソウルミュージックは本当,ホーンセクションの入れ方が上手いなぁと思ってしまいましたです。
 2曲目の“Teardrops Will Fall”という曲は,いかにもオールディーズという感じのチャカポコした音で女性コーラスとの掛け合いも非常にイイ感じです。ここで「チャカポコした音」と書きましたが,いわゆるテクノ系のチャカポコした音ではなく,多分,トラック数が少ないのでできるだけ一括してバンドの音を取っているが故にドラムの音の低音が足りないわりに金物系の音が飛び抜けているので,こういう表現をさせてもらいましたが,でもその音のぬるさが曲の感じにも合っていて逆に心地良かったりするんですよね。
 3曲目の“Take A Little Love”という曲は,ユッタリしたベースラインに少し慌ただしい生ピアノのリフにロングトーンのホーンセクションをバックに軽く流すように唄っているんですけど,間の取り方とかが絶妙なんですよね。逆に一発録りだからこういうことができるのかなぁと思ったりもしながら,生音って良いよねぇとシミジミ思ってしまいましたです。
 4曲目の“For Better Or Worse”という曲は,イントロのドラマチックの女声コーラスからも分かるとおり,ソウルマナーに則ったバラードなんですけど,ゆったりとしたリズムにたたみかけるようにシャウトするWilson Pickettがメチャカッコヨイです。パターンといえばパターンなんでしょうけど,王道パターンはやはり素晴らしいと思ってしまいましたです。っていうか,この曲の拡がりのある女声コーラスとWilson Pickettのシャウトの絡みが本当に素晴らしいです。
 5曲目の“I Found A Love”という曲は,音が荒いというか,最初のWilson Pickettのシャウトは音が割れているんじゃないの?って思ってしまいましたが,全般的に音が割れ気味なのかなぁという感じがしないでもないのですが,AMポケットラジオでむさぼるように聴いた音楽の質感みたいな感じでなんか懐かしい気持ちになってしまいましたです。なんていうんだろう,やっぱりラジオでもFMは違うんですよね,音が良すぎて,AMの微妙に音が悪かったり電波の関係でノイズが乗ったり,そういう感じの音ですね。と書きながら,この表現が分かってもらえる人も少なくなってしまったんだろうなぁと思うフルカワでした。
 6曲目の“That's A Man's Way”という曲は,アルペジオのギターにシンプルなベースライン,少し控えめなホーンセクションが,Wilson Pickettの唄う「これが男の道(細かい歌詞は歌詞カードがないので不明ですが・・・)」を盛り上げながら,唄とバンドの幸福な一体感が非常に良い感じです。
 7曲目の“I'm Gonna Cry”という曲は,少しテンポアップして,いけいけなダンスチューンになっています。今の時代からするとそれでも少しテンポが遅いような感じがしないでもないのですが,音のうねりというかグルーヴ感が私にとっては非常にダンスチューンに聞こえますし,間奏では珍しくギターソロもあったりして,イケイケのナンバーになっています。
 8曲目の“Don't Fight It”という曲は,少し重めのホーンセクションで始まったと思ったら,Wilson Pickettの唄が始まると,ギターのチャキチャキとしたカッティングがバンドの音を前へ前へと進ませています。軽快なギターのカッティングのノリと少し重めホーンセクションのノリが少しずれているような感じがするのですが,その微妙なズレが気持ち良かったりします。
 9曲目の“Take This Love I've Got”という曲は,トレモロを効かせたギターの後にこれでもかとWilson Pickettがシャウトするのですが,これが気持ち良いシャウトなんですねぇ。本編の唄が始まっても,男性コーラスが安定したメロディーを作りながら,Wilson Pickettはほぼシャウトしっぱなしで,格好良いこと間違いなしでございます。
 10曲目の“Come Home Baby”という曲は,少しテンポを落として,女声コーラスとコール・アンド・レスポンスをキメながら徐々にハイな感じにさせてくれるところが良いですねぇ。ホーンもミュートトランペットがソロっぽいのを吹いたりと,少しこれまでと毛色が違う感じがしないでもないのですが,少しも揺るがないWilson Pickettのシャウトが素晴らしいです。
 11曲目の“I'm Not Tired”という曲は,いいねぇ,これもソウルマナーに則った曲なんですけど,今時の唄い手がこういう曲を唄うとなんかあざとい感じがしたりするんでしょうけど,オリジネイターがやるとただ一言カッコエエですよね。ドラムと同期したホーンや自由にファンキーな旋律を奏でる生ピアノと本当,バックの音もカッコヨシです。
 ラストナンバーの“Let's Kiss And Make Up”という曲は,思いっきりダンスチューンになっています。というか,これで踊るならスイムですよねぇ。「Ladies and Gentlmen,Let's Dance!Let`s Swim!」って全ての楽器とWilson Pickettが音の向こう側から言っているような気がしますです。
 しかし,全ての曲が3分以内でフェイドアウトしているので,ラジオ向きといえばラジオ向きなんですけど,個人的には1曲をもっと長い尺で聴いてみたくなりましたが,時代的には無理なんでしょうねぇ。シングルカットとアルバムバージョンが別だなんてもっと後の話でしょうしね。

 話は変わって,私が長年愛用していた雪駄がとうとう駄目になってしまいましたです。Tシャツ,ジーンズに雪駄というのが私の夏のマストアイテムだったのですが,とうとう駄目になってしまったかぁというか,多分,3年以上履いているんだから,駄目になってもしかたないよねぇということで,ブログを書く前に雪駄を買いに行ってきましたです。とはいえ,雪駄なんてそこら辺の靴屋にあるわけがないので,市の中心部の商店街にある和装履き物専門店に行ってきましたです。種類(というか裏底の作りが違う。)が3種類あったのですが,普段履きということで滑らない材質の方が良いよねということで,結局は前回同様のものにしましたが,お値段なんと3600円也。う〜ん,自分の普段履きとはいえ少し値が張るなぁと思ってはみましたが,そもそもそんなに数が出るようなものではないので需要と供給のバランスからすれば,妥当な値段でしょうと自分を納得させ,買って帰りましたです。でもさぁ,やっぱいいんだよねぇ,夏にジーンスとTシャツで雪駄をペタンコペタンコ言わせながら買い物に行くのはね。なんか事故満足ですけど,いなせな感じじゃないですか。とはいえ,足になじむまでは当分かかるでしょうからボチボチ履いていきましょう。
 そして家に帰ったら,また驚くべきことが。というのも7月までビールを買っては応募していたボディバッグなんですけど,どうせ当たるはずもないよねぇ,そろそろ8月だから外れたということでアマゾンで買おうかしら?と思っていたところ,家に帰ったらなんか宅急便屋の復路が私のパソコンデスクの上に置いてあるではないですか。最近パーツを買った覚えはないし,そもそもアマゾンでまだ発注していないんだけど何かなぁと思って,送付状を見てみると,ビールを買って応募したボディバッグが届いているではありませんか。こいつはラッキーと思って開けてみると,いわゆるサムライブルーで,日本サッカー協会のマークの下にKIRINのロゴが入ったワッペンが少し雑に貼ってあったりして。でもまぁ,ただだしねぇと思いつつ,機能的にはどんなもんでしょうということで見てみると,体に触れる部分はきちんとメッシュ素材になっていますし,メインのポケット部分にはインナーポケットもありますし,煙草を入れるのに便利なサブポケットもあるし,まあまあいいんでないかいということで。MemoPadを入れると少しサイズ的には厳しい感じがしますが,財布と煙草程度を持って自転車でフラっと近場を走りに行くときは丁度良いのでないかいということで,非常にお得な気分になりましたです。正直,これまで使っていたユニクロバッグも実は昨日,思いついてショルダーパッドがずれないような工夫もしましたので,デイパックを背負うほどでもないけどそこそこ量が入った方が良いときや冠婚葬祭(さすがにサムライブルーでは冠婚葬祭は無理なので。)のときにはユニクロバッグを使えばいいので,まぁ2つあっても問題なしということで。しかも,昨日はドイターのデイパックを久しぶりに洗濯したらえらいキレイになったので,ドイターのデイパックとユニクロバッグとキリンのボディバッグを使い分けて快適にお出かけをしようかなぁと思っていますです。