ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

愛はおしゃれじゃない/岡村靖幸 w 小出祐介


 週末になると雨が降りまくっていて,非常に機嫌の悪いフルカワでございます。よく考えなくても,これで4週間プレトレでガッツリ走っていないことになってしまいましたです。とはいえ,雨が降るなら,それはそれでやることはあるわけで,タフなタイヤの代名詞(その代わり重いけどね。)であるシュワルベマラソンですが,さすがにタイヤの劣化でひび割れができ,グリーンベルトがチラホラ見えるようになっていたのですが,昨日,見てみると,グリーンベルトの見えている部分が明らかに増えているではありませんか。そうなると,これから走りやすくて楽しいシーズンに突入する前に少しでも不安要素は除外しておこうというわけで,昨日は近所のイオンバイクにプレトレで行き,シュワルベのマラソン2本とリムテープを買って,イソイソと交換することにしました。で,チューブはまぁいいかぁというわけで今付いているものを流用しようということで,まずは古いタイヤを外し,リムテープを外して,新しいリムテープを入れたのですが,今回は自分で言うのもなんですが,けっこうキチンとできたような気がしますです。前回は少しバルブ穴とズレがあったようなきもしましたが,そこもきちんと合わせることもできましたです(しかし,一見キレイにできたように見えて,実は上手くできていなかったことが後で判明するのですが・・・)。で,タイヤをいつものように半分はめて,チューブを入れて,最後にきちんとタイヤをはめ込むのですが,これが固い。シュワルベのタイヤは固いということで評判ですが,それを差し引いても以上に固い。で,苦労しながら前後取り付け(3時間も掛かってしまいましたです。),あとは空気を入れるだけ〜♪で空気を入れたところ,ちっとも空気が入らないではありませんか。前後とも。これって,チューブのバルブを壊してしまったもしくは無理無理にタイヤをはめ込んだので,そのときチューブを痛めてしまったかなぁと思いつつ,こんな苦労してタイヤをはめたのに,またタイヤを外さないといけないのかぁと少し憂うつな気分になってしまいましたです。
 で,今日は修理に出していたプレオの修理が終わったという連絡が入ったので,雨の中,ディーラーまで歩いて取りに行き,その帰りにリアルあさひで私にとっては定番のマキシスウルトラライトチューブを2本買い,ブログネタを書く前に家でウダウダとネットで調べてみると,どうも私のリムテープの取り付け方が悪かったことが判明しましたです。というのも,私のプレトレはシングルウォールのアラヤのホイールを履いているのですが,今回リムテープを付けたとき,スポークが付いている一段下ではなく,上の部分で蓋をするような形でリムテープを貼ったのですが,どうもこれがタイヤがはめにくかった原因のようでした。個人的にはこっちの方がスポークの先がチューブに当たらないので良いのではないかと思っていたのですが,,そうではなかったんですねぇ。というわけで,今度の土曜日は再度タイヤを外し,リムテープをリムの奥まで押し込み,再度,タイヤの取り付けをしたいと思いますです。これで今回よりも少しは楽に取り付けられれば,それはそれで良いのではないかと。まぁ,金を払って作業をしてもらってこんなことじゃあ困りますけど,自分でやっているんだからあきらめも尽きますしね。

 というわけで,昨日はプレトレのタイヤ交換で腕等がボロボロになってしまったので,ブログのアップができなかったのですが,アレサ・フランクリンのレビューも終わりましたし,今回は4月2日に発売された,岡村靖幸 w 小出祐介の“愛はおしゃれじゃない”を照会したいと思います。しかし,昨年,“ビバナミダ”が発売になったと思ったら,もう新しいシングルですか?うれしいったらありゃしないじゃありませんか,岡村ちゃん。ちまたではw 小出祐介ということで,岡村ちゃん単体ではないということから,イマイチなんでないの?という危惧もありましたが,私的には岡村ちゃんが精力的に活動してくれるだけで感謝でございます。というか,言葉を紡ぐというのはやはり歳を取ると難しいので,歌詞は岡村ちゃんのフォロワー的な若手に書いてもらって,曲とアレンジを岡村ちゃんが担当するということで良いのではないかと思ってみたりもします。
 で,今回のシングルの売りは,Base Ball Bear(BBB)の小出祐介と漫画家の久保ミツロウとのトリプルコラボレーションということで,ジャケットは久保ミツロウのイラストで膝を抱えて転がっている岡村ちゃんとそれを座って眺めている小出祐介なんですけど,岡村ちゃんの絵が素晴らしすぎるというか,ビバナミダのときが少し気持ち悪い感じでしたが,今回は可愛い感じで,非常に好感が持てる感じに仕上がってしますです。
 作詞は小出祐介が担当し,作曲とアレンジを岡村ちゃんが担当した本作品ですが,小出祐介岡村ちゃんのファンであることが良い意味で出ているなぁと思ってしまいましたです。
 1曲目の“愛はおしゃれじゃない”という曲は,乾いたシングルコイル系のエレクトリックギターのカッティングから始まり,そこに4つ打ちのキックが入り,岡村ちゃんのヴォーカルが入るのですが,もうそれだけでゾクゾクする感じですねぇ。というか,今回のシングルは基本的に字余りポップなんですが,本当,爽やかな曲に仕上がっていると思いますです。1コーラス目は岡村ちゃんが唄い,2コーラス目は小出祐介が唄うという感じなんですが,小出祐介岡村ちゃん節を真似て唄っているので,小出祐介が唄っている部分もそんなに違和感がないです。もちろん,岡村ちゃんお得意のLet's Go!(2ちゃんでは「レツギョー(笑)」と表現されていますが。)も聴くことができます。というか,“愛はおしゃれじゃない”というタイトル自体が小出祐介って岡村ちゃんのファンなんだなぁと思ってしまいましたです。岡村ちゃんの唄ってきた愛ってやつは,どうしようもない自分と相対する素敵な女の娘のことや,妄想的かつ偏執的なエロさとか,はっきり言っておしゃれじゃない唄ばかりだと思うんですよね,私としては。この曲も素敵な女の娘のことを唄いながら,よく聴くと悩んで悩んで電話もできないような男の子の気持ちを唄にしているんですよね。そういう意味では岡村ちゃん直系の歌詞ではないかと思います。いきなりの「モテたいぜ君だけに。いつもそればかり考えて。くちびるをつけてみたい,君のそのくちびる,今夜」だとか,「カーテンを開くようにスカートを脱がしたい」とか,好きな食べ物と特技は君と書きたい」とか,うんうん,岡村ちゃんテイストだねぇと思ってしまいました。中でも小出祐介が唄う歌詞で「愛ってやつはコレクションじゃない。ましてやファッションじゃないでしょ。愛ってうやつは切実では,伝えたいのは」と唄った後,「あのさ・・・あのそのつまり・・・」だなんて,まんま岡村ちゃんの“ア・チ・チ・チ・チ”じゃないですか。まぁ,いいんですよ岡村ちゃんへの愛を感じるので。
 2曲目の“ラブビデオ”という曲は,歌詞的には岡村ちゃんというよりも小出祐介寄りなのかなと思いましたが,Base Ball Bearの音を聴いたことがないので,この辺は深くコメントしませんが,最近の岡村ちゃんにはない,速いテンポで字余りに言葉を乱射するパターンの曲になっています。イントロの爽やかなキーボードにアコースティックギターのカッティングに1フレーズずつ小出祐介岡村ちゃんが交代で唄い,サビの部分は小出祐介が爽やかに唄うのですが,これはこれで結構イイ感じなのではないかと思いますです。小出祐介の解説ではこの曲はカンパニー松尾へのオマージュも含んでいるということなんですが,カンパニー松尾岡村ちゃんのファンなので,そういう意味では岡村ちゃんを中心にして,幾層ものファンの思いが重なったシングルになっているのではないかと思いますです。個人的には「変わらないでなんて言いやしないよ僕。変わりゆく君を見つめていたい。」なんて歌詞は非常に良いなぁと思ってしまいましたです。それから「あ,そっかジーザス酌んだぜ。世界は忘れちゃうから美しいものだ。でも僕は谷中ひとりでさ,かぶりついてリムピーとしたい派だ。」っていうところは岡村ちゃんっぽいなぁと思ってしまいましたです。
 で,このシングルのもう一人の主役である久保ミツロウなんですが,ジャケットの中に22ページの絵コンテを描いているのですが,これが曲にピッタリなんですよね。本当,この内容でプロモーションフィルムを作って欲しいなぁと思ってしまいましたです。2つあるストーリーとも主役は29歳の女の娘(29歳の女性を捕まえて女の娘というのはいかがなものかという意見がないではないですが,フルカワは47歳のオッサンなので,29歳だって約20歳近く年下ですので,女の娘と言っても間違いではないと思っていますです。)なんですが,“愛はおしゃれじゃない”の方の話は,自分としては遠距離恋愛している気分だったのが独りよがりだったっていう切ない話なんですが,29歳でこのラストは辛いなぁと思いつつ,主役の女の娘が“愛はおしゃれじゃない”を聴きながら,岡村ちゃんの「Let's Go」を聴きながら,自分を取り戻していくというストーリーになっています。“ラブビデオ“の方は,29歳の自称バックステージビッチ(こういう言葉があること自体知りませんでしたが・・・)の女の娘(チハル)が小出祐介を狙っていたところ,“愛はおしゃれじゃない”で岡村ちゃんのファンになってしまった女の娘(シホ)と出会い,自分のつてで岡村ちゃんに会わせてあげたところ,岡村ちゃんのファンではないと疑われたところ,シホが岡村ちゃんのダンスを踊り,岡村ちゃんのファンであることを証明するという,岡村ちゃんのファンとしては非常に心温まる話になっています。う〜ん,久保ミツロウ岡村ちゃんへの愛を感じる絵コンテだなぁと思ってしまいましたです。
 というわけで,このシングルは小出祐介久保ミツロウ岡村ちゃんへの愛に溢れた素晴らしいものになっていますので,これまで岡村靖幸?誰?みたいな人は,まず買って,聴いて,読んで,この溢れる岡村ちゃんへの愛を感じてほしいなぁと思ってしまいましたです。

 ところで話は変わりますが,進学の関係で一人暮らしを始めた上の子供のところに早速NHKが来たようで,子供に恫喝的な対応をした上で受信契約を締結させたようで,嫁さんが怒っていましたです(NHKにはもちろんのこと,契約してすぐに親に言わなかった子供に対しても。)。で,子供から預かった契約書の控えを見てみると,どの受信契約を締結したのか,また支払方法はどうするのかが全く記載されておらず,この内容でどうしろって言うんだ的な代物でした。仕方がないのでNHKに問い合わせると,契約書の控えには何も書いていなくて,引落口座の届出用紙が付いていたにもかかわらず,既に引落口座も決まっているということではありませんか。これはどういうことなのか,ということで未成年者の契約なので,取り消した上,きちんと親に説明して契約をやり直してほしいと言ったところ,受信契約を締結したNHKから連絡させるということだったので,連絡を待っていたところ連絡があったので,話をしたのですが,まず未成年者の契約だから契約を取り消した上で,こちらがそっちまで行くので,きちんと説明してもらった上で契約したいと伝えたところ,言を左右にしたあげく,結局はできないとしか言わない。口座の関係を確認すると,契約スタッフはスキミングの機械を持っているので,カードを預かればそれで口座を特定することができるというので,子供が持っているカードは必要な生活費しか入れないので,勝手に引落用の口座にされても引き落とせないがそれでは困るのではないかと言ったところ,それでは口座を変えてくださいとしか言わない。そもそも口座の関係とかきちんと説明したのかも疑わしい(というよりも威圧的な言動で恐くなっているので,説明を受けたとしても頭に残らないだろうし。)ので,ハッキリ言って腹が立ったのですが,放送法の趣旨は理解しているので,最終的にはこちらの矛先を収めたのですが,なんでNHKってこんなに評判が悪いのに改めようとしないんでしょうかねぇ。料金を支払うのが勿体ない以外にもNHKの契約スタッフのやり方が汚いとか,気に入らないということで,心情的に受信料を支払いたくないということもあると思うんですけどね。正直,今回の関係では私も受信契約を一回全部解約してやろうかと思いましたもの。
 ニュースは見るしね,ツールもやってくれるからね,受信料を払わないといけないと思ってはいますが,身近にこんなことがあると,ちょっと考えてしまうなぁと思ってしまったフルカワでした。