ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET〜Live at Filmore West/ARETHA FRANKLIN


 バタバタしているうちに4月になってしまったという感じがあるのですが,今日は春らしくない天気で明日は晴れるといいなぁと思っています。本当,今週もバタバタで,前回書いたとおり,日曜日は子供の引っ越しということで,朝早く起きて雨の降る中家族全員で新幹線で子供の新居へ行き,そうこうしているとテレビと冷蔵庫と洗濯機とその他組み立て家具が届いたので,まずは洗濯機と冷蔵庫の設置を終えてから組み立て家具の組み立てに入ったのですが,カラーボックス2つとローボード1つと台所用ラック1つだけだったということもありますが,今回は作業用手袋を持参していたので,手が痛いなぁと思うことなく,サクサクと作業を進めることができましたです。で,昼ご飯の弁当を食べ終わり,次は何をしようかなぁと思っていると発注していたパソコンが届き,ケーブルテレビの作業員が来て,ガス屋の社員が来てとバタバタの状態になってしまいましたです。しかも,テレビ用にアンテナケーブルとHDMIケーブルを買って持って行っていたのですが,なんと,ケーブルテレビ会社の方で準備してくれるというではありませんか。なんてこったいと思いつつ,まぁ,ケーブル類は腐る物ではないので,またそのうち使えるさねということで,テレビとネットワークの設定をしてもらっている間,ガス屋の説明を聞き,そうこうしていると細々とした買い物をしてきた嫁さんが帰ってきたのですが,嫁さんがいきなり「こたつが届いていないのはどうして?」と言い出しまして,そんなことを言われても届いていないものは分からないよなぁと思いつつも,ここで嫁さんを逆ギレさせてもしかたないので,もう少し待つことにしつつ,私は届いたパソコンとプリンターを無線LANで繋ぐ作業に入らさせてもらいましたです。で,プリンターの設定作業が終わったところ,もう午後5時近くになってしまったので,仕方ないよなぁと思いつつ,販売会社の連絡先に連絡するも回線がパンク状態で繋がらず,運送会社に連絡するも,サイズ的に宅配便扱いでないものは一緒には配達しないので,伝票番号がないと分からないということで,私と下の子供は午後6時30分に帰ることにしましたです。で,異様にごった返している新幹線の自由席のデッキで1駅我慢し,2駅目からは何とか座れたので,少しホッとして帰ったのですが,家に着いたらもう9時過ぎでしたので,サッサと風呂に入って眠らせてもらいましたです。翌日はこういうこともあろうかと午前中休暇を取っていたので,朝はゆっくりさせてもらい(そうしないと本当体が持たない状態でしたので・・・)洗濯をしてから仕事に出たのですが,なんと午後5時前になって急な仕事が入り,その日は結局終電で帰ることになってしまいましたです。
 火曜日以降は人事異動の余波を受けてジタバタとしながら仕事をしたり,着任した上司の歓迎会が早々にあったりということで,昨日は本当に体がしんどくて,久しぶりに寝不足で腰が痛い状態でございましたです。今日は久しぶりに普通の週末だったので,ゆっくり起きて,掃除をして,洗濯をして,プレオの部品が届いたという連絡が入ったので修理に出しに行ってきましたです。久しぶりにプレトレの掃除&整備もしたかったのですが,雨が降ってできなかったのですが,明日の午前中に雨が止んだら,整備&掃除をしてから午後からプレトレで走りに行けたらいいなぁと思っていますが,さて,天気がどうなることでしょうかね。

 さて,途中で忙しくてアップできないときが1回あったものの,アレサ・フランクリンの“5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET”もとうとう最後の“Live at Filmore West”のみになってしまいました。このアルバムはタイトルどおりの1971年のライヴ盤なんですが,これぞソウルのライヴという感じの熱い音になっています。10曲中,5曲がカバーですが,原曲がなんだろうとアレサ・フランクリンの唄になっているところが素晴らしいです。
 1曲目の“Respect”はオーティス・レディングのカバーですが,司会の紹介の後,軽快なホーンセクションの音とともに始まるのですが,オリジナルよりもスピードアップしていて,踊りながらシャウトしているアレサ・フランクリンが目に浮かんできます。正直,カッコエエ。これが本物の迫力なのねと思ってしまいましたです。こんな演奏を目の前でやられたら,踊るしかないよね,本当。
 2曲目の“Love the One You're With”はスティーヴン・スティルスのカバーですが,バックの音はアメリカン・ロック!っていう感じなんですが,アレサ・フランクリンが唄う(シャウトする)と,既にアレサ・フランクリンの持ち歌にしか聴こえないのが凄いなぁと思ってしまいましたです。間奏のエレピのソロとホーンセクションの絡みもカッコヨシです。
 3曲目の“Bridge Over Troubled Water”,日本語タイトルは「明日に架ける橋」ということでサイモン&ガーファンクルのカバーですが,このカバーも凄すぎる。サイモン&ガーファンクルというと割とアコースティックっぽい音のイメージなんですけど,そんなことはお構いなしにハモンドオルガンは自由自在にフレーズを弾きまくり,アレサ・フランクリンは気の向くままにシャウトしまくり,原曲のメロディーラインって何ですか?な感じで,自由自在に唄いまくっているところが素晴らしすぎます。原曲のメロディーラインはかろうじてハモンドオルガンが弾いているくらいでしょうか。
 4曲目の“Eleanor Rigby”はビートルズのカバーですが,原曲を知らないのであまり言及はできないのですが,バックの演奏もファンキーならば,アレサ・フランクリンの唄もファンキーでございます。カッコヨスギです。多分,原曲はもう少しロックっぽいんだろうと思いますが,えぇ,もはや,アレサ・フランクリンの唄としか言いようがないです。
 5曲目の“Make It With You”という曲は,細かくリズムを刻むベースに軽やかなギターのカッティング,それらをほんわかと包み込むエレピの音。そして少しシャウトを抑え気味にして唄うアレサ・フランクリンと,4曲目まで飛ばしまくったのでここで一休み的な曲なんでしょうかね。個人的には全編突っ走ってくれても良かったのですが,ここで一息入れて,アルバムにメリハリを付けておこうということでしょうかね。
 6曲目の“Don't Play That Song”という曲は,アルバムバージョンよりも更に軽やかに演奏がされ,アレサ・フランクリンも唄っているのですが,ステージ上をリズムに合わせて歩きながら唄っているアレサ・フランクリンが目に浮かんで来ましたです。いったん終わったかと見せかけて,更に演奏を続ける終盤の盛り上げ方も流石としか言いようがなく素晴らしいでございます。
 7曲目の“Dr. Feelgood”という曲は,ゆったりとしたバラードになっているのですが,自由自在に唄うアレサ・フランクリンがカッコよすぎです。これまでも書きましたが,日本人のジメっとしたバラードではなく,ふっきれたようなドライなバラードがカッコよすぎだなぁと思ってしまいましたです。そして終わるのかと思っていると,アレサ・フランクリンのシャウトに呼応するかのように演奏が延長され,曲が終わるまでシャウトしまくっていてメチャカッコヨシです。
 8曲目の“Spirit in the Dark”という曲は,7曲目からエレピの音一発で始まり,アレサ・フランクリンが唄い始めるのですが,アレサ・フランクリンの唄い方1つで雰囲気が大きく変わってしまうのは流石としか言いようがないですね。ホーンがこれでもかとばかりに盛り上げ,アレサ・フランクリンは自由にシャウトしまくり,曲の後半になるにしたがって加速していくのですが,激しくダンスしながら唄っているアレサ・フランクリンが目に浮かぶような音になっています。まさにライヴ盤ならではの音の熱さを感じさせてくれます
 9曲目の“Spirit in the Dark (Reprise with Ray Charles)”という曲は,タイトルどおり,レイ・チャールズが加わっているのですが,メインヴォーカルがレイ・チャールズで,アレサ・フランクリンはバックコーラスというか,レイ・チャールズのバックで好きなようなシャウトしているというか,本当,スゲエなというのが正直な感想です。これだけ濃い二人が一緒になると,濃い×濃いでどうしたもんかいなということも考えられなくはないのですが,この二人の場合には濃いの二乗でもの凄く格好良くなっているので,全く問題なしでございますとしか,本当,言いようがありませんです。
 ラストナンバーの“Reach Out and Touch (Somebody's Hand)”はダイアナ・ロスのカバーですが,最初は観客への感謝の言葉を述べていたら途中から何の違和感もなく,唄に入っているところは凄いなぁと思ってしまいましたです。先輩のダイアナ・ロスの曲なので,普通にカバーしているのかなぁと最初は思っていたのですが,甘かったですね。えぇ,途中から気に向くままにシャウトしまくりですよ。でも,そのシャウトが素晴らしいから文句の付けようがないんですけどね。観客の歓声や拍手がもの凄いのですが,そりゃあ,これだけのものを目の前で見せられて聴かされればそうだろうなぁと思ってしまいましたです。
 しかし,こうやって5枚聴くと,本当,本物のR&Bシンガーというか,ソウルシンガーというか,とにかく本物は凄いなぁと改めて思ってしまいましたです。ただ,残念なのは私が英語が分からないということですが,それを越えて伝わってくる唄のバイブレーションというか,なんだろうねぇ,本当に素晴らしいんですよ。できればこのボックスは安いし,お得感満載なので,マニアの人にではなく,多くの人に聴いてもらえたらなぁと思っていますです。

 さて,アレサ・フランクリンネタを続けている間にうつみようこの新譜と,なんと岡村ちゃんの新譜も発売されてしまいましたですよ。うつみようこの方は久しぶりのYOKOLOKO BANDですし,岡村ちゃんはBase Ball Bearsの小出祐介との共作シングルになっていますが,どちらを先に書くかといえば,やっぱり岡村ちゃんかなぁというか,この間ビバ・ナミダのスペースダンディ盤が出たばかりだっていうのに,なんなんでしょうかね,この怒濤のリリースラッシュは。まぁ,こちらとすれば非常に嬉しいのでいいんですけどね。しかも,岡村ちゃんの方はオリコンデイリーチャートで9位に入ったということで,正に完全復活ということでしょうか。地デジの番組に岡村ちゃんが登場することもこりゃああり得るかなぁと少しドキドキしながら,2ちゃんの岡村ちゃんスレで情報収集は怠らないようにしておこうと思っていますです。
 そういえば,よく考えなくても今月で47歳になってしまうんだなぁというか,本当,オッサンなのに,いつまでもこんな感じでいいんだろうかと思ったりもしないでもないのですが,今更変わろうにも変わりようがないので,このままで50代を迎えてやれ!とあるがままでいいじゃんと思うフルカワだったりします。