ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

むこうみずでいじらしくて/岡村靖幸


 今日から3連休なのですが,明日が仕事だったりするフルカワでございます。まぁ,明後日も天気が良いみたいなので,明後日走りに行ければいいかぁと意味もなく前向きに考えていますです。で,この間の日曜日もプレトレで午後から走りましょうねというわけで,午前中に恒例の空気圧チェックを行っていたところ,リアタイヤに石が挟まっているではありませんか。これは取っておかないとねと思い,石を取ろうとしたところ,これがなかなか取れない。やっとのことで取り出してみると,割れて尖った石が突き刺さっている状態で,これはパンクしているかもしれないなと思いつつ,前後のタイヤに所定の圧まで空気を入れ,午後から走りに行くときリアタイヤを押さえてみたのですが,空気が減っている感じがなかったので,さすがマラソンだね!と思いつつ,西方面海岸コースを80キロほど楽しく走らせてもらいましたです。しかし,昼間は暑いから午後6時までに帰ればいいかと思って走っていたのですが,さすがに10月ですよね,日が陰るのが早い。家まで残り10キロというところぐらいから,リアのテールランプが点滅を始めたので,これはフロントのライトも点けた方がいいよねということで,フロントライトも点けて走ったので,これからは午後5時30分帰宅を目標に走らないといけないなぁと思いましたです。
 Roswheelのトップチューブバッグですが,トップチューブバッグだけに固定するベルクロがやはり長すぎて使いにくいので,結局,自分で切って,丁度良い長さにしてしまいましたです。取り付け具合がイイ感じなればいいなぁと思っていますが,まぁ明後日走ってみれば分かるでしょうということで。
 で,プレトレのリアタイヤなんですが,月曜日の仕事帰りにプレトレのリアタイヤを押さえてみたところ,フニっという感じでタイヤが凹んだので,やっぱりパンクしているようでした。復路の後半で少し出足が重いなぁと思っていたのですが,空気が少しずつ抜けていたんだなぁ。でも,とりあえず家まで持ったので良いことにしましょう。で,アマゾンにマキシスのチューブを発注して交換用チューブを1本キープできたので,今日はブログを書く前にチューブ交換をして,そろそろチェーンのオイルも切れてきたので,オイルを貼り直して,掃除もきっちりとやって,ピカピカのプレトレになったので,後は天気だけだなぁと。今のところ明後日の降水確率は10パーセントなので,東方面海岸コースを走りたいなぁと思っていますです。

 で,今回は岡村靖幸のライヴDVDが発売されたので,もちろん紹介したいと思いますです。今年の春に行われたツアー“むこうみずでいじらしくて”のライヴ映像がもう届けられるなんて,非常に嬉しい限りでございます。今回のライヴDVDももちろん通常盤と完全予約限定盤があり,完全予約限定盤には,ボーナストラック3曲に加え,Tシャツとトートバッグが付くということなので,私はもちろん完全予約限定盤を買わせていただきましたです。で,届いた完全予約限定盤ですが,箱からナイスですねぇ。箱の表面には「From:YASUYUKI OKAMURA」と記載され,岡村靖幸(以下,愛を込めて「岡村ちゃん」という。)のサインも印刷されていて,ハッキリ言って捨てるのが勿体ない感じです(というか,私は捨てられずに持っています。)。まぁ,前置きはこれくらいにして,DVDの中身に入っていきましょうかね。
 1曲目はツアーのセットリストどおり“ぶーしゃかLOOP”から始まるのですが,昔のように岡村ちゃんが出てくるのを引っ張るのではなく,サッと出て来てダンサーと一緒に唄って踊るのですが,本当,メチャカッコヨイです。時に地方都市ツアーにはいなかった女性ダンサーのTHE GALAXXXXY★(以下面倒なので「ギャラクシー」と書きます。)との絡みがセクシーでカッコヨスギでございます。でもギャラクシーの2人も岡村ちゃんに合わせてメガネをかけていたのは,メガネ女子大好きなフルカワとしてはポイント高かったです。
 2曲目の“どぉなっちゃってんだよ” はアレンジが少し変わり,切れの良いギターのカッティングとベースのスラップが中心の音になり,ファンク度合いがアップしていますです。個人的には今回のツアーアレンジが一番好きですね。
 3曲目の“5!!モンキー”はガラッとアレンジが変わり,オリジナルアレンジでは打ち込み系の音でゴリゴリ押してくる感じの音でしたが,今回のツアーアレンジではジャジーで隙間のある音なのにグイグイ切り込んでくる感じがカッコヨイです。隙間のある音だからこそ、岡村ちゃんの声や歌詞がビシビシ伝わってきます。ギャラクシーの2人のところどころゴーゴーを織り交ぜたダンスもセクシーで良いですなぁ。
 4曲目の“愛の才能”はご存じ,岡村ちゃんがプロデュースした川本真琴のデビュー曲なんですが,原曲はアコースティックギターがメチャカッコヨイファンクでしたが,岡村ちゃんバージョンは重ためのファンクで,今の年齢を感じさせるアレンジになっていますが,「愛の才能ないの,今も勉強中よSOUL。」のところとか,最後の「KISS!」のところは岡村節だなぁと思ってしまいましたです。
 そのままメドレーで5曲目の“家庭教師”に入り,岡村ちゃんがオベーションアダマスをかき鳴らしながら「多分,23歳。」と唄い始めると,うんうんという気持ちになるのですが,アルバムバージョンよりも若干テンポアップしていて,踊りやすいアレンジになっています。
 6曲目の“生徒会長”もオリジナルアレンジはペコペコの音でしたが,基本的な雰囲気は変えずにポップにそして少し厚めの音でグイグイ踊らせてくれますです。特に途中でR&Bの名曲のフレーズを挟んでくるところにはグッときてしまいましたです。
 7曲目の“ビスケットLove” は佐藤純朗の泣かないスライドギターが素晴らしいなぁと思っていると,それに負けじとシャウトする岡村ちゃんもカッコヨイです。基本的にはたゆたう感じのリズムなんですけど,岡村ちゃんがたゆたうことなくガッツリ唄っているので,ちっともたゆたう感じがしないのは素晴らしいなぁと。
 8曲目の“ア・チ・チ・チ”はあまりアレンジは変わっていないのですが,この曲は間奏での「Let's Go!」の前に岡村ちゃんがアドリブで何を言うのかが楽しみな曲で,今回は気温ネタでしたね。まぁ,そんなことは,あの,その,レツゴー!でよろしいかと。
 そのまま岡村ちゃんがオベーションアダマスをかき鳴らしながら9曲目の“Vegetable”へ突入していくのですが,ギャラクシーの2人がまたもセクシーなダンスを決めつつ,私の好きなキーボードの大古富士子さんがコーラスを決めてくれたりと,短いながら楽しませてもらいましたです。
 引き続き10曲目の“聖書”になだれ込むのですが,もうこの曲は様式美と言っても過言ではない気がしますねぇ。マイナーコードの曲なんですけど,ジワジワと盛り上がって行くところが大好きな曲ですね。
 11曲目の“あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう” はマニュピュレイターの白石元久さんの岡村ちゃんコールから始まり,岡村ちゃんがオベーションアダマスであのコードカッティングをすると,あぁ様式美でも予定調和でも構わない。岡村ちゃんがステージの上で唄ってくれれば,それだけで十分満足ですという気持ちになってしまいましたです。
 12曲目の“だいすき”では最初岡村ちゃんがギターの弾いているので,この曲もギターを弾きながら唄うのかなと思ったのですが,この曲でギターを弾きながら唄うことなもちろんなく,ギターはスタッフが引き取り,ハンドマイクで弾けるようにるように踊りながら唄う岡村ちゃんはやっぱり最高だなぁと思いましたです。
 13曲目の“SMELL”はバクチクの櫻井敦司のソロへ提供した曲で,私自身はツアーで初めて聴いたので,元唄との比較はできないのですが,重ための打ち込み系ファンクで,岡村ちゃんらしい曲だなぁと思ってしまいましたです。歌詞は櫻井敦司が書いているのですが,「せめて愛してるって,愛してるって,言え。」という歌詞は岡村ちゃんを意識して書いたのかなぁと思ってしまいましたです。
 14曲目の“うちあわせ”はオリジナルアレンジよりもポップな感じがアップしていてイイ感じです。特にペコペコのシンセの音でオートアルペジオっぽいフレーズが結構入っているのですが,初期テクノファンとしては,こういう感じは大好きなので,非常にグッドでございます。
 ラストナンバーの“Super Girl”はオリジナルあれんじよりもテンポアップしていて,ギャラクシーの2人がチアみみたいなダンスを踊っているのも可愛らしいでございます。本当,ニコニコと笑いながら唄っている岡村ちゃんを見ていると,このまま終わらずあと何曲か聴かせてほしいなぁと思ってしまうのですが,DVDだもんねぇ,これで終わるしかないよねぇと幸せな余韻を残しながら終わってしまいます。
 エンドロールは岡村ちゃんがオベーションアダマスを弾きながらスタッフと会話をしているのがバックで流れているのですが,なんかホノボノとしてしまいましたですねぇ。最後にスタッフが「岡村さん,これ録音されてますけど。」って言うのに対して,岡村ちゃんが別にいいんじゃないのみたいな対応をするのも良いなぁと思ってしまいましたです。
 ボーナストラック1曲目の“イケナイコトカイ”は本編はノリの良い曲を中心にセレクトされているので,ここでやっと岡村ちゃんのバラードが聴けたよ〜!という感じになりましたです。ハンドマイクを握りしめ,切々と唄う岡村ちゃんの「真夏の雨のように18,9が蒸発したけど,この僕ら今ならば大人だろうか。」という歌詞に相変わらずやられてしまうフルカワでございます。
 2曲目の“弾き語り〜友人のふり”では,エレピの前に座った岡村ちゃんが「仙台べいべー」と唄い始めるだけで,会場のテンションが上がりまくっているのが手に取るように分かりましたです。後半の友人のふりでは,得意の会場のお客のコーラス部分があるのですが,みんなの岡村ちゃんへの愛をビシバシ感じましたです。しかし,一時期,この曲では岡村ちゃんの声が出なくて,ほとんど観客に唄わせていた時期もありましたが,岡村ちゃんもしっかり唄っていて,あぁ本当に復活だなぁと思ってしまいましたです。
 ラストの“クリスマスセッション with 七尾旅人”ではなんとアヴェマリアとお正月を岡村ちゃん七尾旅人が唄っているのですが,岡村ちゃんは終始ギター(もちろん,オベーションアダマス)を弾きながら唄っていて,これは完全限定盤を買って大正解だったなぁと思いましたです。“アヴェマリア”では割と声の細い七尾旅人とうって変わって,低く太い声で朗々とオペラのように唄ってくれていて,ここにきて新しい岡村ちゃんを発見できたような気になりましたです。“お正月”は最初の方こそきちんと唄っているのですが,途中からはアドリブ合戦になっていき,笑いながら楽しく見させてもらいましたです。
 しかし,新曲も出た,DVDも出たで,本当,順調に岡村ちゃんが活動して,リリースしてくれて非常にうれしいでございます。またツアーで地方都市に来てくれれば,参戦して踊り倒したいと思っていますです。

 話は変わり,明日は仕事なわけですが,ついでに言えば来週の火曜日は夜勤だったりするわけで,夜勤の時間つぶしで読む本を買おうかなぁとアマゾンで連合赤軍で検索したところ,読みたいと思っていた岩波現代文庫の“死へのイデオロギー日本赤軍派”があったので,うんうんこれを買いましょうかねとカートに入れていると,なんと連合赤軍事件の全体像を残す会が出していた“証言”の総集編があるではありませんか。これは買うしかないと思い,これもカートに入れたところ,これまた読みたかったけれど絶版になっていた山本直樹の“ビリーバーズ”が復刊ドッドコムから発売されているではありませんか。これも買うしかないよなぁというわけで全2冊をカートにインして,合計金額を見たところ,ゲゲっ1万円近くになっているではありませんか。しかし,この手の本(岩波現代文庫の奴は除く。)はあるときに買わないとなくなってしまうので,躊躇することはない,買うんだと自分に言い聞かせて,そのまま会計させていただきましたです。で,今日,近所のコンビニへ受け取りに行き,家に帰ってから段ボールを空けたのですが,“証言”が字が小さい上にメチャ分厚いので,これは年末年始の楽しみができたなぁということで非常に私的には嬉しい限りでございます。というか,証言を1冊ずつ買うのもどうしたもんかと思っていた(というか,初期の奴は多分手に入らないし。)ので, 5000円近くしましたが,いいんです,連赤マニアなんだから。でも年末年始とか言いながら,手元にあるときっと我慢ができなくて読んでしまうんだろうなぁと思っていますけどね。読んだら,このブログのネタにさせていただこうと思っています。実は音楽ネタも結構溜まっているので,当分はネタに困ることがないなぁとちょっとほくそ笑んでいるフルカワでございましたです。