ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

まずいリズムでベルが鳴る/大沢誉志幸


 この間の日曜日もそんなに天気が悪くなかったので,上半身は七分丈ドライメッシュTシャツ+半袖ドライメッシュTシャツの重ね着だけ,手は指切りグローブで西方面海岸コースを走らさせてもらいましたです。風もそんなに強くなかったのですが,スタート時間が昼食の関係で午後1時30分スタートになったので,往復70キロかなぁと思いつつ,プレトレで走ったのですが,まぁ予定どおり70キロ強走らせてもらいましたです。私的には指切りグローブで走れるうちはまだまだと思っているのですが対向車線のローディーの皆さんは結構しっかりした防寒対策をしているので,きっと午前中から走っているんだろうなぁと思ってしまいましたです。日曜日は午前中から走りに行ってもいいんですけど,ワイシャツのアイロンがけをしておかないといけないので少し無理かなぁと思ったり,午前中はやっぱり寒いしねと思ったり。どちらにしてもあと1,2週間すれば指切りグローブでは走れなくなるんだろうと思っていますので,そろそろ私も冬の装いに切り替えようかなぁと思っていますけどね。少なくとも今年は昨年のようにしもやけにはならないようにしないとね。しもやけは痒いですから。
 今日は夜勤明けですし,そもそも昨日宣言どおり親知らずを抜いたので,休養日といったところでしょうか。クリスマス用のケンタのチキンを予約しにプレトレに乗っていきましたけどね。で,昨日の親知らずの抜歯なんですが,思ったよりも困ったことになってしまいましたです。抜くのは良かったんですよ,3本目ですしね,慣れていますので。抜いた後で歯医者さんから驚愕の一言が。「いや〜フルカワさん,親知らずが抜けたには抜けたんですが,上あごの骨の一部もくっついて抜けました。上あごの骨って空洞になっているので,そこの骨が親知らずにくっついて取れたということは,上あごの骨に一部穴が開いた状態になっています。したがって,現在は粘膜で上あごに開いた穴をふさいだ形にしていますが,鼻水とか思いっきり取ると粘膜ですからずれてしまうので,そういうことはしないでくださいね。ということで2週間は様子を見させてください。」とのこと。なんだって〜!上あごの骨に穴が開いたって!と思いつつ,家に帰り,麻酔やら疲労(やっぱり抜歯をすると体力を消耗するので。)で1時間ぐらい横になっていたのですが,大分楽になったのでネットで調べてみると,上あごの骨が歯を抜くときにくっついて取れてしまい,上あごに穴が開くのはままあることのようなので仕方ないかなぁと思いつつ,それでも昨日抜歯をしたので,2週間様子を見ても,まだ年末ではないっていうのは非常に心強いですしね。しかし,親知らずを抜いた後に歯医者さんに,「これ虫歯もひどいことになっていますねぇ。」と言われたのですが,あれだけ物を食べるたびに挟まっていたら虫歯にもなるよなぁと思ってしまいましたが,これで元凶の親知らずがなくなったので,物を食べるたびにあった物が挟まっている感がなくなるのかなぁと思うと少し嬉しくなってしまいましたが,今日になって激しく腫れてきて,あまりにも左右非対称な顔になってしまっているので,いったいどうなることやら・・・という感じだったりもします。

 親知らず関係の自虐ネタはこの程度にして,今回は,大沢誉志幸の“まずいリズムでベルが鳴る”を紹介したいと思いますです。これまでどうして大沢誉志幸の初期3部作が再発されないんだぁ〜!と誰も見ていないブログで叫んでいましたが,やっとソニーの日本の名盤復刻シリーズから再発されましたです。うれしい。手に入れようと思ったときにはとっとと廃盤で,なかなか手に入らなかったのですが,やっとこうやって手に入りましたです。ちなみに,1983年発売ですから,既に30年前の作品なのね。音は確かに少し古さを感じさせたりもしますが,そんなことはいいんだよ!って思わせてくれる大沢誉志幸のヴォイスと銀色夏生の歌詞のカッコヨサにやられまくっていますです。そういえば,当初は銀色夏生(ぎんいろなつお)っていう名前だったので,てっきり男だと思っていたんですよねぇ。歌詞も男性目線の歌詞でしたしね。うんうん,語ればいくらでも思い出が出て来そうなので,ここら辺で止めて,本論に入ることにしましょう。
 1曲目の“e-Escape”という曲は,打ち込み系ドラムとシンセベースのカッコヨイ絡みで始まり,大沢誉志幸が日本語なのか英語なのか聴き取れないんだけど,そんなことどうでいいんだよってな感じで言葉を投げ出すようにシャウトしながら唄っているのですが,そこがクールでカッコヨイです。「Yooth BrushがCupで叫ぶ。愛してるから静かにしてくれ。Boild Eggはほおずえついて,何も言わずに放っといてくれ。」だなんて歌詞は,歌詞カードを読まないと言葉がつかみ取れないのですが,そこはノリだけで聴いても全く問題ないくらいカッコヨシな1曲目です。
 2曲目の“サディスティックCafe”という曲は,大沢誉志幸の「Check,Check」というつぶやきから始まる,ミディアムテンポのシャッフルナンバーなんですけど,シンプルなドラムのパターンとこれまたシンプルなベースラインが逆にカッコヨイです。ところどころ,パーカッション的に使われるレジスター(って言っても最近の若い人には分からないと思いますけど・・・)の音もカッコヨイです。
 3曲目の“Jokeでシェイク”という曲は,打ち込み系のドラムとシンセベースのスピード感のある絡みがサビに向けて段々と気分を盛り上げてくれます。「Jokeでシェイク,Jokeでシェイク,最後はいつもJokeでシェイク。」なんて歌詞は何だか時代を感じさせるなぁと思いつつ,間奏の打ち込み系のバックで吹き鳴らされるサックスソロもカッコヨシなのですが,個人的にはスタジオライヴで演奏されたこの曲をラジオで聴いたとき,演奏とヴォーカルのハードさとスピード感にやられてしまったので少し残念ですが,それでもこれはこれでカッコヨイというか,30年近く前のラジオ音源なんて手に入るはずもないので,無い物ねだりはやめましょう。
 4曲目の“宵闇にまかせて(Kiss & Kiss)”という曲は,少しスローなんですけど,バラードまでスローではないラヴソングなんですが,少し大人〜な感じの曲になっています。「ひくいJazzに身を寄せた夜は嘘をつけない。リズムたどる赤い爪。抱いてほしいと光る。」なんて歌詞はダンディーですよねぇ。こんなダンディーな歌詞を女性が書いているだなんて当時は思いもよりませんでしたです。
 5曲目の“キッスはそこまで”という曲は,スカスカのシンセのリフとチャカポコしたスネアドラムの音が時代を感じさせるなぁと思いつつ,中身のない歌詞に少しバカっぽい唄い方に当時のポップソングのエッセンスを感じたりもしましたです。えぇアルバムですからこういうサラっと聴ける曲があってもいいんでないかいというわけで。
 6曲目の“彼女には判らない(Why Don’t You Know)”という曲は,いきなりの大沢誉志幸のシャウトに「カッコイ〜!」と思っていると,ギターカッティング中心のアレンジで,グイグイと引っ張っていく感じがカッコヨシです。しかしこの曲の凄いところは,女の娘の描写がメチャ上手いなぁというところでしょうか。「夜更けに電話をかけてくるのも,意味も知らずにうなづくクセも。涙のわけを言いたがるのも。愛してる?って何度も聞くのも。」だの,「知ってるんだぜ,知っているのさ。君はいつでも淋しくて。とてもひとりじゃいられやしないのさ。おまけにちょっとかわいくて,マニキュアの傷を気にしてる。」だなんて,うんうんと思いつつ,そんな女の娘にやられっぱなしの男も同時に描かれているんですけどね。
 7曲目の“Deep Sleep”という曲は,少し重ための曲なんですけど,大沢誉志幸の真骨頂というか,言葉をぶっきらぼうに投げ出しながらそれが全て唄になっているという,素晴らしい曲です。この曲だけは聴いてもらって,それぞれの感じるままに聴いてもらえば良いのではないかと。
 8曲目の“ベッドから Love Call”という曲は,タイトルにピッタリのポップな曲に仕上がっていて,シンセのリフが軽快さをアップさせていますです。歌詞の内容はえぇ,タイトルどおりでございますよ。いわゆるピロートークって奴ですか,それを歌詞にしていますです。というか,こんな歌詞をサラっと唄ってしまう大沢誉志幸に脱帽でございます。
 9曲目の“プラトニック・ダンサー”という曲は,ミディアムテンポのジャパニーズ打ち込み系ファンクナンバーなんですが,時代を感じさせる音なんですけど,いいですねぇ,この感じは。ところどころ当時の歌謡曲テイストが混じっていたりするのですが,そういったところも含めて80年代という感じです。
 ラストナンバーの“まずいリズムでベルが鳴る”という曲はタイトルチューンなんですが,イントロの出だしの性急さからしてカッコヨイ。曲自体はそんなに速いテンポの曲ではないのですが,バックの音のスピード感がえらい早い感じです。飛ばしまくるバックの音にサビに向けてヒートアップしていく大沢誉志幸のヴォーカルがカッコヨイです。それに合わせるかのように,歌詞もハードボイルドでイカしています。「おまえは目を閉じて,昨日に寄りかかる。オレは窓を下ろし,Radioに手をのばす。」だの,「まずいリズムでベルが鳴る。この街が女なら,アスファルトは感じすぎる。」だの,「オレはこの手のひらの腐った卵を握りつぶしたいだけさ(おぉ,まんまハードボイルド)。」だの,これをクールにスピード感のある唄で唄われるとゾクゾクしますね。
 実はこのアルバムジャケットを最初に見たとき,当時の沢田研二(わからない人はYou tube沢田研二のTOKOや雨のちBlue Boy等検索してみましょう。)みたいなバッチリメイクで,あぁ,歌謡曲のそういう感じの人かなぁと思って手を出さなかったのですが,ラジオでスタジオライヴを聴いて,一発でKOされてしまったんですね。とはいえ,当時はそんなにレコードをバンバン買えるような財力もない高校生でしたので,それよりももっと聴きたい(もしくは聴かないといけない)アーティストを優先しなきゃと思っているうちに買いそびれて廃盤になってという感じでしょうか。
 いや〜本当,いい時代になったよねぇ。こうやって心残りになっていた音源がちょこちょこ再発され,今,こうやって聴くことができるんだから,うんうん。

 話は変わって,我が家では乾電池を買いに行くのも面倒だし,ゴミになるのも嫌なので,電池についてはエネループを愛用しているのですが,長年使った単4のエネループが充電できなくなってしまったので,買いに行く時間もないので,アマゾンで買ってしまうかというわけで,アマゾンで値段を調べていると,なんとアマゾンベーシックっていう名称で多分,エネループのPB商品を安く取り扱っているではありませんか。アマゾンのロゴもなんとなく気に入ったので,これをカートにインして・・・あれ?ウインドウが閉じてしまったよ。じゃあもう一度,カートにインして・・・やっぱりウィンドウが閉じてしまったよ。というわけで調べてみると,どうやらインターネットエクスプローラー11の不具合のようで。アマゾンが使えないんじゃあダメだよなぁと思い,何を代わりにインストールしようかなぁと思ったのですが,こうなればMOMO9と同じようにFirefoxにするかということで,Firefoxをインストールしてみたところ,タブの位置とか画面構成がFirefoxの方が気に入ったので,この際メインブラウザーFirefoxにしてしまえということで,インターネットエクスプローラーはサブブラウザにすることにしましたです。で,Firefoxでアマゾンを開き,カートにインしてみると何の問題も無くアマゾンの電池が買えましたので,これでOKということで。正直,インターネット11にしてからブログのアップの際にもエラーが出たりして面倒なことになっていたので,今回Firefoxでアップして問題がなければ,本当,メインブラウザーにしようと思っています(というか,設定は既定のブラウザにして,Firefoxは既に事実上のメインブラウザになっているんですけどね。)が,来週はWindows Updateが行われる週なので,ひょっとしたらインターネットエクスプローラー11の修正パッチが配信されるかもしれないなぁ。でも,パスワード管理ソフトのロボファームもとっととFirefoxでも使えるようにしたので,パッチが配信されたとしても当面はFirefoxをメインブラウザから降板させるのは様子見かなぁと思っていますです。