ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

あの歌この歌/栗コーダーカルテット


 11月も今日で終わりなんですが,いや〜いきなり真冬になってしまいましたねぇ。この間の日曜日は多分これで今年最後だろうと思いつつ,北方面峠コースを走らせてもらったのですが,ドライメッシュ七分袖Tシャツの上にドライメッシュ半袖Tシャツを着て(七分丈をジーンズの中に入れ,風が直接体に当たらないようにしてお腹が冷えないための対策です。),手は指切りグローブで走ったのですが,陽が当たっているところはまだ大丈夫かなぁという感じだったのですが,峠の山影はもうシャレにならないくらい寒くて,やはり春になるまではこれで走り納めだなぁと思ってしまいましたです。午後1時30分スタートでしたので,3時間半ということで往復70キロ強でしたが,やっぱりこれくらい走ると満足できますよねぇ。年内で2万キロ達成まであと少しという感じなのですが,来週は土曜日に夜勤が入ったので,日曜日に走るのは無理なので,明日を含めてあと3回(さすがに年末は片付けとかありますしね。),年内で走れば2万キロを越えそうなのですが,あとは天気だけだなぁ。寒くなったので,無理して走って雨に降られると,本当,どうしようもないですもんねぇ。
 で,この間の土曜日は寒くなる前に冬用スラックスを買いに行った(プレトレのおかげでウエストが余りまくっていたので,そろそろ買い替えないといけないよなぁと思っていたので。)ので,今日は受け取りに行かないといけなかったのですが,嫁さんが加湿器の大きいのを買いたいといきなり言い出しまして,嫁さんの意見は絶対というか,「え〜そんな時間は今日はないよ。」なんて言えば、間違いなくプレトレに乗る時間を削られますので,「では買いに行きましょう。」という答えしか残されていないのですが,今日は掃除もしないといけないし,洗濯もしないといけない。1週間分の食料品(というか主にアルコールですけど。)も買いに行かないといけないし,クリーニング屋にも行かないといけない。おまけに歯医者にもいかないといけないのに,そんな時間が取れるんだろうかと思いつつ,やればできるもんですというか,やらないとしかたないので,しょうがないんですけど。毎日毎日ジタバタと仕事をしているのに,なんで休みの日までこうなんだよぉと少し嫁さんを恨んでしまいましたが,無理だろうと何だろうと,ここでオーダーをこなしておかないと,ゴキゲンが悪くなって楽しくプレトレで走りに行けなくなってしまうので,まぁやむを得ないかと。
 というわけで,今日もよく頑張りましたので,明日は天気が良くてプレトレで走りに行ければいいなぁと思っているフルカワでございます。

 で,話は変わり,今回は栗コーダーカルテットの“あの歌この歌”を紹介したいと思いますです。栗コーダーカルテットといえば,リコーダーとかウクレレとかを使って,オリジナル曲もさることながら海外有名作品の大胆なカバー(“帝国の逆襲”は有名ですよね。)で一部で人気があり,テレビ番組のBGMで何気によく使われているグループですが,今回はなんと文部省唱歌なんかをカバーしているんですよねぇ。CDのスリーブには「なつかしさに思わずクスッと笑ったり,なんだか涙が出ちゃったり…日本の歌って,いいなぁ。」って書かれているのですが,はっきり言って最近の音楽の教科書には文部省唱歌なんて載っていないので,これを聴いてシミジミできる世代は結構私と同年代かそれ以上になってしまうんでしょうけど,若い人がこれを聴いて,文部省唱歌も捨てたもんじゃないなぁって思ってくれるとうれしかったりするんですけどね。
 1曲目の“花”は作詞が武島羽衣,作曲が瀧廉太郎の曲ですが,リコーダーの音色が非常に良い感じで,「春のうららの隅田川♪」と一緒に唄ってしまいたくなってしまいますねぇ。というか,本当,春の日差しを受けながらのへーっとしながら聴きたい曲です。
 2曲目の“若葉”は,作詞が松永みやお,作曲が平岡均之の曲ですが,実はこの曲は私は知らなかったのですが,ウクレレのシンプルなバッキングに乗って,ところどころ小学校の音楽の時間を思い出させるようなほのぼのとしたメロディーラインと演奏が非常にナイスです。
 3曲目の“故郷”は作詞が高野辰之,作曲が岡野貞一の曲ですが,この曲も一緒になって「兎追いしかの山,小鮒釣りしかの川」と一緒に口ずさんでしまいたくなりますねぇ。間奏のガットギターのフレーズもシミジミと聴いてしまいましたです。
 4曲目の“朧月夜”は作詞が高野辰之,作曲が岡野貞一の曲ですが,イントロのガットギターのフレーズが泣かせるなぁと思っていると,リコーダーだけでメロディー部分を吹き始めるのですが,それが非常に曲のイメージに合っているなぁと思ってしまいました。ついこちらも「菜の花畠に入日薄れ,見渡す山の霞ふかし。」と一緒に唄ってしまいましたです。
 5曲目の“みかんの花咲く丘”は作詞が加藤省吾,作曲が海沼実の曲ですが,少し雰囲気を変えてポップなアレンジになっているのですが,ウンウン「みかんの花が咲いている。思い出の道,丘の道。」と体を左右に揺らしながら唄いたくなってしまったじゃあありませんか。さすが栗コーダーだなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“かわいいかくれんぼ”は作詞がサトウハチロー,作曲が中田喜直の曲ですが,これも栗コーダーらしいポップチューンになっています,素晴らしい。「ひよこがね,お庭でぴょこぴょこかくれんぼ。」のところの感じや「だんだんだぁれがめっかった。」のところの感じが非常に素晴らしいでございます。
 7曲目の“ニコニコピンピンの歌”は作詞が葛原しげる,作曲が弘田龍太郎の曲ですが,実はこの曲は知らなかったのですが,これ,知らずに聴かされたら栗コーダーのオリジナルと言われても分からないくらい,栗コーダーにハマってます。軽快な感じもまた,楽し。
 8曲目の“富士山”は作詞が厳谷小波,作曲者は不詳(文部省唱歌)の曲ですが,富士山も世界文化遺産に登録されましたし(あんまり関係ないか。),サックスでシミジミと吹かれると,あぁやっぱり「富士は日本一の山。」だよねぇと思ってしまいましたです。
 9曲目の“茶摘”も作詞作曲者不詳(文部省唱歌)の曲ですが,ウクレレの軽快なカッティングで始まり,そのままメロディーラインを弾いているのですが,えぇ「夏も近づく八十八夜。野にも山にも若葉がしげる。」って唄ってしまったですよ。その後のリコーダーが主旋律を取るところも,非常にほのぼのとした感じで良いです。
 10曲目の“海”も作詞作曲者不詳(文部省唱歌)の曲ですが,ガットギターをバックに吹かれるリコーダーが,非常にイイ感じです。「松原遠く消ゆるところ。白帆の影は浮かぶ。」っていうイメージがさぁっと目の前に浮かんでしまいましたです。
 11曲目の“椰子の実”は作詞が島崎藤村,作曲が大中寅二の曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,ウクレレの細かなカッティングが南国という感じを醸し出してしますが,島崎藤村の歌詞が素敵です。特にラストの「思いやる八重の汐々。いずれの日か国に帰らん。」ということろがいいですねぇ。なんか胸にジンと来ましたです。
 12曲目の“浜辺の歌”は作詩が林古渓,作曲が成田為三の曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,しみじみとしたウクレレの音にしんみりとしてしまいました。リコーダーが入ると,あぁ栗コーダーの音だなぁと思ってしまいましたが,よく聴いてみると,聴いたことのあるメロディーラインだったので,学校では習っていないけれど,どこかで聴いたことはあるのかもしれませんね。
 13曲目の“砂山”は作詞が北原白秋,作曲が中山晋平の曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,よく聴くとなんとなく聞き覚えがあるんですよね。あぁ日本人。というか,和というか時代劇っぽいメロディーが少しコミカルなアレンジが楽しい曲に仕上がっています。
 14曲目の“シャボン玉”は作詞が野口雨情,作曲が中山晋平の曲ですが,プリングオフを多用したギターのアルペジオがいいなぁとおもっていると,リコーダーでメロディーラインを吹いてくれるのですが,これもまたイイ感じです。「シャボン玉とんだ。屋根まで飛んだ。屋根まで飛んで,こわれて消えた。」っていう歌詞は本当素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。
 15曲目の“紅葉”は作詞が高野辰之,作曲が岡野貞一の曲ですが,いきなりリコーダーだけで始まるのですが,それがなんか秋っていう感じがして,非常にこれもいいですねぇ。思わず「秋の夕日に照る山紅葉。濃いも薄いも数ある中に。」と口ずさんでしまいましたです。
 16曲目の“黄金虫”は作詞が野口雨情,作曲が中山晋平の曲ですが,あの「黄金虫は金持ちだ。金蔵建てた,蔵建てた。」で有名な曲ですが,少しダークなアレンジで演奏しているのですが,それがまたイイ感じを醸し出しています。さぁ,みんなで唄おう「黄金虫は金持ちだ〜♪」。
 17曲目の“埴生の宿”は作詞が里見義,作曲がヘンリー・ビショップの曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,聴いてみると,んん何かどこかで聴いたことがあるぞという曲でした。ガットギターの切ない音色がいいねぇと思ってしまいましたです。後半からはリコーダーの合奏になるのですが,これもまたイイ感じだなぁと思ってしまいましたです。
 18曲目の“庭の千草”は作詞が里見義,作曲がアイルランド民謡の曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,最初のハーモニカだけで吹かれるメロディーが哀愁帯びていて,さすが元アイルランド民謡だと思ってしまいましたです。正直この曲は最後まで聴いても,初めての曲でしたが,それでもなんとなく懐かしく感じてしまうのは,今回のアルバムのコンセプトのせいかなぁと思ってしまいましたです。
 19曲目の“冬景色”は作詞作曲者不詳(文部省唱歌)の曲ですが,この曲も実は知らなかったのですが,リコーダーで吹かれるメロディーをよく聴いてみると,なんか聞き覚えのあるメロディーでした。う〜ん,さすが文部省唱歌と思ってしまいましたです。
 20曲目の“ペチカ”は作詞が北原白秋,作曲が山田耕作の曲ですが,イントロのリコーダーの絡みがカッコヨシと思っていると,あの聞き覚えのあるメロディーとなり,思わずしんみりと聞き入りつつも,ついつい一緒になって「雪の降る夜はたのしいペチカ。ペチカ燃えろよ,お話しましょ。」と口ずさんでしまいましたです。家にペチカがあったことなんて当然,1回もありませんし,今もマンション暮らしなのでペチカがあるわけはないんですが,なんとなくホクホクとした気持ちになってしまいましたです。
 21曲目の“冬の夜”は作詞作曲者不詳(文部省唱歌)の曲ですが,実はこの曲も知らなかったのですが,ガットギターをバックに吹かれるリコーダーのメロディーを聴いていると,やっぱりなんとなく聴いたことがあるようなメロディーなのはやっぱり文部省唱歌のなせる技でしょう,素晴らしい。「囲炉裏火はとろとろ,外は吹雪」という歌詞も何ともいえませんねぇ。
 ラストナンバーの“蛍の光”は作詞が稲垣千頴,作曲がスコットランド民謡の曲ですが,ラストナンバーに相応しい選曲だなぁと思いつつ,リコーダーで吹かれるメロディーを聴いていると,つい「蛍の光,窓の雪」と一緒になって口ずさんでしまいましたです。でも元がスコットランド民謡だなんて,嘘でしょ?と思ってしまうぐらい日本になじみきっていますよね,この曲は。
 感想としては歌詞のことにも触れましたが,栗コーダーなのでもちろんインストなんですが,知っているからこそ,歌詞が浮かんで来るアレンジは素晴らしいなぁと。そして一切唄っていないんですけど,きっちり歌詞カードがあるところにも,栗コーダーの今回のアルバムへのこだわりを感じてしまいましたです。文語体の歌詞なので,古めかしい感じがしないでもないのですが,日本語って美しいんだなぁって思ってしまいましたです。特に最近の軽薄な言葉遣いを聴いているからこそ,そして昔の言葉遣いを知っているからこそ,感じるんだろうと思うんですけどね。

 現在,右奥歯のインレーが取れたために絶賛歯医者に通院中のフルカワでございますが,とりあえず本日の治療で新しいインレーが取り付けられ,ほぼ終了の予定だったのですが,左上の奥が歯と歯の間にメチャメチャ食べ物が詰まって具合が悪いし,少し水が染みたりするので,相談してみたところ,とりあえずレントゲンを撮ってみましょうということで,イソイソとレントゲンを撮ってもらったのですが,そうしたところ不具合の原因が特定されましたです。上の奥歯のその置くに斜めに親知らずが出て来ていて,それと本来の奥歯との間に隙間があるので,どうしても食べ物が詰まるんでしょうということでした。しかも,そういう状態だから虫歯にもなっているということでした。ここで,一呼吸置いて歯科医が,「削って治療をしてもいいんですけど,親知らずだからかみ合わせの歯がないんですよね。抜糸しますか?」とのことでした。個人的にはそれで良いのですが,歯科医から追加で「普通は抜歯したら翌日に消毒に来てもらうんですけど。無理ですよね。それでも抜歯します?」ということでしたので,正直,親知らずを抜くのには慣れているので,「この際,抜いてスッキリさせていただきます。」ということで,来週は引き続き親知らずを抜歯することと相成りましたです。
 というわけで,来週のブログですが,親知らずを抜いた後,夜勤に行かないといけないので,土曜日はアップは無理ですので,日曜日にアップさせていただく予定ですが,親知らずを抜いた後に夜勤ですか?大丈夫なのかなぁと思いつつ,まぁ多分大丈夫さねとあくまでも楽観的(という名のいい加減)なフルカワでございました。