ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

RESOLVE Disc 2/CHANCE OPERATION


 ウヒャヒャ,4月になってしまいましたですね。すっかり暖かくなったものの,天気が悪くて桜の花は散ってしまったみたいですが,どうせ花見なんてしない(強度の雨男だから,そんな企画は無謀です・・・)ので関係ないかと思いつつ,でも暖かくなるとプレトレで走りやすくていいですよねぇ。というわけで,この間の日曜日は前の週のリベンジ(リアチューブがバーストしてしまったので・・・)ということで,北方面峠コースへ再度走りに行くことにしていたのですが,午前中に嫁さんの親が来て,どうも昼ご飯を一緒に食べに行くらしい。えぇ〜私としては天気も良いし,今週こそは北方面峠コースを制覇したいと思っていたのに・・・と内心思っていると,嫁さんから「昼から走りに行くんだったら,ご飯は適当に食べておいてね。」という神のような言葉が。もちろんでございます,そんなもん適当に昼ご飯は食べて,プレトレで走りに行きまっせというわけで,嫁さんと子供と嫁さんの親を快く家から送り出した後,近所のスーパーに昼ご飯を買いに行き,さっさと昼ご飯を済ませて,さてプレトレで走りに行く準備ができたわよと思って時計を見ると午後1時前ではありませんか。ということは今日は峠の先のコンビニまで走って休憩すればいいなぁということは片道40キロちょっとだから往復で80キロは走れるなぁというわけで,イソイソと出発したところまでは良かったのですが,春だねぇ,思いっきり向かい風ですよ。しかし,どうせ往路は登りが続くので,復路で風向きさえ変わらなければ大丈夫ということで,向かい風に吹かれながら,峠の登りをえっちらおっちらと登り,目指す休憩ポイントのコンビニまで走りきったら,2時間ちょっとの予定が15分オーバーでした。でも,まぁ復路は峠の下りだし,追い風のはずだからというわけで,いつもどおりアンパンにカフェオレで補給をして,タバコを1本吸ってから,復路をスタートしたのですが,えぇ,行きはヨイヨイ,帰りは良い良いのパターンでございました。追い風のおかげで峠を気持ち良く下らせてもらった後は,いつもは向かい風にイヤになる河川敷でも30キロ近く出して,サクサクと走れましたです。なので,復路は1時間50分で走らさせてもらいましたです。あ〜気持ち良かった。で,タイヤの空気圧ですが,前回の反省を踏まえて105psiまでしか入れない(マラソンの空気圧の上限は110psi)を厳守しましたので,バーストすることもなく,きっちりと走らさせてもらいましたです。これから気温が上がるので,引き続き空気圧を高くしすぎないようにしないといけないなぁと思ってしまいましたです。
 
 さて,前回はCHANCE OPERATIONの“RESOLVE”のDisc 1を紹介しましたが,今回はDisc 2の方を紹介したいと思いますです。Disc 2はLive音源となっており,1曲目から4曲目は1981年9月の目黒鹿鳴館でのライヴ,5曲目と6曲目は1983年8月の神楽坂エクスプロージョンでのライヴ,7曲目と8曲目は1982年10月の横浜シェルガーデンでのライヴ,9曲目と10曲目は1983年6月の新宿ツバキハウスでのライブ,そしてラストナンバーは1981年2月のテレコムスタジオでのスタジオ・デモとなっています。
 1曲目の“STUMBLE (live)“という曲は,リズムボックスのシンプルなリズムに合わせて,ヒゴヒロシもシンプルなベースラインと動き回るベースラインを交互に繰り返しながら,コミヤマヨシコはあくまでもシンプルで隙間だらけなカッティングを挟み込んでくるのですが,全体としてペナペナな音が私的には非常にど真ん中ストライクな音になっていて,気満ちよいです。えぇ,私もペナペナな音のリズムボックスをバックにアコギをかき鳴らしていた人間ですからね,こういうペナペナな音は大好きでございますよ。
 2曲目の“CHART (live)”という曲は,リズムボックスのシンプルなリズムにヒゴヒロシの激しいベースライン,それに呼応するかのようにコミヤマヨシコもハードなカッティングをガシガシ決めてくれていて,ハードエッジな演奏になっていて非常にカッコヨイです。レコーディング作品ではジャジーな感じが強かったのですが,ライヴではゴリゴリのロックバンド(ドラムはリズムボックスですけど。)になってしまうのは,きっとヒゴヒロシがロケンローラーだからなんだろうと思ってしまいましたです。
 3曲目の“BE STOPPED UP [draft] (live)”という曲は,スタジオ作品とは異なり,うねりまくるヒゴヒロシのベースラインにスライドしまくるコミヤマヨシコのギターが暴れまくり,全く別物の曲になっていますです。というか,スタジオ作品が静(でもないけどね。)なら,ライヴは動(これはまさしく。)ということで,シンプルなリズムボックスのリズムを反復させながら,ベースとギターが演りたい放題に演ってくれているので,カッコヨシです。ヒゴヒロシのヴォーカルもシャウトとまではいきませんが,ライヴらしい荒っぽい唄い方なんですけど,これもまたカッコヨシです。
4曲目の“TOUCH & GO [anarchic] (live)”という曲は,これまたスタジオ作品とは異なり,サブタイトルが「anarchic」となっているとおり,まさにアナーキックな演奏になっていますです。この今日ではヒゴヒロシが叩きつけるようにドラムを叩き,コミヤマヨシコのギターはあくまでもノイジーに,そしてヒゴヒロシのドラムに呼応するかのようにヴォーカルは吐き捨てるように言葉を発し,これまた全く別物になっているのですが,荒っぽさが妙にカッコヨイ曲になっています。
 5曲目の“INTERVAL DEAD HEAT (live)”という曲は,ライヴ音源でしか残っていない曲(ケース・オブ・テレグラフに収録。)なんですが,ここではクールなCHANCE OPERATIONの音ができあがっていて,ドラムとベースはシンプルなリズムをループさせ,その上でギターはノイジーな音を響かせつつ,パーカッションはリズムキープというより,まさにパーカッシブな演奏で,その上でヒゴヒロシはクールに唄っているのですが,表面はヒンヤリとした演奏なのに,奥の方から熱さを感じさせる演奏になっていて,非常にカッコヨシです。
 6曲目の“NERVOUS REDUCTION (live)”という曲は,ヒゴヒロシの少しファンキーさを感じさせるスラップベースが反復される中,ドラムはシンプルなリズムを反復し,ギターもカッティングではなく,シングルトーンでスケールを繰り返し,ライヴ演奏なんですけど,スタジオデモと言ってもおかしくないクールな演奏をキメてくれています。後半に進むにつれ演奏が熱くなっていくところは,やはりライヴ演奏だなぁと思ってしまいましたが,そういうところも含めて非常にカッコヨイです。
 7曲目の“ERUA ELA [stripe] (live)”という曲は,スタジオ作品とは全く異なるクールなロケンロールのようなベースラインで始まり,浮遊感のある音色のキーボードが全く別物の曲であるかのような印象を与えてくれ,ヒゴヒロシのヴォーカルもキーボードの音に合わせるかのように深めのリバーブをかけているので,ニューウェイヴ版ドアーズというのは言い過ぎかもしれませんが,私的にはそういう感じに受け取らせていただきましたです。というか,こういう展開もカッコイイです。なんかクールにベースを弾きながら,言葉を発しているヒゴヒロシが頭の中に浮かんできてしまいましたです。
 8曲目の“TOUCH & GO [encounter] (live)”という曲は,「encounter」とサブタイトルが付いているとおり,4曲目とも全く別物に仕上がっていますです。キーボードのカッティングから始まり,ドラムがハードなリズムを叩き始めると,それに呼応するかのように,ベースもシンプルながら力強いリズムを弾き出し,ヒゴヒロシのヴォーカルもキーボードのカッティングのように叩きつけるように言葉を発しているのですが,このアレンジもカッコイイなぁと思ってしまいましたです。基本的に1フレーズをひたすらループさせているのですが,時折インターバルで弾かれるフレーズが非常に印象に残る曲になっています。
 9曲目の“IMAGE DANCE [gear] (live)”という曲は,パーカッシブなリズムボックスに合わせて,キーボードがファンキーなコード感を出しているのですが,これがまたカッコイイんですね。場所がツバキハウス(昔,新宿にあったディスコで,ライヴもやっていた。地方都市在住のフルカワは行ったことはないんですけどね。)だからなのか,CHANCE OPERATIONにしては結構ダンサブルな演奏になっているのですが,ニューウェイヴ・ディスコという感じで私的にはこれまたど真ん中のストライクな演奏になっていますです。途中でヒゴヒロシが「サックスにエコー!」とシャウトするところを聴いていると,ヒゴヒロシもノっているなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“THE WHOLE TRAP (live)”という曲は,モコモコしたドラムマシンの音にコミヤマヨシコのギターがフリーキーに絡みつき,果たしてどうなるんだろうと思っていると,ヒゴヒロシのベースがリズムをキープしながらも,これまたフリーキーな演奏に加わった後は,まるでインプロビゼーションのような演奏がループしながらインストで続いていくのですが,非常にカッコヨイです。
 ラストナンバーの“NOISE RHAPSODY”という曲は,タメの効いたドラムに気持ちレゲエなギターのカッティング,もちろんベースラインもレゲエっぽく,おぉなんかまた違う感触の音だなぁと思ってしまいましたが,地引雄一いわく“ガレージ・ダンス・ミュージック”という言葉を借りるならば,こういうのもありなんだろうと思います。80年代ニューウェーヴとレゲエは切っても切れない関係ですしね。というか,こういう音源が良く残っていたなぁと,むしろそっちの方に感動してしまいましたです。
 というわけで,2週にわたって,CHANCE OPERATIONの初期音源をコンプリートしたアルバムを紹介させてもらいましたが,本当,いい時代になったと思いますね。地方都市に住んでいると手に入れることができなかった音源を大量のオマケまで付いて手に入れて聴くことができるんだかならなぁ。でも,私的にはカッコヨシなバンドなので,本当に嬉しいことですね。

 お風呂でも音楽を楽しめるようにと,3月24日にアマゾンで買ったQriom防滴MP3プレーヤーなんですが,未だに届きませんです。確かにお届け予定日は最初から4月2日から12日ということだったので,今週には発送しましたメールが届くのかなぁと思っていたのですが,未だに発送メールすら届いていませんです。3月24日発注で届くのが1週間以上後ということはアマゾンの倉庫に在庫がなくて,取り寄せなんだろうなぁと思ってはいたのですが,ここまで引っ張られるとは思ってもいませんでしたです。こんなことなら送料を取られた上に自宅配送のところで買っても良かったかなぁと思いつつ,12日までは待ってみようかと思っていますです。これで発送未定のメールが届いたらちょっとショックなんですけど,その時にはサクッとキャンセルして,速やかに送ってくれるところから買うことにしましょうかね。で,プレイヤーが届くのを楽しみにしながら,日々,181.fm.comのAwesome '80sをネットラジオで録音しているのですが,既に500曲以上を録り貯めさせていただきましたです。しかし,いいねぇ,こうやって録音していると,昔聴いて,いいなぁと思った曲の名前が分かったりしてね。例えば,今回,初めて曲名を知ったのですが,Outfieldの“Your Love”っていう曲や,Katrina & The Wavesの“Walking On Sunshine”っていう曲や,Gary Numanの“Cars”っていう曲は,本当,あぁこういうバンド(又はシンガー)のこういう曲だったのねと非常に感慨深いものがありますね。特にラジオを通じて80年代の洋楽ロックやポップスにどっぷりと浸かっていた人間としては,FMで聴いて,あぁこの曲いいなぁと思いながらも,そんなにレコードを買えるわけもないので,そのまま通り過ぎていってしまった音楽にまた出会えて,楽しめるっていうのはいいよねぇ。ちなみに本日現在,546曲,再生時間36時間ですので,ハッキリ言って,風呂に入って音楽を流しっぱなしにしていても1か月以上は同じ曲に戻らない(というか,1時間も風呂に入ることはないので,2か月しないとスタートの曲に戻らないということですね。)ので,今でも十二分に楽しめるのですが,まぁ,プレイヤーが届くまで更に録り貯めておこうかなぁと思っていますです。なんと言ってもSDカードの容量は8GBなんですが,まだ2GB分しか録り貯めていませんのでね。
 ボソっと一言なんですが,フルカワ,本日で46歳になってしまいました。これからも相変わらずイカしたロケンロールを聴きながら,週末にはプレトレで走り,日々バカなことをやらかしながら,やっていきたいなぁと思っていますです。しかし,本当に40代後半になってしまったのね・・・40代後半ってこういう人間だったっけ?と思いつつ,まぁ人間なんて歳を取ったからといって,そんなに変われるるもんじゃないからということで。