ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

TERMINAL/遠藤ミチロウ


 いや〜なんか一気に春という感じの暖かさになってきましたですね。この間の日曜日はまだ寒かったので,防寒対策をしっかりとしてプレトレで7東方面海岸コースをゴリゴリと70キロほど(嫁さんが昼飯を作るのが遅かったので・・・)走ったのですが、防寒対策をして丁度良かった感じですかね(それでもインナーグローブは少し汗ばんでいましたけど。)。しかし,風が強かったんですけど,風が強くなってきたということは,春が少しずつ近くなってきたのかなぁと思っていたら,今週はえぇ〜!っというくらい暖かくなってしまいましたですね。今日の午前中までは明日の降水確率が50パーセントということだったので,明日はプレトレで走るのはあきらめて,免許の更新にでも行こうかなぁというわけで,今日は午前中に掃除と洗濯を済ませて,午後からは家族への100パーセント義理の塊使用のホワイトデイのお返しを買いに行ったのですが,午後2時30分には用事が終わってしまったので,プレトレに乗って出たのを良いことに,2時間ぐらい走って帰るかぁというわけで,走りに行く格好ではない(上は普通にパーカーでしたし。)ので,ノンビリとポダリングをさせてもらいましたです。ここのところ寒くて走れなかった北方面コースを走れば,河川敷なので丁度良いかなぁというわけで,河川敷をうらうらと走っていたのですが,行きは結構追い風で非常に気持ち良く走らせてもらったのですが,帰りは当然向かい風なんですけど,まぁ,今日はポダリングだからというわけで,フロントミドル,リア4速でテレテレと走らさせてもらいましたです。あ〜気持ち良かったぁ。というか,走りに行く格好ではなかったので,手はもちろん素手なんですけど,素手でも全く問題なしでしたねぇ。そうすると,もうグローブは指切り3シーズングローブでいいかなぁとか,上はとりあえず七分袖ドライメッシュ1枚でも十分かなぁとか思いながら走らせてもらいましたです。天気も良かったし,暖かかったので,ロードに乗った人も多かったのですが,私のプレトレよりも遅い人が多いってどういうことなの?と思いつつ,私と同年代っぽい人が多かったので,多分,冬の間はお休みしていて,暖かくなったので走り始めたけど,まだリハビリという感じなのかなぁと思ってしまいましたです。まぁ,どうせ私は春も夏も秋も冬も雨の日以外は走っているので,いつでもOKなんですけどね。
 しかし,暖かくなると花粉が増えるので,私は花粉症ではないのですが,それでも目がかゆくなってしまいますね。まぁ,今日は花粉だけでなく黄砂の関係もあったと思いますが,黄砂が飛んできているということはPM2.5も飛んできているということなんですが,まぁ,まだ警報が出ていないので,大丈夫かなぁと思っています。しかし,周りには結構花粉症の方が多くて,今週は目を腫らしている方や,鼻水が止まらなくてグズグズ言わせている人が沢山いましたです。なんだか花粉症でないのが申し訳ないような気にならないでもないのですが,しかし,私が悪いのではなくて,悪いのは花粉ですので。職場の隣の方が「フルカワさん,涙が止まらないでの,休暇を取って帰っても良いですか?」と聴いてきたので,「そんな状態じゃ仕事にならないでしょ。さっさと帰って薬でも飲んでください。」と言って,帰ってもらったのですが,本当に大変な人は大変なんだなぁと人ごとながら思ってしまいましたです。

 さて,話は変わって今回は遠藤ミチロウの“TERMINAL”を紹介したいと思います。このアルバムはグロテスク・ニュー・ポップの第三弾として1987年7月にリリースされ,ソロ名義にはなっていますが,当時,ミチロウがパンクはVIDEO-STALINで,パラノイアスターはドアーズのようなサイケデリックをと言っていた,パラノイアスターでレコーディングがなされています。メンバーの中には私の大好きなE.D.P.SのBOYがドラムで入っているので,パワフルかつテクニカルなドラミングが楽しめます。新曲としては1曲しかないのですが,THE STALINの曲をテクニックのあるメンバーがサイケデリックに演奏するとどうなるのか?という意味ではセルフカバー的な意味もあって楽しめるアルバムではないかと思いますです。
 1曲目の“飢餓々々帰郷”という曲は,キーボードの静かな演奏から始まり,浮遊感のあるベースとリムショットが印象的なゆっくりとしたリズムが入り,つぶやくようにミチロウが歌い出すと,「ドアーズのようなサイケデリック」かどうかは受け止め方の問題として,全くこれまでになかった染み込むような音なので少しびっくりしてしまいました。最初の「白い幼虫,空を食べ,ほんのり虹色,冬の空」なんて歌詞もミチロウらしくていいなぁと思っていると,途中からBOYのドラムが弾け,テンポアップするのですが,パンク的な弾け方ではなく,あくまでもロケンロールな弾け方で,途中のギターソロも後半のギターのリフもハードロック!(笑)っぽくてカッコヨイです。
 2曲目の“LUCKY BOY”という曲は,最初からアップテンポで,うぉ〜ハードロックなギターのリフがカッコヨイですし,ミチロウもシャウトしまくっていますです。が,素晴らしいのは歌詞で,どう聴いてもAIDSのことを唄っているんですよねぇ。にも関わらずこんなに弾けていいんですか?っていう感じですが,いいんですよミチロウだから。しかし「あなたの言うことあたっているのでつらいです。あなたの言うことあたっているので,とってもつらいです。」とか「ドクターはオ・ン・ナ。ドクターは美人」なんて歌詞が私的にはツボにはまりまくっていますです。特に「あなたの言うことあたっているので,とってもつらいです。」っていうフレーズは何にでも使えるよなぁ。
 3曲目の“溺愛”という曲はTHE STALIN時代の曲で,私の大好きなラヴソングなのですが,THE STALIN時代とは全く違って,沈み込むようなコードのピアノのアルペジオで始まり,そこにBOYのタイトなドラムが叩き込まれ,淡々としたというか非常にクールなビートで進行していくのですが,ミチロウもTHE STALINのときは呻くように唄ってうたのですが,この演奏では唄としてキチンと唄っているので,なんか非常に新鮮な感じがするのですが,これはこれで良いのではないかと思ってしまいましたです。というか,この曲は本当に歌詞が素晴らしいので,キチンと歌詞が聴き取れるように唄ってくれた方が染み込んできますしねぇ。ミチロウの言葉でないですが,本当,「死んだものほど愛してやるさ。」でございますよ。
 4曲目の“OH! マルクス“という曲は,打って変わって演説のS.Eから始まり,ハードな演奏で始まるのですが,それもそのはず,元ネタはTHE STALINの“先天性労働者”で,あの共産党宣言をそのままシャウトしているという,ある意味THE STALINらしい曲なんですが,この曲にどうやってキーボードが絡むのかと思っていると,S.E的にキーボードが挿入されるのですが,これが非常にイイ感じなんですよ。間奏のギターソロはやはりハードロック風味なんですが,さすがに4曲目になるとパラノイアスターはこういう音!ということで全く問題なしでございますが,「勝手に決めるな!」でしょうか?
 ラストナンバーの“誰かが寝ているような気がする”という曲は,ノンディストーションでコーラスを効かせまくったギターのカッティングで始まり,ホノボノとしたトーンのキーボードの音がメロディーを刻みながら,淡々としたリズムで始まり,ミチロウが「もうすぐ帰るよ。」という言葉を繰り返し繰り返しつぶやくように唄っているのですが,途中からノイジーな感じに切り替わり,おぉ何が始まるのかと思いきや,また元の淡々とした演奏に戻り,なんとも不思議な曲だなぁと思っているとミチロウの「オキロー!」というシャウトがコラージュのようにちりばめられ,その後,タイトルの「誰かが寝ているような気がする。」という歌詞が延々と繰り返されるのですが,その「誰か」とは誰なのか,唄の中からは判然としないのですが,ミチロウが「オヤスミ」と唄っているところを聴くと,敵視すべき人間ではないんだろうなぁと思いつつも,いやいやミチロウだからなぁという深読みをしてしまいそうになるのですが,結局,そこのところは全く分からないまま,淡々と曲は終わってしまいます。
 このアルバムを最後にミチロウはメジャーシーンから姿を消し,VIDEO-STALINとして,自主制作ビデオデビューをするという,相変わらす戦略的なやり方をするのですが,そのときのミチロウのコメントは「ミュージックビデオは高すぎる(当時は本当に高くて,収録時間も短かったんですよね。)ので,価格破壊をしてやる,そして,ビデオだから見飽きたら別の何かを入れれば損はない。」とビデオという入れ物がメインでその中身なんて入れ替え可能なんだという本当身も蓋もないことを言っているのですが,しかし,自主制作するならレコードよりも簡単(自分でダビングできる。)し,音はカセットよりも良い(というか,今みたいに自主制作CD-Rなんて夢のまた夢な時代だったんですよね。)し,価格設定もお得感を出せるということで,また素晴らしい隙間に目を付けたなぁと思ってしまいましたです(しかし,VIDEO-STALINも最終的にはアルバムを発売するんですけどね。)。

 話は変わって,今週の月曜日,駅まで行く途中,タバコでも買ってからいきましょうかねというわけで,デイパックから財布を取り出し,タバコを買って,さて財布の小銭入れ部分を閉めようと思うと,なんか上手くしまらないんですよね。う〜ん,なんかおかしいなぁと思いつつ,職場に着いてから確認してみると,なんと財布のファスナーの根元の布地が裂けて,そこにファスナー本体が引っかかっているという感じでした。今週は仕事が休めないので,なんとか家で週末まで持つよう修理してみるかぁというわけで,家に帰ってから,まず布地を縫ってみるかというわけでシコシコと縫ってみたのですが,OH MY GOD!ファスナーが全く締まらなくなってしまいましたです。で,今度はとりあえず接着剤で着けておくかということで,縫った糸を外し,接着剤を塗ったのですが,これまたファスナーが動かなくなってしまい,これはどうにもならん!ということで,財布の小銭を全て取り出してから,ファスナーを閉じて,そのまま固定させましたです。で,小銭が入れられる物は何かないかなぁと思っていると,AKGのヘッドフォンケースがあることを思い出したので,とりあえずこれを小銭入れ代わりにしようということにして,アマゾンで私好みの財布(2つ折りで,カード類も入って,小銭入れ部分は中が2つに分かれているタイプ)を探してみると,TOUGH JEANS INCというよく知らないメーカーの財布が好みに合致したので,現物を見ずに買うのは若干不安はあったのですが,背に腹は替えられん!評価もそんなに悪くないし,というわけでカートにインさせてもらいましたです。
 で,感じたのですが,世の中には長財布と小銭入れを持ち歩いている人もいますが,私からすると非常に面倒だなぁと。ヘッドフォンケースが非常に使いづらいので,翌日,更に引き出しを捜索していると,なんと一度も使ったことのない小銭入れが発掘されたので,それに切り替えたのですが,それでも2つ使うのは面倒くさいなぁとしか言いようがなく,早く財布が届かないかなぁと毎日思っていたのですが,無事に木曜日の夜に届いたので,さっそく毎日使っていますが,やっぱり1つで完結できる方が便利ですねぇ。で,新しい財布の感想ですが,外側の皮の質感だとか,内側のナイロンデニールの質感は良いですし,デザインもシンプルで非常に良いのですが,少し小さいかな。小さいことは普段持ち歩くには全く問題はなく,むしろ便利なのですが,小さいので,カード入れのうち,財布を止めるホックが付いているところにカードが引っかかって入りにくいんですよねぇ。でも,まぁ,財布がまだ全体的に固いので,もう少し使って財布がヨレてくれば,もう少し使いやすくなるのではないかと思っていますです。そりゃあ,この前の財布は少なくとも7年以上は使っているので,クタクタだけど,その分なじんでいたので,それと比較しても仕方ないしね。