ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

trash/THE STALIN


 梅雨なので雨が降るのは仕方がないのですが,毎日毎日ザーザー降りなのは正直,嫌な感じですね。いろんなところで水害が発生していますし,仕事をしていれば市から大雨洪水警報が発令されたとかいう防災メールが届くと,徒歩とはいえ,無事に帰れるのかと思ってもみたり。とりあえず道路の排水機能を越えて,道路が水浸しということにはなっていないので,とりあえず何とかなっていますが,来週以降も雨が降るようなので,正直,湿度が高くてジメジメな日々はそろそろもういいんじゃない?と思ってもみたり。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は前日までの降水確率が嘘のように下がり,なんと午後の降水確率が20%ということで,これはパナモリで走りに行けるのであれば走りにいくしかない!ということで,西方面海岸線コースを走りに行くことにしました。半袖ジャージとレーパンに着替え,さて出発だねぇと走り出したところ,少し薄いなぁと思っていたサイコンの文字が消えてしまったではありませんか。サイコンの電池が切れたんだなと思いつつ,さて,サイコンの電池交換する時間を取るか,走りに行く時間を取るか少し悩みましたが,まぁ家に帰ってから交換すればいいかということで走り出したのですが,やはりサイコンに速度や距離がでないのは寂しいので,1キロも走らないうちにサイコンの電池を交換することにし,サイコンの電池を交換し,時計の設定方法は忘れてしまったので,それ以外の設定だけして再スタートしましたです。約10分程度時間を使ってしまいましたが,まぁ冬でないのでいいかということで。梅雨の合間の晴れ間(正確には曇りですが・・・)を淡々と走らせてもらいましたが,走っていれば熱気が流されていくので問題はないのですが,信号待ちで止まるとジトッとした暑さが足元から上がってくる感じでしたが,市街地まで出ればそんなに信号もないのでまあまあ気持ちよく走らせてもらいましたです。で,いつも利用していたセブンイレブンが復活していないかなぁと思ってはみたものの復活するわけもなく,その先の別のローソンで休憩させてもらいましたです。まぁ,ローソンはウチカフェのブラック無糖の240ミリリットルが100円で売っているので,それはそれで便利なんですけどね。というわけでブラック無糖とアンパンがなかったのでふわっとしたコッペのつぶあん&マーガリンというやつで補給させてもらいましたが,あんこのあまさがブラック無糖で緩和されていい感じで補給させてもらいましたです。復路は往路が少し向かい風気味でしたので,少し追い風気味になり,気持ちよく走らせてもらいましたです。自宅まであと10分というところで少しパラパラと雨に降られましたが,まぁそんなに降られたわけでもないので良いことにしましょう。しかし,降水確率20%でも降らせてしまうとはやっぱり雨男だなぁとも思ってもみたり。
 月曜日からは仕事なので,雨が降ったりやんだりしつつも湿度は常に高く,マスクの中も気持ち悪いなぁと思いながら日々歩いて通勤し,バタバタしている間に金曜日も終わってしまいましたです。で,今日はいつもどおりゆっくり起きた後,いつもどおり朝ごはんを食べ,ワイシャツにアイロンをかけて,洗濯をしてから買い物に行ったのですが,部屋の中で扇風機を回しているときはそんなに感じなかったのですが,一歩外に出たとたん,空気が湿気でベタベタしていて,曇っているので暑いなぁという感じではないのですが,徐々に暑くなってくる感じで,汗をかくとそれが更にベタッと体に付く感じで非常に嫌な感じでしたね。買い物を済ませて家に帰ると,すぐに水分補給しましたが,冷たいアイスカフェオレが体に染みましたです。で,昼ごはんを食べた後は少し昼寝をしてからブログネタを打っていますが,ブログをアップした後はこの間の日曜日はパラパラとはいえ雨に降られたので,パナモリの整備&掃除をしておこうと思っています。
 明日は,天気予報ではくもり所により昼前まで雨,午後の降水確率10%,最高気温28度ということで,なんだかパナモリで走りにいけないことはないような予報になっていますが,先週降水確率が翌日に大幅に下がった分,明日は逆に大幅に上がることも考えられるので,まぁ,駄目なら駄目でプレオで道の駅の確認をしに行こうかなと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はTHE STALINの“trash”を紹介したいと思います。“trash”は1981年12月24日にポリティカルレコードからリリースされましたが,当時はネットもないので,東京でリリースされる自主制作盤など買えるはずもなく,Rockin'OnかDOLLに当初は10000枚分プレスされていたが,リリース直後に完売し,注文が殺到したため新たに20000枚プレスされたが,それもあっという間に売り切れたということで,その後は販売にシティロッカーレコード(母体はDOLLですので森脇美貴夫ですね。)の関係からか権利関係で再発されることはないだろうということだったのですが,THE STALIN結成40執念(周年)を記念して,7月1日にとうとう再発されることになりましたので,もちろんいぬん堂さんのところでサクッと買わせてもらいましたです。THE STALINといえばメンバーが入れ代わり立ち代わりという感じですが,このときはミチロウ,タム,晋太郎,乾純というベストなメンバーになっています。晋太郎が亡くなり,タムが亡くなり,ミチロウが亡くなり,今やイヌイジュンしかいませんが,まぁ40年ですからねぇ。ちなみにこのアルバムは当時のA面(1曲目から10曲目)はスタジオレコーディング音源,B面(11曲目からラストナンバー)は東京・法政大学および京都・磔磔(17曲目と18曲目)のライヴ音源となっています。
 1曲目の“解剖室”という曲は,ガラスの割れる音で始まり,ミチロウの「キンタマむしるぞ!」のつぶやきから軽やかに演奏が始まり,比較的音もクリアで,言葉もきちんと聴き取れていい感じですね。バンド自体が若さ炸裂という感じでいいですねぇ。
 2曲目の“冷蔵庫”という曲は,ミチロウの言葉が炸裂しているなぁという感じで素晴らしいです。というか,やはりベストメンバーはこの4人なのかなぁ?と演奏を聞きながら思ってしまいました。
 3曲目の“Trash”という曲は,タムのギターがパンキッシュだなぁと思いながら,乾純の性急なドラムもいいねぇと思いながら聴いていると,サビのところでは怒声によるコーラスが入っているではないですか。このコーラスが少しずれた感じがあるのですが,それがまた味になっています。
 4曲目の“天上ペニス”という曲は,基本的にはミチロウの言葉をタムと晋太郎と乾純が形にしているという感じですが,この曲でもサビで怒声のようなコーラスが入っているのですが,なんかバンドっぽくていいねぇという感じです。後期はコーラスなんて入っていないですもんねぇ。
 5曲目の“革命的日常”という曲は,フェイドインで始まり,ひたすらダウナーでフリーキーな演奏にミチロウが「労働,学習,生殖,睡眠」とつぶやいているだけの演奏なのですが,サビの投げやりな「革命的な日常」と唄っているところは笑いを取りにきているのですか?と思ってしまいました。途中でドラムだけをバックに「労働,学習,生殖,睡眠」とつぶやいているのですが,緊張感があってカッコよいです。
 6曲目の“主義者 (イスト)”という曲は後の“ロマンチスト”ですが,ギターの音が細いのと少しミチロウの唄が詰まるところを除けば,ほぼ後の“ロマンチスト”です。しかし,この時点で出来上がっているなぁと思ってしまいました。
 7曲目の“インテリゲンチャー”という曲は,ドラムから始まり,ミチロウのつぶやくような唄がいい感じなのですが,サビの結構ポップでな感じもいいです。しかし,つぶやくような唄のところはVIDEO STALINの曲でも使われていたメロディーラインのような気もしますが,自分の曲だし問題なしですか。
 8曲目の“バキューム”という曲は,後に“Fish In”のおまけソノシートに入っていたので聴きましたが,ほぼ,演奏は同じだなぁと思いながら,こっちの方がミチロウが好き勝手に唄っている感じがしていいですね。おまけソノシートの方はもう少しプロフェッショナルな感じでしょうか。
 9曲目の“Bird”という曲は,タムのギターから始まり,あとはひたすらミチロウが「クライ」と唄っているのですが,この勢いはこの時期しか出せないよなぁと思ってしまいました。
 10曲目の“溺(Deki-Ai)愛”という曲は,初期スターリンで唯一のスローで重たいナンバーなのですが,当初はこういう唄い方だったのかという感じの,全体的につぶやくように唄っていますが。後の方になると結構メロディアスに唄っているという印象だったのですが,初期はあえて投げ出すようにメロディーを抑え気味に唄っていて,どちらが良いかと聴かれると,どっちもと言ってしまうのがミチロウファンなんでしょうか。しかし,最後はギターのフィードバックノイズで終わるのですが,カッコよいです。
 11曲目の“メシ喰わせろ!”という曲は後の“ワルシャワの幻想”ですが,ライヴ音源なのであまり音は期待していなかったのですが,これがかなりクリアに録音されているので,全く問題なしです。拡声器のサイレンから始まり,淡々としたドラムとベースにフリーキーなギターはその後も変わるところはないのですが,結構,長めの曲だと思っていたのですが,「メシ喰わせろ!」であっさり終わってしまいます。
 12曲目の“ハエ”という曲は,タムのギターから始まり,これはラモーンズのパクリだね!と思わず微笑ましくなってしまうのですが,ミチロウの唄が入るとTHE STALINの音になるのだから問題なしということで。
 13曲目の“ハード・コア”という曲は,タイトルは“ハード・コア”ですが,ハード・コア・パンクのようなハイスピードかつノイジーな音にはなっていません。ギリギリのところでミチロウのヴォーカルが成立するスピード感になっています。まぁ,それでもかなり早いんですけどね。
 14曲目の“猟奇ハンター”という曲は,ミチロウの「1,2,3,4!」のシャウトから始まり,タイトにシンプルに進んでいくのですが,怒声のようなコーラスが入っているのですが,やっぱりこのころはまだバンドだねぇと思ってしまいました。というか,タム,晋太郎,乾純だからこそのギリギリのバンド感が出せているのかなぁと思ってもみたり。
 15曲目の“電動コケシ”という曲は,フリーキーな曲という印象でしたが,フリーキーながらもビートは一貫しているじゃない?という感じの演奏になっています。多分,ギターは確かにフリーキーな演奏をしているのですが,ドラムとベースがリズムをキープしているところが大きいのかなぁと思ったり。
 16曲目の“アーチスト”という曲は,重ための曲なのですが,“電動コケシ”から“アーチスト”への曲が繋がっていくところがメチャカッコよいです。解散コンサートのときはベースがヒゴヒロシだったので,ベースが安定していたのですが,さすがに晋太郎ではちょっとヨレヨレのベースプレイなのですが,そこは乾純が叩きまくりのドラムでグイグイ引っ張っていくという感じで。しかし,壊れていくかのようなミチロウのヴォーカルが素晴らしいです。しかし,ここで“サル”が始まっているのに,別の曲を入れているのは,多分,“サル”の歌詞のせいなんだろうなぁと思ってしまいました。
 17曲目の“ブタに真珠”という曲は,これもラモーンズだねぇと思いつつ,「ブタに真珠がのさばっている」だなんて,よくこんな歌詞が書けるよなぁと本当,ミチロウの才能に感心してしまいます。
 18曲目の“Gass”という曲は,コケシドールだとヴォーカルではなくドラムが唄っていましたが,こちらではきちんとミチロウが唄っています。タムのノイジーなギターがカッコよいです。
 19曲目の“サル”という曲は,スピーディーでカッコよいパンクです。歌詞に「天皇」を入れるなんて,なんて画期的なんでしょうか。
 ラストナンバーの“撲殺”という曲は,少しぶった切れたビートなのですが,この曲の歌詞は大好きなんですよね。「脳みそが大嫌いなんだ。撲殺!」だなんて撲殺なんて言葉を歌詞で見たのはTHE STALINが初めてですよ。終盤でミチロウだけでなくバンドが壊れていくところもカッコよいです。
 正直な話,1981年リリースなので,いまから40年前の音なんだけど,今聴いても問題なしと思えるのは,やはりあの当時,聴くことができなかったからなのかなぁと思いつつも,バンドの音だからこそ古くならないということもあるのではないかと思ったりもしました。こういう再発されない名盤っていうのは,例えば頭脳警察の“1”もそうですが,聴いてみるとガッカリ(まぁ,頭脳警察の“1”はロックだと思って聴いたら,フォークギターとパーカッションだけなので,なんだこりゃと思う人も昼とは思いますが,PANTAの唄はバンドの構成なんて関係なくロックだと思います。)なんてこともあったりするみたいなので,聴く人によったら,この“trash”もそんな感じになるのかなぁと思ってもみたり。

 スマートフォンは持っていても,スマートフォンのバッテリーのことを考えるとプレイヤーは別よねということで,スマートフォン導入後もcreativeのZen X-fi3を愛用していましたが,とうとう昨晩お亡くなりになってしまいました。長い間ありがとうZen X-fi3ということで,今日からは「いつかはこの日が来るだろう。」ということで次のメイン機としてすでに入手していたSHANLINGのM0を使っています。これまではZen X-fi3がいつ駄目になっても良いようにM0にも曲を転送し,プレイリストもシコシコと作成していましたが,それがやっと日の目を見ることになりましたです。これまで使いもしないのに手間ひまかけてプレイリストを作ってどうするのよと思いながら地味な作業をしていましたが,これからは使うためのプレイリストを作ることになるので,モチベーションも上がるってなもんですか。
 正直,Zen X-fi3は本体のメインメモリの容量が16GBしかないので,結構,メインメモリからSDカードの方に入れてみたり(とはいえ,SDカードに曲を移動させるとプレイリストで曲を再生できないので,聴く回数がほぼなくなってしまうのですが・・・)といった工夫をしていましたが,M0はストレージはSDカードのみで今のところ32GBのSDカードを使っているのですが,Windows Mediaplayerで管理している曲がそのまま入るので,曲を削る必要がないので楽ですね。しかも,SDカードなので,仮に今使っているSDカードがいっぱいになれば,いったんパソコンに中身をコピーして,容量の大きなSDカードにコピーしなおせば良いのでそれも便利ですね。今日は買い物に行く時早速使ってみましたが,ボリュームレベルが半分でしっかり音が鳴っていたので,これもいい感じですね。また,連続再生時間が約15時間ということなので,通勤で1日1時間程度聴いているので単純計算では2週間ということになりますが,連続再生ではないので,ひょっとすると3週間電池が持つのでは?と思っていますが,それはまぁ使ってみてからでしょうか。いずれにせよ,これまでバッテリーが弱っていたZen X-fi3は3日使ったら充電しないといけなかったので,こんなに充電しなくて良いですか?という感じで使えるのも精神衛生上よろしいのではないかと。