ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

夏の川/Free Sex Mania


 ふと気づけば,8月も3分の1が終わってしまいましたが,そろそろ街中ではお盆気分になってきましたが,私の仕事はカレンダーどおりの勤務なので,盆は関係ないよ〜ということなのですが,それでもやはり父親の墓参りぐらいは行かないとねというわけで,一応母親に連絡を取ったら,明日の午前中に連れて行ってほしいとのことだったので,久しぶりにプレオを走らせましょうかねと思っています。ところで,先週から今週にかけては,なぜかハードだったり,得意のDo It's Myselfだったりしたので,ほとんど独り言のような語りを。
 そもそも昨日の金曜日に夜勤だったのですが,同僚から月曜日との交代を依頼され,特に月曜日に帰らないといけないこともなかったので,夜勤を交代したところまではよかったのですが,火曜日に夜勤明けで疲れたし,さぁとっとと帰ろうかなぁと思っていると,飛び込みで急ぎの仕事が2本入ってしまい,それを片付けるのが午後10時になってしまいましたです。しかもヨレヨレになりながら駅のホームにたどり着いたら丁度新幹線が出発した後で,次の新幹線まで20分待ち・・・ついてないときってこんなもんだよなぁと思いつつ,そういえば明日は資源ゴミの日だよなぁ,遅くなるって連絡したので,ゴミを少しぐらい捨てておいてくれたらうれしいなぁと思いながら,家に午後11時40分ころ着いたのですが・・・えぇありましたよ,新聞や雑誌がそのままの状態で。朝から新聞や雑誌を運びたくないので,午前零時前に新聞と雑誌をくくり,ビン類を袋に詰め,捨てに行って家に戻ってご飯を食べたら,日付が変わっていましたとさ。というわけで,水曜日からは体がヘロヘロだったのですが,まぁなんとか金曜日まで頑張らせていただきましたです。
 で,Do It's Myselfネタの方ですが,まず,この間の日曜日,さぁ,プレトレで走るかぁというわけで,自転車にペットボトルとトップチューブバッグを取り付け,愛用のパールイズミのグローブを手にはめたのですが,左手のグローブの甲部分の糸が切れていて,メッシュになっている部分が大きく引っ張られているじゃぁありませんか。その日はそのまま走りつつ,このグローブも買って2年だし・・・と思いつつ,まぁ,自分で縫ってみて,ダメだったら買い換えるかぁというわけで,水曜日に縫ってみたのですが,これが非常に良い感じになったので,引き続き,パールイズミのグローブを愛用させていただくことになりましたです。で,昨日なんですけど,少し早めに帰れたので,どこか寄り道しようかなぁと思っていると,そういえば,弁当箱用のゴムベルトがダメになりかけていて,この間は2段の弁当箱がずれて危なかったなぁということを思いだし,100均ショップにでも行けば,弁当箱用のベルトでもあるだろうと思い,寄ってみたのですが,既製品はどうもピッタリの奴がなかったので,これは自分で作るしかあるまい(どうしても,こういう方向に行ってしまうんですよねぇ。)というわkで,太めのゴム紐を買わせていただきましたです。ついでに何か面白そうな物はないかいと店内を物色していたところ,黒猫のキーカバーがあったので,自転車に乗るときに財布とかタバコを入れているバッグににゃんこ先生を付けているのですが,これが結構重たいので,軽いのがあれば取り換えたいと思っていたので,これに取り換えてみるかというわけで,サクッと買わせていただいて,家に帰ってから,まずは弁当箱用のベルトを糸で縫って,自分的にはいいんでないかいという物ができたので,次にバッグからにゃんこ先生を取り外し,さぁ,黒猫キーカバーをどうやって付けようかなぁと思いつつ,結論としてはファスナーの金具に接着剤を塗って,固定するか!ということにしたのですが,やはり接着剤だけでは強度的に弱いよなぁ,もう少し何かないかなぁ・・・と考えていると,キーカバーなので穴が開いていますし,ファスナーの金具にも穴が開いているので,この両方の穴を揃えてタイラップで固定してやればいいんでないかいというわけで,タイラップでしっかりと固定してやると,非常にイイ感じで固定できましたです。本当,こういうせせこましい作業は本当に好きなので仕方ないですよね。

 で,ここまでダラダラと書いてしまいましたが,今回のネタはスガワラさん率いるFree Sex Maniaの細心CD-R“夏の川”でございます。スガワラさんとか,Free Sex Maniaとか書いても分からない人の方が多いと思うんですけど,分からない人はググってください。私がグダグダ書くよりも適切な説明が見つかるかと思いますので。今回は2012年4月27日に新大久保Earthdomで行われたライヴで,前作“リーダーと3人の愚者”のときは4人編成だったのですが,今回はベースのフジイさん,ギターのスガワラさん,ドラムのモリモトさんの3人編成で,客席から録音していると思われる音なので,音質的には今ひとつですが,Free Sex Maniaの場合はそういうところはあんまり気にならない(でも,クリアなスコーンと抜けるような音で,スガワラさんの意味不明のシャウトを堪能したいという思いもないではありませんが。)ので,いいです。また,8曲中,前作と6曲が被っていますが,スラッジのときと同様,同じ曲が同じようにならないだろうから,聴いてのお楽しみよっというわけで,あいかわらずいぬん堂さんからサクっと購入させたいただきましたです。
 1曲目の“アナネコ“という曲は,シンプルな8ビートを叩き出し始まったと思ったら,スガワラさんのワウを効かせまくったギターのカッティングが鳴り響き,その後,シンプルなカッティングをしながら,何やらシャウトしているのですが,サビの「I wanna be your cat」というサビは(前回,スガワラさんからコメントで教えてもらったので。)非常にクッキリと聴こえましたです。フジイさんとモリモトさんが比較的シンプルなリズムを叩き出す中,スガワラさんは「これでもくらえ!」とばかりにフリーキーなギターを弾きまくっていて非常にカッコヨイです。 
 2曲目の“ダリーナヨーコのブルース”という曲は,前作でも大好きな曲だったのですが,今作ではより重たいリズムで,本当,「ダリーナ,ヨーコ!」という感じですが,多分,この「ダリーナ」感はフジイさんのベースがやたらと重いのと,スガワラさんのギターが気の向くままに弾かれているのですが,それが「ダリーナ」感をよりパワーアップさせているのではないかと思いましたです。しかし,そんなギターとベースをきちんとリズムキープをして支えているドラムがあるから格好良いんだと思うんですけどね。       
 3曲目の“SECRET MAN“という曲は,前作よりもテンポが速くなっていて,畳みかけるようにスガワラさんが唄い,バックもそれに追従するように加速していき,正にロケンロールという感じになっています。間奏のスガワラさんのギターもギュイギュイ唸っていて,多分,ライヴハウスの大音響の中で聴いたら,たまんないよなぁという感じでございます。
 4曲目の“ズートB“という曲は,フジイさんのメロディックなベースラインにモリモトさんのシンプルなドラム,スガワラさんのノイジーなのかなんなのか分からないギターにつぶやくようなヴォーカルを聴いていると,カテゴライズするのが,どうでも良い感じなんですが,しかし,圧巻なのは間奏で,スガワラさんのフリーキーなギターソロが延々弾かれる中,ユッタリとしたリズムが,フジイさんのベースラインが弾み出すと同時に,これでもかっとばかりに弾みだし,そして,またダウナーなリズムに戻って終わるのですが,そこでもフジイさんの負けじとばかりの弾きまくりのベースも圧巻でございます。
 5曲目の“夏の川”という曲は前作には入っていないのですが,これまたノイジーなのかなんなのか形容のしようがないスガワラさんのギターカッティングで始まり,ドラムとベースの2人はしっかりとシンプルなリズムを組み立てつつ,唄物の曲のようで,スガワラさんが結構言葉を発していることもあり,ドラムとベースは全体的にシンプルなリズムを組み立て,スガワラさんのギターもそれに合わせた比較的シンプルなリフを弾いているのですが,こういう感じも悪くないわねと思わせてもらいましたです。
 6曲目の“Surf is dead!”という曲は,フジイさんの歪んだハードなベースラインから始まり,モリモトさんのシンプルな8ビートに,スガワラさんも比較的シンプルなリフを刻みながらグイグイと最後まで突っ走って,多分,ライヴ会場にいたらポゴダンスをしているのでうはないかというような,ハードな曲に仕上がっています。シンプルなロケンロールなんですけど,だからこそはまってしまうというか。 
 7曲目の“口紅ベーション”という曲は,これまたフジイさんのコードカッティング的なベースから始まり,そこにスガワラさんのフリーキーなギターが絡み,つぶやくように「口紅べーション」と唄われています,ひたすら重たく,これでもかっとばかりにシンプルなリフが繰り返され,何か唄っているのがかすかに聴こえるのですが,何を言っているのか分かるのは「口紅べーション」という言葉だけなんですけど,どうせ次に聴くときには別の言葉になっているんでしょうから,そこはこだわらなくていいのではないかいというのが,私のFree Sex Mania感(というかスガワラさん感)なんですけど,定型化しない言葉とギターが持ち味なんだから,このまま突っ走っていただければ,どこまでも着いていきます!という感じですけど。
 ラストナンバーの“Dローン”という曲はスガワラさんの聴き方によってはメロディアスなギターから始まり,そこにベースが絡み,非常に混沌とした感じで始まり,スガワラさんがシャウトしているのですが,聴き取れそうで聴き取れないのが少し悔しい(「オマエの魂をくれ,オレの魂をやるから。」というのは聴き取れるのですが,それがどう繋がると“Dローン”というタイトルになるのか(そんなことは「あなたのネコになりたい」で”アナネコ”なんてタイトルにしているのだから,考えるだけ無駄とは思うのですが。)のですが,そんなことはどうでもいいやと思えるほど,グダグダになる一歩手前の混沌感が本当,この曲では素晴らしいです。混沌感で済んでいるのはシンプルにリズムキープをするドラムに,時折アクセントになるハイトーンを弾くベースのおかげだと思うのですが,後半でノイジーなスガワラさんのギターが炸裂すると,更に混沌感はパワーアップし,そんなことはもうどうでもいいから,もうどうにでもして!という感じで終わってしまいます。
 1回ののライヴをそのままパッケージしたこのCD-Rは,地方都市で生のライヴを拝むことができない人間にとっては非常にありがたいので,本当,定期的に出していただけると,いぬん堂さんのところでサクっと買わせてもらおうと思っています。しかし,今回はジャケットも思わせぶりで,前作は意味不明のラテン系のイラストだったのですが,今回は緑に塗られた用紙に鉛筆で手書きしたかのような,メンバー3人が首を吊っているイラストに,シンプルに「夏の川」と明朝体太字で入っているという,シンプルかつインパクトのあるジャケットになっています。知らない人だったら,多分,手に取ることもないようなジャケットなんですけど,正体を知っているこっちとしてはなんか思わせぶりで良いんじゃないという感じでございますが,そこは意見(というか趣味)が分かれるところですので,この辺で。

 で話は変わって,この間の日曜日はやっとプレトレで北方面峠コースを走らせてもらいましたです。というのもなぜか県南が降水確率40パーセントだったのに県北が降水確率30パーセントなので,これは北方面峠コースを走るしかない!と走り出したのですが,この日も風が強くで,往路が向かい風で全く進まないんですね。最近はこういうことがあまりにも多いので,この先峠があるので,無理して体力を使ってもしかたないので,体力を温存させ,峠をゴイゴイと登り,帰りのお楽しみのためだけに片道42キロを走りきり,いつものコンビニでトイレ&栄養補給休憩を取っての復路は少し追い風気味で楽しく走らせてもらい,下りの峠では,本当,久しぶりにヒャッハー!という感じで下りの峠を堪能させてもらいましたです。今のところ明日の天気は降水確率30パーセントなので,このまま降水確率が維持されるのであれば,午前中は墓参りに行くので,ブログをアップした後にワイシャツのアイロン掛けをすれば,午後からはガッツリ走れるかなぁと思っていますので,暑い夏の夕方もなんのその,プレトレで走るためなら,アイロンがけをしてタイヤのエア圧のチェックをしておこうと思いますです。