ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

私に溺れなさい/溺哀


 プレトレにこれ以上金は掛けない!と言ってはみたものの,やはり物欲はあるもので,最近は職場の近くのビッグカメラでステンレスケーブルにコーティングしてあるケーブルを見つけて,全部これに取り換えようかなぁ(もちろん,今のケーブルも全く問題なく使えてはいるのですが・・・)などと妄想を膨らませていたのですが,この間の日曜日,午前中に墓参りを済ませ,午後からさぁ,雨が降らない東方面海岸コースでも走ろうかぁというわけで,プレトレを駐輪場から引っ張り出したところ,アレ?フロントが妙に固い上に,やけに低いなぁと思い,よく見てみると,またもやパンクしていましたです。これまでもフロントは2回もリムテープがずれていて,空気がきちんと入っているのに(というか,逆にパンパンだからリムが当たって,パンクするんでしょうけど。)パンクしていたので,今回もか?と思い,タイヤをずらしてリムテープを確認してみたところ,やはりリムテープが大幅にずれていましたです。う〜ん,リムテープだけ買っても手間の割に楽しくないし,そういえばデトネイターも10か月履いて,ボロボロ(どうもサイドのロゴはタイヤに書いてあるのではなく,タイヤの上に更にロゴを書いてあるゴムを貼っているので,それが剥がれてきて,非常に汚くなっていました。)なので,タイヤも換えてしまえ!ついでにチューブも無意味なロングバルブでなく(ディープリムでないもので・・・)普通のバルブに,で,評判の良いマキシスのウルトラライトチューブにしてやれ,というわけで,プレトレは走りに行くのはやめて(というか,無理ですし。),プレオでリアルあさひまで走り,さてタイヤから物色していると,デトネイターフォルダブルはあるのですが,700Cは32しかないので,これは選択外だなぁと思いつつ,ほかのタイヤを見ているとサーファスのワイヤービードのセカというタイヤがありました。説明を読んでみると「貫通パンク,リム打ちパンクを防ぐフラットプロテクションシステム装備(デトネイターは何にもなかったので,少しは安心かも?でもタイヤにプロテクションがあっても,リム打ちパンクにはあんまり意味はないのでは?)」,「センターとサイドで過多さの異なるコンパウンドを使用。センター:抜けるような加速と巡航性を持つ,60デュロメーターコンパウンド,サイド:コーナリング性能を高めるハイグリップ58デュロメーターコンパウンド(抜けるような加速って,どんなもんなの?)」とあり,一番私の心を捕まえたのが「クラス最高の路面追従性を持つ長寿命トレーニングタイヤ(長持ちはうれしい!)」と重量が315グラムということでしたので,値段も2200円とお手頃でしたので,タイヤはこれにして,リムテープは定番のシュワルベのハイプレッシャーリムテープを,チューブは予定どおりマキシスウルトラライトを買って,合計6900円ということでした(持って帰って自分で交換するので,以上で。)。
 で,家に帰り,まずは手慣れたフロントから取り外し,タイヤを外し,チューブを外して,さあリムテープが剥き出しになったのですが,なんと4か所もリムの金具が剥き出しになっていましたです。これじゃあパンクするよなぁというわけで,シュワルベのリムテープを取り付けたのですが,いいですねぇ,リアルあさひで付けてもらっていた粘着式のリムテープはリムの幅ぎりぎりしかリムテープの幅がないので,粘着力が落ちて少しでもずれれば今回のようにパンクしてしまうのですが,シュワルベのリムテープはリムよりも広く,ホイールの内側をきちんと覆う幅だったので,これなら安心だよなぁというわけで。で,マキシスのチューブを付けて,タイヤを付けて(簡単に書いていますが,実は少し手こずっています。),フロントは完了。やはりアラヤの普通の高さのリムには普通の高さのバルブが似合うなぁとニヤリとしながら,初のリアの交換です。ギアを7速にして,クイックレリーズを緩めて,チェーンを外しつつホイールを外して(とはいえ,フロントと違って,リアは作業用スタンドがきちんと使えるので,安心なんですけどね。),ホイールを外し,まずはタイヤとチューブを外してみると,こちらはリムテープがキレイに付いていました。が,今回はリムテープも交換よというわけで,ベリベリとリムテープを剥がし,シュワルベのリムテープを取り付けて,タイヤを反面付けてからチューブを入れ,最後にタイヤの残り反面を取り付けて完成したのですが,わざわざ作業用手袋を持って降りていたのに,結局,全部素手で作業をやってしまったので,指先が痛くなってしまいましたです。
 試走がてらに近所のイオンバイクにアヘッドステム用のステンレスボルトセットでも買いにいくかぁ(結構,錆びが目立っていたので交換したかったもので。)というわけで走り出したのですが,信号待ちから再スタートをかけると,後輪がロックしてしまったので,おかしいなぁと思って確認してみると,クイックの締めが甘くて,リアホイールがずれて,Vブレーキが当たってしまっていたので,クイックを緩め,ホイールをきちんと入れて,今度はきっちりクイックを締めると問題なく,走れましたです。リアは少しクイックを締めるときに注意がいるなぁ(チェーンでホイールを引っ張っているので。)と思いましたです。で,その後は何事もなく走り,イオンバイクでステンレスボルトセット680円をサクっと購入し,家に帰りましたです。
 来週,やっと夏休みが取れるので,今日はブログをアップしてから整備&掃除がてらアヘッドステムのボルトも交換しておこうと思いますです。で,タイヤのインプレなどは夏休みにがっつり走らさせてもらうので,次回にでも書こうと思っていますです。もちろん,タイヤが変わって雰囲気が変わったので,写真もアップしたいと思いますです。

 で,今回の本題は,私が結構好きだったバンドで,あざらしという情念系ハードパンクバンドがあったのですが,どうも昨年末に解散したらしく,当時は「腐れメグ子」を名乗っていたヴォーカルが「メグ子」と改名(なのか?)し,かつ溺哀という名前で活動を再開し,録音もメグ子による完全自主制作盤CD-Rを出したということだったのですが,多分,100枚限定生産なので手に入らないだろうなぁと思っていると,なんといぬん堂さんにあるではありませんか。というわけでサクっと購入させていただいたところ,シリアルナンバーが34番でございました。あざらしのときは,顔におどろおどろしい白塗りを施しつつも,この娘,結構,カワイイ顔をしてるんじゃないの?と思っていたのですが,今回のジャケットでは素顔(化粧程度はしていますけど。)を出しているのですが,これが思ったとおりキレイな顔立ちで,この顔であのドロドロの歌詞を唄っているのかと思うと,そのアンバランス具合にも胸キュンですなと思いつつ,今回のアルバムはギター等の弾き語り形式なんですけど,バンドのときもきちんとメロディーがあり,そのリズムの倍の早さでバンドが音を出しているという感じがあったので,個人的には音数が少なくなった分だけ,メグ子の声がダイレクトにぶつけられてくるという感じで,生々しくて良いのではないかと思っています。まぁ,前振りはこの程度で,曲の方に入っていきましょうかね。
 1曲目の“赤い蜜”という曲は,少したどたどしいピアノの伴奏で始まり,「私はこんなふうでしかあなたを愛せないの。」と唄い出すのですが,もうその時点で背中にゾクっとくる感じが溜まらないというか,ピアノの音が小さくなり,バックがベースとアコギのカッティングに切り替わり,淡々と唄いつつ,ところどころで感情を爆発させているかのようなドスの利いたシャウトが入ったりして,あぁメグ子の唄だなぁと思いつつ,歌詞を読めば,あぁ相変わらずのSM的美意識に満ちあふれた陵虐の言葉が・・・あぁやはりメグ子と思いつつ,この歌詞を淡々と聴かせるところが素晴らしいなと。
 2曲目の“永子の花”という曲は,ピアノのシンプルな音をバックにメグ子が唄い始めるのですが,ピアノの音とギターのシンプルなアルペジオに乗って,押し殺したような唄い方で淡々と唄うのですが,「永子は子を孕む。誰の子か分からぬ。」という戦前の最下層の女郎チックな内容であり,あまりにも淡々と,そして短い唄なので,聞き流してしまいそうなのですが,よく聴けばとんでもないというか,あぁやっぱりメグ子の作品だなぁと思いつつ,女王様的な歌詞とこういう最下層の女郎的なメンタリティが同居しているところが,男には理解しにくいのですが,理解しにくいからこそ,好きになってしまうんだろうと思いますです。
 3曲目の“私は神になる”という曲は,うって変わって,ギターのシンプルなカッティングに乗って,感情を押し殺したような声で唄いながら,時折感情を爆発させ(爆発させすぎて音が割れているのはご愛敬。),最後まで突っ走ってしまう,非常にパンキーというかロケンロールな曲なんですが,個人的には「私の全てを尊びなさい。私の全てを崇めなさい。私は貴方の神になる。」というくだりは,本当,歌詞的にも唄的にも素晴らしいと思いました。こんなことを言われたらね,だまって「はい。」というしかないでしょう。
 4曲目の“黒よりも黒い赤”という曲は,ジャカジャカとしたフォーキーなアコースティックギターのカッティングに乗って,大きめのリズムで唄われるのですが,内容は堕胎か死産。やはりこういう歌詞は男には書けないよ的な情念系の歌詞が大爆発でございます。「罪のない子を潰し,私の地は腐る。」だの「罰の下らぬ男はのうのうと息をする。」とか,恐い,恐すぎる。そして「黒よりも黒い赤,あの子の血が滾る。」という最後の歌詞が重たすぎるのですが,いいんです,メグ子だから。分かった上で聴いていますのでこちらも。
 ラストナンバーの“躯”という曲は,アコースティックギターの爽やかなアルペジオタブ譜だと63231323ってやつですね。)に乗って,メグ子がこれまた爽やかに唄っているのですが,唄われている内容は微塵も爽やかさがないという,恐ろしい曲でです。だいたい最初から「私の髪で編み上げた縄で貴方の顎を締め上げる。」ですぜ。えぇ,唄のテーマはカニバリズムでございます。究極の愛と言えば,そうなのかなぁとメグ子の唄うこの曲を聴いていると思ってしまうほど,素晴らしい曲です。本当,最後の「貴方の血が,貴方の肉が,私の体に溶けていく。やっと1つになれたのね,貴方の躯を愛でながら。」って唄われるのを聴いていると,あぁ,こんなにも愛されているんだなぁと思ってしまうのですが,よく考えると,いやいや違うだろと。
  1人になってしまったメグ子がこれからどういう活動をしていくのかは分かりませんが,個人的には遠藤ミチロウみたいに1人でも,ユニット的なバンド(そのときは「溺愛」の名前で演奏するようですが。)でも,変幻自在にメグ子にしか唄えない唄(というか,この歌詞だとアンダーグラウンドで行くしかないと思いますが,ぜひアンダーグラウンドの女神になっていただければと。)を唄い続けてもらえれば,そして地方都市在住に人間のために,ときには気が向いたらCD-Rで良いので,作品をリリース(で,できたら,いぬん堂さんで売ってもらえると非常に助かります。)してもらえればと思っていますです。あと個人的には,裏ジャケットに小さな字で「この作品に含まれるノイズや不快音,音の割れは作者が全く意図しないものです。単なる作者の技術不足の為です。ご了承ください。」なんて書いてあるところにメグ子の誠実さとかわいさを感じてしまったのは私だけなんでしょうか。まぁ,別にいいんですけどね。
 
 しかし,8月も後半になったけど,天気の方はまだまだ夏の空で(というか,今週は朝から土砂降りの日があったりと,気持ちよい夏の空が少なかったこともありますけど。)非常にうれしいので,夏休みの間は晴れてくれればなぁと思っています。可能な限りプレトレで走り回りたいと思っていますので。などと書いていると,そういえば髪の毛がボサボサだなぁということに気づき,髪の毛も切りに行かないとね。髪の毛を切った分だけ,少しは体重が落ちるかしらなどと,人間ドック前の体調管理に少しナーバスになっているフルカワは思ったりもするのですが(人間ドック前日のためにノンアルコールのビールのようなものを用意させていただきましたです。),実は昨日までの間に飲み会が入るはずだったのですが,飲みに行きましょうと誘った人間の方が体調を少し崩したということで,飲み会もなくなったので,体にも財布にもイイ感じなのですが,ここで飲み代が浮いたということは・・・実は非常にどうでも良い話なんですけど,私はカラーブリーフ派なのですが,最近はトランクスやボクサーブリーフに駆逐されて,カラーブリーフが壊滅的状況であるため,そろそろ買い換えないとゴムが伸びて気持ち悪いなぁと思いつつ,でも売ってないしなぁというわけで悶々としていたのですが,得意のユニクロにドライのボクサーブリーフ(しかも前開きバージョン)があるのを発見し,カラーブリーフがなければこれでも良いかという気持ちになってきました(というか,本当にそろそろ限界。)ので,髪を切りに行った帰りに近所のショッピングセンターに行って,まずはカラーブリーフを探してみて,なかったらユニクロのドライボクサーブリーフでも買おうかと思っていますです。丁度来週は資源ゴミの週なので,ヨレヨレのブリーフを廃棄処分するのであれば丁度良いですし,廃棄する前はやはり一度洗ってから廃棄するのが礼儀ですので,夏休みなら平日に洗濯をする時間もあるしね。洗濯といえば,枕カバーとシーツも洗濯したいなぁとなんか,夏休みとか言いながら,やりたかった家事を片付ける日々になりそうだなぁと思いつつ,そういうことを片付けるのも夏休みかぁ(というか,夏の課題ですかね。)ということで。
 まぁ,私的にはプレトレでゴイゴイ走って,暑いなぁと言いながらグビグビ水分補給をしていれば,それでかなり満足できるのでいいんですけどね。今年の夏休みもトータルで400キロぐらいは走りたいなぁと思っているので,このまま天気が続けばなぁというのが,今週の一番のお願いなんですけどね。