ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

STONED AND DETHRONED /THE JESUS AND MARY CHAIN


 う〜ん,今年は新年早々モノが壊れるなぁ。前回,約8年間愛用したMUVO2が壊れてしまったと書きましたが,今週は10年以上愛用している職場用のZIPPOの1600が壊れてしまいましたです。まぁ,10年くらい前にも壊れて修理に出している(ZIPPOは永久保証しているので,郵送で無料修理してくれるのです。ありがたや,ありがたや。)ので,そろそろ壊れてもおかしくはないという感じではあったのですが,ここのところ芯を適切な長さにして非常に良い感じで使えていたので,少し残念なのですが,まぁまた修理に出すかということで,本日,無事,サービスに郵送しましたです。しかし,ZIPPOのサイトには郵送の際には封筒を二重,三重にして郵送してくださいとあったので,どうしようかなぁと思ったのですが,これはきっとZIPPO自体が重いので,扱いの雑な日本郵便で郵送中に封筒が破れて,サービスに届いた時には中身が空っぽというのを防止するためなんだろうなぁと考え,それならということで,ネット通販でCDを買ったときに使われていた内側に緩衝材が貼ってある封筒(実は家に沢山たまっているもので・・・)を利用すればよいのでは?ということで,シコシコを封筒をカットして,非常にナイスなサイズで封筒を作成しましたです。なんでも取っておくもんだなぁ(実は,単に紙と緩衝材のビニールを分離して捨てるのが面倒なだけなんですけど・・・)と思いつつ,これなら大丈夫という感じで,ガムテープで封を留めた上にホッチキスで3か所を更に留めたので,まぁ,サービスに届いたときは空っぽでしたということはないと思いますです。1600は買えば2500円ぐらいで新しいのを買えるんですけど,やっぱりZIPPOは長く使い込んだ傷や色あせがなんかカッコヨイなぁと私は思っているので,今回もサクッと修理にださせてもらいました。まぁ,修理といってもインサイド・ユニット部の修理は全交換なので,まるごと中身が新しくなって帰ってくるだけなので,そんなに時間は掛からないと思っていますが,ボチボチ待っていることにして,当面は家用のZIPPOを職場に持って行くことにしましょうかね。しかし,ZIPPOのサービスが素晴らしいのは,本当は保証書がなければ修理ができないはずなのですが,どうもZIPPOありさえすれば保証書がなくても修理してもらえるようで,これまで何度も保証書なしで修理してもらえたところでしょうかね。まぁ無料生涯保証をしているのだから,保証書がなくてもZIPPOありさえすれば修理してくれるのは当たり前(というか,紙の保証書なんて破れたりしてボロボロになってしまうのだから。)なんでしょうね。

 というわけで,昨年末から延々と語り続けてきた,THE JESUS AND MARY CHAINですが,今回がとうとう最終回でございます。THE JESUS AND MARY CHAINのアルバム自体は1998年に発売された“Munki”がラストアルバムとなってしまうのですが,今回買った“FIVE ORIGINAL ALBUMS”では6枚目は入っていないので,1994年に発売された“STONED AND DETHRONED ”で終わりということで。しかし,前作のアルバム,“HONEY'S DEAD”がけっこうドロドロしていたので,次作は更にロケンロールなアルバムになるのかと思いきや,いきなりアコースティックな感じになってしまうのは,なんというか,THE JESUS AND MARY CHAINらしいというか。 
 1曲目の“Dirty Water”という曲は,いきなりアコースティックギターがジャラーンとならされ,打ち込みではなく生ドラム,エレクトリックギターも多分コーラスをかけているのかなぁというような甘めの音で,ウイリアム兄弟が歌っていなければ,あれ?これってTHE JESUS AND MARY CHAIN?という感じなのですが,アコースティックギターの音も好きなので,私的にはありかと。ロケンロールというよりもフォークロックという感じのまったりとした音をバックにウイリアム兄弟が淡々と唄っているのですが,こういう感じもありだなぁと私的には思ってしまいましたです。
 2曲目の“Bullet Lovers”という曲は,本当にシンプルな音にアコースティックギターのカッティングと全く歪んでいないエレクトリックギターのカッティングが絡みつき,その中でこれまた淡々と唄うリード兄弟と,1曲目のノリのまま曲も淡々と進んでいく感じです。
 3曲目の“Sometimes Always”という曲は,女性ヴォーカル(どうも,ウイリアム・リードの彼女らしい)の甘い唄で始まり,それと交互にリード兄弟が唄う構成になっているのですが,2曲目までと幾分異なり,少しテンポアップし,ギターも少しロケンロール色を取り戻していますが,やはり淡々としか感じで進んでいきますね。盛り上がりとかはほぼない感じで終わってしまいます。
 4曲目の“Come On”という曲は,少しリズムが強くなったかなという感じはあるものの,やはり淡々とリード兄弟が唄い,んんん,しかし,アコースティックギターのカッティングに力強さを感じるし,エレクトリックギターも少し歪んだ音にしてバックで鳴らしているし,ギターソロもしっかりあるし。少し力の入ったフォークロックですかねぇ。
 5曲目の“Between Us”という曲は,最初からリード兄弟が唄い,おぉ,やっとここにきて少しだけロケンロールなナンバーになりましたですね。まぁ,曲は相変わらずポップですし,でもサビでは盛り上がりというか,リード兄弟のシャウトのようなものもありますし。まぁ,淡々とした曲ばかりやっていても,飽きられるしね。終盤のスキャットとギターの絡みもカッコヨイです。
 6曲目の“Hole”という曲は,タイトルだけ見ると,初期の頃のような曲かなぁとも思えるのですが,アコースティックギターのカッティングを中心にした沈み込むようなポップチューンになっています。淡々と唄うリード兄弟の声がヌメヌメと曲にまとわりつき,途中からロングトーンで鳴らされるエレクトリックギターの音とも相まって,本当に全体的にヌメヌメな感じなのですが,このアルバム単体で聴けば,これはこれで良いのではないかと思いますです。
 7曲目の“Never Saw It Coming”という曲は,ゆったりとしたテンポでシンプルなベースの音に乗って,全ての楽器が合わせていき,リード兄弟のヴォーカルもベースのテンポに合わせて唄うという感じになっていますです。7曲目まで聴いて,なんかどの曲もアルバムのラストに入っているような曲ばかりだなぁと,ふと思ってしまいましたです。
 8曲目の“She”という曲は,ミドルテンポの曲なんですが,イントロのポップなギターソロに心を奪われていると,これまたポップなリード兄弟のヴォーカルに気持ちを持って行かれてしまいましたです。ギターも最初から最後まで弾きっぱなしで,THE JESUS AND MARY CHAINにしては珍しく,ロングトーンではなく,細かいフレーズ(というかアルペジオか?)を弾いているので余計にポップに感じてしまうのかなぁと思ってしまいましたです。
 9曲目の“Wish I Could”という曲は,またゆっくりとしたテンポに戻り,淡々とギターが弾かれ,淡々とリード兄弟が唄っているのですが,ここまで意識的に全て淡々とやられてしまうと,こちらも淡々と聴くしかないかなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“Save Me”という曲も淡々と始まり,淡々とつぶやくようにリード兄弟が唄っているのですが,フォークロックな感じに仕上がっています。間奏のギターソロが少しは盛り上げてくれるのですが,間奏が終わるとまた淡々とした雰囲気に戻り,終盤では少し盛り上がりをまた見せてくれるのですが,あっけなく終わってしまう曲です。
 11曲目の“Till It Shines”という曲は,イントロなしでリード兄弟が唄いだし,バックの演奏は淡々としているのですが,曲が結構メロディアスなのでそこそこ盛り上げてくれたりします。このアルバムの中では少し長めの曲なので,ギターソロもきちんと入っているというか,ギターソロで盛り上げて終わってしまうという感じの曲ですね。
 12曲目の“God Help Me”という曲は,またもやゆったりとしたリズムにリード兄弟が淡々と唄っているのですが,そこはかとなくブリティッシュ・ロックの匂いを感じてしまうのは私だけでしょうか。
 13曲目の“Girlfriend”という曲は,やっときたよミドルテンポの曲が!という感じで,アコースティックギターのリフが全体を引っ張っていく感じの曲で,途中からエレクトリックギターのロングトーンの音が入ってくると,あぁTHE JESUS AND MARY CHAINだねぇという感じですが,なんか本当,“Psychocandy”から遠くまで来たなぁという感じがする曲です。
 14曲目の“Everybody I Know”という曲は,13曲目に引き続きという感じで,この曲もアコースティックギターのリフが刻むリズムが音を引っ張っていく感じで,サビで弾かれるアコースティックギターの力強いカッティングがなんか良いアクセントになっている感じがします。取り立てて難しいことをしているわけではないのですが,なんかイイ感じに聴かせるところがTHE JESUS AND MARY CHAINらしいというか,なんというか。
 15曲目の“You've Been A Friend”という曲は,またゆったりとしたテンポに戻り,リード兄弟は淡々と唄っていますが,メロディーがキレイなので,フォークロック感がこれでもかという感じで漂っていますです。
 16曲目の“These Days”という曲は,さらにゆっくりとしたテンポになり,リード兄弟もこれでもかという感じでゆっくりと唄っていますが,途中でパーカッションが入ってくると,フォークロック感が更に高まっている感じがしますです。アルバム終盤になって,なんなんだ,このフォークロック感は?という感じでしょうか。
 ラストナンバーの“Feeling Lucky”という曲は,もう,この流れのままという感じで,アコースティックギターのカッティングを中心に行くのかなぁと思っていると,エレクトリックギターでソロが弾かれ,静かにバンドの音が入り,徐々に盛り上げ始め,唄は淡々としているのに,ギターは淡々としていないのねと思いつつ,なんかこう,遠くまで来てしまったのねという感じを受けてしまいましたです。
 しかし,このアルバムだけは全くの別物なので,個人的には,“Psychocandy”から“HONEY'S DEAD”までは,バンドの一連の音として聴きたいけれど,このアルバムはあまりにもそれまでのアルバムとは系統が異なるので,このアルバムだけを単独で聴いた方が良いのかなぁというのが個人的な感想ですかね。本当,このアルバムからはロケンロール臭が全くしないのでね。

 さて,今年になってからMUVO2が壊れ,ZIPPO 1600が壊れということですが,個人的にはあとは壊れそうなものはもうないので,これくらいにしてもらえればなぁという感じですが,自分が気をつけていてもプレトレに乗っていて事故に遭うことは想定可能なので,気をつけて走るようにしたいなぁと思っていますです。というわけで,明日は天気が良ければ(というか,雨が降らなければ)午前中はアイロンをかけて,プレトレのエアチェックをして,走りに行きたいなぁと思っています。先週は,走っている途中で冷えたせいかもしれませんがお腹が痛くなったものの,コンビニがないという悲しい状況(最終的にはスーパーマーケットがあったので,そこでトイレを借りて,コーヒー牛乳とアンパンを買わせてもらいましたです。)だったので,明日はお腹が痛くならないよう,出発前の昼食で水分をあまり多く取るのは止めようかなぁなどと思っています。
 話は変わって,年が明けてから岡村靖幸のエチケット+ツアーが始まりましたが,2ちゃんで見る限り,非常に好評のようですねぇ。実は私もチケットを買っているので非常に楽しみなんですが,どうしようかなぁと思っているのがグッズなんですが,なんと今回は岡村ちゃんがかけているのと同じタイプの眼鏡のフレームにピーチマークが入っているものがグッズとして売っているということで,フレームを2回壊してしまった眼鏡を家で使っている私としては,そろそろ次のフレームに変えてもよいかなぁと思っているので,買っても良いかも?と思ってしまったのですが,やはり眼鏡はサイズが合わないと悲しいので,きちんと買った方が良いのかなぁと少しお悩み中でございますが,そんなことよりも,本当,久しぶりの岡村ちゃんの元気な姿を見ることができて,しかも痩せて(私もですけど),かっこよくなった岡村ちゃんと一緒の空間にいることができるなんて,なんて胸熱なの!と思いながら,本当,楽しみにしていますでございます。