ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

HONEY'S DEAD/THE JESUS AND MARY CHAIN


 このブログを読んでくれている皆様,あけましておめでとうございます。今年も相変わらずグダグダと書いていきますが,一つよしなし。
 前回はLooking Back to 2011を書いたので,あえて書かなかったのですが,,ドライメッシュ七分丈とヒートファクトの組み合わせはどうだったのかということなんですが,年末はクリスマスイヴの12月24日に,年始は新年初走りということで1月2日に走ったので,その感想を。まず,12月24日は,クリスマス寒波というか,思いっきり西高東低の冬型で,午前中は晴れていたのに,徐々に山の方からどんよりとした雲がやって来て,北風が激しく吹きまくるという状況で,なんで楽しいクリスマスイヴに私はこんな苦行のような日にプレトレで走っているのか?と思いながら,まぁ,私の家ではすでにクリスマスなんて存在せず,ケンタのチキンを家族が揃う日に食べるという日に成り下がっているので,どうでもいいんですけど。しかも,帰りはポツポツ小雨が降ったり,山の方を見るとうっすらと白くなっているという状態で3時間30分走ったのですが,寒くてどうしようもないということもなく,走り切りましたです。1月2日も午前中はそこそこ晴れていたのですが,午後からは曇るは風は強いはで,どうしたもんかなぁと思いつつ,4時間近く走らせてもらいましたが,手と足は結構冷えた(というか,ウェットスーツ素材インナーソックスは履いていたものの足はかじかんでしまいましたが)のですが,ドライメッシュ七分丈とヒートファクトのみで寒くてどうしようもないという状態にならずに走りきることができましたです。しかも,これは良いと思ったのは,ヒートファクトは着ていると暖かいのですが,やはり水分を吸ってしまうので,汗をかくとべたつくし,なんといってもヒートファクトの下が地肌だと,結構,風が吹いたり,休憩して少し体が冷えると,けっこう辛いモノがあったのですが,ドライメッシュ七分丈を中に1枚着ることで,汗をかいても全くべとつきませんし,ドライメッシュ七分丈を汗は通過して,ヒートファクトが発熱する水分が十分に補給されますし,そもそもドライメッシュ七分丈をジーンズの中に入れているので,腹や腰が冷えないんですよね。うん,思った以上に良い感じですし,両日とも決して暖かいわけではなかったと思いますので,極端に寒くならない限り,これで冬はいけるなぁと実感しました。まぁ,天気が悪くて今にも降り出しそうなときには当然乗りませんし,もちろん雪が降っているのにプレトレに乗ろうなんて思わないので,基本,上はドライメッシュ七分丈とヒートファクトだけでいけるなぁと思っています。しかし,バイク用ジャンパーを洗わなくて良いと,洗濯が楽だなぁとシミジミ思ってしまいましたです。いや,プレトレで走って帰ってから洗濯をするのですが,あまり量が多いと果たして洗濯が1回で終わるのか不安になることも,バイク用ジャンパーをヒートファクトの上に着ていたときは冬場はありましたので。
 しかし,私自身は結構先端冷え性(手とか足が冷えまくってしまう。)なので,あんまり寒いと手がかじかんでブレーキとかシフターとかの操作が難しくなって危険なので,走りに行くにしても限度はあるんですけどね。
 
 というわけで,今回はTHE JESUS AND MARY CHAINが1992年に発表した4枚目のアルバム,“HONEY'S DEAD”を紹介したいと思いますです。前作よりも更にドロドロとした感じがいかにもTHE JESUS AND MARY CHAINという感じで私は好きなアルバムです。
 1曲目の“Reverence”という曲は,フィードバックノイズを少し流しながらも,きちんとした音になっているギターに成長を感じるなぁと思いながら,ダラダラとI Wanna Dieと唄いまくるリード兄弟がメチャカッコヨイです。もちろんメロディーは相変わらず冴えまくっていて,ダークな雰囲気だだ漏れ状態なんですけど,そこがまたカッコヨシですね。リズムボックスも今回はいろいろな音色を使っているので,リズムボックスとギターのせめぎ合いも非常に私的にはカッコヨイです。
 2曲目の“Teenage Lust”という曲も,ダークな雰囲気がイントロからだだ漏れ状態で,そのままリード兄弟のダルダルなヴォーカルに入るのですが,この展開はもはや様式美という感じもしないでもないですね。ギターもきっちり歪ませてはいますが,1曲目のようにフィードバックノイズまでは使っていないけれど,結構ノイズっぽい音が入っていたりしているところも好感度アップですかね。しかし,この曲のダラダラとしたうねりは一聴の価値があると思いますです。
 3曲目の“Far Gone And Out”という曲は,3曲目にしてやっときました,THE JESUS AND MARY CHAINお得意のポップチューンがという曲ですね。私的には素直に腰が揺れてしまう感じで,しかも途中でギターの音圧を上げて私の好きなコード展開で盛り上げまくってくれるところもギターバンド好きな私としてはたまらないですねぇ。
 4曲目の“Almost Gold”という曲は,ここでもってくるかアコースティックっぽい曲を!という感じの爽やかかつしっとりしたメロディーが気持ちよいナンバーです。シンプルなリズムボックスのビートにストリングスっぽいシンセの音,そこに絡みつくアコースティックギター(それかノンエフェクトのエレクトリックギター)のカッティングが気持ちよいですねぇ。
 5曲目の“Sugar Ray”という曲は,リズムボックスの淡々としたリズムにシンセ系のノイズを気持ちよく絡ませながら,淡々とリード兄弟が唄いながら,随所にハードなギターの音を挟み込んでくるという,これまたこれまでとは少し趣の違った音になっていますです。ヴォーカルのバックで雄叫びをあげているようなギター(たぶん)の音もなんか可愛らしくて良いです。間奏のひずませまくったギターソロは,これぞTHE JESUS AND MARY CHAINという感じですね。
 6曲目の“Tumbledown”という曲は,ハードなギターの音を鳴らしながら,メロディーはポップにという,これはこれでTHE JESUS AND MARY CHAINらしいなぁというか,ところどころに聴こえてくるリズムボックスの連打音も気も良いです。ひずませまくったギターのカッティングにリズムマシンハイハットが絡みついてくるところなんかは本当にリズムボックス好きにはたまらないですね。
 7曲目の“Catchfire”という曲は,ギターのシンプルなリフから静かに始まったと思ったら,やはりウネウネとしたリズムをギターが刻みながら,リード兄弟がこれまたウネウネと唄うのですが,やっぱりリード兄弟の声は私にとっては非常に良い声(というかこの曲調に合った声ということなんですけど。)なので,いくらでもウネウネと唄ってください!という感じですね。ギターも小刻みにピックアップのスィッチを切り替えてノイズっぽい音にしたりと,こういう小細工も大好きなんですよねぇ,あぁサイケデリックという感じで。
 8曲目の“Good For My Soul”という曲は,ヴォイスに思いっきり深くかけたリヴァーブの分だけ沈み込むように静かにリード兄弟が唄っているので,このまま静かにいくのかなぁと思っていると,気持ち跳ねたリズムボックスが入り,ひずませてはいるものの幾分控えめなギターの音が非常にイイ感じに鳴っています。押しまくらないところがTHE JESUS AND MARY CHAINのカッコヨサだと思っているので,こういう淡々とした曲もかっこいいなぁと思いますです。
 9曲目の“Rollercoaster”という曲は,うって変わってスピーディーなリズムボックスにギターのカッティングがグイグイ引っ張っていくロケンロールになっています。ギターの音も8曲目のように控えめにではなく,これでもか!という感じで弾きまくってくれて,タイトなリズムボックスのリズムに気持ちよくフィットしてくれていますです。まさにタイトルのRollercoasterの雰囲気を出しているのではないかと(このタイトルで沈み込むようなナンバーもTHE JESUS AND MARY CHAINらしくて良いのではないかと思うのですけどね。)。
 10曲目の“I Can't Get Enough”という曲は,いきなりヴォーカルから始まる,ポップなロケンロールナンバーでギターのリフも非常にポップで,聴いていると基本的に曲がポップなんだから素直にやればこういう曲もできるのになぁというか,間奏のギターソロも普通に弾いてくれているので,本当,THE JESUS AND MARY CHAINと知らずに聴いたら分からないかもしれないですね。
 11曲目の“Sundown”という曲は,うって変わってブリティッシュロックの王道のようなメロディーラインのスローテンポな曲です。どこかで聴いたことのあるようなメロディーラインがあったりもしますが,基本はリード兄弟が淡々と唄っているので,まぁこれはこれで良いのではないかと思いつつ,なんだかこの曲がラストナンバーのように感じてしまうのですが,あと1曲残っているので,忘れないように聴きましょう。
 ラストナンバーの“Frequency”という曲は,1曲目のリプレイというか,アレンジを変えて切り貼りをしたような曲になっていますが,これはこれでカッコヨイです。淡々としたリズムボックスと唄にウネウネと絡みつきまくりギターがものすごくカッコヨイのですが,あっという間に終わってしまいますです。
 しかし,個人的にはアレンジの振り幅が大きいのになんか一貫した音を感じる上,,リズムボックスとギターの絡みがさらに気持ちよくなっているこのアルバムは,ジャケットはよく分からない気持ち悪さがあるのですが,個人的には買いのアルバムだと思いますです。

 しかし,昨年末と今年の年始はゆっくりと自宅でのんびりととはいえませんが,まぁ暇をもてあますこともなく,なかなか良い休暇だったのではないかと自分では思っていますです。年末は大掃除に墓参り,嫁さんの実家へ荷物を取りに行ってバタバタしている間に終わりましたが,年始は私の実家に顔を出したり,プレトレで新年初走りもできましたし,さすがに3日は翌日から仕事なので,借りてきたDVDを家で見しながら,まったりと過ごさせていただきましたです。そう言えば,自分の実家に顔を出しに行ったとき,バイクに乗っている兄から「そろそろお前もバイクに戻ったら?(私はバイクを降りてから10年以上になります。)」と言われたのですが,「いや〜,私は原動機なし自転車で十分楽しんでいるので,もういいや。」と答えたところ,皆の爆笑を誘ってしまいましたです。私的には十二分に本気で言ったんだけどなぁ。まぁ,スポーツ系自転車は乗ってみないと,しかも,多少の苦行は苦行と思わない(し感じない。というか,むしろ楽しめる)人間でないと,多分,そのおもしろさは分からないだろうから,別にいいんですけどね。確かにオートバイに乗ることが楽しかった時代もありましたが,今はオートバイで300キロ走るのなら,プレトレで80キロ走った方が幸せなので,もういいやという感じですかね。
 というわけで,苦行のようなこともある冬も楽しくプレトレで走るぞ!と心に決めた年始のフルカワでございました。今年の4月でプレトレもまる3年というわけで,とうとう4年目に突入するしな。Looking Back to 2011にも書きましたが,私的にはプレトレは完成したので,あとはペダルとかシートとかタイヤとかいったパーツが傷んだものを変えてみるくらいでしょうかね。シートについてはセライタリアXO FLOWがお気に入りなので,今のシートがダメになったら同じ奴で行こうと思っていますが,ペダルは軸のベアリングがシールド式の奴で好みのデザインのものがあれば換えてみようかなぁなどと思っていますが,まぁその辺はボチボチでね。
 話は変わって,約8年間通勤のお伴として頑張ってくれていたcreativeのMUVO2ですが,一昨日とうとうお亡くなりになってしまいましたです。昨年末からバッテリーの関係が不安定になったりして一抹の不安はあったのですが,一昨日,wmaファイルのタグを書き直していたところ,そのまま固まってしまい,再起動をかけたのですが「Loading Music...」のまま全く動かなくなり,フォーマットもできない状態になってしまいましたです。コンパクトフラッシュを移植をしたりして16GBにして頑張ってもらっていましたが,ほぼ毎日約8年使えば,もう限界なんだろうなぁと思いましたです。で,やはり音楽のない長距離通勤はつらいので,MUVO2の復活をあきらめてすぐさまネットでcreativeの直販サイトに行き,MUVO2と同じスクエアなデザインのZEN Style M300という奴をカートにインさせていただきましたです。直販サイトで買ったのは,直販サイト限定で16GBモデルがあるからなのですが,なんかアクセサリーでシリコンスキンセットがあったものの,2000円以上するのでなんだかなぁと思って買わなかったところ,そういえば,ZENにはストラップ穴が空いているのかどうかを調べてみたところ,ストラップ穴がないことが確認でしましたです。ガーン!というわけで,仕方なくシリコンスキンセットもカートにインしたのですが,よく考えると一括で買っていれば1万円を少し越えていたので送料が無料になったのに,別々に買ってしまったので2つ分の送料として1000円余分にかかってしまいましたです。しかし,16GBのプレイヤーが1万円しないんだから本当,良い時代になったよなぁという感じですよね。MUVO2は5GBで確か3万円近くしたと思うので。しかし,2ちゃんでZENのことを調べてみると,思いっきり酷評されているので,どうしたもんかなぁと思っているのですが,私の性格としてできの悪い奴ほどカワイイと思ってしまうので,この際,しっかり付き合わせてもらおうと思っていますので,早く届かないかなぁと思っています。使い倒したら,またレビューを書こうと思います。