ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

アジアの片隅で/吉田拓郎


 あっという間に7月になってしましましたが,暑いですねぇ。昨日の夜,自宅へ戻り,扇風機を出しましたが,昼間は扇風機なしでは暑くて過ごせないですね。とはいえ,暑いのでエアコンを使いましょうみたいなアナウンスがされているのに扇風機だけで過ごせるのは,やはり普段から鍛え方が違うのでしょう。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は予想に反して天気が良くなりましたので,これはパナモリで走りに行くしかあるまい!ということで,今回は山方面へ走りに行くことにしましたです。前回は道を間違えたのと,信号がないので水分補給が遅れがちになったことの相乗効果でいろいろとやられてしまいましたが,今回は道を間違えず,また水分補給のために躊躇せず止まることにしましたです。平地部分を楽しく走らせてもらい,さぁ山へ入りましょうかねということで,山へ入っていき,軽めのギアでノンビリ走っていると,前回はオートバイしか走っていなかったのに,この日は結構ロードが反対車線を走っているではありませんか。お互いにあいさつを交わしながら走っていると,今度は後ろからロードが迫ってきて,気持ちよく抜かれてしまいましたが,よく見ると女性ロード乗りではありませんか。若さって素晴らしいなぁと思いながら,とても着いていけないフルカワは引き続きマイペースで走っていると,今度は反対車線を女性ロード乗りが走ってきたので,これは結構な峠を上りきってお疲れさんということで,こっちからあいさつをすると,少し驚きながらも挨拶を返してくれましたです。峠を上りきれば後は下るだけということで,気持ちよく峠を下れば休憩ポイントの農産物加工販売所で缶コーヒーを飲みながらバランスパワーを食べ,さて,折り返しということで,下った峠を粛々と上り,上りきったところで水分補給をしてから,あとは下りをノンビリ走らせてもらいましたです。途中で何度か水分補給をしたところ,ボトルに入れていたVAAMがなくなってきたので,自動販売機でミネラルウォーターを買って,ボトルの中身を補給し,更に山の中を走り,山の中を抜けて市街地まで出たので,アパートまで30分くらいだねということで,足を温存しつつノンビリ走って,足を売り切らせることなく無事アパートに到着しましたです。道が変わっていて復路で少し道を間違えてしまいましたが,前回のように激坂ではなく比較的平坦路でしたし,また躊躇なく止まって水分補給したので,足が売り切れにならなかったので,やはり夏は水分補給が大切だなぁと思いましたです。
 月曜日からは仕事で日々ジタバタ過ごしていると,あっという間に週末になり,昨日の夕方は仕事が終わってからアパートに戻り,洗濯と掃除をしてからプレオに乗って自宅に戻りましたです。晩ごはんはいつものとおり丸亀製麺で食べましたが,前回,食べられなかった鬼おろし鶏からぶっかけを食べることができたので,次は何を食べようかなぁと思っています。
 今日はゆっくり目に起きて,朝ごはんを食べた後はウダウダと過ごし,午前10時前になったのでスラックスをクリーニングに出しに行き,ついでに買い物をしてから自宅に戻り,昼ごはんを食べた後は散髪屋の予約をしていたので,髪を切りに行き,髪を切った後,期日前投票をしに行ってから自宅に戻り,ブログネタを打っています。明日はプレオに乗って,また山の中の町へ戻るだけですが,自宅の街は予報ではくもり昼過ぎまで時々雨,所により朝から雷を伴うということで午後の降水確率は60%で最高気温は31度,山の中の町は予報ではくもり,所により昼過ぎから雨で雷を伴うということで午後の降水確率は10%で最高気温は33度ということなので,自宅を出発するときには雨が降っているけれど,山の中の町へ着く頃には雨はやんでいるという感じなんでしょかね。正直なところ,雨でプレオの汚れが落ちるので,雨もまた楽しやという感じでしょうか。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も吉田拓郎(以下,愛を込めて「拓郎」と呼ばせてもらいます。)を引き続き取り上げさせてもらいます。今回は前回紹介した“Shangri-La”のわずか半年後の1980年11月にリリースされた個人的には名盤の“アジアの片隅で”を紹介したいと思います。このアルバムは前作とは打って変わって国内でのレコーディングなのですが,とにかくタイトル曲が素晴らしく,他の曲も良い曲が多く,「80年代の拓郎のアルバムのオススメは?」と聴かれれば,「このアルバム!」と答えると思うのに,これまで自分では持っていなかったという,本当「どういうことですか?」みたいなアルバムになっています。まぁ,今回やっと自分で買ったので勘弁してくださいということで。
 1曲目の“まるで孤児のように”という曲は,気持ち良いスネアの音で始まるレゲエナンバーなのですが,拓郎の唄が気持ちよくレゲエのビートに乗っています。こういう曲を聴くと,拓郎ってやっぱりフォークではなくて,どちらかというとロックよりなのかな?と思ったりもします。
 2曲目の“いつも見ていたヒロシマ”という曲は,アコースティックギターの心地よいフィンガリングで始まる,非常にフォーキーなナンバーなのですが,昔のようにアコースティックギターだけでなく,バンドの中でのアンサンブルとしてアコースティックギターが弾かれているのですが,これギター1本で演っても成り立つよなぁと思ったり。「いつもいつも,遠くから遠くから,見ていたヒロシマ。」なんて歌詞はすごく素敵なのですが,個人的には「ヒロシマ」の表記はあまり好きではないので,「広島」にしてほしかったのが正直なところでしょうか。
 3曲目の“古いメロディー”という曲は,いきなり拓郎が「古いメロディー,こびりついて離れないぜ。」といきなりギターとフラットマンドリンをバックに唄っているのですが,これがメチャ雰囲気が出ているんですよね。いろんな音楽を聴いてきましたが,ふとしたときに口から出て売る唄っていうのは,やはり「古いメロディー,こびりついて離れないぜ。」なんですよね。
 4曲目の“アジアの片隅で”という曲は1980年の日本武道館でのライヴ音源で,エレクトリックギターのカッティングとベースで格好良く始まるレゲエナンバーなのですが,キーボードの弾くメロディもカッコいいねぇと思っていると拓郎がいきなりシャウトで入ってくるのですが,これがもうカッコいいです。というか,40年以上前の歌詞なのに,今,聴いても全く古さを感じないというか,逆にリアル感を感じたりします。特に「一晩経てば,国境を戦火が燃え尽くし,子どもたちを飢えが襲うだろう。むき出しのあばら骨は戦争を憎み続けるだろう。」なんて歌詞はウクライナの惨状が目に浮かんでしまいました。でも「アジアの片隅で。お前も俺もこのままずっと。アジアの片隅で。このままずっと,生きて行くのかと思うのだが。」しかないんですよね。演奏の方は,間奏のツインリードギターもカッコよいのですが,その後のキーボードのソロもメチャカッコよいです。さすがライヴ!という感じのノリになっています。
 5曲目の“二十才のワルツ”という曲は,打って変わってアコースティックギターが印象的なイントロで始まる旅立つ男の子の唄です。サビの「君の言葉を一つだけください。元気でね。待ってるわ。そしてサヨナラでもいいから。」なんて歌詞は拓郎だねぇと思ってしまいました。歌詞には年齢は一切出てこないのですが,「二十歳の旅立ち」なんて言葉も昔はありましたので,その言葉とかけてみたのかなぁなんて思ってみたり。
 6曲目の“いくつもの朝がまた”という曲は,ポップな演奏にエレクトリックギターのカッコよいソロで始まり,拓郎節前回のメロディーの曲になっています。レゲエもいいけど,こういう軽やかな感じの曲も拓郎には合うんだよねぇとしみじみ思ってしまいました。終盤でいきなりシンセドラムが入ってきたりしますが,「時代だねぇ」ということで。
 7曲目の“ひとつまえ”という曲は,ミディアムテンポの曲でしみじみと拓郎が唄っているのですが,最初から「したたかと言われても心は軽かった。逃げるなと止められて容易く振り向いた。」なんて重たい歌詞をさらっと唄ってくれるところはさすがだなぁと思いました。何のひとつまえなのかということなのですが,サビで「このまま最後と呼べるのならば,あなたも一緒に死にませんか。今は最後の,今は最後のひとつまえ。」と唄っていて,拓郎にしては珍しく死をテーマにしています。
 8曲目の“元気です”という曲は,イントロのリードギターから爽やかな感じで,拓郎がサラッと唄っているのですが,春夏秋冬を4年間に分けて,その時々の心情を唄にしているのですが,なかなか染みるなぁと思ってしまいました。とくに4コーラス目の「どれだけ歩いたか考えるよりも,しるべ無き明日に向かって進みたい。あなたの人生がいくつもの旅を経て,帰る日来れば笑って迎えたい。私も今また船出の時です。言葉を選んで渡すより,そうだ元気ですよと答えよう。」という歌詞は素直にそうだよねぇと思ってしまいました。
 ラストナンバーの“この歌をある人に”という曲は,なんとなくキャンディーズへの提供曲を思い出させるようなかわいい曲になっています。松本隆が作詞を担当しているのですが,歌詞が先なのか,曲が先なのかは分かりませんが,非常に拓郎っぽい曲に仕上がっていると思いました。この歌を誰に歌いたいのかは最後まで分かりませんが,サビの「青空を,青空を飛ぶ少女よ。もっともっと,もっともっと綺麗な絵になりなさい。」という歌詞があれば十分ではないかと思ってしまいました。
 しかし,こうやって久しぶりにきっちり聴いてみると,このアルバムって捨て曲なしだなと思いました。レゲエの曲は2曲しかないのですが,その2曲が強烈なので,レゲエっぽいアルバムのイメージがありましたが,アコースティックな曲も,ポップな曲も拓郎節全開ですし,タイトルナンバーである“アジアの片隅で”はいつ聴いてもカッコいいなと正直思ってしまいました。
 
 ところで,これまで新型コロナウイルス接触確認アプリのCOCOAスマートフォンにインストールしていたのですが,正直なところワクチンがこれだけ打たれ,当初のころのような未知の伝染病感もなくなり,濃厚接触者の定義も大きく変わり,また,COCOAを使うためにはブルートゥースを常にオンにしていないといけないので,スマートフォンのバッテリーの持ちも悪いので,もうアンインストールしてもいいかな?と思っていたのですが,そうは言ってもという気持ちもあって,これまでアンインストールしていませんでした。
 そうしたところ,ここのところの猛暑で新型コロナウイルス対策も大事だけど,熱中症対策も大事ということで,外で一人で歩いているのであればマスクを外しても良いというようなことが報道され,新型コロナウイルス熱中症よりも格下げされているなぁと感じてしまい,それならもうCOCOAも要らないんでないかい?ということでサクッとアンイントールしましたです。果たして,どの程度バッテリーの持ちが良くなるかは分かりませんが,まぁこれまでよりも悪くはならないだろうということで。