ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

LIVE BOOTLEG(Disc 1)/JUNGLE'S


 昨日から楽しい3連休な訳ですけど,昨日は業務外業務の会議+飲み会で久しぶりに日本酒などを飲んだら,しっかり今日まで残ってしまったです。やはり,日本酒は体に合わないのかなぁなどと思いつつ,ブログを書いていますです。しかし,この間の日曜日は暖かかったので,上はヒートテクト1枚,手には3シーズンの指切りグローブでガッツリ走らさせてもらいましたです。やっぱ,プレトレで走るときは,身軽な方がいいなぁ・・・などと思いつつ,今日は目が覚めると,横殴りの大雪で,これは明日は走れないかなぁなどと思いつつ,それはそれでまぁのんびり過ごせばいいんだけど,あと200キロ走れば,トータルの走行距離が8000キロになるので,走れれば,走りたいもんだと思っています。まぁ,4月の2年目点検までに8000キロを超したいなぁと思っていますけどね。2年目点検ではカゴ足なんかのパーツを全部取り外してもらって,ハンドルを下げた関係でケーブル類が少し長くなってしまったので,ついでに2年目なので全部取り換えてもらおうかなぁと思っています。昨年のクランクの関係でプレトレを買ったリアルあさひよりも,年末に持ち込んだリアルあさひの方がなんか整備が上手で丁寧そうなので(客があんまりいないので,きちんと見てくれるんですよねぇ。),そっちに持ち込んでみようかと思っています。それまでは現状でガシガシと走らせてもらうことにしましょうか。

 さて,今回も前回に引き続き,いにしえの80年代アンダーグラウンド特集ということで,JUNGLE'Sの“LIVE BOOTLEG”を紹介させていただきますが,内容が濃厚な上,2枚組になっているので,とりあえず今回はDisc 1から紹介したいと思いますです。
 JUNGLE'Sは,午前四時のギターの川田良とベースの井手裕行が元不正療法のドラムの中村清を加えて,午前四時解散後に結成したバンドで,渋谷陽一サウンドストリートでシティロッカーから発売されたシングルの中から“BREAK BOTTLE”が掛けられたのですが,本当,もの凄い音にぶっ飛んでしまって,これまでインストのバンドというと,ジャズとかフュージョン(この言葉も既に死語ですが・・・)みたいなもんかと思っていると,ゴリゴリのパンクのインストになっていて,緊張感のあるトリオの演奏に本当にやられてしまい,このバンドのレコードが欲しいと思ったのですが,地方在住の少年には手に入れるすべはなく,悶々としていたのですが,今回,ライヴCDがあるということで,これは買うしかないでしょうということで,買いましたが,これがまた凄い音なので,感動でございます。Disc 1は1981年の法政大学でのライブ(8曲目を除く。)なんですが,けっこう良い音で残っているのがうれしいですね。
 1曲目の“DANCE! DANCE! DANCE!”という曲は,ベースの井手とドラムの中村がシンプルかつファンキーなリズムを作る中,川田良がリフを刻みつつ,シャウトしているのですが,これがまたカッコイインですよね。タイトルどおりきっちりと横ノリで踊らせてくれるのは流石ですねぇ。間奏でのワウを効かせまくった川田良のギターソロもカッコヨシです。
 2曲目の“COUNTRIES”という曲は,井手の重たいベースラインから始まり,そこに中村のシンプルなドラムが入り,川田良のフリーキーなギターと,言葉を投げつけるようなシャウトが重なっているのですが,基本的にシンプルなリズム構成に自由に川田良のギターとヴォーカルが重なるという感じで,パンクではなくではなくブリティッシュ・ニューウェイヴ(4ADとかラフトレイドとか)の匂いを感じましたです。
 3曲目の“JUNGLE BEAT”という曲も,井手の太いベースラインに中村のシンプルなドラム,そこにワウを掛けまくった川田良のギターカッティングが否が応でも盛り上げまくってくれるのですが,これを目の前でやられたら,踊るしかないよなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“PROLETARIER”という曲は,思いっきり重ためのロケンロールナンバーになっているのですが,フラフラとした川田良のヴォーカルが何とも言えない味を醸し出していますです。「だってオマエはプチブル,オレはプロレタリアート」だなんて今では誰も言葉にできない言葉を思いっきりシャウトしているところも格好良かったりしますです。間奏部分の川田良の弾きまくりのロケンロールギターもイカしていますです。
 5曲目の“WHAT DO YOU WANT?”という曲は,川田良のいかにもファンキーなギターソロから始まり,そこに井手と中村のリズム体が絡まり,思い切りファンキーなロケンロールナンバーになっていますです。「日本人なんてもうダメ。ロックなんてもうやめなさい。」とアイロニカルな歌詞が出てきたりしますが,川田良なりの現状へのいらだちなのかなぁと思ってもみたりして。「あぁ,でも僕はやめません。あんたらなんかに負けません。」とすぐに切り返してみたり,どこかで聞き覚えのあるメロディーを弾いてみたりと,なかなか楽しませてくれますです。
 6曲目の“CARNIVAL“という曲は,井手の重たいベースラインで始まり,タイトルとは異なり,重たい演奏が続く中,散発的に川田良のギターが鳴らされ,「君の好きなR&B。乗ったら最後,日本人の恥。」だとか,笑わせてもらいつつ,ほとんと川田良のパンキッシュなギターソロで押し通す,ロケンロールナンバーになっていますです。川田良の雄叫びのようなギターが非常にカッコヨシです。
 7曲目の“JUNGLE’S SESSION”という曲は,中村の重たいドラムで始まり,思いっきりノイジー川田良のギターにシンプルなリズムを決める井手と,これぞJUNGLESという感じの音になっています。しかし,インストの方がメチャカッコイイバンドって,私的にはJUNGLESぐらいだなぁと思ってしまいましたです。
 Disc 1の最後の曲は,私の大好きな“BREAK BOTTLE”という曲なんですが,イントロのノイジーなギターのカッティングだけで心を持って行かれてしまうのですが,そこに雪崩のように入り込んでくるリズム体,レコードと異なり,川田良が何かシャウトしているのですが,良く聴き取れないので,そこは演奏のみを中心に聴かせてもらいますが,そうそうこの感じですよ,パンキッシュでノイジーなのに,インストでグイグイ押してくるこの感じ。この感じが最高なんですよねぇ。などと書いているとあっという間に終わってしまいましたです。
 しかし,残念なのは,シティロッカーから出されたシングルの音源が入っていないということなんですね。シティロッカー系は権利関係が難しいということで,なかなか再発されないんですけど,COMESはドクマっていうシティロッカー系だけどなんとか再発できたし,できればJUNGLESも再発してほしいものだと思いますです。そういう意味ではテレグラフ系が再発されるのは,地引雄一さんが理解があるからなのかなぁなどと思ってもみたりします。

 てなことをグダグダと書いていると,なんか外が晴れてきましたねぇ。天気予報を見てみると明日は寒いながらも,なんとか晴れのち曇りのようなので,来月頭の出張の切符の手配とか今日のうちに済ませておけば,明日は何とか走りにいけるかなぁなどと目論んでいます。ところで話は変わるのですが。私は家の鍵なんかを付けているキーホルダーを10年以上愛用しているのですが,最近,キーリング部分がそろそろやばいかなぁと思っていたところ,昨日,お酒を飲んで気持ちよく帰っているところ,ガチャっと音がして家の鍵が足下に落ちたので,どうしたもんかいと思って拾い上げてみると,キーリング部分が壊れてしまっていました。お酒も飲んでいるので,明日考えようということで,今日は,どうしたもんかいと考えていたのですが,やはり愛着のあるキーホルダー(というか皮にブラスプレートが付けられているタイプのキーホルダーなので,皮の部分が年期が入っていて結構イイ感じなんですね。)なので,家に余っているカラナビでもつければ,まぁ使えるのではないかい?と思い,カラナビを取り出して付けてみようとしたところ,穴が小さくてカラナビが入らないことが判明してしまいましたです。しかし,ここであきらめないのがDo It's Myselfフルカワの凄いところで,そういえばリーマーがあったよなぁ,これでギリギリまで穴を拡げてやればいいんでないかい?ということで,リーマーでギリギリまで穴を拡げて,ちょっとギサギサになったところはヤスリで形を整えて,カラナビを穴に入れてみると,非常に良い感じで治まったです。カラナビも単に内側に押し込むだけのものでなく,ネジでロックができるタイプにしたので,落とす心配もないしなぁ。うん,自画自賛ですがなんか結果的には良くなった感じがしますです。というわけで,1円も使わずにキーホルダーを復活させることができたので,私的には少し満足した土曜日の午後だったりしますです。