ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

floating 6 pupas - Live in Tokyo 2008/pupa


 えぇ〜っと,前回は二日酔いの中から気力を振り絞って(途中で寝てしまいながら)ブログをアップしたはずだったのですが,どうやら登録しないままに閉じてしまったようで,非常に悲惨な状態になってしまいましたです。
 というわけで,前回のブログを復活させつつ,若干付け加えたりもしながら今回はグダグダと行かせていただきます。前々回,VELOのVL-1021ブラックレッドのシートとamoebaのアルミシートポストS-SP101の27.2mmをアマゾンで買ったとまでは書きましたが,その後,若干不安になってネットあさひで調べてみたところ,プレスポのシートポストは27.2mmなのですが,プレトレは25.4mmということでございました。シートポストの表示は直径なので,これでは付くはずはない・・・と思っているとアマゾンから到着メールが届いたので,イソイソとコンビニへ受け取りに行き,まぁ念のため交換してみるかぁとシートポストを抜いてみたところ,やはり少しも入る気配はありませんでしたです。まぁ自分の痛恨のミスなので仕方ないかぁと思い,とりあえずシートだけ交換し,余ったシートポストは,いつかGIANTのESCAPE シリーズでも買ったときに使いましょうかね(ESCAPEシリーズのサスペンションシートポストはあまり評判が良くないので。)と思いつつ,週明けに人間ドックに入ったのですが,若干空き時間ができたので,近所のビックカメラに行って,25.4mmのお手頃価格のシートポストがあれば買おうかしらと思っていると,あるじゃないですか,1500円程度で,KallyのSP-248ブラックが。1500円しないのなら買ってみるかということで,サクっと買って取り付けてみたのですが,純正のシートポストは櫓の上の部分が鉄板を折り曲げただけで,いかにもこれじゃあシートポストがずれるよなぁという感じだったのですが,Kallyのシートポストの櫓は上下ともしっかりとした作りで,これならシートポストも動くまい!っていう感じでした。しかも,純正のシートポストと違って質感もアップなので,大満足でございましたです。
 で,前回,無駄になったブログを書き上げた翌日の日曜日,3時間55キロほど炎天下の中,走らせてもらいましたが,純正のシートポストであればシートポストのMax表示を超えるまでずれていたシートポストが最初設定した位置できっちり止まっているではありませんか。うんうん,失敗はしたけど,買って間違いなかったよということで,Kallyのシートポストは大成功でございました。もし,プレトレに乗っている方でシートを純正でない奴に換えようかなぁと思っている人は,一緒にシートポストも交換することをお勧めします。本当,高いパーツではないんですけど,かなりの幸せ感を感じることができると思いますです。

 え〜というわけで,今回こそは,データを飛ばさずにpuoaの初のDVD,“floating 6 pupas - Live in Tokyo 2008”を紹介したいと思いますです。このライヴDVDは,2008年に東京渋谷のCCレモンホールで11月30日に行われたライヴの映像を本編として,おまけとしてfloating pupaが発売される前の2008年6月に東京恵比寿のリキッドルームで行われた,“Preparation 〜Before Floating〜”の映像も入っています。というわけで,CDでは読み取ることのできなかったpupaの素晴らしさを実感させてくれるものになっています。曲そのものについては。floating pupaの紹介をしたときに既に書きましたので今回はあえて書かず,DVDを見て感じたことを書きたいと思っています。
 1曲目の“Jargon -What's pupa-”は,バックに歌詞が流れる中,原田知世以外のメンバーが「表れ,そのまま所定の位置に着き,2曲目の“Unfixed Stars”が始まるのですが,高橋幸宏が叩く,ちょっと跳ねた感じのビートがカッコヨイです。で,このDVDを見てびっくりしたのは,CDで聴いているときにはキーボードか打ち込みで演っていると思っていた短音のリフの繰り返しが高野寛のギターによる物だということだったということです。まさしく機械と肉体の融合したバンドだなぁと思ってしまいましたです。また権藤知彦の吹くホーン(権藤知彦についてはいろいろな管楽器を吹いているのですが,面倒なので「ホーン」とだけ書かせていただきます。)の暖かみのある音もイイ感じですね。
 3曲目の“At Dawn”からは高橋幸宏がドラムからフロントのキーボードの前に立ち,原田知世も加わり,いよいよ6人のpuoaになるのですが,原田知世の透き通ったヴォイスと高橋幸宏の甘いヴォイスが絡むとイイ感じでございます。高野寛の弾くエレクトリックシタールもいい味を出していますし,もちろん権藤知彦のホーンも欠かせないなぁと思ってしまいました。
 4曲目の“Home Of My Heart” は高橋幸宏がメインヴォーカルなんですが,どことなくフォーキー名曲調に高田漣のラップスティールギターと権藤知彦のピアニカの音が染みますねぇ。で,驚いたのは原田知世はメインヴォーカルではないときには,キーボードを弾いているのね。う〜ん,すっかりミュージシャンになってしまったんだねぇと少し遠い目をしてしまいました。しかし,高田漣のラップスチールギターの横にコンパクトエフェクターがずらりと並べられていて,私的にはニヤリとしてしまいましたです。
 5曲目の“Tameiki”は高野寛がメインヴォーカルなんですけど,堀江博久のエレピのロングトーンがイイ感じで鳴っていて,そこに高田漣のスライドギターがまったりと絡むのは,pupaならではだなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“marimo”は原田知世がメインヴォーカルなんですが,男性ヴォーカル陣の優しいヴォイスのコーラス陣に囲まれ,原田知世の声の良いところが思いっきり引き立っていますです。また,権藤知彦の吹くホーンがこの曲の優しいメロディーを更に心地よくしてくれています。
 7曲目の“Lov” は高野寛がメインヴォーカルなんですが,高野寛らしいポップチューンになっているのですが,高橋幸宏がノリノリでパッドを叩いていたり,原田知世のキレイなコーラスが決まっていたりと,音だけでなく,映像で見ることによる楽しみも入っていますです。
 8曲目の“floating pupa” はインストなんですが,電子音の固まりのような音の中で権藤知彦が叩くシロフォンの済んだ音色が印象的な曲です。というか,打ち込みかと思っていたらまさかグロッケンシュピールを手引きとは思いもよりませんでしたです。後半の権藤知彦の暖かみのあるホーンの音も妙に電子音との落差が気持ちよいです。
 9曲目の“Laika” は,反復する電子音に高田漣の心地よいラップスチールギターの音が絡む,とんでもなく気持ちの良いイントロで始まる高橋幸宏原田知世がメインヴォーカルの曲です。しかし,前曲から高野寛が使っているヘッドがフェンダーでボディーがフライングVでピックアップがシングル3連のギターは面白いなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“Cicada” は権藤知彦の気持ちの良いホーンの音から始まる曲で,高野寛はなんとテルミンを,高橋幸宏はエレクトリック・バグパイプを演奏していますです。この電子音まみれの中を生としか言いようがないホーンだとかラップスチールギターとかが絡みまくるのは本当,気持ちよしです。淡々とキーボードを弾く堀江博久もカッコヨイです。
 前曲に引き続く,11曲目の“Sunny Day Blue”は堀江貴久メインヴォーカルの曲で,堀江博久の声も結構甘めなんですが,ちょっとハスキーなので,他の男性メンバーとはちょっと異質ではありますが,この曲の淡々とした曲には合っていると思いましたです。 しかし,後半からいつの間にか高橋幸宏がドラムを叩き出すと,リズムが締まるよねぇと思ってしまいましたです。
 12曲目の“Glass” からゲストで細野晴臣がベースで参加していますです。細野晴臣のボケに高橋幸宏が突っ込みつつ,曲が始まるのですが,pupaにしては珍しくリズムの強い高田漣メインヴォーカルの曲です。高橋幸宏のドラム,細野晴臣のベースの作り出すリズムに権藤知彦のホーンと高田漣のスライドギターが絡み,ちょっと言葉を投げつけるように唄う高田漣がカッコヨイです。
 13曲目の“Are You There?”はイントロの高橋幸宏のシンバルと権藤知彦のホーンの音で気持ちよく始まる,原田知世がメインヴォーカルの曲です。高橋幸宏のちょっと跳ねるリズムに乗って,原田知世も気持ちよさそうにリズムに乗っているのが印象的でございます。
 14曲目の“Creaks” は,高橋幸宏がドラムの前からフロントに移動し,ギターを抱えて,メインヴォーカルを取る曲なんですが,フロントに原田知世高橋幸宏細野晴臣が並んでいるのも凄いなぁと思いつつ,アルバムよりも高野寛のギターと高田漣のスライドギターが強調されていて,少しロケンロール風味が高まっていたりします。そして,何気にエレクトリック・バグパイプを鳴らしている原田知世もカッコヨシです。
 ゲストの細野晴臣が舞台袖に引っ込んだと思うと15曲目の“Anywhere” が始まるのですが,高田漣アコースティックギター高野寛エレクトリックシタール,堀江貴久のキーボード,権藤知彦のホーンの音の上で原田知世の透き通ったヴォイスを気持ちよく聴かせてくれています。
 16曲目の“Eternally”はどうしようもなく電子音の中を高田漣のラップスティールギターの音色が甘く色づけし,高橋幸宏のちょっと切ない唄い方を盛り上げてくれています。
 メンバー紹介を経て,17曲目の“New Order”が始まるのですが,高野寛の弾くアコースティックギターの音とメインヴォーカルの高野寛の甘い声がどうしようもなくマッチしている曲です。途中で高橋幸宏にメインヴォーカルが交代し,原田知世がコーラスで入ったりするのですが,高野寛高橋幸宏原田知世の声質の差がよく現れていて面白いなぁと思ったりもしました。
 18曲目からはアンコールで,高橋幸宏ソロ曲の“It's Gonna Work Out”から始まるのですが,懐かしの幸宏サウンドという奴で,堀江博久フライングVを弾いているので,3人のメンバーがエレクトリックギターを引き倒しているわ,権藤知彦はピアニカを吹いているわ,原田知世はエレクトリック・バグパイプを弾いているわと大サービスの曲になっていますです。
 19曲目の“ロマンス”は原田知世のソロ曲のpupaバージョンで,高橋幸宏がドラムを叩いているので,リズムが締まる締まる。軽やかな疾走感で少し前の原田知世のプチ・ヒット曲を演奏してくれましたです。
 本編ラストの“How?”は,高野寛がつぶやくように唄う曲で,ラストナンバーに相応しい曲で,細野晴臣が再度ゲストで参加しています。暗くなったステージのバックに高野寛の唄う歌詞がスライドで流され,最後に「good night」で締めるのは,上手いなぁと思ってしまいましたです。
 おまけの方なんですが,20曲目の“Jargon -What's pupa-”で始まるのですが,やはりアルバム発表前ということもあり,若干,表情が固めだなぁと思いつつ,高田漣の眼鏡に遊びがないなぁと思いつつ,21曲目の“Unfixed Stars”が原田知世の除いたメンバーで始めるのですが,ライヴハウスらしいステージの狭さのおかげかなんかイイ感じになっていますです。
 22曲目の“At Dawn”のイントロが始まり,ステージ袖から原田知世が出てくると,それだけで華があるなぁと思ってしまいましたです。
 23曲目の“Glass”は既に書きましたが高田漣がメインヴォーカルの曲なんですが,高田漣の表情が固くて固くて,緊張しているのが非常に読み取れましたです。でも,プレイはきちんとしていますけどね。
 メンバー紹介を挟み,24曲目の“Home Of My Heart”に入るのですが,メンバー紹介での高橋幸宏から「B型の人ってみんなイヤフォン付けているんですね。」という原田知世の名言が紹介され,笑ってしまいましたです。で,笑いを取りつつ,アンコールの“Home Of My Heart”に入るのですが,原田知世はいつまでたっても「知世ちゃん」って呼ばれるのなぁって思ってしまいましたです。もちろん私的にはいつまでも「知世ちゃん」なんですけどね。で,サプライズで曲の前に高橋行き幌の誕生祝いをするのですが,どぎまぎしている高橋幸宏が妙に可愛かったりしますです。曲そのものは高野寛ハミングバードを弾いていたり,権藤知彦のピアニカと高田漣のラップスティールギターの色が妙に気持ちよかったりしますです。
 ラストの“How?”は,もはや定番感があるですが,でもやっぱりラストに相応しいよねぇなどと思ってしまいましたです。
 さらにオマケで“Anywhere”のPVが入っていますが,原田知世を中心に各メンバーの横顔が流れる,キュートなPVになっています。
 このDVDはpupaの素晴らしさを余すところなく感じることのできる素晴らしいDVDなので,できれば機会があれば見てほしいなぁというか,puoaの魅力はやはり人力(肉声を含む)と機械のベストバランスというか相乗効果というか,とにかくテクノロジーを使いつつ,ヒューマンな部分の良さを増幅しているところなんですよね。決してダンサブルではない大人のポップスなんですけど,そこがまたイイ感じなんですよね。

 しかし,自転車に乗っていると体の不思議に気づかされることばかりで,本当びっくりしますです。盆前に休暇を取って,シコシコと3日間走り回っていたのですが,初日と3日目だけ走っている途中にお腹を壊してしまったんですね。何でなのかなぁと考えてみて,初日と3日目と2日目の違いを思い出してみたのですが,そういえば初日と3日目はえぇい糖分補給だ!というわけでコーヒー牛乳とか,いちごミルクとかの乳系飲料を飲んだことに気づきましたです。こう暑いとアイソトニック飲料を手放すことができないのですが,凍らせた奴は水分補給したいときにきちんと水分補給できないため,今年の夏は凍らせるのはやめて,生ぬるくなってもそこそこ飲めるビタミン系のアイソトニック飲料(味が酸っぱいので生ぬるくなってもそこそこ飲める。)を愛飲していたのですが,ビタミン系のアイソトニック飲料には多量のビタミンCが含まれているわけで。そうすると,乳系飲料を飲んだ後にビタミン系のアイソトニック飲料を飲むと,乳系飲料のタンパク質がビタミンCによって固められてしまうわけで,多分,それがお腹を壊した原因なのではないかと思ってみたりします。実際,乳系飲料を飲まなかった2日目はお腹を壊さなかったわけですし。う〜ん,人間の体って不思議だし,デリケートなんだなぁと思ってしまいましたが,しかし,汗をダクダクにかきながらお腹を壊すというのは,なんだか不思議な感覚ではあったのですけどね。
 しかし,今後はデータを飛ばすことなくアップできたのが確認できるまで,元データを消さないようにしましょうかね。また,同じことをやってしまうとあまりにも悲しいのでね。