ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

恋愛小説2〜若葉のころ/原田知世


 何とか週7日の勤務が終わったです。今日は久しぶりの休みなんですが,降水確率60パーセントということで,既に雨が降っていますです。まぁ,梅雨時期ですしね,時間的にパナモリにも乗れないですし,雨が降っても問題なしということで。
 で,この間の日曜日は休日出勤の上,いつもより1時間前倒しの勤務だったのですが,隣のバカップルにまたやられてしまいましたね。土曜日の深夜2時にギシギシアンアンするのは仕方ないであろう。次の日が仕事なのは私の都合なので。で,日曜日に仕事が終わって,晩ごはんを作って食べていると,友人を複数連れてきたようで,隣の部屋からゲハゲハ大声で笑い声が聞こえてきましたが,午後11時で終わったので,それもそれで許してやろう。しかしな,月曜日の朝5時からアンアン言わせるなら窓を閉めてくれよな。その声で無駄に目が冷めてしまったではないか。で,月曜日も少し寝不足気味で仕事に行き,火曜日は何とか仕事が一山超えたので,水曜日は久しぶりにサクッと帰り,木曜日はまあまあの時間に仕事が終わったものの,家に帰って,晩ごはんを食べて,さて洗い物をしようかね?と思っていると,何かないなぁ・・・と思っていると,あっ弁当箱を職場に忘れてしまったということで,テクテク歩いて職場まで弁当箱を取りに戻ったので,あんまり早く布団に入れませんでしたねぇ。金曜日は土曜日も仕事なので開き直って,早めに帰らせてもらいましたです。で,昨日も仕事をして晩ごはんを作ろうと思い,今日はなすを使おうかなぁと思い,シンクの下からナスの袋を取り出すと,なんとなすが溶けてしまっているではありませんか。これは捨てるしかない・・・ということでなすを処分した後,ネットで調べてみると,なすって常温だと2〜3日しかもたないんだってね。長期保存するなら,使いやすいようにカットして冷凍しておくしかないということで,また1つ勉強になりましたです。
 ということで,今日は,久しぶりに朝ゆっくりと起きて,朝ごはんを食べ,午前10時を過ぎてから掃除をしようかなぁと思っていると,隣のバカップルが出て行く音が聞こえたので,今日はまったりと過ごせるなぁと思っていたのですが,午前10時前に戻ってきたようで,戻ってくるだけなら構わないのですが,ギターを弾きながら大声で唄い出すではありませんか(しかも,多分,窓を開けたまま。)。「お前はどんだけ常識がないんだよ。」と思いながら,掃除をして,買い物に行こうかなと思っていると,まだギターを弾きながら大声で唄っているではありませんか。もういい加減にしろよなと思いながら,買い物へ行き,どうしようかなぁと思いながら,なすを買って帰り,昼ごはんのスパゲッティを茹でながら,味噌汁用の輪切りと炒め者用の短冊切りにして,それぞれ冷凍させてもらいましたです。今週は玉ねぎとキャベツの消費週間なので,冷凍なすを食べるのは来週ということになりそうですが,どんな感じなのか楽しみですね。
 で,ブログネタを書いている今は隣のバカップルは出て行ったようで,静かな日曜の午後となっていますです。ブログをアップしたら,久しぶりに図書館へ本を読みに行こうかな?と思っているフルカワです。

 日常ネタはこの程度にして,今回は5月11日にリリースされた原田知世の“恋愛小説2〜若葉のころ”を紹介したいと思います。このアルバムは前作”恋愛小説”が洋楽のカバー集だったのですが,今回は原田知世自身が「テーマは自分自身が子供の頃に聴いていた曲」ということですので,原田知世と同い年のフルカワには本当,グッと来るものがありましたです。というか,このアルバムは久しぶりにオリコンで上位にチャートインしたということですが,前作よりも我々世代は懐かしさとともに,我々よりも下の世代は新鮮な感覚で聴けるアルバムだと思うので,売れたのではないかと思いますが,それとプロモーションフィルムの原田知世もメチャキュートなんですよね。本当,この人は私にとって永遠のアイドルだなぁと改めて実感しましたです。
 1曲目の“September”は竹内まりやのカバーで,この曲自体が1979年リリースなんですね。イントロの少しジャジーな始まり方からして,すでに胸きゅんな感じなのですが,そこから原田知世(以下「知世ちゃん」と呼ばせていただきます。)がしっとりとメロディックに唄うと,あぁいいねぇと思ってしまいました。というか,改めて聴くと,いい曲だねぇと思ってしまいましたです。この頃はフルカワ自身はゴリゴリのフォーク少年でしたので,テレビで流れるシティポップスなんて「ケッ」ッて感じでしたが,40年近く経って,こういうのもいいよねぇと素直に思える歳になったんだなぁと思ってしまいしたです。「借りていたディクショナリー,明日返すわ。ラヴという言葉だけ切り抜いた後,それでグッバイ。」だなんて,昔は本当「ケッ」って感じだったのですが,今はこういう歌詞もいいねぇと素直に思えるようになってしまいました。もちろん知世ちゃん補正120パーセントですけどね。
 2曲目の“やさしさに包まれたなら”は荒井由実のカバーで1974年リリースなんですが,知世ちゃんと荒井(松任谷)由美の相性が良いのは,時をかける少女”もそうですし,“ダンデライオン”もそうですし,個人的には名曲の“ずっとそばに”もそうなんですが,この曲もジャジーなアレンジで柔らかいメロディーを力まない唄い方で唄われると,これもいいねぇという感じになってしまいますです。荒井由実だとサビの部分はもっと声を張るんだろうなぁと想うのですが,そこをサラッと唄っているのがまた良いですねぇ。やっぱり荒井(松任谷)由実作品との相性は良いねぇと感じた曲です。
 3曲目の“秘密の花園”は松田聖子のカバーで1983年リリースなんですが,作曲は松任谷由実呉田軽穂)ですね。正直,アイドル時代から今も松田聖子は私にとっては「ケッ」という存在なのですが,しかし,今こうやって聴くと,松田聖子のキャラクターは別にして良い曲だったんだなぁと思ってしまいましたです。しかし,この曲はアレンジがカッコよくて,ちょっとダウナーな8ビートのロックンロールなアレンジで,知世ちゃんもスタッカート気味に唄っているのですが,サビの前の「真面目にキスしていいの?なんて。ムードを知らない人,ああ焦るわ。」のところはゾクゾクするくらいキュートに唄っています。こんなキュートな49歳は反則だなぁと思いつつ,さすがフルカワの永遠のアイドルだなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“木綿のハンカチーフ”は太田裕美のカバーで1975年リリースなんですが,松本隆の歌詞が素晴らしいです。都会へ出て行った彼氏からの手紙とそれに対する彼女の返事という書き方になっているのですが,この歳で聴くと,本当に染みますねぇ。今時こんなシチュエーションでビビッドに感じることはないんでしょうけど,携帯電話もメールもなかった時代って,本当,距離が空けば繋がっていることが難しい時代だったんですよねぇ(どこでも簡単に繋がれる今の時代は逆の意味での難しさもあるかもしれませんが,それはまだヒットポップスで描かれていないのが残念です。)。そういう時代背景を経験してなければ,この曲の切なさは伝わりにくいのかなぁと思いますが,それでもピアノ中心のしっとりとしたアレンジでしっとりと唄う知世ちゃんの唄には何か感じてもらえるのではないかと。しかし,最後の「あなた最後のわがまま,贈り物をねだるわ。ねえ涙拭く木綿のハンカチーフください。」という歌詞には思わず涙が出てしまいそうになるのは,自分がオジサンになってしまったからなんでしょうかね。
 5曲目の“キャンディ”は原田真二のカバーで1977年リリースのデビュー曲なんですが,原田真二のデビューも衝撃(吉田拓郎が社長時のフォーライフレコードから期待の新人としてのデビューでしたし。)でしたが,知世ちゃんのカバーもちょっと衝撃的で,ちょっとジャジーなアレンジで,原田真二自体がちょっと声が高めでハスキーだったので,本当,あまりキーを変えずに唄っているのですが,ちょっと鼻にかけたような唄い方をしているのですが,これが結構艶っぽいというか,男性ヴォーカルの曲なのに,こんなに艶っぽくていいの?っていう感じです。
 6曲目の“年下の男の子”はキャンディーズのカバーで1975年リリースなんですが,原曲のもろポップという感じではなく,ちょっと大人っぽくルーズな感じで,それでも原曲の持っているポップ感は失っていません。特にBメロの「アウ!」というコーラスは思いっきり色っぽいです。正直たまらんです。しかも,最後の「年下の男の子!」っていうところはメチャキュートですし。しかし,知世ちゃんの歳からすると,年下の男の子のエリアが広すぎるのではないかと思ったりもしますが,まぁそれはそういう歌詞だしねということで。
 7曲目の“異邦人”は久保田早紀のカバーで1979年リリースのデビュー曲なんですが,この曲を持ってくるか!という感じなんですけど,原曲の大げさなアラビアチックなアレンジではなく,シンプルながらもほんのりアラビアチックな感じを醸し出しているのですが,中でもベースとドラムのブラシがイイ感じで鳴っているんですよねぇ。久保田早紀はドラマチックな唄い方をしていたと記憶していますが,シンプルな演奏に合わせて,知世ちゃんは少し抑え気味で唄っているのですが,それがまたアレンジに合っていて,良い感じです。
 8曲目の“夏に恋する女たち”は大貫妙子のカバーで1983年リリースなんですが,大貫妙子も“地下鉄のザジ”を初めとして,知世ちゃんには欠かせないソングライターですが,透明感のあるメロディーラインを透き通るような声で唄う知世ちゃんを聴いていると,やっぱり大貫妙子作品との相性は良いねぇと思いつつ,原曲のリリース時期から“撫子純情”の頃の知世ちゃんを思い出してしまいましたです。
 9曲目の“夢先案内人”は山口百恵のカバーで1977年リリースなんですが,作詞阿木燿子,作曲宇崎竜童のゴールデンコンビですね。ピアノを中心にしたジャジーなアレンジなんですが,最初のメロディーラインからして「やるなぁ,宇崎竜童」という感じで,阿木燿子の(アイドルに唄わせるには)ちょっと大人っぽい歌詞と相まって,今聴いても十分耐えられるというか,今,メロディーを感じない曲が反乱しているからこそ,こういう曲が必要なのではないかと思ってしまいましたです。というか,メロディーもそうなんですけど,歌詞の言葉にもビート感があると想うんですよね,フルカワは。確かにラップのおかげで韻を踏んだり,そういうテクニックは上がったと思いますが,元々の言葉のビート感を活かすメロディーラインっていうのはこの時代ならではだよねぇと思ってしまいましたです。
 10曲目の“SWEET MEMORIES”は松田聖子のカバーで1983年リリースなんですが,しっとりしたアレンジがいいねぇ。いきなり「懐かしい痛みだわ,ずっと前に忘れていた。でもあなたを見た時,時間だけ後戻りしたの。」なんて歌詞で始まるのですが,こういう歌詞は20代じゃなくて,40代くらいで唄われると,ジンと来るなぁという感じですかねぇ。いろいろなことを通り抜けて,また目の前に新しい恋っていうのはやはり歳を取ってからでないとねぇ。まぁ,フルカワは妻帯者ですので新しい恋をすると危険が危ないので,子供が出て行って嫁さんと二人きりになって,またもう一回嫁さんと新婚からやり直している感じなので,それで良しとしましょう。
 ラストナンバー(というか初回版限定ボーナストラック)の“いちょう並木のセレナーデ”は小沢健二のカバーで,この曲だけ90年代の1994年リリースなんですが,正直,フリッパーズギターからソロまで小沢健二をまともに聴いたことはなかったのですが,アコギ1本唄われるこの曲を聴いて,いい曲を書いていたんだなぁと思いましたです。しかし,なんで「弾ける心のブルース}なのか理解に苦しむところですが,まぁ,そういうところが私の感覚と合わなかったのかなぁと思ったりもして。
 しかし,カバー集とはいえ,コンスタントに知世ちゃんがアルバムを発表してくれるのは嬉しいですねぇ。こうなると来年も50代記念ということで,新しいアルバムを出してもらえれば非常に嬉しいのですが,そういう無茶を言ってはいけませんよね。とはいえ,このアルバムを聴いて,やはり知世ちゃんは私にとって永遠のアイドルだなぁと思ったフルカワでした。

 本当は今週は自宅へ帰る週だったのですが,昨日が休日出勤だったので,今週も単身赴任先でウダウダしていますが,今週末は自宅へ帰らないとねと思っていますです。多分,今週の水曜日はWindows Updateが行われるでしょうし,ウイルススキャンソフトのアップデートもしておかないといけないですし,そろそろ伸びた髪の毛も切っておきたいですしね。金曜日は先日の休日出勤の代休を取ることになっているので,木曜日の夜はこっちでゆっくりして,金曜日の朝もゆっくり起きて,ゴミ出しをして,ワイシャツにアイロンをかけて,掃除をしてから自宅に戻ろうかなぁと思っていますです。久しぶりに金曜日の遅い時間帯でない時間に自宅へ戻るので,嫁さんに連絡をしておかないといけないなぁと思っているものの,どのタイミングでしようかなぁと思案中です。とはいえ,代休で既に指定されているので,今晩にでもメールを送っておこうかなぁと思っていますです。当日に晩ごはんがいるみたいなメールを送ると,決まっているのなら早く言いなさいと怒られるような気がするので,決まっているなら早めに意思表示しておいたほうが良いかなぁと思っていますです。
 早めに帰るのであれば,帰り道に気になるラーメン屋があるので,そこで昼ごはんを食べるのもいいかな?と既に気分は週末ですが,まずは今週もきっちり仕事を片付けておかないとね。とはいえ,代休は基本的に変更ができないシステムなので,片付かなくても休まないといけないので,そこは同僚に頼んでおくしかないかなぁと思っていますが,恨まれない程度にしておかないといけないので,今週も頑張っておきましょうかね。