ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

虎の穴/Go!GO!7188


 昨日の夜は少しムシムシするので扇風機を回しっぱなしで寝ていたら,明け方にあまりの寒さに目が覚めてというか,のどが痛くて目が覚めてしまいましたです。しかし,人間ドックを受けて,目の再検査をしたり,生検の結果を聞きに行ったりしないといけなかったのですが,やっと昨日,生検の結果を聞き終わって,今年の人間ドックの全課程を無事終了することができましたです。しかし,人間ドックの医師から少し体重を落としなさい宣言を2年続けて受けたのですが,指示としては晩ご飯を食べるのが遅いのならば,7時くらいにコンビニおにぎりを食べて,晩ご飯のご飯は食べない,8時くらいまでに晩ご飯が食べられるのであれば,ご飯の良だけ減らすということだったので,自分でそれに加えて家でのおつまみは春雨スープ(の春雨がのびたやつ)だけにしたところ,人間ドックを受け終わって,まだ1か月経っていないのですが,なんか知りませんが3キロ近く体重が落ちましたです(あと,嫁さんからご飯は1人で適当に食べておいてと言われたときは,豆腐とサラダだけにしたしな。)。なんか,こうなると,来年の人間ドックまでに落とせるだけ落としてやろうかなぁという気になったりもして(しかし,その際,医師からせめて週に1日は休刊日を作ったらどうですか?と言われましたが,これは相変わらず直っていないのですが・・・まぁ,そんなに無茶飲みはしていないので,それはそれで良いかと。)。

 で,今回はGO!GO!7188の虎の穴を紹介したいと思います。GO!GO!7188自体はTHE GROOVERS山口洋とも親交はあるので,名前だけは知っていたのですが,あまり興味がなかったので聴いていなかった(というか,今時のバンドなんだろうなぁと思っていたので。)のですが,たまたまGyaoで片思いファイターの特集とともにカバーアルバムの虎の穴弐(これは次回,取り上げたいと思いますです。)から渚のシンドバットのPVがあったのですが,これがなかなか面白かったので,こうなりゃ前作から聴いてやれというわけで,聴いてみたら,これが結構面白かったです。
 まず,1曲目はオリジナルは何の説明も要らない“妖怪人間ベム”のオープニングの曲です。オリジナルはジャズっぽい音をバックに「闇に隠れて生きる」でメチャ有名な唄ですが(一部で「闇に隠れて立ちションベン」と歌っていた馬鹿者もいましたが・・・),ジャズっぽい音をどうアレンジするのかと思っていたら,足音とドアのS.Eの後に思いっきりサイケデリックなリバーブが思いっきり掛かったギターが鳴り響き,女性の悲鳴がした後に思い切り怒濤のバンドプレイが・・・おいおい,一体どうなるんだよと思っていたら,一瞬の静寂の後にガレージな音で始まりましたです。しかし,残念なのはインストナンバーなんですよねぇ。あと,2コーラス目の「ベム,ベラ,ベロ」の投げやりなコーラスに笑わせていただきましたです。ここまでぶっ飛んでいれば,言うことはないよねぇ,非常に楽しいです。
 2曲目は奥村チヨの“恋の奴隷”なんですけど,これでもかっていうくらい重ためのビートで唸るように歌われるこの曲もカッコイイです。というか,アッコののたうち回るようなベースラインがカッコイイです。っていうか,この曲の歌詞って本当凄いですよねぇ。「右と言われりゃ右向いて,とても幸せ」とか「影のようについて行くわ,気にしないでね」とか「好きなときに思い出してね」とか,なかにし礼大先生の作詞が炸裂しています。う〜ん,昔の歌謡曲の完成度は本当に高いよなぁ。
 3曲目は,山口百恵の初期の名曲,“ひと夏の経験”ですが,G.Sチックなギターの弾き流しがカッコイイ曲です。しかし,この曲の冒頭で,いきなり「あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ」だもんなぁ,千家和也先生の大胆な歌詞にやられてしまいました。というか,少し憂いを吹くんだ都倉俊一大先生のメロディーも素晴らしいです。しかし,間奏のギターがなんだか必殺シリーズのテーマみたいで笑ってしまったんですけどね。
 4曲目は,私の年代なら知らない人はいない,永井豪大先生の名作,“キューティーハニー”なんですけど,そのオープニングテーマ。これはきちんと歌ってくれているので,楽しいよねぇ。この曲は「女は30過ぎたら羊水が腐る」とかいう馬鹿発言をした女性歌手も歌っていましたが,個人的にはGO!GO!7188バージョンの方がカッコイイです。というか,オリジナルのキューティーハニーのオープニングテーマって結構,ゴーゴー(時代だなぁ・・・)っぽいアレンジだったのですが,こういったアレンジはガレージ系の音と相性がいいんですよね・で,アッコのベースもブイブイ言っていてカッコヨシです。
 5曲目は,スパイダースの“バンバンバン”ですが,原曲がムッシュ・かまやつのノリの良い曲なので,思いっきりロケンロールな曲になっています。ヴォーカルはドラムのターキーが取っており,これもカバーならではなんでしょうかね。ユウの思いっきりロケンロールなギターもカッコヨシです。
 6曲目はピンクレディーのデビュー曲,“ペッパー警部”なんですが,女性二人がヴォーカルを取れるGO!GO!7188の利点が思いっきり出ています。というよりも本当,都倉俊一大先生のメロディーとアレンジが本当にカッコイイからこそ,ほとんど原曲のイメージでガレージしながら,本当にカッコイイロケンロールになっていますです。こうやって聴いてみると,女性ガレージ系のバンドにピンクレディーのカバーアルバムというかトリビュートアルバムを作ってほしいなぁなんて思ったりして。
 7曲目は,タイガースの“君だけに愛を”なんですけど,最初はオリジナルどおりスローな感じでやっていたのですが,もう思いっきり遊んでくれて,スピーディーなロケンロールナンバーにしていますです。ターキーの叩きまくりのドラムも,ちょっと控えめにビートを支えるアッコのベース,細かいリフを刻みまくり,ハードなソロを引き倒すユウと3人3様にカッコヨシ。ガレージ系とかG.S系とか言われていたGO!GO!7188ならではだと思いましたです。
 ラストナンバーは,これも有名な曲ですよね,オリジナルはチューリップの“心の旅”なんですけど,この曲だけはちょっと私的には,う〜んという感じでしたね。だってアレンジが私の大嫌いないわゆる青春パンク系なんですよねぇ。個人的にはこの曲のカバーの最高峰は有頂天だと思っていますので,ちょっとそこまでは遠いなぁ。あぁ,もちろん青春パンク系の音が好きな人にはいいんじゃないでしょうかねぇ,そういうアレンジですし。

 しかし,毎日,つまみで春雨スープを食べていると飽きるなぁというわけで,最近,料理に使っていた桃屋のキムチの素を少し入れてみたら,これがおいしいんですよね。ちょっとピリ辛で。私の朝ご飯の友の「ごはんですよ」といい,キムチの素といい,桃屋は本当,私にとってはなくてはならない食品メーカーだなぁ。そういえば,愛用している業務用「ごはんですよ」(これが中瓶4つ分ぐらいの大きさで,値段が中瓶2つ分ぐらいなんですよねぇ。)がなくなったので,また業務用スーパーに仕入れに行かないといけないなぁ。やっぱ日本の朝ご飯は白いご飯に桃屋の「ごはんですよ」ですよね,と私は本当に思いますです。