ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

月を見ろよ/藤井一彦


 この週末は天気が予報ではあまり良くなかったのですが,低気圧が予報よりも北上しなかったせいか,まあまあの天気になっています。山の中の町も気温が30度前後になっていますが,平日のワイシャツにネクタイでは暑いねぇと言う感じですが,休日に半袖Tシャツ1枚であればサーキュレーターだけで問題なく過ごせて,ありがたい限りだなぁと思っています。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,土曜日はブログをアップした後,夕方から昔の知人と飲むことになっていたのはまぁいいんだけど,結構な雨なのに,プレオに積んでいたビニ傘がちょっと小さくて,雨が体に当たるんだけど?と思いながら,歩いて街の中心部へ。ちょうどこの日はお祭りをやっていたことは知っていたものの,この雨だし,そんなに混むことはないだろうと思っていましたが,これが大間違いで,雨が降っていても屋根のある商店街は関係ないということで人でごった返していて,目的の場所まであとちょっとなのに,一歩も進まない・・・みたいな感じでしたが,なんとか時間どおりに店に到着し,昔の知人と楽しく飲ませてもらいましたです。あんまり楽しくて,翌日の午後からは山の中の町までプレオを走らせないといけないのに,二次会まで行ってしまいましたが,そこはまぁちょっと飲むペースを落として帳尻を合わさせてもらいましたです。
 日曜日はいい感じで起きて,朝ご飯を食べた後は自室でウダウダし,部屋等の掃除をして,昼ご飯を食べてから,プレオで山の中の町へ戻りましたです。自宅のある街を出発したときは,まだ,結構,雨が降っていて,この雨でプレオのボディの汚れが落ちるかな?と思いながら走らせてもらいましたです。いつもどおりセルフのガソリンスタンドで満タンにした後は山の中をひたすら走り,いつもの道の駅に着く頃には雨も上がり,道の駅のトイレに行ってから缶コーヒーを買って,缶コーヒーを飲んで一息入れて,あとは山の中の町までプレオを走らせてもらいましたです。心配していた大型スーパーの駐車場ですが,雨が上がったせいかそんなに混んでなく,すんなり屋内駐車場にプレオを止めることができたので,1週間分の食材を買ってからアパートまで戻らせてもらいましたです。
 月曜日からは仕事ということで,相変わらずジタバタとしている間に週末になり,今週は山の中の町にいる週なので,昨日は仕事帰りに今日の朝食用のパンを買いにドラッグストアに寄ったのですが,前回はホテルくるみブレッドがなくてバターロールを買いましたが,今回はどうだ?と思いながらドラッグストアのパンの棚に行ってみるとホテルくるみブレッドがあったので,無事,ホテルくるみブレッドを買うことができましたです。
 今日はいつものとおりゆっくり目に起きて,朝ご飯を食べた後,ワイシャツにアイロンをかけ,洗濯をしてからプレオに乗って,大型スーパーに1週間分の食材を買いに行き,アパートに戻ってからカフェオレで一息入れ,昼ご飯を食べた後,ちょっと昼寝をしてからブログネタを打っています。
 明日は,予報では晴れ時々くもり,所により昼前から夕方,雨で雷を伴う,午後の降水確率は20%,最高気温は31度とパナモリで走りにいけるのか微妙な感じですが,気象庁の今後の雨予報を見ながらどうするか決めようと思っています。まぁ,明日,パナモリで走りに行くかどうかは別にして,ブログをアップした後は久しぶりのパナモリの掃除&整備をしておこうと思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回はやっと手に入れたぜ!ということで,2022年2月にリリースされた藤井一彦の“月を見ろよ”を紹介させていただきます。
 1曲目の“RPM”という曲は,先日のライヴの1曲目にやってくれた曲で,アコースティックギターブルースハープで始まるフォーキーな感じの曲なのですが,「欲しい言葉が聞けるまで何度でも尋ねる人。言ったところで無駄だと反論を飲み込む人。俺はその二人のちょうど中間あたり。」なんて最初のフレーズからいいねぇと思わせてくれる歌詞が素晴らしいです。タイトルの“RPM”ですが,多分,「33回転のロンドが最後の円を描いても,諦めの悪い旅人,また同じハイウェイを飛ばす夢を見る。」という歌詞から取ったんだなぁと思いましたが,あえて33回転にするところがレコード世代だなぁと思ってしまいました(45回転ではちょっと早い感じがするので。)。
 2曲目の“IT'S NOT MY DAY”という曲は,アコースティックギターのざっくりとしたカッティングから始まり,そこにベースとドラムが入ってきて,いい感じのテンポで藤井一彦が唄い始めると,藤井一彦の世界だねぇと思っていると,2コーラス目からはフィドルも入ってきて,これまたフィドルがいい感じで華を添えてくれています。間奏では,ギターとベースとドラムがちょっとずるソロを取った後,ギターが気持ちよく弾かれ,こういうちょっとブルージーな感じもいいねぇと思いました。
 3曲目の“感傷ランドスケープ”という曲は,気もちよいアコースティックギターのカッティングで始まり,結構,ビート感が強いのですが,ベースを入れるのではなく,アコースティックギターだけでこの感じを出せるのはさすがという感じですね。THE GROOVERSで演ったらカッコいいねと思いましたが,次のアルバム(いつになるんでしょうかね?)に入っていると嬉しいねと思いました。この曲も「望んでここに身をおいているのだから,好きでこの道,歩いているのだから,何もつらいことなどないはずだろう,ほんとうは。だが,それでも,ときどきひどく打ちのめされるのはなぜ。」なんて歌詞には本当,やられたなぁと思ってしまう,藤井一彦と同じ歳のフルカワでした。
 4曲目の“裏切りの北風”という曲は,スライド・ギターで始まる思いっきりブルージーな曲で,はっきり言って,ジョン・リー・フッカーみたいでカッコいいです。「諦めのアウトロが鳴り響いても。偽りの愛国者,騒いでも,譲らない力を持て。」なんて歌詞を聴いていると,ロックには反骨が必要だっていうけど,その元になったブルーズはそんな意識的にではなく,日頃の思いを描けば,それが反骨だったということなんだろうなぁと思ってしまいました。
 5曲目の“KEY TO THE HIGHWAY”という曲は,ブルーズの名曲のカバーで気持ち良いフィンガリングがいいねぇと思いながら聴いていると,1コーラス目は英語で唄ってくれて,これはこれでいいんだけど,2コーラス目からの藤井一彦の訳詞もいいです。「出ていこう,この街を。もう居る必要がない。いいヤツでいることもやめよう。」なんて歌詞は,そうだねぇと思ってしまいました。
 6曲目の“月を見ろよ”という曲はタイトルナンバーで,ちょっとマイナーコードなカッティングで始まる曲で,「どっちが前か分からないのに,前向きも何もないだろう。考えたってわからないこと,考えるだけ無駄だよ。君に言おうとしてやめる。」なんて歌詞は新型コロナウイルスで不安が高まっていたころの気分を唄っているのかなぁと思ってしまいました。でも,サビで唄われる「月を見ろよ,あのビルの上。オレンジ色の堕ちそうな月を。何も言わず,静かに燃え,俺たちのことずっと見ているぜ。」なんて歌詞には,この先への希望を感じてしまいました。
 7曲目の“情熱と呼ぶには”という曲は,フォーキーな感じのギターで始まり,語るように藤井一彦が唄い出すと,スッと藤井一彦の唄の世界へと入っていけます。サビの「情熱と呼ぶには少し冷ややかな。でも,消えない気持ちを持て余しながら,たどりついたぜ,この街へ。」という歌詞は,アラ還と呼ばれる年代になってしまったからこそ,共有できる気持ちなんだろうなぁと思ってしまいました。こんな私でも「情熱と呼ぶには少し冷ややかな,でも,消えない気持ちを持て余しながら」日々暮らしているんだから。
 8曲目の“今日はなんだか”という曲は,ミドルテンポのカッティングをしながら(ちょっと“THE OTHER SIDE OF THE END”っぽい感じのメロディーを)気持ちよく唄っている藤井一彦の唄を聴いているだけでいい感じです。サビの「だが,今日はなんだか,いい夜になる。気がするぜ,なんだか。おまえが微笑んでいるから。」なんて歌詞は素晴らしいなぁと思ってしまいました。そうなんですよね,誰かの微笑みが自分に向けられているというだけでいい夜(幸せ)になるんですよね。2コーラス目の2本のアコースティックギターの絡みも素敵ですし,間奏のブルースハープのメロディーも素敵ですし,文句なしですね。
 ラストナンバーの“ふさわしい人”という曲は,なんと逆回転のシンバルの音で始まったと思ったら,オルガンだけになり,そのシンプルなオルガンのコードに乗って藤井一彦が唄い始めるので,どこかでギターが入ってくるのかな?と思っているとそのままオルガンのコード弾きだけ(ちょっとホーンっぽい音は入ったりしますが。)をバックに藤井一彦が最後まで唄いきってしまうので,こういう展開で来るか!とちょっとびっくりしてしまいましたが,ラストナンバーだしねと思ってしまいました。「とても嬉しいことがあって心躍るとき,それを一番に教えたい人。それが君にふさわしい人。」なんてシンプルな言葉なのですが,そうだよねぇと思ってしまいました。そういえば,原田知世が同じく2022年にリリースした“fruitful days”の1曲目“一番に教えたい”という曲でも似たような世界観を唄っていましたが,まぁ原田知世も同い年なので,きっとそういう気分の年代なんだろうなぁとちょっと思ったりしました。
 リリースから2年経って,やっと入手できたこのアルバムですが,やはり年齢とともに変わっていくところもあれば,変わらないところもあって,同い年だからこそ共感できるのかなぁと思ってもみたり。個人的には同年代であれば買って損はないアルバムだと思うのですが,ネット通販していないので,ライヴに行かないと買えないので,そこは,お近くの街(町はちょっとないかな?)へ藤井一彦あるいはTHE GROOVERSが来たときには,ぜひライヴに行って,このアルバムも手に入れてほしいなぁと思うフルカワでした。

 話は変わって,山の中の町で使っているノートパソコンの話を。立ち上がりはするけれど,途中でデバイスエラーになって,再起動し,ひどいときにはNo DiscということでSSDを認識しない状態になったので,これは帯電しているマザーボードの放電をするしかないだろいうということで,バッテリー内蔵タイプなので,パソコンの裏蓋を外している人のブログを見つけ,5月にパソコンの裏蓋を外し,放電してみると,本当,嘘のようにノートパソコンの調子が良くなったのですが,放電してから1か月でまたデバイスエラーが出るようになり,とはいえ,昨年みたいにWindows Updateがうまくできないという症状はなく,毎月第2水曜日のWindows Updateもすんなりできたので,これはまたマザーボードが帯電しているのかもしれないと思いつつ,ノートパソコンの裏蓋を開けないといけないので,週末に作業をするかな?と思っていたのですが,あまりにもデバイスエラーが頻発するので,これはやるしかないということで,出勤前にノートパソコンの裏蓋を外すことにしたのですが,さすが2回目,さっさとネジを外し,裏蓋を外してバッテリーのコネクタを外してから,仕事に行かせてもらいましたです。
 前回は1時間放電しましたが,今回は仕事に行ってからアパートに戻ってくるまで約10時間程度放電させ,裏蓋を付け,ネジを締め,電源コードを取り付け,ノートパソコンのスイッチを入れたところ,いい感じで起動し,デバイスエラーの「デ」の字も出なかったので,やはりマザーボードの帯電が原因のようでした。ノートパソコンのメーカーのサイトには1時間程度ということで,前回は1時間放電してみたのですが,サイトによっては5時間以上だったり,長ければ長いほど良いと書いてあるサイトもあったので,今回,これだけしっかり放電すれば,当面はマザーボードの帯電でデバイスエラーが当分ないのではないかと思っていますが,果たしてどうでしょうかねぇ。とはいえ,今回,出勤前の5分で裏蓋を外してバッテリーのコネクタを外すことができましたので,またデバイスエラーが出るようになったら,仕事に行く前にさっさと裏蓋を外してから仕事に行けばいいんじゃんね?と思うフルカワでした。