ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

あの娘,遅刻と,勉強と3/岡村靖幸


 空がどんよりと曇っていて,雨が降り出しそうな感じの空模様ですが,6月ですし,まぁぼちぼち雨が降るのもいいんでないかい?と思っているフルカワです。自宅に戻ってきているので,どうせ天気が良くてもパナモリに乗れるわけでなく,雨が降る中をプレオで走れば,プレオも汚れが洗い流されるしね。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,金曜日はいつもどおり仕事に行き,普通に仕事をして,普通にアパートに戻らせてもらいましたです。1つ残念なのは,仕事帰りにドラッグストアに寄って,土曜日の朝ご飯用のホテルくるみロールを買って帰るのが,山の中の町で週末を過ごすルーティーンなのですが,ドラッグストアに寄ったら,なんとホテルくるみロールがないではありませんか。仕方がないので普通のバターロールを買って帰りましたです。
 土曜日はいつもの土曜日よりも少し早く起きて朝ご飯を食べ,ワイシャツにアイロンをかけ,なんか外で工事の音がうるさいからいいやということで,いつもより早めに洗濯をして,洗濯物を干してから1週間分の食材を買いに行き,アパートに戻ってカフェオレで一息入れ,若干,ウダウダした後,いつもより1時間早い午前11時に昼ご飯を食べ,午前11時45分にアパートを出発し,藤井一彦が参加するイベントに向けて出発しましたです。駅まで歩いて行き,午後零時30分発の在来線に乗って新幹線駅へ向かい,新幹線駅で新幹線を30分待って,新幹線に乗って隣県の大都市に到着すれば,もう午後2時。藤井一彦の出番は午後3時なので,何とか間に合うかな?と思いつつも,問題なのは,隣県の大都市に着いてからイベント会場までのバスに乗らないといけないのですが,果たして間違わずに乗れるのか?ということなのですが,何とか事前にダウンロードしておいた会場までのアクセスマップを確認しながら会場最寄りのバス停で降りることができましたです。とはいえ,最寄りのバス停からイベント会場までの道が分かるわけはないので,スマホでマップを立ち上げ,ナビモードで道案内をしてもらい,無事,イベント会場に午後2時30分に到着することができましたです。ライヴの前に“月を見ろよ”をゲットしようということで,物販エリアに行ってみたのですが,“月を見ろよ”らしきものは置いてなく,ひょっとして目的の“月を見ろよ”をげっとすることはできず,藤井一彦のライヴを楽しんで帰るだけになってしまうのか?と少し意気消沈しつつ,ステージ前で藤井一彦を待っていると,アコースティックギターを持って現れ,オープン・リハを始め,Heatwaveの“明日ために靴を洗おう”を少し弾き語って(この日のトリが山口洋だったので),「言うなよ。」と笑いながらオープンリハは終わり,このまま始まる?みたいな感じもあったのですが,スタート時間に合わせて来る人もいるだろうからということで一旦舞台袖に引っ込み,午後3時に再度ステージに現れ,30分と短いのが少し残念ですがライヴがスタートしました。多分,“月を見ろよ”からの選曲が中心なんだろうなと思っていたのですが,やはりそうで,1曲目から知らない曲だったのですが,歌詞がいいなぁと思ってしまいました(実は“月を見ろよ”の1曲目の“RPM”という曲でした。)。「最近のTHE GROOVERSのプチ・ヒット曲です。」みたいな感じで,私の大好きな“THE OTHER SIDE OF THE END”を弾き語ってくれたり,「今日は“月を見ろよ”だけでなく,1枚目と2枚目のアルバムも物販で売っているので買ってね(やったー!)。」ということで,2枚目のアルバム“GEMINI”のタイトルナンバーの“GEMINI”を弾き語ってくれたり,ラストナンバーはこれまたTHE GROOVERSの“美しき人よ”で締めくくってくれたりと,30分とはいえ,メチャ満足なライヴでした。ライヴが終わった後,物販エリアに行ってみると,“月を見ろよ”が売っていたので,やっと手に入れることができたよということで,メチャ嬉しくなってしまいました。ライヴを楽しみ,“月を見ろよ”も手に入れたので,後は帰るだけなのですが,天気がメチャ良くて,喉が乾いてしまったので,これはビールでも飲むかね,ということでコンビニでキリンのラガーのロング缶を買って,美味しく飲ませてもらいましたです。駅までのバスも間違わないように乗って,無事,駅に着き,30分くらい待って新幹線に乗り,アパートの最寄りの駅に到着したら午後6時過ぎということで,これならいつもどおりの時間に晩ごはんを食べることができるなということで,歩いてアパートまで戻り,晩ごはんを食べ,風呂に入ってから一杯飲みながらTvreを見ていたのですが,昼寝をしなかったからなのか,疲れたのか分からないのですが,途中で寝落ちしてしまいました。
 日曜日はいつもどおりゆっくり目に起きて朝ご飯を食べ,掃除をし,くもり時々晴れ,所により昼前まで雨で午後の降水確率が10%,最高気温が26度ということであれば,パナモリで走りに行くしかないでしょうということで,昼ご飯を食べてからパナモリで山方面峠コースを走りに行きましたです。往路は思ったよりも向かい風がキツく,市街地を走っているときはまだっよかったのですが,正直,峠を上り始めると勘弁して・・・という感じになったのですが,平坦路で速度が上がらないねぇと思いながらも何とか山の中の休憩ポイントまで到着しましたです。往路では3人程度,ロードで走っている人と気持ちよく挨拶を交わしながら(とはいえ,ガチで走っている人が1人いて,余裕がないのか,無視されてしまいましたが・・・)山の中の休憩ポイントにはロード乗りは全くおらず,ただただバイク,バイク,バイクという感じで,あんまり長居する感じじゃないなと思いながら,トイレに行き,自動販売機で缶コーヒーを探したのですが,思うような量の缶コーヒーがなかったものの,まだ,そんなに暑いわけじゃないからまぁいいか!ということで250mlの缶コーヒーを買って,バランスパワーのスイートポテト味で補給して,塩タブレットを舐めながら,復路を出発しましたです。往路が向かい風なら復路は追い風ということで,正直,往路の向かい風+峠の上りで足が売り切れっぽい感じになってしまったのですが,復路は追い風+峠の下りということで,気持ちよく走りつつ,足が売り切れないようにペース配分をしながら走らせてもらいましたです。無事に足が売り切れることなく市街地まで戻ってきたので,あとはアパートまでゆっくり走らせてもらいますかねという感じで市街地を流しながらアパートまで走らせてもらいましたです。アパートに戻るまでに塩タブレットをもう1つ口に入れ,ボトルに入れているVAAMを飲みきって帰りましたが,アパートで一息入れながら飲んだソルティーライチが染みましたです。
 月曜日からは仕事ということで,日々,ジタバタしているとあっという間に週末になり,今週は自宅に戻る週でしたので,アパートの掃除と洗濯を済ませた後,荷物をまとめ,プレオに乗って自宅のある街まで戻ってきましたです。帰る途中にいつものように丸亀製麺で晩ごはんを食べましたが,そろそろ期間終了になる甘口たまトマカレーうどんを美味しくいただきましたです。晩ごはんを食べた後は,プレオで粛々と山の中を走り,平地までたどり着いて,いつものように残り1時間程度のところにあるコンビニで休憩等をすることにし,トイレを借り,缶コーヒーとつまみとおやつを買って,缶コーヒーで一息入れてから自宅のある街までプレオを走らせましたです。途中でお祭りの関係で交通規制があるということで,規制がかかっている道路は通らないものの,周辺の道路が混むのかな?と思いましたが,道路が混むこともなく,自宅まで戻らせてもらいましたです。
 今日はゆっくり目に起き,朝ご飯を食べ,スラックスをクリーニング屋に出しに行き,ついでにスーパーに行って昼ご飯の弁当を買って,自宅に戻ってアイスカフェオレを作って美味しく飲んで(自宅の冷蔵庫は大きい上,氷を自動的に作ってくれるので,山の中の町のアパートの小さい冷蔵庫と違って,遠慮なくアイスカフェオレを作れるんですよねぇ。),歯磨きをしてから歯石除去の続行分ということで歯医者に行って来ましたです。しかし,歯石除去が痛いのは仕方ないのですが,口の中にいろんな器具が入っているので話しかけられても返事はできないのに話しかけられるのはちょっと困ってしまいましたです。ブログをアップした後は,昔の知人と飲むことになっているので,ちょっと街中へ行ってこようと思っています。
 明日の天気は自宅のある街は雨,昼過ぎから時々くもり,午後の降水確率は50%,最高気温が23度,山の中の町は雨,昼過ぎから時々くもり,所により明け方から朝,雷を伴い激しく降る,午後の降水確率は60%,最高気温が22度ということで,間違いなく雨予報ですが,まぁプレオで山の中の町へ戻るだけですので,問題なしということで。ただ,一つ不安があるのは,雨が降ると山の中の町の皆さんは大型スーパーに集まってしまうので,1週間分の食材を買いに行くのに大型スーパーに寄らないといけないのですが,果たして駐車場は大丈夫なのか?ということでしょうか。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も岡村ちゃんネタということで,岡村靖幸が雑誌TV Bros.で連載している人気対談「あの娘と,遅刻と,勉強と」が約5年ぶりに単行本化されたということですので,珍しくデジタルでなく紙で買わせてもらいましたので,それを紹介したいと思います。
 オープニングで中村一義岡村和義について語っていて,斉藤和義の「練りに練ってというよりも,勢いでパーっと書いて,だいたいこんな感じ,これくらいかなぁみたいにやったほうが,結果いい気がするんだよね。」という発言があるのですが,こういうやり方だったからこそ,あの岡村ちゃんが1か月に1曲のペースでリリースできたのかなぁと思ったりしました。まぁ,期間限定のユニットなので,それもあるとは思うんですけどね。
 1人目は“ルーティーンと,登場人物と,後悔と”というタイトルで脚本家の坂元裕二との対談で,岡村ちゃんの「誰かのためというのはほとんどないんですけど,最終的にエンターテイメントとしてちゃんとパッキングしようとは思っています。」という発言には,やっぱプロだなぁと思いました。坂元裕二については・・・すいませんテレビドラマとか見ないので,よく分かんないです。
 2人目は“天邪鬼と,破滅願望と,ゲートボールと”というタイトルで俳優の永山瑛太との対談で,対談の最後に永山瑛太から「岡村さんはありますか?人生の不思議。」と聴かれて,「そんなの不思議だらけですよ。不思議によって人生が構成されていると言ってもいいくらいです。」と答えたところは笑わせてもらいつつ,岡村ちゃんだなぁと思ってしまいました。永山瑛太については・・・ごめんなさいテレビドラマとか見ないので,よく分かんないです。
 3人目は“ミュージカルと,ヨーロッパと,ケモノ感と”というタイトルで俳優の森山未來との対談で,岡村ちゃん森山未來の評し方が素晴らしく「猫にそれを言ってもしょうがない,それが猫なんだからという。そのくらい生き物として説得力ああるということです。」なんて言葉はなかなか出てこないなぁと思いました。ちなみに森山未來ですが,私にとっては初見です,ごめんなさい。
 4人目は“偏執狂と,にらみと,マクガフィンと”というタイトルでラッパーのRHYMESTERとの対談で,“マクガフィン”に対するメンバーの評価が凄くて,DJ JINは「最先端の衝撃を受けましたね。打ち込みと生の塩梅とか,変態チックなファンク感とか・・・」,Mummy-Dは「とにかくトラックエディットの凝り方が尋常じゃない。」ということで岡村ちゃんのトラックメイカーとしての手腕を褒めまくってくれています。しかし,ユニット名の“岡村靖幸さらにライムスター”は岡村ちゃんのマネージャーである近藤さんが名付け親ということで流石だなぁと思ってしまいました。
 5人目は“シティ・ポップと,審美眼と,Belive In Musicと”というタイトルでアルファレコードの社長だった村井邦彦との対談で,いや,もう,日本の音楽史という感じの内容で,これは日本の音楽が好きな人にはぜひ読んでほしいなぁと思いました。特に村井邦彦の「いいものがあるから,それをどうやって人に伝えて大きなマーケットを作っていくかと考えるタイプでした。」という発言は,こういう思いでやっていたからこそ,今も色褪せない音楽があれだけアルファレコードから出てきたんだなぁと思いました。
 6人目は“歌と,ライブと,自分の背中と”というタイトルでシンガーの吉田美奈子との対談で,日本の音楽黎明期をプレイヤーサイドから見てきた発言は楽しく読ませてもらいました。吉田美奈子の「最近,5オクターブ出せるという人がいるじゃないですか。あれ絶対ウソですよ。マライヤ・キャリーはホイッスルボイスを使って7オクターブ出せると言われていますけど,間まで出ないと音域としては認められないので。5オクターブ打sるということは,低い音もそれだけ出せないといけないですけど,船の霧笛を鳴らすようなパイプでないと,そんな低い音出ませんから。どんな体型だよって思っちゃう。」という発言は,なるほどなぁと思いつつも笑わせてもらいました。
 7人目は“社会性と,夢と,10歳の自分と”というタイトルで翻訳家の岸本佐知子との対談で,岸本佐知子の話で思いっきり共感してしまったのは「自分でこれを言うのもどうかと思うんですけど,私,子供の頃から成長しそこねたままなんです。もう還暦も超えているのに中身は10歳ですなんて,怖くて人前では言えないんだけれど,(会社員を辞めた)28歳で社会性を失って,私の社会性はずっと28歳のままで止まってるんです。」という発言で,私も仕事はしているので社会性は,まぁあるんでしょうけど,中身は10代のままだよなぁと思ってもみたり。
 8人目は“マンガ文化と,ボブ・ディランと,『火の鳥』と”というタイトルで漫画家の浦沢直樹との対談で,浦沢直樹の言葉でなんとなく納得してしまったのは「それはマンガでもそうで,昔の作品はギュッと凝縮されているんです。“あしたのジョー”は20巻,“巨人の星”は19巻なんですけど,今の時代だったら(同じ内容で)平気で50巻,60巻いくと思うんです。」という言葉で,そういえば,最近はやたらと巻数の多いマンガが多いなぁと思ってしまいました。
 9人目は“酒と,コロナと,本質と”というタイトルで作家の松尾スズキとの対談で,松尾スズキからステージ上で話さないことを言われたことに対して岡村ちゃんが「舞台には舞台用のしゃべりがあると思うので,もし僕にその才能があって,そういうタイミングが来たら考えないといけないかもしれませんね。」と発言していたので,ひょっとすると,将来,ステージ上でトークをする岡村ちゃんを見ることができるかもしれないと思ってしまいました。
 10人目はDaisy Holiday!出張SP1ということで“色気と,ファンキーと,流れのままと”というタイトルで細野晴臣との対談で,とにかく2人の音楽談義が面白くて,ぜひ読んでほしいなと思いました。
 続いてDaisy Holiday出張S2ということで“『ガラスの林檎』,『バクダット・カフェ』と,YMO時代と”というタイトルで細野晴臣との2回目の対談で,またもや2人の音楽談義を楽しみつつ,岡村ちゃんYMO世代であり,松田聖子のファンとして細野晴臣が作曲した“ガラスの林檎”の凄さを力説していたのが印象的でした。
 11人目は“東京と,逆境と,味わいと”というタイトルでピン芸人カンニング竹山との対談で,私の個人的な偏見だとカンニング竹山というとキレ芸なのですが,最初はキレ芸ではなかったということをこの対談で知って,ちょっと驚いてしまいました。
 12人目は“天才と,逆境と,戦略と”というタイトルでミュージシャンのミッキー吉野との対談で,ゴダイゴの話やザ・ベストテンの話とか面白く読ませてもらいましたです。
 13人目は“三島と,“犬”と,芸術と”というタイトルでアーティストの会田誠との対談で,会田誠のことがよく分かる対談というか,アルバムジャケットのデザインもしてもらっているのに,それにはほとんど触れず会田誠が何を考えているのかということをひたすら引き出しているという,ある意味,対談らしい対談になっています。
 14人目は“ごっこ遊びと,無償の愛と,30代の心境と”というタイトルで俳優の千葉雄大との対談で,ごめんなさい,若手俳優は全く分かりませんです。久保みねヒャダ絡みの人ということだけは分かりましたです。
 ラストは“六本木と,夜ヒットと,好奇心と”というタイトルでタレントの井上順との対談で,もう,戦後日本の芸能史ですよね。夜のヒットスタジオの裏話も面白いですし。本当,これも読んでほしいなぁと思いました。
 いつも思うんですけど,岡村ちゃんの本って基本,対談本なんですけど,対談相手への愛が凄いなというのが正直な感想です。今回,14人の方から話を聴いているのですが,自分よりも年下の人にも敬意を払って,真摯に話を聴いているのを読んで,こういう風に人の話を聴けるようになりたいなと思いました。

 今週は天気が良くないのですが,普通は6月になったからと言ってすぐに梅雨に入るわけではないですし,雨もこの土日だけで月曜日からは降らないようなので,次の日曜日はパナモリに乗れるといいなぁと思っています。5月の連休までは雨が降ったり,コロナに掛かったりとパナモリで走れていなかったのですが,ここのところコンスタントに天気が良く,パナモリで走れているのですが,やっぱり,パナモリで走ると気持ち良いし,汗と一緒に体の中の悪い物が流れ出るのか,非常にいい感じで過ごせるんですよね。
 そういえば,雨が降ったりなんだりで走ったような走ってないような感じになりましたが,そろそろパナモリの掃除&整備をやっておいたほうが良いと思いますので,来週の土曜日はブログをアップした後はパナモリの掃除&整備をしようと思っているフルカワです。やっぱりキレイなパナモリは見ているだけで気分が上がりますもんねぇ。まぁ自己満足ですけど。とはいえ,自己満足さえないってのはちょっと暮らしに潤いがなさすぎでは?と思ってしまうフルカワでした。