ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Pavane/原田知世


 今日は朝から雪がシンシンと降っていて,視界も非常に悪く,窓からの風景もホワイトアウトという感じでございます。この冬最強の寒気が来ているということですが,雪が降っている分だけ年末年始の寒波よりはましというか,体が慣れたのか,まぁ,何とかなるかなという感じでございます。
 さて,前回のブログをアップした後のフルカワの日常ですが,日曜日は目が覚めたら雨はやんでいたのですが路面が濡れていたので,「冬だしなぁ,路面が乾けば走りに行けるけど無理かなぁ。」と思っていたのですが,何とか路面が乾いたので,午後からパナモリで走りに行きましたです。先週は東方面海岸線コースを走ったので,今週は西方面海岸線コースを走ろうと思ったのですが,1つ問題が。西方面海岸線コースは駅伝をやっているということで道路規制がされているということで,規制されているところを走るのはちょっと危ない(応援の歩行者も多いでしょうし。)と思ったので,新聞で駅伝の道路規制予定時間を確認したところ,スタートを少し遅らせれば何とか規制と被らずに走れるのではないかということで,西方面海岸線コースを走ることにしましたが,向かい風が非常に辛いねぇ,でも往路が向かい風なら復路は追い風よねと思いながら往路を粛々と走り,休憩&補給地点のコンビニに着いたので,今日はアンパンが食べたいなぁと思いながら走っていたので,アンパンとカフェオレで補給して,復路を走らせてもらいましたです。復路はいい感じの追い風でしたので,サクサクとパナモリを自宅まで走らせてもらいましたです。この日は駅伝の関係でスタートを遅らせたので往復で59キロしか走れませんでしたが,まぁ,走れないよりかはいいんでない?ということで。
 月曜日からはもちろん仕事ですが,今週はバタバタであっという間に終わってしまったので,あまり記憶がないものの,月曜日はバタバタしながらも何とか午後8時には仕事を終わらせて帰ったと思いますです。火曜日もバタバタで,あっという間に時間が経ってしまい,午後8時30分を過ぎてしまっていたので,これは午後8時台の新幹線には乗れないなぁということで,午後9時台の新幹線で帰らせてもらいましたです。水曜日もバタバタでしたが,定時退勤日だし,洗濯もしないといけないので,何とか午後7時に仕事を終わらせ(ちっとも定時退勤ではないですね。),自宅に帰ってから晩ごはんを食べて,洗濯をして,一杯飲んで(まぁ毎日飲んでいるわけですが。),寝させてもらいましたです。木曜日は仕事の途中に別の部屋の上司が来て「私のところの部下に何か悩みがあるみたいなんだけど,フルカワさん,今度,一杯付き合って愚痴でも聴いてやってもらえないかな?」と言われ,こんなバタバタしているときに,そんなことを言われても・・・と思いつつも,その人と久しぶりに飲むのも悪くはないかな?と思ったので(結局,飲むのは好きなので。),連絡を取り,金曜日に飲むことにして,嫁さんにも晩ごはん不要メールを送らせてもらいましたです。明日飲むのならということで仕事はより頑張らせてもらい,午後8時20分に一段落ついたので,仕事を片付けることにして,何とか午後8時台の新幹線で帰らせてもらいましたです。金曜日もバタバタで,これはとても早い時間帯に飲みに行くのは難しいので,待ってもらうしかないかなぁと思っていたところ,飲みに行く相手から体調が悪くなったので,今日はパスしたいとの連絡があったので,これ幸いとばかりに仕事をさせてもらいましたです。午後8時を過ぎて,この仕事を片付けてから帰ろうとその関係のシステムを立ち上げようとしたところ,なんとシステムにアクセスできないではありませんか。これでは仕事にならないし,そのシステムの担当者がもう帰っているので,仕方がないので仕事はやめて帰ることにしましたです。で,当然,家に帰っても晩ごはんはありませんので食べてから帰りましょうかねということで,まだ職場に残っていた同僚に「この辺で晩ごはんを食べて買えるんだったら,どこがいいかなぁ?」と聴いたところ,「フルカワさん,それなら一緒に飲みに行きませんか?」ということでしたので,それはこっちとしてもありがたいということで飲みに行きましたです。えぇ,午後8時30分から飲み始めたので,帰りは当たり前のように終電になってしまいましたが,久しぶりに仕事以外の飲み会ということで,楽しく飲ませてもらいましたです。
 今日はおかげでゆっくり起きさせてもらいましたが,二日酔いにもならず,サクッと起きて,朝ごはんを食べた後は,ワイシャツにアイロンをかけながら洗濯をして,それからスラックスをクリーニングに出しに行くついでに,岡村ちゃんの新しいシングルがアマゾンからコンビニに届いているので,それを受け取りに行き,そろそろ定期券が切れるので,駅へ定期券の更新をしに行き,買い物をして,昼ごはんを食べた後,ブログネタを打っていますです。今日は思いっきり冬の天気で雪が降ったりやんだりで,空もどんよりとしていますが,明日の天気予報はくもり昼前から晴れで,最高気温は12度,午後の降水確率は0%なので,路面さえ乾けばパナモリで走りに行けるかなぁと思っていますです。多分,単身赴任していた山の中の町では雪が積もって明日も走れないだろうと思いますので,山の中の町を脱出できて本当に良かったなぁとシミジミ思っていますです。

 フルカワの日常ネタはこの程度にして,今回も初期の原田知世シリーズということで,1985年11月28日にリリーズされた“Pavane”を紹介したいと思います。このアルバムもバースディアルバムということですが,原田知世初のフルアルバムということで,しかもレコードのSideA(1曲目から6曲目)は“Water Sied”ということでアレンジは萩田光雄,SideB(7曲目からラストナンバー)は“Light Side”ということでアレンジは井上鑑となっていて,1粒で二度美味しいアルバムの上,原田知世のラスト高校生アルバムということで,同年代のフルカワとしても非常に印象深いアルバムになっています。ちなみにフルカワの高校生活最後の企画ライヴではエンディングBGMに“夢七曜”を使わせてもらったのも良い思い出です(ちなみにオープニングBGMは遠藤ミチロウの“仰げば尊し”(笑)でした。)。 
 1曲目の“水枕羽枕”という曲は,作詞は康珍化,作曲は山川恵津子でキーボード中心のアレンジでしっとりと始まりながら,原田知世の少しハリのあるヴォーカルにおぉ!と思いながら,聴いていると,サビのところの唄い方は非常にキュートですし,これまでどちらかというとリバーブが少し深めかな?という感じでしたが,余韻を感じさせる程度のリバーブで曲にも非常にマッチしているなぁと思いました。
 2曲目の“羊草食べながら”という曲は,作詞は康珍化,作曲はかしぶち哲郎で,ストリングスで始まる,これまたキーボード中心のしっとりとしたアレンジになっています。原田知世の少女と大人の中間の声が「羊草を食べながら」というなんともファンタジーな歌詞とマッチしているねぇと思いましたです。この曲ではしっとりした曲にストリングスが少し浮遊感のある原田知世の声に非常にマッチしています。
 3曲目の“姫魔性”という曲は,作詞は吉元由美,作曲は佐藤隆で,佐藤隆らしいドラマチックなメロディーをこれまたドラマチックなアレンジで受けています。原田知世もつぶやくような唄い方ではなく,声をしっかりと出す唄い方で堂々といった感じで唄っています。「秘めましょう」という言葉を「姫魔性」と言い換えているのはなかなかセンスがいいなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“紅茶派”という曲は,作詞作曲は1枚めのアルバムから楽曲定休を受けている大貫妙子で,ピアノから始まる大貫妙子らしい肩の力の抜けたメロディーに,ささやくような原田知世の唄い方がマッチしています。このあたりはさすが大貫妙子作品と原田知世の声の相性はいいなぁと思いながら聴いていたのですが,サビでは思いっきり花開くようにメロディーラインがパッと拡がるのですが,それに合わせるように原田知世の声も拡がるのですが,本当,ここらへんの強弱の付け方の上手さは素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“早春物語”という曲は,作詞は康珍化,作曲は中崎英也原田知世主演の同名映画のタイトルチューンですね。ちょっと不安を感じるような細かいキーボードのリフにストリングスが絡み,ドラマチックに始まるところは,さすが映画のタイトルチューンですね。Aメロのところはハリのあるベースの音でリズムを立て,少し薄めの音でも力強さを感じさせてくれるアレンジになっており,それに応じるかのように原田知世もリズムを意識して力強く唄っています。サビで厚めの音になるところも負けないように力強く唄っている(特に「会いたくて,会いたくて,会いたくて」のリフレインのところは)原田知世に歌手としての成長を感じさせてくれる1曲になっています。
 6曲目の“夢七曜”という曲は,作詞は原田知世,作曲は水越恵子で“Water Side”のラストナンバーらしいピアノでしっとりと始まる曲なのですが,その中に前向きな雰囲気を感じさせる個人的には名曲でございます。ヴォーカルにリバーブが多めに掛けられている感じがありますが,曲の感じに合っているのではいいのではないかと。「制服とさようならしていく私。一足ごとにね変わるでしょ。小さな冒険終わったとき,おかえりと囁いてくれますか。」という歌詞が本当,高校を卒業していく(しかも,そのまま社会人になってしまう。)当時のフルカワにとっては本当に胸に染み入る1曲でしたね。
 7曲目の“カトレア・ホテルは雨でした”という曲は,作詞は戸沢暢美,作曲は加藤和彦で,弾け気味の打ち込みの感じが“Light Side”の始まりを高らかに告げている感じがします。メロディーラインもアレンジも日本人の思っているチャーニーズポップを踏襲したもので,このアレンジの上でしっかりと声を出して,ハッキリと唄う原田知世に好感を感じない人なんていない!と思ってしまうのは,きっとファンの贔屓目ですね。「ねえ,離れても,異国にいても,私,あなたのカゴの鳥だわ。」という歌詞には少し大人の原田知世を感じてしまいましたです。
 8曲目の“HELP ME LINDA”という曲は,作詞は当山ひとみ,作曲は伊藤銀次で,伊藤銀次らしい8ビートなポップナンバーで,歌詞はなんと初の英語詞。えぇ,思いっきりカタカナ英語ですが,そこも愛しいのがファンの心理ですよ。というか,アメリカンロックを下敷きしているような8ビートのポップナンバーなんですが,ディストーションのかかったエレクトリックギターではなく,アコースティックギターをセレクトしているところは原田知世の声質をよく分かっているなぁと思ってしまいました。
 9曲目の“いちばん悲しい物語”という曲は,作詞は佐藤純子,作曲は岸正之で,キラキラとしたキーボードでしっとりと始まり,ドラムの深いエコーがかかっているのが面白いなぁと思いながら聴かせてもらいました。歌詞の内容は友達が振られた男の子のことを主人公も好きで,主人公が仲を取り持つフリをしながら男の子に接近するのですが,結局,男の子とどうなるのかまでは書かれていないのですが,こういうのって当時の女子高生あるあるなのかなぁと思いながら,結構,今でもあんまり変わらないのではないのではないかと思ったのは心理描写部分ですかね。特に「きっと渡してねと渡されたメッセージ。ポケットの中でくしゃくしゃにした。」なんて歌詞を可愛くふんわかした声で唄っていますが,書いてある中身はひどいですもんねぇ。
 10曲目の“ハンカチとサングラス”という曲は,作詞は麻生圭子,作曲は麗美で,イントロのフレットレスベースの浮遊感のあるフレーズが印象的で,パーカッシブに鳴るシンセベースを中心にした薄めのアレンジの上で,しっかりと唄う原田知世に大人の女性を少し感じてしまいましたです。シチュエーションとしては海岸に二人でいるカップルを切り取っているのですが,寝ている彼氏を横目に見ながら,退屈している彼女はいろいろな風景に目をやっているのですが,その退屈に幸せを感じているという,これも乙女なナンバーになっています。
 ラストナンバーの“続けて…”という曲は,作詞は佐藤ありす,作曲は大沢誉志幸で,イントロのクールな打ち込みの音からし大沢誉志幸作曲作品だねぇと思いながら聴いていると,ドラムマシーンが切り裂くように入ってくると同時に,ダンサブルな展開になり,ダンサブルなビートに乗って原田知世が唄うという,これまでにない力強いナンバーになっています。サビの「明日だけを誓わないで。約束だと寂しい。好きと思う気持ちだけをもっと,もっと。」と力強く唄う原田知世に高校生から大人になっていくんだという決意を感じてしまいましたです。
 正直,このアルバムはフルカワ的には初期の原田知世のアルバムでは名盤と言って良いのではないかと思っています。高校卒業後,大学へ進学せず,そのままプロ活動を続けることを決めた原田知世が,“Water Side”では少女趣味的などちらかといえばファンタジーな感じの世界をほんわかした声で表現しているのですが,“Light Side”ではリアルな感情を描いた歌詞をしっかり唄っているところに大人になるんだ!という意思を感じました。高校卒業後,就職したフルカワにとって,原田知世と同じ年に高校を卒業し,社会人になっていくことに幸せを感じたことを思い出してしまいましたです。

 さて,前回のブログで「ブログをアップした後,ノートパソコンのハードディスクをSSDに換装する」と書きましたが,無事に換装できましたです。コンビニへ行き,SSD玄人志向のハードディスクスタンド(通称「玄箱」)を受け取り,まずはノートパソコンからハードディスクを取り出し,玄箱に間違えないようにハードディスクとSSDを差し込み,クローンボタンを押して,クローン開始ということで。元々のハードディスクもSSDも500GBなので,どの程度時間がかかるかな?と思っていましたが(特に,ハードディスクの調子が良くないので結構時間がかかるかもと思っていましたし。),1時間程度でクローンが終了し,SSDをノートパソコンに付け替え,果たして起動するか?と少しドキドキしながら起動させましたが,何の問題もなく起動し,というか起動が速い!特に感動したのは,これまではやっとログイン画面にたどり着いたと思って,パスワードを入力しようとしてもIMEが起動していなくてパスワードが入らない・・・ということがあったり,ログイン後デスクトップ画面が開いても,タスクバーのアイコンがなかなか表示されないという感じでしたが,ログイン画面ではサクッとパスワードを打ち込めますし,デスクトップ画面が開いたときにはタスクバーのアイコンもきちんと表示されているしで,全く問題ないでございます。これまで重くて重くてなかなか起動しなかったノートンのアンチヴィールスソフトもきちんと起動しますし,起動後,ライブラリーを読みに行ったままフリーズしてしまったり,アルバムアートの表示ができないままフリーズしてしまうことが多かったWindows Mediaplayerがライブラリーを読みに行っても,サクッと終わりますし,アルバムアートの表示もサクッと表示してくれるので,本当,問題なしでございます。もちろん,元々のスペックが低いノートパソコンなので,ネット閲覧が爆速になったということはありませんが,少なくともFireFoxが起動するところまではサクッと起動してくれるので,ネット閲覧の全体的な速度は間違いなくアップしていると感じましたです。
 また,これまでハードディスクのアクセスランプがほぼ点灯しっぱなしで精神衛生上よろしくなかったのですが,SSDに交換した後はほぼハードディスクのアクセスランプは消えているという感じで精神衛生上よろしいですね。シャットダウンの時間も短くなりましたし,シャットダウンしているのにハードディスクのアクセスランプが当分消えないということもなくなったので,シャットダウン時のスピードも格段に向上していますしね。何より驚いたのは,これまでUSBメモリのかなりの部分をReady Boostとして使っていたのですが,なんと,SSDになって処理速度が上がったということで,Ready Boostが無効になっているではありませんか。これまでReady Boostのために常にUSBメモリを使っていたため,USBポートが1つ潰れていましたが,USBポートが1つ自由に使えるのも良いですねぇ。
 こんなことなら単身赴任時にSSD化しておけば良かったかなぁと思ったりもしますが,自宅のデスクトップパソコンがSSDになったことで爆速になったことがそもそものきっかけですし,まぁ,次の単身赴任時にもノートパソコンを持っていくことになると思いますので,まぁ,このタイミングで速くしておくのも悪くはないのではないかと思っていますです。やはり,パソコンでは速さは正義!ですので,もし次に単身赴任することがあって,今使っているノートパソコンが壊れるようなことがあれば(というか,パソコンの耐用年数は大体5年程度ですので,次に単身赴任をするときに今使っているノートパソコンが壊れる可能性は十分あるとは思っていますが。),もう少しスペックが上のものを買ってもいいかなぁと思っているフルカワでございます。