ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Classic Album Selection Disc3/THE JAM


 先週の週末は,正直,バタバタでしたので,今週は体が持つかなぁと思ってしまいましたが,何とか週末を迎えることができましたです。前回のブログをアップした後,午後5時過ぎに自宅を出発し,プレオでイソイソと単身赴任先へ戻り,途中の松屋でカレー牛を食べ(AUTO-MODのジュネのブログで美味しそうだったもので・・・),午後9時前に単身赴任先のアパートにたどり着きましたです。で,一杯飲んで,日曜日は弁当を作らなくても良いので,午前7時前に起きるようにし,日曜日は休日出勤をさせていただきましたです。で,休日出勤の昼ごはんがcoco壱番館のカレーになってしまった(田舎なので,出前そいてくれるところがないもので・・・)ので,前日,松屋でカレー牛を食べたことを少し後悔しましたが,松屋のカレーとcoco壱番館のカレーの味は全く違うので,そこは少し救いでしたけどね。で,火曜日までバタバタと仕事をして,水曜日の午前中は職場に献血車が来ているけれど,B型の血が足りないということで,久しぶりに献血させていただきましたです。久しぶりに献血して知ったのですが,昔は献血手帳だったのですが,今はカードなんですね。まぁ,どうでも良いことですけど。しかし,週末からバタバタだったこともあり,400ml献血をしたら,午後から非常に体が辛くなったので,仕事も一段落したので,さっさと帰らせてもらいましたです。で,木曜日も比較的仕事が落ち着いていたので,ぼちぼち帰ろうかと思っていると,上司から飲みの誘いがあり,まぁいいかということで,楽しく飲ませていただきましたです。
 で,金曜日なのですが,流石に疲れていたせいか,朝起きた時に少しお酒が残っている感じがあったのですが,雲一つない,秋晴れの良い天気ではありませんか。こうなるとパナモリで走りたいじゃありませんか,ということで午前中に突発事態が起きなければ午後からお休みをいただいて,パナモリで走りに行こうと思いつつ,出勤しましたです。で,午前11時30分の段階で突発自体も起きなかったので,同僚に「天気も良いし,午後から休暇を取っても良いか。」と聞いたところ,特に差し支えなしとのことでしたので,午後から休暇を取り,パナモリで走りに行くことにしましたです。さて,どこを走ろうかなぁと思っていると,帰る前に地元の人が「カルスト台地とか良いと思いますよ。」と言ってくれたので,春に走ったときは自動車が多くて結構怖い思いをしたので,どうしようかなぁと思いつつ,平日だから大丈夫だろうということでカルスト台地を行き先に決めましたです。カルスト台地にはコンビニがないことは春に走ったときに経験済ですので,ジャージのポケットにカロリーメイトを忍ばせて,出発したのですが,いろいろな意味で体がヘロヘロだったので,往路の上りの途中で右足のふくらはぎが吊ってしまい,そのまま右足をかばいながら上っていたのですが,そうすると当然左足に負担がかかるので,左足のふくらはぎもマズイ感じになってきたので,これはイカンということで,道路が広いところで休憩し,足を休ませて,両足のふくらはぎが復活したのを確認してから再度,上りましたです。しかし,やはり観光地を走るなら平日だなぁとシミジミ思ったのは,前回は日曜日に走ったのですが,細い山道をオートバイが飛ばしていくので,非常に怖い思いをしたのですが,今回は本当,自動車もオートバイも少なくて,気持ち良く(というよりも息も絶え絶えでしたけど。)8度の傾斜を上らさせてもらいましたです。で,観光用のレストハウスでトイレ&補給で休憩し,復路を走り始めたのですが,往路が上りということは復路は当然下りということになるのですが,自動車もオートバイも少ないので,比較的走行ラインを広めに取ることができたので,楽しく走ることができましたです。で,最後に前回,泣きたくなった8度の傾斜の下りなんですが,自動車が少ないこともありますが,それよりも今回はダウンヒルのポジションを覚えた,下ハンを握り,サドルから腰を浮かし,後ろに引いて,峠を下って行ったのですが,前回のような泣きたくなるような気持ちになることはなく,結構楽しく峠を下ることができましたので,大事なのはポジションだなぁと実感してしまいましたです。峠を下り終えると,比較的平地でしたので,足にあまり負担をかけないように走りましたが,それでも残り3キロぐらいで両足のふくらはぎが辛い感じになってきたので,さらにペースを落としてアパートに着くまで流すような感じで走らせてもらいましたです。4時間ちょっと走って走行距離は約73キロでしたが,あれだけ上って73キロなら上等でしょうということで,自分を褒めてやりましたです。さすがにこの日は疲れたので,晩ごはんを食べて,風呂に入り,いっぱい飲んでからそそくさと寝させてもらいましたですが,布団に横になるとメチャ気持ちよかったです。

 さて,前回は岡村ちゃんのニューシングルを取り上げましたが,今回からはまたTHE JAMの“Classic Album Selection”の戻り,今回はDisc 3の“All Mod Cons”を紹介したいと思います。このアルバムは1978年リリースで,イマイチだった前作に比べて,「ザ・フー,スモール・フェイセスやモータウンサウンドの影響を受けたR&Bが取り入れられたサウンドを創り出し,モッズとしてのアイデンティティー,独自性を前面に打ち出した傑作となり,ファン,ジャーナリズムに高く支持されバンドの最初のピークとなり,これを機にジャムの快進撃が始まったアルバム」ということで,ネットでも絶賛しているアルバムですので,楽しみに聴かせてもらいましたです。
 1曲目の“All Mod Cons”はタイトル曲で,ギターのカッティングとドラムで始まり,そこに太い音のベースが入り,タイトなロッケンロールを弾き出していて,1曲目からイイ感じです。1枚目のような荒っぽさはないのですが,ポップでありながらもタイトなロッケンロールがゴキゲンです。少し曲が短いような気もしますが,これくらいが調度良い長さなのかもしれませんです。
 2曲目の“To Be Someone (Didn't We Have A Nice Time)”という曲は,ドラムのフィルから始まるのですが,フックの効いたベースラインがフルカワ好みの曲になっていますです。途中で静かな感じになるところでベースが唄いまくっているのもいい感じなんですが,ギターバンドによるR&Bという感じの曲に仕上がっていて,これまた良い感じです。
 3曲目の“Mr. Clean”という曲は,ちょっとサイケデリックな感じの曲で,後のネオサイケと呼ばれていたエコバニなんかがこういう感じの曲をやっていたなぁと思いつつ,そういえば,エコバニに“Do It Clean”っていう曲もあったなぁと思いだしてしまいましたです。2曲続けて押せ押せの曲で,3曲目で少し引いた感じの曲を持ってくるところによく考えているなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目の“David Watts”という曲はキンクスのカバーで,オリジナルは聴いたことがあるので,非常に耳に馴染みのあるリフが最初から炸裂しまくっていて,3曲目で少し落ち着いた感じになりましたが,4曲目でまたもやイケイケな感じのゴキゲンなロケンロールを聴かせてくれていますです。
 5曲目の“English Rose”という曲は,静かに海のS.Eで始まったと思ったら,なんとアコギ1本でポール・ウェラーがしっとりと唄っているではありませんか。ここでこういう曲を持ってくるとは思っていませんでしたが,これが全く違和感なく5曲目にハマっているところが素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。
 6曲目の“In The Crowd”という曲は,ベースとギターのリフで静かに始まり,んんん,どういう展開になるんだろうと思っていると,途中からドラムが入り,ベースラインがうねりだすと,ポップなメロディーラインも相まって,これもロケンロールというよりも,ギターバンドによるR&Bの解釈かなぁと思ってしまいましたが,ミディアムテンポの気持ち良い曲になっていますです。途中から泣きのメロディーラインが入り,そこを盛り上げるかのようにギターもドラムもベースも鳴らされていますが,非常にイイ感じだなぁと思いましたです。曲の終盤の逆回転エコーが掛けられたギターが暴れまくっているところは,THE JAMは単にストレートなロッケンロールを奏でるバンドじゃないんだぜ!と言っているように聴こえましたです。
 7曲目の“Billy Hunt”という曲は,ギターの荒っぽいカッティングで始まり,ベースとドラムがタイトなリズムを叩き出す,ゴキゲンなロケンロールなんですが,性急なドラムとベースの太い音がたまらないなぁという感じの曲になっています。曲自体は結構ポップチューンなんですが,ドラムとベースの音がどうしようもなくロケンロールで良いなぁと思ってしまいましたです。
 8曲目の“It's Too Bad”という曲は,イントロからベースラインが踊りまくっていて,思わず踊りたくなってしまうポップなロケンロールになっています。間奏のギターのコードを流しているところは「んんん?ビートルズ?」と思えるようなコード進行もありますが,そんなことよりもコーラスもバシッとキメながら,ビートルズよりも少なくとも1.5倍は早いテンポで気持ち良いロケンロールを鳴らしてくれているので文句なしでございますです。
 9曲目の“Fly”という曲は,アコースティックギターのリフで静かに始まり,5曲目と同じ感じかなぁと思っていると,途中からバンドの音が入ってきて,やはりTHE JAMはタイトなドラムと太いベースの音がないとねぇと思ってしまいましたです。メロディーラインはポップチューンなんですが,バックの音が緩急つけまくりなので,ただのポップチューンになっていないところがカッコヨシです。
 10曲目の“The Place I Love”という曲は,リバプールサウンドを彷彿とさせるギターのリフで始まり,タイトなコードカッティングでグイグイ押してくる曲なんですが,微妙に不協和音を入れているところに一筋縄ではいかないなぁと思ってしまいました。不協和音はあれど,シャープにリズムを叩き出し,グングン進んでいく音はカッコヨシです。
 11曲目の“'A' Bomb In Wardour Street”という曲は,ベースとギターがブレイクする中,ドラムはリズムをキープし,その中でポール・ウェラーがシャウトするという,ある意味パンキッシュな曲なんですが,こういう曲になると,タイトなドラムと太いベースの音が良いよねぇと思ってしまいましたです。間奏ではポール・ウェラーがちょっとだけソロを弾いたりしていますが,メインはドラムとベースのリズム隊という感じの曲になっています。 
 ラストナンバーの“Down In The Tube Station At Midnight”という曲は,地下鉄のS.Eで始まり,性急なドラムのハイハットとフックの効いたベースがリズムを刻む中,ポール・ウェラーがクールに唄っているのですが,これがメチャカッコ良いんですよ。ラストナンバーでまたこういう曲をもってくるとは,恐るべしTHE JAMと思ってしまいましたです。曲の後半で畳み掛けるように唄うポール・ウェラーにはパンクの残り香を感じてしまいましたです。
 正直,2枚めのアルバムは散漫な感じを受けましたが,このアルバムはいろいろなタイプの曲が入っていますが,散漫な感じではなく,アルバムの中で緩急付けている感じでまとまっています。そういう意味では2枚目よりも評価が高かったのは分かるような気がします。2枚目も1曲1曲は良い曲もあるのですが,アルバム全体としてはまとまりがないかなぁという感じでしたが,このアルバムはアルバムとしてよく考えられて(曲の配置も含めて。)作られているなぁと思いましたです。

 なんだかんだとやっているうちに9月も3分の1が過ぎ,日々,夏が去っていくのを感じていますが,夏が去って行けば,あっという間に冬が来るということで,単身赴任先のアパートの課題として,壁に服が掛けられるようにフックが7個あるのですが,これを今は洗濯用のハンガーが結構占領しているので,これを何とかしないとコートとか掛けられないなぁと思っていて,どうしたもんかなぁと思っていたのですが,洗濯機を置いているスペースの壁に突っ張りポールを設置して,それにハンガーを掛ければ良いのではないか?と思いつき,今日の午前中に買い物に行くとき,100均へ寄ってみたら,あるじゃないですか突っ張りポールが。耐荷重1kgということですが,ハンガーを掛けるだけなので問題なし!ということで突っ張りポールを買って帰り,洗濯機を置いてあるスペースに取り付け,ハンガーを全部そっちに移したら,はい,居住スペースの方が非常にスッキリしましたです。これなら冬のハンガーも問題なく居住スペースないのフックに掛けられるということで。
 で,買い物を終えて家に帰ってみると,郵便ポストに何か入っているようなので,確認したところ宅配便屋の不在票で配達物に「酒」と書いてあったのですが,思い当たるものとしては黒霧島を飲んで応募したやつぐらいで,それが当たったのかなぁと思いつつ,宅配便屋に電話をして再配達をしてもらったところ,やはり黒霧島を飲んで応募した奴でした。しかも「玉 金の霧島」という奴で,一緒に送られてきたものをよく読んでみると,なんと1本9500円もするスペシャルな焼酎ではありませんか。これは正直,貧乏性なフルカワとしてはとても飲めないなぁと思ってしまいましたですね。正直,昔の同僚から当時の年齢と同じ期間熟成されているという焼酎をもらいましたが,もったいなくて飲めなくて,早,10年が経過してしまったもんなぁ。でもこれは同僚からもらったものではないし,何かの機会があれば飲みたいなと思っていますが,とりあえず今晩はいつもの黒霧島を飲むことにしたいと思っていますです。