ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

Classic Album Selection Disc2/The Style Council


 今週は結構仕事がバタバタしましたが,何とか1週間を乗り切り,単身赴任先でのんびりしていますです。とはいえ,昨日は仕事が一段落したのでちょっと打ち上げということで,楽しく飲みに行ったのですが,ついつい話が盛り上がりすぎて家に帰ったら午前1時でしたです。公共交通機関で通勤していると,こんな時間まで飲めないのですが,そこは単身赴任で徒歩通勤していますので,全く問題なしでございます。しかし,普段は翌日が辛いので日本酒はなるべく飲まないようにしているのですが,昨日はつい注文が入ってしまったので,久しぶりに日本酒を飲みましたです。美味しいのは美味しいんですけどねぇ,今日が大丈夫かなぁと思いましたが,量をそんなに飲まなかったこともあり,今朝はそんなに辛くなかったので良かったです。おかげさまで,いつもどおり掃除をして,洗濯をして,食材の買い物に行って,ブログネタを打たせてもらいましたです。
 しかし,単身赴任先に居るということは,パナモリに乗れるということで,天気予報は明日も降水確率0%の晴れなんですが,問題は今晩が休日出勤の夜勤ということなんですよねぇ。基本的に夜勤なので明日は睡眠不足状態なので,正直,パナモリで走りに行くのは難しいかなぁと思ったりもしますが,午前中に昼寝をして,午後から3時間でも良いから走りにいければなぁと思っています。仮眠がきちんと取れれば良いのですが,基本的に気が張っているのであんまり寝られないんですよね,正直。

 というわけで,今回も引き続きThe Style Council(以下,面倒なので「スタカン」と書きます。)の“Classic Album Selection”のDisc2ということで,1984年に満を持して発売されたスタカンのファーストアルバム“Cafe Bleu ”を紹介したいと思いますです。
 1曲目の“Mick's Blessings”という曲は,インストでミック・タルボットの軽快なピアノをメインにフィーチャーした曲になっています。そういえばこの曲はSOUL FLOWER UNIONがライヴ・アルバムのオマケにつけていたCDでも演奏されていたなぁと思い出してしまいました。
 2曲目の“The Whole Point Of No Return”という曲は,打って変わって,ギターのピックングで静かに始まり,ポール・ウェラーが淡々と唄う,ギターの弾き方がボサっぽい曲ですが,最後までボサっぽいのかと思っていたら,途中でザックリとしたギターカッティングになったりと,ギター1本を唄われているのですが,そこがまたいい感じを出しています。
 3曲目の“Me Ship Came In!”という曲は,ここでバンド・サウンドになるのですが,ホーンも加わって,ちょっとジャジーな感じのインストになっています。パーカッションの軽快なリズムもピアノのリズムもおしゃれな感じで,これなら売れるよなぁという感じの音になっています。
 4曲目の“Blue Cafe”という曲は,ギター1本で始まったと思ったら,甘めのギターの音でソロを取る,インストナンバーになっています。ゆったりとした感じで,ちょっとおしゃれな喫茶店のB.G.Mみたいな曲なんですけど,THE JAMからこの音の隔たりは何なんだ?という感じですが,まぁいいんですけどね,良い曲だから。
 5曲目の“The Paris Match”という曲は「feat. Tracey Thorn」とあるとおり,バンドアレンジでジャジーな感じのアレンジになっていて,女性ヴォーカルがこれまた思いっきりジャジーに唄っていて,少しけだるい感じがこの時期に聴くとたまらないなぁという感じの曲に仕上がっています。
 6曲目の“My Ever Changing Moods”という曲は,ピアノのイントロのコード弾きだけでOK!みたいな感じになる曲ですが,そこにポール・ウェラーが少し切なく唄っていると,もう最高に良いですね。こういうメロディアスで静かな曲をピアノだけで演るというのもカッコよいのですが,それでも少しだけサビでシャウトしてしまうポール・ウェラーにヴォーカリストとしてのカッコよさを感じてしまいましたです。
 7曲目の“Dropping Bombs On The Whitehouse”という曲は,タイトルからして「ホワイトハウスに爆弾を落としちまえ」なんていう凄いタイトルなんですが,どんなハードな曲かと思いきや,思いっきりジャズなインストになっています。ホーン・セクション主体でコール・アンド・レスポンスしながら,各楽器がソロを取り合うのですが,そのスタイルだけでジャズだねぇ(ジャズというよりもフェイク・ジャズか?)と思ってしまいましたです。
 8曲目の“A Gospel”という曲は,打って変わって,ニューウェイヴな香りのするファンクナンバーになっています。タイトルが「ゴスペル」でファンクか?と思っていると,ラップっぽいヴォーカルが入ったので,そうかニューウェイヴの香りのするファンクではなくて,打ち込みではないラップなのねと思ってしまいましたです。打ち込みでやるような音を手弾きでやっていますので,多重録音肉体派を自称していたフルカワとしては非常に好きなタイプの曲になっています。
 9曲目の“Strength Of Your Nature”という曲は,思いっきりファンクな曲で,ポール・ウェラーも思いっきりシャウトしていてカッコヨシです。というか,この曲はNEWEST MODELがカバーしていたなぁということで,既にソウルフラワー絡みの曲が2曲出てきてしまい,中川敬はスタカン(というかポール・ウェラーか?)が好きだったんだなぁと思ってしまいましたです。
 10曲目の“You're The Best Thing”という曲は,打って変わってスローなナンバーで,シンセベースのうねりが非常に心地よい曲になっているのですが,そこにノンディストーションのギターのソロが絡みつくと,思わず「いいねぇ・・・」とつぶやいてしまいそうになります。ポール・ウェラーもしっとりと唄っているのですが,それがまた少し感傷的な感情を呼び起こしたりするのですが,この曲も名曲よねぇと思ってしまいましたです。
 11曲目の“Here's One That Got Away”という曲は,イントロのフィドルの音がいいねぇという感じのポップな曲になっています。ポール・ウェラーの声もここまでしっとり唄う感じの曲ばかりだったので,非常に弾んでいるような気がしたりします。本当,曲のほとんどで気持ち良くフィドルが弾かれていて,フィドルのメロディーとポール・ウェラーのヴォーカルがイイ感じでリンクしていて,聴いていて気持ち良くなってしまう曲だなぁと思ってしまいました。
 12曲目の“Headstart For Happiness”という曲は,ギターの軽やかなカッティングから始まり,久しぶりの8ビートを感じるドラムのリズムがあぁ,スタイル評議会としても,やっぱりロケンロールバンドの音も演りたいよねぇと思いながらも,ホーンが入ったり,女性コーラスが入ったりと,なんとなくポール・ウェラーのやりたいことを思いっきり1曲に詰め込んでみましたという曲だねぇと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“Council Meetin'”という曲は,エレピの弾くメロディーが思いっきり切ないなぁと思いながらも,バックのリズムは思いっきり8ビートで,最後にインストを持ってくるところにこのバンドはこういうバンドなのさというポール・ウェラーミック・タルボットがほくそ笑んでいる姿が思い浮かんでしまいましたです。
 しかし,本当,THE JAMから遠く放された所まで来たねぇという音になっていますが,これはこれで非常にカッコよいのが凄いなぁとシミジミ思ってしまいましたです。

 10月になったとおもったら,もう11月になってしまいそうな感じですが,春の岡村ちゃんのツアー“THIS IS MYLIFE”のDVDが発売されるのではないか?と言われながらも未だに発売になっていないし,発売の発表もないのですが,とりあえず岡村ちゃんの本がまた発売されたので,もちろんアマゾンで買ってしまいましたです。今回も対談集なのですが,今回の対談集は岡村ちゃんも楽しんで対談している感じがして,その上読んでも面白かったので,そのうちブログでアップしたいと思っていますです。定期的に岡村ちゃんの作品が出ると,なんにせよ嬉しいですよね,元気で活動しているっていうことですから。
 夜勤が5時からなので,家を出るまでまだ2時間弱はあるので,これからパナモリのクリートの調整をしようかな?と思っていますです。正直,SPDにも慣れたこともありますが,最近はもう少し緩いかな?という感じもしていますので,こういうちょっと中途半端に時間があるときに時間のかからない調整をやっておくと,明日体力が残っていればガッツリ走れますし,体力が残っていなくて昼寝をしてもそこから起きてから走りに行くこともできますしね。