ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

人生ダメ子と申します/ぼくたちのいるところ。


 ふと気がつけば11月が明日で終わってしまいそうですが,まだまだ寒くてたまらないという感じではないので,非常に助かっていますです。髪の毛が伸びたので切りに行こうかなぁと思ったりもしましたが,夏みたいに髪の毛が伸びて暑いということもないので,もう少し伸ばしっぱなしでもいいかなぁと思うので,12月に入ってから切りに行こうと思っていますです。で,3連休は結局は日曜日も月曜日も天気がそこそこイイ感じでしたので2日ともプレトレで走らさせてもらいましたです。日曜日は嫁さんから昼ご飯は適当に食べておいてねと言われたので,承知いたしましたということで,自分の好きな物をスーパーで買って,さっさと昼ご飯を食べて,西方面海岸線コースを走らせてもらいましたです。西方面海岸線コースは結構有名な行楽地があるので,多分,道路が渋滞しているんだろうなぁと思っていると,案の定道路が渋滞していましたが,まぁ自転車ですしね,そこは渋滞している自動車を横目に見ながら,さっさと走らせてもらいましたです。往路は途中で結構傾斜のある橋があるのですが,私の前をママチャリっぽい自転車に乗った男子高校生が走っていまして,結構速いなぁ,なかなか追いつかないなぁと思いつつ,少しずつ追いついてみると,電動アシスト自転車でしたね。男子高校生の無限のパワーに電動アシストでは当然追い抜けるわけはなく,そのまま別の道を走って行ってしまいましたが,やっぱり坂道や向かい風だと電動アシスト自転車は最強だなぁと思ってしまいましたです。でも,若いんだから電動アシスト自転車に乗らずにロードとかクロスに乗れば,その無限なパワーを使いたい放題ではないかと思ったところで,ハタと気付きました。最近,結構,いいお値段のロードやクロスに乗っている高校生がいるけど,よく考えたら電動アシスト自転車を買ってもらえるんだから,電動アシスト自転車を選ばずにロードやクロスを買ってもらえば,そこそこの自転車が買えるので,そういうことなんだろうなぁと。そんなどうでも良いことを考えながら往路を走りきり,いつものコンビニで補給&休憩して,復路を走りましたが,この日は何故かロードに乗っている人も少なくて,自分のペースでぼちぼち走ることができましたです。翌月曜日は嫁さんがいるので,昼ご飯をいつもどおり食べてから家を出ると,午後1時30分のスタートなので,東方面海岸線コースを走ることにしたのですが,この時間だと往復80キロ走ったら家に帰る頃には真っ暗だなぁと思ったのですが,まだそんなに寒くないから大丈夫だろうということで,この日もキッチリ往路で40キロ走らさせてもらい,いつものコンビニで休憩&補給をして復路を走りましたが,案の定,家まで残り30分のころにはすっかり陽が落ちてしまいましたが,まぁフロントもリアもライトを付けて,自動車に気をつけながら走っていると,前をリアライトを点滅させながら走っている自転車がいたので,うんうんお仲間がいるなぁと思って追いついてみると,デ・ローザのロードでした。うんうんこれは追い抜いたりするとなんとなく面倒なことになりそうなので,追いついたものの後ろを走らさせてもらいましたが,途中で道路の左側の車線が左折専用になるところがあって,ロードが左折専用車線の方へ行ったので,左折するのなら遠慮なく走らせてもらおうと思い,直線専用車線で少し速度を上げて走ったところ,ロードが左折専用車線を直進したようで,追い抜いて行った私をちらっとみた感じがしたので,少し嫌な気がしたのですが,案の定,バックミラーで後ろを確認するとムキになって追いかけてくるロードが写っていましたです。はいはい,ハイテンフレームインチキクロスのプレトレがデ・ローザ様に勝てるわけはないですから,そこはサクっと道を譲り,私は自分のペースで走らせてもらいましたです。日も暮れて暗いんだからそんなにムキになって追い越さなくてもいいんじゃないの?と思いましたが,そこはロード乗りの意地なんでしょうかねなんてことを考えながら,この日もきっちり往復80キロ走りましたです。家に着いたころにはとっぷり日も暮れていましたが,まだ11月ですから日が暮れてもそんなに寒くないので,80キロ走って良かったと思いましたです。
 明日は天気予報では微妙な降水確率(午後6時まで30パーセント,午後6時から50パーセント)だったりするのですが,明日,天気予報の内容とレーダーナウ・キャストを確認してから,走れるような感じなら走りに行きたいなぁと思っていますです。明日で11月も終わりですので,できれば北方面峠コースを走っておきたいなぁと思っていますです。

 話は変わって,今回は久しぶりに新しいバンドを紹介したいと思います。またもやいぬん堂のお世話になりましたです。とはいえ,ジャケット写真のコスプレの様な衣装に金髪,曲のタイトルは大阪らしい笑いを敢えて取りに行ったようなタイトル,しかもバンド名が“ぼくたちのいるところ。”というわけで,最初はいぬん堂の「関西を中心に活動中(東京でもたまにライヴある)のバンドの1stアルバム。サイケデリック精神病み闇ヤミーズ炸裂!のコピーから解るように,いろいろ病んでる!けど,音はしっかりしてる。ネガティヴ・シンキンだけではこーはならない。実はいろいろ考えてるからこうなってるわけで,逆説的にポジティブなものをもらえる音だと思っております。はい。」というコメントはあったものの,う〜んという感じだったのですが,この次に発売されたCD-R作品に入っている“リアル“という曲のPVを観たときにガツンとやられてしまって,一気に大人買いさせてもらいましたです。“ぼくたちのいるところ。”は,バンドのホームページを見る限り2002年から活動を開始したようで,本作作成時のメンバーは,ボーカルに人生ダメ子,ギターとピアノを六弦屋煙,ベースとアコギを下駄華緒,ドラムをワタケンの4人(なお,その後,ギターは2人変わっています。)で,音的にはパンク系(あくまでもこのアルバムでは。)になるんでしょうね。で,人生ダメ子を全面に押し出した感じのタイトルのこのアルバムは2013年5月に発売されましたが,まだいぬん堂で買うことができるので,気になる人はチェックしておいた方が良いかも(ちなみに,バンドのホームページでも購入可能ですが,ウイルススキャンソフトに反応してしまうので,いぬん堂の方が間違いないと思いますです。)。
 1曲目の“人生ダメ子のテーマ”という曲は,ストレートなパンクサウンドに乗っていきなり「僕の名前は人生ダメ子,人生ダメ子と申します。ぶっ殺す,ぶっ殺す,お前ら全部ぶっ殺す。」で始まるのですが,歌詞の内容としてはいじめられて人生が変えられた自分が,人生を変えた連中を見返してやるぜ!っていう内容で,1曲の中でいろいろな声を使い分ける人生ダメ子のヴォーカルは少し狙いすぎているかなぁという感じがしないでもないのですが,インパクトのある1曲目になっています。
 2曲目の“阿保かいな”という曲は,これもスピーディーでシンプルなパンクロックなんですか,ラップに近い感じで歌詞を投げつける感じがカッコヨイですね。ネガティブなんですけど,更にネガティブな感情で乗り越えていこうとする歌詞が重たいながらもいいなぁと思ってしまいましたです。特に「阿保か,阿保か,阿保かいな。嘘で固めた理想の自分は。阿保か,阿保か,阿保かいな。どこもかしこも欠陥だらけです。」という歌詞は拗れに拗らせた厨二病という感じで素晴らしいですね。とはいえ,多分,男性ヴォーカリストがこんなことを唄っていたら「ケッ!」って思ってしまうんでしょうけどね。
 3曲目の“あいのあな”という曲は,ドラムとベースだけでソリッドに始まり,そこに人生ダメ子がつぶやくように唄うのですが,これが巷のラブソング批判になっているところがカッコヨイですねぇ。「教えてよ、教えてよ,愛って一体なんですか。寂しいよ,会いたいよ,あなたなしでは生きてはいけない。教えてよ,教えてよ,愛って一体なんですか。寂しいよ,会いたいゆうだけ,阿保でもわかるラブソング。」なんて歌詞は昨今のラブソング事情を非常に批判しているなぁと思いつつ,「あたしはあんたを抱きしめて,空いてる穴を埋めたいねん。」という歌詞は腐れメグ子っぽい感じを受けたりもしましたです。
 4曲目の“DEATHトロイ,おしり”という曲は,タイトルからも分かるとおり思いっきりハードな演奏に乗って人生ダメ子がラップをしています。ドラムとベースがしっかりしているからハードでありつつタイトな演奏が気持ち良いですねぇ。そんな曲に乗って「安産体系,子宮は安定。だけど破壊は止まらない。」なんて歌詞が乗ったり,人生ダメ子がデス声で「DEATHトロイ!」とシャウトした後,とぼけた声で「おしり」と入れるセンスは大阪らしいなぁと思ってしまいましたが,個人的にはウケを狙いにいかなくても十分なんだけどなぁと思ってしまいましたです。
 5曲目の“あなたは死にません”という曲は,ピアノのアルペジオで始まり,静かなんだけど非常に力強い唄だなぁと思ってしまいました。腐れメグ子がS系の愛であれば,人生ダメ子はM系の愛なのかなぁと思いつつ,2コーラス目ではそうでもないのかなぁと思いつつ,しかし,これが私の愛よ!と突きつけられている感じですねぇ。「もし,あなたが病気になったら、あたしの体全部移植してあげる。もし,あなたが自殺しようとしたら,あたしが代わりに自殺してあげる。」だなんて言われたら正直ちょっと恐いですけどね,この歳になると。終盤に向かっての人生ダメ子の壊れ方も素晴らしいですし,この曲は笑いというかウケを全く狙っていない分,ストレートに想いが伝わってくる素晴らしい曲だと思いましたです。
 6曲目の“人骨フィーバー”という曲は,バックの演奏はシンプルでスピーディーなロケンロールなんですけど,いかんなぁウケを狙いに行っているのが透けて見えそうで。演奏はカッコイイんだから,もっとストレートにいけば良いのにねぇと5曲目が素晴らしかっただけに少し残念な気持ちになってしまいましたです。多分,最後の「生きてるなら歌いたい。生きてるのなら踊りたい。いつか死んだとしても笑い続けたいな。」ということを唄いたいんだと思うけど,それならストレートに行っても良いと思うんですけどね。
 7曲目の“だいぶ!!”という曲は,ポップなメロディーに平仮名のタイトルに誤魔化されそうになりますが,本当は“ダイブ”で,非常に重い歌詞なんですけどをそれをポップにサラッと唄っているところがスゲエなぁと思ってしまいましたです。「あなたと一緒にダイブしたいの。生まれた意味をちゃんと見つけた。あなたと一緒にダイブしたいの。世界の終わり,それが始まり。」っていう最後の歌詞は深いよ。あなたと一緒に死ぬことしか生きる意味がないなんてさぁ。思っていても書けないよねぇ,なかなかこういう歌詞は。
 8曲目の“僕の頭にツノ生えた”という曲は,音頭のリズムでウケを狙ったような曲なんですが,これも歌詞が濃いいなぁ。「誰もぼくのこと知らない。それが一番いいんです。思ったことも口にせず,気づかれないように生きるんです。人の顔見て話さない。心の奥までからっぽです。死んだことにしてください。そうやって生きてきた。」だなんて重いなぁ。歌詞だけ読むと本当,いわゆる「いじめ」ってやつで絶望的になった青少年の思いという奴ですね。それをあっけらかんと唄っている人生ダメ子の腹の据わり具合にやられてしまいましたです。
 9曲目の“猫になりたいにゃ”という曲は,シンプルなギターのカッティングと人生ダメ子の唄で始まる,シンプルなロケンロールなんですが,これも「いじめ」がテーマになっていますね。「人は自分を守るためにもっと弱い人の心傷つける。みせかけの強さを全部全部壊してやりたい。弱いものにだけ分かるこの気持ち。」という歌詞も素晴らしいですねぇ。「もっと弱い人の心を傷つける人」のやっていることは「みせかけの強さ」で,そいつらを全部壊してやりたい。」ということですよね。でも多分,思っているだけでどうにもできないまま,大人になって,どこかで折り合いを付けるか,折り合いが付かなければ人生ダメ子のように自分で言葉を紡いでいくということになるんでしょう。
 10曲目の“神様が見える僕の話“とう曲は,歪ませたベースの音で始まり,ハイトーンのギターカッティングが疾走感を出し,人生ダメ子は結構ポップなメロディーを唄っていますが,タイトルからすると結構厨二病の唄なのかと思っていたら,生きることと死ぬことのアンビバレンツな感情がそのまま歌詞になっていて,一般ウケはしないだろうけど,この感覚も凄いなぁと思ってしまいましたです。特にラストの「僕は神様が見えるよ,怖いものなんてないのに。優しくされてしまうと,死ぬのが恐くなる。僕を愛してください。」という歌詞は素晴らしいなぁと思ってしまいましたです。
 ラストナンバーの“生きぞこないのうた”という曲は,ピアノで静かに始まり,そこにバンドの音と人生ダメ子のヴォーカルが乗るのですが,人生ダメ子が唄い始めた瞬間,ゾクゾクっときましたねぇ。この曲も凄い曲ですなぁ。自殺してしまった人達と自殺できなかった自分ということが歌詞のテーマなんですが,それをテーマにしてしまうところが素晴らしい。しかもギミックなしの歌詞が本当に素晴らしく,淡々としたメロディーと相まって,グイグイ人生ダメ子の感情が伝わってくるような気がします。「一緒に死にたいと掲示板で仲良く話してた友達がいたけど,ありがとうと言って消えてしまった。本当はいつまでも話したかった。」という歌詞は,死ぬことを仲介してしか生きることを確認できなかった関係性がなんとも辛いのですが,こんな辛い感情を淡々と唄われると,その分,唄の凄みが増すなぁと思ってしまいましたです。
 ボーナス・トラックの“あなたが死んだら(あなたは死にません〜長生き。ばーじょん)”という曲は,5曲目と異なりアコースティックギターのみをバックにして人生ダメ子が唄っているのですが,音がシンプルな分だけ,感情の起伏がグイグイ伝わってくる感じがします。5曲目よりは少しストレートなラブソングになっていますね。ラストの歌詞が「もし君が死んだとしたら,心配かけないように真面目に生きよう。もしあなたが先に死んだとしたら,いつか会える日まで元気でいるよ。あなたを愛してる,ずっとずっといつまでも。」ってなっているのですが,5曲目と違ってストレートなラブソングになっているなぁと思ってしまいました。多分,こっちの歌詞を書いてから,こんなにストレートでもなぁということで,5曲目のように書き直したのではないかと思いますが,こっちもこっちで結構良いのではないかと思いましたです。まぁ,こういう感じの曲でウケを狙うのも難しいので,ストレートに書くしかないんでしょうしね。
 というわけで,今回はファーストアルバム“人生ダメ子と申します”を紹介しましたが,次回はその次に発売されたCD-R作品の“くそみたいな世界で生きてる皆様へ”(これも凄いタイトルだよなぁ。)を紹介したいと思っていますです。

 前回,忙しくてスマスマに出た岡村ちゃんを見ることができないとぼやいていましたが,今週はなんとかじっくりと見させてもらいましたです。感想としては岡村ちゃんカッコイイ,スマップ邪魔という感じですかね。曲としては“カルアミルク”で始まり,“彼氏になって優しくなって”と続き,ラストに“愛はおしゃれじゃない”の3曲でしたが,岡村ちゃんが唄っているところは最高なんですが,スマップが入るとカラオケレベルになってしまうんですよねぇ。唯一頑張っていたのは稲垣吾郎ぐらいでしょうか。“愛はおしゃれじゃない”はハッキリ言ってスマップが邪魔!としか思えませんでしたね,特に中居正広。もう少し岡村ちゃんのデンスがあればなぁと思ったり,もう少し長ければなぁと思ったりもしましたが,それでも地上波の,しかも人気番組に岡村ちゃんが出演したのだから,それだけで感無量でしょうかね。
 ところで,メガネのストラップのリングをアマゾンで20個200円で買ったのですが,職場でリングの位置がずれたので,位置を直してリングを引っ張ったところ,プチっと切れてしまいましたです。う〜ん,安かったから仕方ないよなぁと思いつつ,ストラップをメガネから外したのですが,ないと非常に不便ですね。メガネの置き場を考えながら仕事をするなんてこんなに面倒だったなんて,すっかりメガネのストラップの便利さにやられてしまっているなぁと思ってしまいましたです。というわけで家に帰ってから新しいリングをストラップに付けるついでに,予備を2個ほど仕事用の鞄に入れておくことにしましたです。これで仕事中にリングが切れても安心ってもんです。
 で,今日は昨日,ちょっと飲み過ぎて帰ったので,朝,シャワーを浴びたのですが,ドッグタグのサイレンサーがなんかおかしいなぁと思ってよく見てみると,ゴム製のサイレンサーの1つが少しちぎれかかっていましたです。ゴム製品なので,5年も使えば経年劣化するよねぇと思いつつ,アマゾンで1つ300円程度で売っていたので,サクっと買わせていただきましたです。こういう小物まで買えるのがアマゾンの良いところだよなぁと,本当どっぷりアマゾンに浸かりきった生活をしているなぁと思ったフルカワでございます。