ようこそ!このプログは,地方都市在中の私ことフルカワヒロミという腐れ外道が,これまで音楽活動等をする際に使っていた自己オフィスが有名無実化していることを嘆き,個人的な情報発信(というか,音楽を中心に好きなモノを好き勝手に語る)の場として,皆様のお目汚しを気にせず,書き殴っているものです。これを読んで同調してもらえたり,興味を示してもらえれば光栄ですが,なにせ不親切きまわりない内容ですので,更に深く調べたい方はリンク先やGoogle等の検索サイトでお願いしますm(_ _)m

AQUA VITE/SOUL FLOWER UNION


 さすがに12月も中旬を過ぎると寒くなってきましたですよ。私の住んでいる地方都市でも,昨日は雪がちらついていましたです。馬鹿なもので,朝,出勤するときに手袋を忘れてしまい,エイヤっとそのままプレトレで出動したところ,朝も夜も手が死んでしまいましたです。もう手袋は手放せないなぁと思ってしまいましたです。それはそうと,ちょっと私的にはいい話を。というわけで,毎日,寒さも何のそのと,プレトレで自転車通勤をしているわけですが,先日,夜の帰宅途中,信号待ちをしていると,見ず知らずの男性に声をかけられまして,ちょうど新興宗教関係施設の近くだったので,勧誘だったら嫌だなぁと思っていると,「後ろのライトですけど,最初から付いていたんですか?それともオプションですか?」とのこと。これは後付ですけど,100均で買った物ですよと答えてあげると,「100均ですか。それじゃぁ今度の休みに100均で買って,息子の自転車に取り付けよう。」とのことでした。うんうん,夜は暗いし,反射板も見えるようで見えないこともあるので,自光式の方が安全ですよね。寒いときにけがをすると本当に堪えますし。安全運転に越したことはないので,ぜひ買って,取り付けてあげてくださいね。

 などと,めずらしくほのぼの系で始まってしまいましたが,今回はSOUL FLOWER UNIONの新しいマキシシングルのAQUA VITEを紹介しますです。このマキシシングルは一般発売は来年の元旦(といっても,もうすぐですけど)なのですが,ネット上(レーベルのサイト)ではすでに発売されており,私もポチっと予約させていただきましたです。相変わらずのSOUL FLOWER UNIONのマキシシングルらしく,どこぞのアイドルのマキシシングルみたいに,3曲入って,あとはその3曲のカラオケではなく,お楽しみライヴ音源が入っていて,お得感もたっぷりでございます。
 1曲目はタイトルチューンの“AQUA VITE”ですが,最近の中川敬好みのレゲエナンバーのゆったり目の曲です。本当,歌う声が優しくなったですよねぇ。昔のがなり立てて,これでもかという感じが全くなくなっていますです。というか,本当,今回はいろいろな楽器の絡みが美しいんですよね。ホーンセクションもフルートもコーラスも全て必要なところで必要な音を出しているという感じです。昔のアルバムでホーンセクションの音がなんかいまいちだなぁと思ったこともありましたが,そんなことは全くないですね。
 2曲目は追悼,忌野清志郎というわけで,初期RCナンバーの“ぼくの好きな先生”なんですけど,この曲もレゲエアレンジで,中川敬がひょうひょうと唄っているのですが。これが非常に似合っているんですよね。しかし,この曲の一番はなんと言っても,なんとも言えない音で,自由自在に絡みまくる奥野真哉のキーボードではないでしょうか。本当,やってくれるよなぁ,奥野真哉は。いつも,こういう曲でなぜにこの音色?と思わせてくれるんですよねぇ。カッコイイからいいんですけど。
 3曲目も追悼マイケルジャクソンということで“HUMAN NATURE”をインストで決めてくれています。この曲も奥野真哉のキーボード(アコピ)が思いっきり前に出ていて,カッコヨシです。というか,昔のNEWEST MODELのアルバムには必ずインストナンバーが入っていたよなぁなんて思ってしまいましたです。やはり,こういうインスト物を聴くと,SOUL FLOWER UNIONってやっぱ上手いよなぁ,伊達に20年以上もやっていない(NEWEST MODELからです。)よなぁと思ってしまいましたです。
 4曲目は“閃光花火曽我部恵一の線上ダブ盆唄編 <2009リミックス>”なんですけど,基本的に唄を生かしながらのリミックスで聴いていても,そんなに違和感がありませんでした。というのも,以前,石野卓球がリミックスしたことがあるのですが,そのときは思いっきり切った貼ったされて,ちょっと悲しくなったのですが(まぁ,石野卓球はテクノ畑の人なので仕方ないんでしょうけどね。),曽我部恵一はさすがに自分もヴォーカリストなので,基本の唄を生かしつつ,音を引き算してリミックスしていますが,それはそれでいい感じでございます。
 5曲目の“潮の路”は,中川敬のソロプロジェクトのソウルシャリスト・エスケープの曲を現在のメンバーでライヴ演奏しているものですが,いや〜やっぱりこの曲は名曲だなぁ〜と思ってしまいましたです。というか,音の拡がり,言葉の拡がりが半端じゃないんですよね。まさにタイトルどおり潮の路を想像させてくれますです。しかし,やっぱ三線の音はいいよねぇなんて思ってしまいましたです。
 6曲目の“もっともそうな2人の沸点”はNEWEST MODEL時代の曲なんですけど,ちょっとゆっくり目かなと思いつつ,この曲は大好きな曲なので,それはそれでうれしいでございますです。シンプルな8ビートなんですけど,高木克のスライドギターが気持ちよく絡んでくれています(というか,NEWEST MODELの時は中川敬しかギターがいなかったので。)。こういうバンドの構成でNEWEST MODELの曲を思い出したようにやってくれるとうれしいんですけどね。
 7曲目は,これもソウルシャリスト・エスケープのナンバーですが,“日食の街”でございます。この曲は,ストレートなロケンロールナンバーで,“潮の路”が当時のSOUL FLOWER UNIONっぽい(三線入れたり,お囃子入れたり。)曲だったのに対し,どちらかというとNEWEST MODELっぽいのではと,今聴いても思ってしまいますです。というか,ソウルシャリスト・エスケープだからこそ,振り幅の大きな曲が書けたのだろうと思います。やはりSOUL FLOWER UNIONだと,それなりにバンドのイメージを考えないといけないでしょうしね(しかし,最近はそれも無くなってきているように思いますけど。)。
 8曲目は“AQUA VITE(Alternate Mono Mix)”というタイトルチューンのモノラルミックスなんですけど,まぁ,この辺は中川敬の趣味なんだろうなぁと思いつつ,モノラルでも音の分離が良いのは,さすがにプロのお仕事だと思いましたです。
 ラストナンバーは,“AQUA VITE(Instrumental)”ですが,中川敬のヴォーカル抜きで,各楽器の絡みを聴くのもいいですね。というか,本当に私的には気持ちの良い音の絡み方をしているので,これはこれでありだよなぁと思ってしまいましたです。
 と,レビューを書き終えたので,ソウルシャリスト・エスケープのアルバムが聴きたくなったので,これから聴くことにしましょうかね。

 てなことを書いていましたが,そろそろ年賀状の準備をしないといけないことに気づいてしまいました。よく考えると来週の週末って26日じゃないですか,しかも,26日は休日出勤しないといけないし。そうすると,そろそろラストスパートしないといけないよねぇ。まぁ,年賀状の裏書きデータは作ってあるので,あとはシコシコ印刷して,一言書き添えるだけなんですけどね。喪中のはがきももう届かないだろうから,今日から手を付けようかなぁ,というか手を付けないと間に合わないんじゃないの?という気がしますので,今日から手を付けることにしましょうかね。とても自転車でレッツゴー!っていう感じの空模様でもないようなので,その方が良いでしょうし。
 明日は天気が良ければ2時間ぐらいは走りたいなぁと思いつつ,しかし,冬本番なので難しいかもしれないよねぇと思ってもみたりしています。しかし,山の方へ11月中に走りに行っておいてよかったなぁと本当に思いますです。これだけ寒くなると,とても山の方へは走りにいけないもんね。